JPH0544025U - コーヒー抽出装置 - Google Patents

コーヒー抽出装置

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JPH0544025U
JPH0544025U JP9290491U JP9290491U JPH0544025U JP H0544025 U JPH0544025 U JP H0544025U JP 9290491 U JP9290491 U JP 9290491U JP 9290491 U JP9290491 U JP 9290491U JP H0544025 U JPH0544025 U JP H0544025U
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outflow
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roasting
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JP9290491U
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Inventor
睦男 田中
博 高橋
光隆 藤原
寿男 金井
隆哉 宍戸
Original Assignee
睦男 田中
株式会社石崎電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、コーヒー抽出装置に関し、焙煎され
たコーヒー豆のうちから所望量のコーヒー豆を挽いてコ
ーヒーを抽出することができるコーヒー抽出装置を実現
することを目的とする。 【構成】 流出孔62、コーヒー豆50が導入されケー
ス内に吐出する吹き上げ管65及び栓体66と筒状弁体
67との協働により流出孔62からコーヒー豆50を流
出させあるいは流出を閉塞させる流出弁機構68を有す
る焙煎ケース69と、焙煎ケース69から流出されたコ
ーヒー豆50が導かれる計量室72と、計量室72に導
かれたコーヒー豆50を吹き上げ管65の導入口63に
導き、あるいは粉砕部70に導く切り換え弁71とを具
備する構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコーヒー抽出装置に係り、特に少なくとも生豆を焙煎し更に粉砕する 機能を有するコーヒー抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、生のコーヒー豆を装置に投入すると、コーヒー豆を焙煎して、焙煎 したコーヒー豆を挽いて、挽いたコーヒー豆に加熱した湯を注いでコーヒーを抽 出する一連のステップを自動的に行うコーヒー抽出装置が知られている。
【0003】 従来のコーヒー抽出装置によれば、コーヒー豆が投入される焙煎部にて焙煎さ れたコーヒー豆は、一端に弁等の開閉機構が配設された搬送パイプ等の搬送部を 介して、コーヒー豆を挽くためのコーヒーミル部(粉砕部)へ搬送される。一般 的に焙煎部はコーヒーミル部よりも高い位置に配設されており、焙煎が終了しコ ーヒー豆が冷却されると弁が開き、コーヒー豆は自重により搬送部内部を落下し てコーヒーミル部へ到るよう構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述の従来のコーヒー抽出装置では、コーヒー豆が自重により搬 送部内部を落下してコーヒーミル部へ到るために、コーヒーミル部へ搬送される コーヒー豆の量を正確に制御することが難しい欠点があった。
【0005】 即ち、弁等の開閉機構を使用した場合はこの開閉機構か焙煎終了後の一定時間 だけ開いた状態となり、その間だけコーヒー豆が搬送部内部を落下可能とされる 。従って、焙煎されたコーヒー豆が搬送部の何処かにつかえたりして円滑にコー ヒーミル部へ落下しない場合には、焙煎部に所望人数分だけ投入されたコーヒー 豆のすべてがコーヒーミル部へ到らないうちに弁等の開閉機構が閉じてしまうこ とがあった。
【0006】 一方、コーヒー豆を挽き終わると、あらかじめ所望人数分コーヒー抽出装置に セットされている水は加熱されてコーヒーミル部に給湯され、コーヒーが抽出さ れる。また、あらかじめ所望した所定人数分のコーヒーは、所定人数分のコーヒ ー豆よりも少ない量のコーヒー豆から抽出される。したがって、コーヒー豆が所 定量より少なく、給湯量が所定量であるため、抽出されたコーヒーは薄くて風味 の乏しいものとなってしまうおそれがあった。
