JPH0544225Y2 - - Google Patents

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JPH0544225Y2
JPH0544225Y2 JP1985168194U JP16819485U JPH0544225Y2 JP H0544225 Y2 JPH0544225 Y2 JP H0544225Y2 JP 1985168194 U JP1985168194 U JP 1985168194U JP 16819485 U JP16819485 U JP 16819485U JP H0544225 Y2 JPH0544225 Y2 JP H0544225Y2
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JP
Japan
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steering shaft
rod
column change
change rod
column
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JP1985168194U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のチルトハンドル装置に関し、
更に詳細には、ステアリングシヤフトとコラムチ
エンジロツドとを、それぞれの自在継手を支点と
してチルト動作可能に併設した車両のチルトハン
ドル装置に関する。
(従来の技術) 上記した種類の従来のチルトハンドル装置にお
いては、例えば実開昭58−75175号公報に開示さ
れているように、ステアリングシヤフトとコラム
チエンジロツドとが、同一垂直平面上で互いに平
行となるように配置されていた。
(考案が解決しようとする問題点) このようにステアリングシヤフトとコラムチエ
ンジロツドとが、垂直面内で平行に配置されてい
る場合は、チルトハンドル装置がチルトしたとき
に、上記ステアリングシヤフトとコラムチエンジ
ロツドの間で相対移動が必要となるため、上記コ
ラムチエンジロツドを上記ステアリングシヤフト
に係合する係合部材を、該ステアリングシヤフト
に対し軸方向に移動可能に設けなければならない
等の問題点があつた。
また、コラムチエンジロツドが回転方向に対し
て付勢されていないので、チエンジレバーが振れ
やすく、チエンジレバーのシヤフトフイーリング
が悪い。
本考案の目的は、チルトハンドル装置がチルト
したときにステアリングシヤフトとコラムチエン
ジロツドとの間で相対変位が生じることがなく、
かつ、チエンジレバーの振れを防止し、チエンジ
レバーのシフトフイーリングを向上できる車両の
チルトハンドル装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案による車両のチルトハンドル装置は、ス
テアリングシヤフトとコラムチエンジロツドと
を、それぞれ自在継手部を支点としてチルト動作
可能に併設した形式のものである。ステアリング
シヤフトは、該シヤフトと一体にチルト動作可能
なステアリングシヤフト外被管内に回動自在に支
承される。本考案においては、上記目的を達成す
るため、コラムチエンジロツドはステアリングシ
ヤフトの側方で、該ステアリングシヤフトに対し
て実質的に平行な状態に、かつ該ステアリングシ
ヤフトとともにチルト動作が可能なように配設さ
れる。さらに、コラムチエンジロツドの回転方向
に対して抗力を与える付勢手段が設けられ、ステ
アリングシヤフト外被管には、コラムチエンジロ
ツドに設けられたピンに係合してチエンジ位置を
規制するガイドプレートが設けられる。付勢手段
は反対方向にねじり作用する2つのコイルバネか
らなり、コイルバネの一方は、一端がコラムチエ
ンジロツドに、他端がコラムチエンジロツドを支
持するためステアリングシヤフト外被管に設けた
ブラケツトに、それぞれ結合される。コイルバネ
の他方は、一端が前記コラムチエンジロツドに、
他端がガイドプレートに、それぞれ結合される。
(作用) 本考案による車両のチルトハンドル装置におい
ては、コラムチエンジロツドがステアリングシヤ
フトの側方に平行に配置され、該ステアリングシ
ヤフトとともにチルト動作が可能なように配設さ
れるので、コラムチエンジロツドがステアリング
シヤフトに対して上方又は下方に配置された従来
のチルトハンドル装置におけるようにチルト動作
の際にステアリングシヤフトとコラムチエンジロ
ツドとの間に軸方向の相対的な変位を生じること
がない。したがつて、この軸方向の相対的変位を
吸収するためにコラムチエンジロツドをステアリ
ングシヤフトに対して軸方向に相対的移動が可能
なように取りつける必要はなくなる。さらに、コ
ラムチエンジロツドの回転方向に対して抗力を与
えるように、たとえばコイルバネのような付勢手
段を設けるので、チエンジレバーの振れを防止し
てチエンジレバーのシフトフイーリングを向上さ
せることができる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ本考案の好ましい
