JPH0544128U - スチーム噴出器 - Google Patents
スチーム噴出器Info
- Publication number
- JPH0544128U JPH0544128U JP9830191U JP9830191U JPH0544128U JP H0544128 U JPH0544128 U JP H0544128U JP 9830191 U JP9830191 U JP 9830191U JP 9830191 U JP9830191 U JP 9830191U JP H0544128 U JPH0544128 U JP H0544128U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- steam nozzle
- nozzle
- storage tank
- hood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スチームノズルから噴出する高温のスチームに
よってサウナ室内の器具などがその設置場所の制約を受
けることを緩和するとともに、サウナ室内の設計の制約
も緩和できるようにする。 【構成】壁面6に取り付けたスチームノズル2の前方上
方をフード16で覆い、また、そのスチームノズル2の
下方に、該スチームノズル2からの排水を所定量貯溜可
能な貯溜槽18を設ける。
よってサウナ室内の器具などがその設置場所の制約を受
けることを緩和するとともに、サウナ室内の設計の制約
も緩和できるようにする。 【構成】壁面6に取り付けたスチームノズル2の前方上
方をフード16で覆い、また、そのスチームノズル2の
下方に、該スチームノズル2からの排水を所定量貯溜可
能な貯溜槽18を設ける。
Description
【0001】
本考案は、スチームサウナにおいてサウナ室内に高温スチームを噴出するスチ ーム噴出器に関する。
【0002】
スチーム噴出器は、一般的には、図3および図4を参照するように、スチーム ノズル2をサウナ室の床面4に近い壁面6に取り付けることで、該スチームノズ ル2から噴出した高温のスチームを床面4から図示していない天井面に向かう上 昇流として該サウナ室内全体にスチームの大きな対流を生じさせて室内温度の均 一化を図れるようしている。
【0003】
このようなスチーム噴出器では、スチームノズル2から噴出したスチームが図 中矢印に示すように直ちに上昇するから、該スチームノズル2上方の壁面6に例 えばシャワー装置などを設置すると、サウナ利用者にその高温のスチームが体に 当たる可能性がある。また、スチームノズル2の下部排水口8からの高温水10 がそのまま床面4方向あるいはスチームノズル2下方の壁面6を伝い落ちるから 、該スチームノズル2下方にフットレストなどがあると、上記と同様にサウナ利 用者の体にその高温水が当たってしまう可能性がある。このような可能性を無く すにはシャワー装置とかフットレストなどの設置場所に制約を受けることにもな る。また、シャワー装置とかフットレストの構成材料にも耐熱性に優れたものに するなどの制約を受ける そこで、本考案においては、スチームノズルから噴出する高温のスチームによ ってサウナ室内の器具などがその設置場所の制約とか、その構成材料の制約など を受けることを緩和することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 このような目的を達成するために、本考案の請求項1に係るスチーム噴出器に おいては、壁面に取り付けたスチームノズルの前方上方をフードで覆ったことを 特徴としている。
【0005】 また、請求項2に係るスチーム噴出器においては、壁面に取り付けたスチーム ノズルの下方に、該スチームノズルからの排水を所定量貯溜可能な貯溜槽を設け たことを特徴としている。
【0006】
請求項1によれば、スチームノズル前方上方がフードで覆われているから、ス チームノズルから噴出した高温のスチームはフードによって直ちに上昇できず該 スチームノズルから離れたところから上昇することになる。
【0007】 請求項2によれば、スチームノズルからの高温状態の排水は貯溜槽に貯溜され るから、この貯溜槽に貯溜されている間に該排水は冷却されてしまう。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は該実施例の 要部斜視図であり、図2はその要部のみを破断して示す側面図である。
【0009】 これらの図を参照して、スチーム噴出器は、スチームノズル2を有している。 このスチームノズル2はサウナ室内の床面4に近い壁面6に取り付けられており 、高温のスチームを前部の複数のノズル口12から噴出する。このスチームノズ ル2の後面側には高温水防止ピース14が取り付けられる。この高温水防止ピー ス14は、上部にフード16を、また下部に貯溜槽18を有し、かつ中央部に開 口を有している。フード16はスチームノズル2の上面に沿う形状でかつスチー ムノズル2の前方上方を覆うように壁面6前方に大きく張り出している。貯溜槽 18は、スチームノズル2の下面下方に配備されて該下面からの排水を所定量貯 溜可能な形状を有し、かつ、内部を仕切板20で仕切ることで2つの入口側と出 口側の各貯溜室22,24を構成しているとともに、出口側貯溜室24の側壁を 貫通した排水口26を備えている。この貯溜槽後部側には該排水口26からの排 水のガイドを役目をするガイド部材28が設けられている。