【0007】 あるいは、上記の弁等の開閉機構を使用しない場合、焙煎部に投入したコーヒ ー豆の全てがコーヒーミル部へ搬送されるため、焙煎したコーヒー豆の一部を装 置内に保存しておくことはできなかった。したがって、この様な場合には、コー ヒーを抽出する度にその都度抽出したい人数分のコーヒー豆を正確に計量して焙 煎部に投入する必要があり、よって手間がかかり、更に抽出するときに抽出する 分だけの少量のコーヒー豆をその都度焙煎することにより、多量のコーヒー豆を まとめて焙煎する場合に比し焙煎の効率が悪く、焙煎に要する電力を余分に消費 し、コーヒー抽出装置の焙煎部の寿命が短くなるという課題があった。
【0008】 上記の点に鑑み本考案では一定量まとめて焙煎したコーヒー豆から所望人数分 のコーヒー豆を挽いてコーヒーを抽出でき、残った焙煎済のコーヒー豆を装置内 に保存しておき、所望の時に所望人数分のコーヒー豆を挽いて風味の豊かなコー ヒーを抽出することができるコーヒー抽出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1のコーヒー抽出装置100の構成図を図1に示す。
【0010】 コーヒー抽出装置72は、空気を送風または加熱して送風する加熱空気送風機 構61と、 上記加熱空気送風機構61からの送風が導かれる計量室72と、 流出孔62と、一端に上記流出孔62から上記計量室72に流出したコーヒー 豆が上記加熱空気送風機構61からの送風と共に導入される導入口63を有し他 端に上記導入口から導入されたコーヒー豆が上記加熱空気送風機構からの送風と 共にケース内に吐出される吐出口64を有する吹き上げ管65と、栓体66と筒 状弁体67との協働により上記流出孔62からコーヒー豆を上記計量室72に流 出させる流出状態及び上記流出を閉塞させる閉塞状態の何れかに選択的に変位可 能な流出弁機構68とを有する焙煎ケース69と、 焙煎されたコーヒー豆を粉砕する粉砕部70と、 上記計量室72と上記吹き上げ管65の導入口63とを連通して上記焙煎ケー ス69の流出孔62から上記計量室72に流出されたコーヒー豆を上記加熱空気 送風機構61からの送風と共に上記導入口63に導く循環位置及び上記計量室7 2と上記粉砕部70とを連通して上記焙煎ケース69の流出孔62から上記計量 室72に流出されたコーヒー豆を上記加熱空気送風機構61からの送風と共に上 記粉砕部70に導く搬送位置の何れかに選択的に切り換え可能な切り換え弁71 と を具備する構成である。
【0011】 また、請求項2は前記コーヒー抽出装置100に加えて、制御手段を有してな り、 上記制御手段は、前記加熱空気送風機構61を駆動し、前記流出弁機構68が 前記流出状態及び前記閉塞状態を交互に繰り返すようにし、前記切り換え弁71 を前記循環位置とするロースト手段及び冷却手段と、 前記加熱空気送風機構61を駆動し、前記流出弁機構68を前述流出状態とし 、前記切り換え弁71を前記循環位置とする吹き払い手段と、 前記加熱空気送風機構61を停止し、前記流出弁機構68が前記流出状態及び 前記閉塞状態を交互に繰り返すようにし、前記切り換え弁71を前記循環位置と する定量流出手段と、前記加熱空気送風機構61を駆動し、前記流出弁機構68 を前記閉塞状態とし、前記切り換え弁71を前記搬送位置とする定量搬送手段と をそれぞれ各1回実行するか、または所定回数繰り返す定量流出搬送手段と を具備する構成である。
【0012】 また、請求項3は、前記切り換え弁71に代えては、 前記計量室72と前記 吹き上げ管65の導入口63とを連通して上記焙煎ケース69の流出孔62から 上記計量室72に流出されたコーヒー豆を前記加熱空気送風機構61からの送風 と共に上記導入口63に導く循環位置及び上記計量室72と上記吹き上げ管65 の導入口63との連通を閉止する閉止位置とに選択的に変位可能な循環弁と、上 記計量室72と前記粉砕部70とを連通して上記焙煎ケース69の流出孔62か ら上記計量室72に流出されたコーヒー豆を上記加熱空気送風機構61からの送 風と共に上記粉砕部70に導く搬送位置及び上記計量室72との連通を閉止する 閉止位置とに選択的に変位可能な搬送弁とが設けられた構成である。