実施例による車両のチルトハンドル装置について
説明する。
第1図、第2図および第3図は、それぞれ本考
案の一実施例による車両のチルトハンドル装置の
平面図、側面図および斜視図である。なお、第1
図においては、コラムチエンジロツドの付勢手段
としてのコイルバネが省略されている。
これらの図において、符号1はステアリングシ
ヤフトを示し、このステアリングシヤフト1は、
ステアリングハンドルHを支持するアツパシヤフ
ト2と、ステアリングギヤ(図示せず)に連結さ
れているロアシヤフト3と、から成り、これらア
ツパシヤフト2とロアシヤフト3とは、自在継手
部においてユニバーサルジヨイント4により連結
されている。上記ロアシヤフト3は、横断面がほ
ぼU字状の支持ブラケツト5で上端において車体
に固定されたロアステアリングコラム6により回
転可能に支持されている。一方、上記アツパシヤ
フト2は、上記ロアステアリングコラム6に対し
て上下方向にチルト可能なアツパステアリングコ
ラム7により回転自在に支持されている。このア
ツパステアリングコラム7は、上記ユニバーサル
ジヨイント4の中心すなわちチルトセンタを通
り、アツパシヤフト2に対して直角に延びる水平
直線A上に配置された回転軸8により回転可能に
支持されている。
上記回転軸8には、詳細には図示していない
が、ネジ式のロツク機構が設けられ、このロツク
機構の解除時において、チルトが可能となり、ま
たその作用時において、そのチルト角状態を保持
するようになつている。このロツク機構を操作す
るため、ステアリングチルトレバー9が設けられ
ている。
上記ステアリングシヤフト1の右側側部には、
これと平行に、自動変速機(図示せず)の変速操
作を行うためのコラムチエンジロツド10が並設
されている。このコラムチエンジロツド10は、
コラムチエンジレバー11に連結されたアツパロ
ツド12、および自動変速機の油圧制御回路のセ
レクタバルブ(図示せず)に連結されたロアロツ
ド13からなつている。これらのアツパロツド1
2とロアロツド13とは、上記水平直線A上に中
心が配置された自在継手部においてユニバーサル
ジヨイント14により連結されている。従つて、
ステアリングシヤフト1のアツパシヤフト2とコ
ラムチエンジロツド10のアツパロツド12と
は、チルト時において、上記水平直線Aを回転中
心として回転する同一平面内に常に位置し、かく
してチルト時においてそれらの間に相対運動を生
じさせる力は生じない。
上記支持ブラケツト5の右側下端には、側部外
方に延びるフランジ15が該ブラケツト5と一体
に形成されている。このフランジ15には、コラ
ムチエンジロツド10のロアロツド13挿通用の
挿通孔16が設けられており、この挿通孔16に
ロアロツド13が挿通され、フランジ15によつ
てロアロツド13が回転可能にではあるが、軸方
向には移動しないように支持されている。
アツパロツド12は、ユニバーサルジヨイント
14の一部を構成する基部17と、該基部17に
対してスプライン18を介して連結された可動部
19とから構成される。したがつて、アツパロツ
ド12の可動部19は、基部17及びロアロツド
13に対し軸方向には移動可能であるが、これら
基部17及びロアロツド13とともに回転するよ
うに構成される。アツパロツド12の可動部材1
9にチエンジレバー11が固定される。アツパロ
ツド12の可動部材19は先端に軸24を有し、
この軸24がアツパステアリングコラム7に固定
したブラケツト23に回転及び軸方向移動可能に
支持されている。この構成により、アツパロツド
12の可動部材19は、ロアロツド13に対し軸
方向に移動可能であるが、アツパロツド12の回
転をロアロツド13に伝達可能なように、該ロア
ロツド13に連結される。
上記アツパコラム7には、自動変速機のための
コラムチエンジ用ガイドプレート20が固定され
ており、このガイドプレート20は、コラムチエ
ンジロツド10を各シフトポジシヨン等に対応す
る角度位置で位置付けるためのカム面21を有し
ている。上記可動部材19には、上記カム面21
の適当な部分に接触係合し、コラムチエンジロツ
ド10を所定のシフトポジシヨンに対応する角度
位置に位置付けるピン22が固定されている。シ
フトチエンジに際しては、チエンジレバー11を
操作してアツパロツド13の可動部材19を軸方
向下方に若干変位させ、ガイドプレート20のカ
ム面21に沿つてピン22を移動させながら該可
動部材19を所望のシフトポジシヨンまで回転さ
せる。
このコラムチエンジロツド10は、バネ手段に
よつて適当な角度位置方向に付勢されている。以
下、このバネ手段について第3図を用いて説明す
る。コラムチエンジロツド10の回転方向に対し
て抗力を与えるように、相互に反対方向に作用す
る2つのコイルバネ25,26が設けられてお
り、すなわち、コイルバネ25は、その一端がア
ツパロツド12に固定され、その他端がガイドプ
レート20の取付部20aに固定されており、ま
た、コイルバネ26は、その一端がロアロツド1
3に固定され、その他端がフランジ15に固定さ
れている。従つて、コイルバネ25,26によ
り、コラムチエンジロツド10は、その回転方向