【0010】 上記構成においては、スチームノズル2から高温状態で噴出されるスチームは 、ノズル口12から直ちにその上方に上昇していくが、その上方にはフード16 が張り出しているために、該スチームは図中の矢印で示すようにフード16下面 を伝うとともにその前端から出てのち上昇していくことになり、結局、スチーム はスチームノズル2から前方の離れたところから上昇していく。そのため、スチ ーム噴出器の上方の壁面6に、あるいはその壁面に近い箇所に設けられてある例 えばシャワー装置などの近傍に高温のスチームが当たることがなくなり、また、 該シャワー装置をその箇所に容易に設置することができる。また、そのことによ り、その箇所に耐熱性に優れた材料のものでその高温のスチームから保護すると いった設計上の制約が緩和される。
【0011】 つぎに、スチームノズル2の下部排水口8からの高温の排水は、図のように貯 溜槽18の入口側貯溜室22内に貯溜されていき、その貯溜量が所定量に達した ときに、その出口側貯溜室24の排水口26から外部に出ていき、ガイド部材2 8を介して下方を流れ落ちていく。その結果、貯溜槽から排出される排水は、貯 溜槽18で貯溜されている間に冷却されているから、スチームノズル2下方の器 具例えばフットレストなどに高温水が当たることがなくなり、その器具の設置上 の制約が緩和される。
【0012】
以上のように本考案によれば、請求項1によれば、スチームノズル前方上方が フードで覆われているから、スチームノズルから噴出した高温のスチームはフー ドによって直ちに上昇できず該スチームノズルから離れたところから上昇するこ とになる。また、請求項2によれば、スチームノズルからの高温状態の排水は貯 溜槽に貯溜されるから、この貯溜槽に貯溜されている間に該排水は冷却されてし まう。したがって、本考案においては、請求項1も2も、スチームノズルから噴 出する高温のスチームによってサウナ室内の器具などがその設置場所の制約とか その器具の構成材料に耐熱性に優れたものにする必要性が緩和され、スチームノ ズルをシャワー装置やフットレストを一体的に備えた合成樹脂製の壁パネルに直 接取付けることも可能となる。
【図1】本考案の一実施例に係るスチーム噴出器の要部
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1の側面断面図である。
【図3】従来例に係るスチーム噴出器の要部の斜視図で
ある。
ある。
【図4】図3の側面断面図である。
2 スチームノズル 4 床面 6 壁面 8 スチームノズル排水口 14 高温水防止ピース 16 フード 18 貯溜槽 26 貯溜槽排水口
Claims (2)
- 【請求項1】 壁面に取り付けたスチームノズルの前方
上方をフードで覆ったことを特徴とするスチーム噴出
器。 - 【請求項2】 壁面に取り付けたスチームノズルの下方
に、該スチームノズルからの排水を所定量貯溜可能な貯
溜槽を設けたことを特徴とするスチーム噴出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9830191U JPH0544128U (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | スチーム噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9830191U JPH0544128U (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | スチーム噴出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544128U true JPH0544128U (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14216102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9830191U Pending JPH0544128U (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | スチーム噴出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544128U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011041756A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Harman Pro:Kk | ミスト噴霧装置 |
JP2014000460A (ja) * | 2013-09-24 | 2014-01-09 | Harman Co Ltd | ミスト噴霧装置 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP9830191U patent/JPH0544128U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011041756A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Harman Pro:Kk | ミスト噴霧装置 |
JP2014000460A (ja) * | 2013-09-24 | 2014-01-09 | Harman Co Ltd | ミスト噴霧装置 |
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