【0013】 また、請求項4は、請求項3の構成に加えて、制御手段を有してなり、 上記制御手段は、前記加熱空気送風機構61を駆動し、前記流出弁機構68が 前記流出状態及び前記閉塞状態を交互に繰り返すようにし、前記循環弁を前記循 環位置及び前記搬送弁を閉止位置とするロースト手段及び冷却手段と、 前記加熱空気送風機構61を駆動し、前記流出弁機構68を前記閉塞状態とし 、前記循環弁を前記循環位置及び前記搬送弁を閉止位置とする吹き払い手段と、 前記加熱空気送風機構61を停止し、前記流出弁機構68を流出状態とし、前 記循環弁を前記閉止位置とし、前記搬送弁を前記閉止位置とする定量流出手段と 、前記加熱空気送風機構61を駆動し、前記流出弁機構68を前記閉塞状態とし 、前記搬送弁を搬送位置及び前記循環弁を閉止位置とする定量搬送手段とをそれ ぞれ各1回実行するか、または所定回数繰り返す定量流出搬送手段と を具備する構成である。
【0014】
【作用】
本考案の請求項1では、加熱空気送風機構61を駆動し、流出弁機構68の流 出状態及び閉塞状態を交互に繰り返し、また切り換え弁71を循環位置とするロ ースト状態及び冷却状態とすることにより、焙煎ケース69に投入されたコーヒ ー豆が流出孔62から計量室に間欠的に流出し、加熱空気送風機構61からの送 風によりこの計量室に流出したコーヒー豆が吹き上げ管65を介して焙煎ケース 69内に吐出され、更にこの吐出されたコーヒー豆は再度流出孔62から計量室 に流出するという循環がおこなわれながら焙煎がなされる 更に加熱空気送風機構61を駆動したまま、流出弁機構68を閉塞状態とし、 切り換え弁71を循環位置としたままの吹き払い状態により、焙煎ケース69か らのコーヒー豆の流出が止められ、すでに計量室に流出したコーヒー豆が一旦焙 煎ケース69に戻される。次に、加熱空気送風機構61を停止し、流出弁機構6 8を流出状態とし、切り換え弁71を循環位置する定量流出状態により、焙煎が 終了したコーヒー豆は一定量焙煎ケース69から計量室に流出される。次に、加 熱空気送風機構61を駆動し、流出弁機構68を閉塞状態とし、切り換え弁を搬 送位置とする定量搬送状態により、コーヒー豆の流出が止められ、定量流出状態 で計量室に流出された一定量のコーヒー豆が加熱空気送風機構61からの送風に より粉砕部70に搬送される。
【0015】 また、請求項2では、上記ロースト状態、冷却状態、吹き払い状態及び定量流 出搬送状態が、制御手段の各ロースト手段、冷却手段、吹き払い手段及び定量流 出搬送手段により実現される。
【0016】 また、請求項3及び請求項4では、上記切り換え弁71に代えて循環弁及び搬 送弁が設けられ、循環弁が循環位置及び搬送弁が閉止位置の状態が上記切り換え 弁71の上記循環位置に該当し、搬送弁が搬送位置及び循環弁が閉止位置の状態 が上記切り換え弁71の上記搬送位置に該当する。更に上記定量流出状態におい て循環弁及び搬送弁の双方共閉止位置とすることにより、流出弁機構68から計 量室に流出したコーヒー豆が吹き上げ管65の導入口63に導入されることがな く、また、粉砕部70に搬送されることもない。
【0017】
【実施例】
図3は本考案の一実施例のコーヒー抽出装置1の外観を示す斜視図、図4は図 3の要部を示す構成図である。
【0018】 コーヒー抽出装置1は、大略すると抽出装置本体1aに焙煎部2,前記粉砕部 70に該当する粉砕部3,図示しない給湯手段及び搬送部14等を一体に設けて なる構成とされている。抽出装置本体1aの正面には操作パネル4が設けられて いる。5はコーヒーを抽出する際に使用する水を入れる、抽出装置本体1aより 着脱自在のカートリッジタンクである。
【0019】 焙煎部2は、蓋6、前記焙煎ケース69に該当する耐熱ガラス製の焙煎筒7及 び略すり鉢形の焙煎ケース下部9、前記吹き上げ管65に該当する焙煎管8,焙 煎あみ10,前記加熱空気送風機構61に該当する熱風機11等により構成され ている。熱風機11は、ヒータ11a、ファンモータ11b及びファン11cか らなっている。
