JPH0544059Y2 - - Google Patents

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JPH0544059Y2
JPH0544059Y2 JP14694687U JP14694687U JPH0544059Y2 JP H0544059 Y2 JPH0544059 Y2 JP H0544059Y2 JP 14694687 U JP14694687 U JP 14694687U JP 14694687 U JP14694687 U JP 14694687U JP H0544059 Y2 JPH0544059 Y2 JP H0544059Y2
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JP
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lip
injection port
stopper
connecting band
feeding
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JP14694687U
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は例えばプラスチツク等の可撓性樹脂で
形成された連結帯によつて連結された多本数の止
具を1本ずつ射出口内に送り込み打込機の止具給
送装置に関するものである。
〔考案の背景〕
第4図、第5図に連結帯6によつて止具2が保
持されている状態を示し、第6図、第7図に止具
2を射出口3内へ送り込む従来技術の止具送り部
材1を配した止具送り出し部を示す。
前記連結帯6は、可撓性のある樹脂例えばプラ
スチツク等によつて作られ、水平軸16に対し、
所定の角度θで傾斜した折曲げ線15から互いに
同一方向へ折曲げられた上側リツプ7a及び下側
リツプ7bに形成した止具保持穴17に止具2の
軸部18を保持している。なお止具2の頭は通常
一段の円形であるが、後述する主ピストン13に
よつて打撃されるものであれば如何なる形状のも
のであつても良い。
第6図において、止具送り部材1の射出口3側
先端には図中手前に突出した送り爪4が止具2の
軸方向と平行に上下2個設けられ、また該送り爪
4の後方には送り爪4と同様2個の送り爪5が設
けられている。これら上下2個の送り爪4,5の
間には、連結帯6の前記下側リツプ7bの送りを
ガイドするリツプガイド溝8が形成されており、
止具送り時に連結帯6が上下方向に踊るのを抑止
している。止具送り部材1と一体連結された止具
送りピストン19のA−B方向への往復動作によ
り、送り爪5が2番目止具2bの軸部18を係止
して先頭止具2aを射出口3内へ送り込み、射出
口3内を上下往復動する主ピストン13によつて
先頭止具2aが叩かれ、先頭止具2aは射出口3
内で連結帯6により離脱し打ち出される。
止具2が射出口3内を下降し連結帯6のリツプ
7a,7bより離脱していく際に、リツプ7a,
7bは折曲げ線15を支軸として下方に折曲げら
れていく。すなわち折曲げ線15は、水平軸16
に対し角度θで傾斜しているため、第7図中右下
方向へ回転奇跡を描きながら曲げられることにな
る。この時、下側リツプ7bは下方送り爪4の上
面20または射出口3側壁面10の一部に接触す
るため、離脱して打ち出されようとする止具2に
多大な偏荷重を加え、止具2の打ち出される方向
が変えられる。すなわち、止具2の打ち出される
方向が毎回不規則となる。このため被打込材へ打
ち込まれた止具2は頭が曲がる等仕上り状態が悪
くなるという欠点があつた。
また送り爪5によつて2番目止具2bの軸部1
8が係止されて先頭止具2aの射出口3内での位
置が決まるのであるが、連結帯6の変形及び連結
ピツチのバラツキ等により先頭止具2aの射出口
3内での位置が一定しないため、主ピストン13
によつて叩かれる止具頭部14の位置が毎回まち
まちであつたり、下側リツプ7bが下方送り爪4
の前記上面20及び壁面10に接触する場所もま
ちまちであつたりするので、止具2の打ち出し方
向が更に一定せず上記欠点を増強させていた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、止具の打ち出し方向を常に一定となるよう
にして仕上り状態を良好にすることである。
〔考案の概要〕
本考案は、止具が主ピストンによつて叩かれ連
結帯のリツプから離脱する際に、リツプが描く軌
道上に妨害物がなければ、止具が大きな偏荷重を
受けることなく一定した姿勢でリツプから離脱す
ることに着目し、止具送り部材に形成した送り爪
とリツプガイド溝との一部形状を工夫したもので
ある。
〔考案の実施例〕
第1図、第2図に本考案止具送り部材1を示
す。上記した従来例と同様に先端部には、最終止
具2cを射出口3内へ送り込むための前方送り爪
4が上下2個設けられ、また該送り爪4と平行に
後方送り爪5が上下2個設けられている。またこ
れら上下2個の送り爪4,5の間には、連結帯6
の前記下側リツプ7bの送りをガイドすると共に
止具送り時の連結帯6の上下方向の踊りを抑止す
るリツプガイド溝8が形成されている。該リツプ
ガイド溝8の先端には突起9が設けられ、該突起
9と下方送り爪4の壁面10の一部に連続して傾
斜面11が形成されている。該傾斜面11は壁高