に対して抗力を与えられてセンタリングされるの
で、チエンジレバー11の振れが防止され、チエ
ンジレバー11のシフトフイーリングが向上す
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の車両のチルトハ
ンドル装置においては、チルトハンドル装置がチ
ルトしたときにステアリングシヤフトとコラムチ
エンジロツドとの間に相対変位を生じさせる力が
生じることがなく、更に、チエンジレバーの振れ
を防止し、チエンジレバーのシフトフイーリング
を向上できる。また、付勢手段を構成する2つの
コイルバネは、コイルチエンジロツドの配置にと
つて不可欠の部品であるガイドプレートとステア
リングシヤフト外被管上のブラケツトに端部をそ
れぞれ結合するので、部品点数の増加を伴うこと
なく、コラムチエンジロツドのまわりにコンパク
トに配置することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、それぞれ、本
考案の一実施例による車両のチルトハンドル装置
の主要部を示す平面図、側面図および斜視図であ
る。 1……ステアリングシヤフト、2……アツパシ
ヤフト、3……ロアシヤフト、4……ユニバーサ
ルジヨイント、5……支持ブラケツト、6……ロ
アステアリングコラム、7……アツパステアリン
グコラム、10……コラムチエンジロツド、12
……アツパロツド、13……ロアロツド、14…
…ユニバーサルジヨイント、15……フランジ、
16……挿通孔、25,26……コイルバネ、A
……水平直線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングシヤフトとコラムチエンジロツド
    とを、それぞれ自在継手部を支点としてチルト動
    作可能に併設した車両のチルトハンドル装置にお
    いて、 前記ステアリングシヤフトは、該シヤフトと一
    体にチルト動作可能なステアリングシヤフト外被
    管内に回動自在に支承されており、 前記コラムチエンジロツドは、前記ステアリン
    グシヤフトの側方で、該ステアリングシヤフトに
    対して実質的に平行な状態に、かつ該ステアリン
    グシヤフトとともにチルト動作が可能なように配
    設され、 前記コラムチエンジロツドの回転方向に対して
    抗力を与える付勢手段が設けられており、 前記ステアリングシヤフト外被管には、前記コ
    ラムチエンジロツドに設けられたピンに係合して
    チエンジ位置を規制するガイドプレートが設けら
    れ、 前記付勢手段は、反対方向にねじり作用する2
    つのコイルバネからなり、前記コイルバネの一方
    は、一端が前記コラムチエンジロツドに、他端が
    前記コラムチエンジロツドを支持するため前記ス
    テアリングシヤフト外被管に設けたブラケツト
    に、それぞれ結合され、前記コイルバネの他方
    は、一端が前記コラムチエンジロツドに、他端が
    前記ガイドプレートに、それぞれ結合されたこと
    を特徴とする車両のチルトハンドル装置。
JP1985168194U 1985-10-31 1985-10-31 Expired - Lifetime JPH0544225Y2 (ja)

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JP1985168194U JPH0544225Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JP1985168194U JPH0544225Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6276074U JPS6276074U (ja) 1987-05-15
JPH0544225Y2 true JPH0544225Y2 (ja) 1993-11-09

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ID=31100845

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5912760B2 (ja) * 1975-06-28 1984-03-26 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 導電性金属面の帯域電解研摩法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5912760U (ja) * 1982-07-16 1984-01-26 トヨタ自動車株式会社 テレスコピツクステアリング装置
JPS6081166U (ja) * 1983-11-10 1985-06-05 井関農機株式会社 トラクタの操縦装置

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JPS6276074U (ja) 1987-05-15

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