【0020】 蓋6は開閉自在とされており、焙煎筒7の上部より焙煎ケース下部9に生のコ ーヒー豆が投入される構成とされている。一方、焙煎管8の下端部には、ソレノ イド27により開閉される前記循環弁に該当する弁機構1、13が配設されてお り、更に搬送部14には前記搬送弁に該当する弁機構2、16が配設されている 。また、焙煎ケース下部9の下部には後述するコーヒー豆の定量流出機構が形成 されている。
【0021】 ファンモータ11bはファン11cを駆動し、ヒータ11a,焙煎あみ10を 介して焙煎ケース下部9に所定圧の圧縮空気を送り込む。ヒータ11aはニクロ ムのコイル式ヒータであり、ファン11cから送り込まれる圧縮空気を焙煎に適 した温度に加熱する。焙煎あみ10には所定の径の孔が多数配設されており、焙 煎ケース下部9に投入された生のコーヒー豆が熱風機11内部に入ることなく、 ファン11cからの圧縮空気を焙煎ケース下部9の下端部に送り込めるよう構成 されている。
【0022】 ヒータ11a,ファンモータ11bは抽出装置本体1a正面の操作パネル4近 傍に配設された制御回路基板15に配設された前記制御手段に該当するマイクロ コンピュータ23により動作が制御されている。このマイクロコンピュータ23 により、ヒータ11a,ファンモータ11bが共に動作した時はファン11cが 回転して圧縮熱風が送られ、ファンモータ11bのみが動作した時には圧縮空気 が送られる。またマイクロコンピュータ23により、抽出装置本体1aに設けら れたその他の電気的構成部品も一括的に制御されている。
【0023】 焙煎部2の下部には計量室18が設けられている。また、この計量室18と粉 砕部3との間は搬送部14にて連通されている。搬送部14は、マイクロコンピ ュータ23にて開閉制御される弁機構2、16により開閉される。また搬送部1 4の他端は、粉砕部3の上部に開口14aを有している。
【0024】 粉砕部3は、粉砕用カッタ17の回転により焙煎されたコーヒー豆を粉砕する ものである。
【0025】 給湯手段により加熱された湯が粉砕部3内の粉砕されたコーヒー豆に滴下され コーヒーが抽出される。
【0026】 図5は本考案の一実施例に適用される制御回路のブロック図である。
【0027】 制御基板15には前述の如くマイクロコンピュータ23が設けられている。こ のマイクロコンピュータ23には、操作パネル4のキー操作によりコーヒーの所 望量を設定するデータが入力される。マイクロコンピュータ23はこの入力デー タに応じて、駆動回路24〜26等によりソレノイド27〜29等をそれぞれ駆 動する。ソレノイドB、27は弁機構1、13を開閉駆動する。ソレノイドC、 28は弁機構2、16を開閉駆動する。また、ソレノイドA、29は後述するコ ーヒー豆の定量流出機構の計量筒30を駆動する。
【0028】 次に、上記構成になるコーヒー抽出装置1において、コーヒーが抽出される過 程を順を追って説明する。
【0029】 はじめに、蓋6を開いて例えば本実施例のコーヒー抽出装置1の最大の容量で あるコーヒー12カップ分の抽出に必要な生のコーヒー豆を焙煎ケース下部9に 投入し、蓋6を閉じる。続いて、コーヒー豆の焙煎時間、抽出するコーヒーの量 、実行するモード(ロースト、冷却、粉砕、抽出、保温)等を、操作パネル4よ り入力して設定する。
【0030】 本実施例のコーヒー抽出装置1は、最大12カップ分のコーヒーを焙煎から抽 出まで行うことができるよう構成されている。
【0031】 図6、図7は、本実施例の抽出装置1の前記ロースト手段、冷却手段及び定量 流出搬送手段をマイクロコンピュータ23のソフトウェアにて実現したロースト 機能、冷却機能及び定量流出搬送機能が実行されるフローチャートを示し、図8 、図9は、それぞれ図6、図7に関するタイムチャートを示す。
【0032】 抽出装置1が始動されると、図6のステップ(以下「ステップ」を省略する。 )S1でマイクロコンピュータ23によりマイクロコンピュータ23内のロース ト時間をカウントするタイマがカウントを開始し、リレー1、31及びリレー2 、32が励磁されることにより、ヒータ11a,ファンモータ11bが駆動され 、更にソレノイドAが間欠的(本実施例の場合、0.5秒オン、1.5秒オフの 繰り返し。)に励磁されることにより、計量筒30が上下に駆動され0.5秒閉 、1.5秒開という繰り返しの状態((以下単に「間欠開閉状態」と称す。)と なるロースト機能が実行される。なお、計量筒30が上記の如くに上下に移動し 開閉を繰り返すことにより、焙煎管8により吹き上げられ焙煎ケース下部9に落 下したコーヒー豆50が計量筒30に詰まって閉塞することが防止される。