さが高くなる程すなわち送り爪4の上面にいく程
射出口3から遠ざかるように傾斜している。
前記突起9には、第2図及び第3図に示す如
く、下側リツプ7b間のほぼ中央に設けられた切
れ溝12が係合している。従つて、先頭止具2a
の射出口3内での位置が、連結帯6の変形等にか
かわらず常に一定となる。この状態で先頭止具2
aが、主ピストン13によつて打ち出される際、
主ピストン13は常に止具頭部14を同じ位置で
叩くことになる。
一方、前記突起9と下方送り爪4の射出口側壁
面10は前記傾斜面11とされているので、先頭
止具2aが連結帯6から離脱する際、連結帯6の
折曲げ線15を支軸にして下側リツプ7bが描く
回転軌道上に突起9と下方送り爪4が位置するこ
とがなくなり、先頭止具2aは偏荷重を受けるこ
となく連結帯6から離脱するようになる。
この結果、止具2の打ち出される方向が一定と
なり、仕上り状態が悪くなる恐れはなくなる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、止具が打ち出さ
れる際に、連結帯の下側リツプが何ら妨害を受け
ることなく開き得るようにしたので、止具は大き
な偏荷重を受けることなくリツプから離脱し、一
定の姿勢で射出口内を下降して被打込材に打ち込
まれるようになり、打込後の仕上り状態を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案止具給送装置を構成する送り部
材を示す斜視図、第2図は第1図の送り部材と止
具との関係を示す斜視図、第3図は打込機の止具
打ち出し部を示す縦断面図、第4図は連結帯によ
つて止具が保持されている状態を示す斜視図、第
5図は第4図の正面図、第6図は従来の止具送り
部材を備えた打込機の打ち出し部を示す縦断面
図、第7図は止具が打ち出される状態を示す正面
図である。 図において、1は止具送り部材、2は止具、3
は射出口、4,5は送り爪、6は連結帯、7はリ
ツプ、8はリツプガイド溝、9は突起、10は壁
面、11は傾斜面、12は切れ溝、15は折曲げ
線、16は水平軸である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平軸に対し所定角度θで傾斜した折曲げ線か
    ら同一方向に折曲げられた上側リツプと下側リツ
    プ及び少なくとも下側リツプ間に所定ピツチで設
    けられた所定幅の切れ溝を有する可撓性樹脂から
    なる連結帯によつて多本数の止具を上側リツプ及
    び下側リツプによつて保持し、止具打ち出し方向
    に沿う少なくとも上下2個の送り爪を射出口側先
    端及びその後方に夫々設けると共に上下2個の送
    り爪の間に前記連結帯の下側リツプをガイドする
    リツプガイド溝を有する止具送り部材とを備え、
    該止具送り部材によつて前記止具を1本ずつ射出
    口内に送り込むようにした打込機において、 前記リツプガイド溝の先端に連結帯の前記切れ
    溝が係止し得る突起を設けると共に射出口側であ
    つて下方の送り爪の射出口側壁面に壁高さが高く
    なる程射出口から遠ざかるような傾斜面を施した
    ことを特徴とする打込機の止具給送装置。
JP14694687U 1987-09-25 1987-09-25 Expired - Lifetime JPH0544059Y2 (ja)

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JP14694687U JPH0544059Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JP14694687U JPH0544059Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6452667U JPS6452667U (ja) 1989-03-31
JPH0544059Y2 true JPH0544059Y2 (ja) 1993-11-08

Family

ID=31416908

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JP14694687U Expired - Lifetime JPH0544059Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JP (1) JPH0544059Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9789595B2 (en) 2013-07-04 2017-10-17 Max Co., Ltd. Fastener driving tool

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9789595B2 (en) 2013-07-04 2017-10-17 Max Co., Ltd. Fastener driving tool

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JPS6452667U (ja) 1989-03-31

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