【0033】 このロースト機能により、ファンモータ11b及びヒータ11aで生成された 圧縮熱風は焙煎あみ10を介して焙煎ケース下部9の下端部の計量室18に吹き 込まれる。この圧縮熱風は図示の如く焙煎管8内部を吹き上がった後、焙煎筒7 に沿って焙煎ケース下部9の底部へと循環する。これにより生のコーヒー豆は焙 煎部2内を循環しながら焙煎されるロースト状態となる。
【0034】 生のコーヒー豆は表面を薄皮で覆われており、薄皮が着いた状態で焙煎された コーヒー豆をそのまま挽いて抽出すると風味が劣化する。しかし、本願の如く圧 縮熱風にて焙煎すると、コーヒー豆表面の薄皮はすっかり剥離される。
【0035】 S2でマイクロコンピュータ23のロースト時間をカウントするタイマのタイ ミング動作が継続中か否かの確認がおこなわれ、タイミング動作が継続中であれ ば再びS2に戻り、所定時間が経過しタイミング動作が終了していればS3に進 む。
【0036】 焙煎部2にて所定時間圧縮熱風が吹きつけられコーヒー豆の焙煎が終了すると 、S3に進むことによりリレー1、31の励磁が解かれヒータ11aが停止され る。焙煎ケース下部9にはファン11cにより送風のみが行われる冷却機能によ り、焙煎されたコーヒー豆の冷却が行われる冷却状態となる。なおこの冷却状態 の間は、計量筒30は上記のロースト状態と同様に間欠開閉状態とされ、コーヒ ー豆50はロースト状態と同様に循環されながら冷却される。
【0037】 ここで、図2と共にコーヒー豆の定量流出機構について説明する。
【0038】 図2中、図4と 同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。焙 煎ケース下部9の底部の前記流出孔62に該当する円筒部分9aには、前記筒状 弁体67に該当する計量筒30が配設されている。計量筒30は上部と下部に開 口を有した円筒形状とされている。計量筒30には下端部がソレノイドA、29 に連結された計量レバ30aが固着されており、ソレノイドA、29の励磁によ り図2中上方向に移動するように駆動される。
【0039】 図2中、実線にて計量筒30の前記流出状態に該当する下限位置、破線にて前 記閉塞状態に該当する上限位置が示されている。上限位置では計量筒30の全長 部分が焙煎ケース下部9の円筒部分9aの内部に嵌入され、上限位置では計量筒 30のうち下端部のみが円筒部分9aに嵌入され、計量筒30の上端部に次述す る栓体41の先端部が挿入される構成である。
【0040】 また、円筒部分9aの上部には前記栓体66に該当する栓体41が支持棒42 を介して焙煎管8の外周面に固着されている。栓体41は、図示の如く先端を円 錐形の、やじり状とされている。栓体41は、計量筒30が上限位置にて計量筒 30の上端開口部の中央部に挿入されるように配設され、前記流出弁機構68に 該当する弁機構が構成されている。したがって計量筒30が上限位置にて、焙煎 ケース下部9内のコーヒー豆の計量筒30内への流入が妨げられる前記閉塞状態 に該当する状態となり、計量筒30が下限位置にて、焙煎ケース下部9内のコー ヒー豆は計量筒30内へ流入し、そのまま下方の計量室18に落下する、即ち円 筒部分9aから計量室18に流出する前記流出状態に該当する状態となる構成と されている。
【0041】 図10は図2の前述のロースト状態及び冷却状態中、計量筒30が下限位置の 状態を示している。この状態では下限位置の計量筒30の上端開口部と栓体41 との間の空隙を焙煎ケース下部9内のコーヒー豆50が通り抜け計量筒30の内 部を介して円筒部分9aから計量室18に流出する。この計量室18に流出した コーヒー豆50に対して熱風機11のファンモータ11bの運転により矢印Aの 方向に圧縮熱風または圧縮空気の送風がなされる。この送風により、計量室18 のコーヒー豆50は前記循環位置に該当する開状態の弁機構1、13の弁体表面 を通り過ぎ、そのまま焙煎管8の下端の前記導入口63に該当する導入口8aか ら焙煎管8に導入され更に焙煎管8を介して円筒部分9aの上部に吹き上げられ 、焙煎管8の上端の前記吐出口64に該当する吐出口8bから焙煎筒7内に戻さ れる。
【0042】 このとき、コーヒー豆50の循環の際栓体41が略流線型であることによりコ ーヒー豆50の循環に対する障害となりにくい。更に計量筒30が下部位置の場 合は円筒部分9aの内壁面に重なり合っているため、すり鉢状の焙煎ケース下部 9の内壁面を滑り落ちることにより円筒部分9aの中心部分、即ち計量筒30の 中心部分に向かって斜め方向に落下するコーヒー豆50に対して障害になりにく い。
【0043】 なお、ここで弁機構1、13の開状態とは、焙煎管8の導入口8aが開放され た状態、即ち下方変位位置を称し、前記閉止位置に該当する閉状態とは、焙煎管 8の導入口8aが閉止された状態、即ち上方変位位置を称す。
【0044】 また、弁機構2、16の前記搬送状態に該当する開状態とは粉砕部3に連通す る搬送部14が開放された状態、即ち上方変位位置を称し、前記閉止状態に該当 する閉状態とは、搬送部14が閉止された状態、即ち下方変位位置を称す。
【0045】 更に焙煎管8の吐出口8bから吐出されたコーヒー豆50は再び焙煎筒7内か ら焙煎ケース下部9に自然落下し、計量筒30と栓体41との間の空隙を通り抜 け計量筒30内に流入し円筒部分9aから計量室18に流出する。このように循 環が繰り返される。
【0046】 次にS4で冷却状態が4分59.7秒間維持された後、S5で状態報知用のブ ザーが鳴らされ、更にS6に進み、モードの切り換えの際の区切りの意味で、一 旦リレー2、32及びソレノイドA、29の励磁が解かれる。
【0047】 次に図7に示した定量流出搬送機能が実行される。S7で再度リレー2、32 及びソレノイドA、29が励磁される。即ちファンモータ11bが駆動され、計 量筒30が上限位置とされ吹き払い機能が実行される。このときは計量筒30の 上端の開口部と栓体41との間の空隙がコーヒー豆50の外形より小さい幅に狭 められることにより焙煎ケース下部9のコーヒー豆50が計量筒30内に流入す ることが妨げられる。
【0048】 図11はこの状態を示している。したがって焙煎ケース下部9のコーヒー豆5 0は円筒部分9aから流出せず、すでに前述の冷却状態にて計量室18に流出さ れていたコーヒー豆50はファンモータ11bの駆動によるA方向の送風により 焙煎管8を介して焙煎ケース下部9に戻される吹き払い状態となる。この状態で S8に進み5秒間維持され、焙煎されたコーヒー豆50が全て焙煎ケース下部9 に集められた状態とされる。
【0049】 次にS9に進みリレー2、32の励磁が解かれ、ファンモータ11bが停止さ れる。更にソレノイドAが間欠的にオンオフされ計量筒30が間欠開閉状態とさ れる。また、ソレノイドB、27が励磁され、弁機構1、13が閉状態とされ定 量流出機能が実行される。
【0050】 図12はこの定量流出機能の実行中、計量筒30が下限位置の状態を示してい る。即ち計量筒30の上端の開口部と栓体41との間の空隙を介してコーヒー豆 50が徐々に計量筒30内に流入され、更に円筒部分9aから計量室18に流出 する定量流出状態となる。この状態でS10に進み10秒維持され、焙煎ケース 下部9のコーヒー豆50が計量筒30と栓体41との間の空隙を介して円筒部分 9aから計量室18に流出する。ここで、図12の状態では弁機構1、13及び 弁機構2、16共に閉じるようにしたことにより、計量筒30から計量室18に 流入されたコーヒー豆50が焙煎管8あるいは搬送部14に流出されることがな い。即ち計量室18は周囲が閉じられた容器の機能を有し、、したがって計量の 誤差を少なくできる。なお、本実施例ではこの間に4カップ分のコーヒーに相当 するコーヒー豆50が計量室18に流出される。
【0051】 S11では、ソレノイドB、27の励磁が維持され、リレー2、32及びソレ ノイドA、29及びソレノイドC、28が励磁される。したがってファンモータ 11bが駆動され、計量筒30が上限位置とされ、弁機構1、13が閉状態とさ れ、弁機構2、16が開状態とされた定量搬送機能が実行される。
【0052】 図13はこの状態を示している。この状態では上記定量流出状態により計量室 18に流出されたコーヒー豆50が弁機構2、16により連通された搬送部14 を介して粉砕部3に搬送される定量搬送状態となる。この状態でS12に進み5 秒間維持され、上記定量流出状態で流出された4カップ分のコーヒーに相当する コーヒー豆50が全て搬送部14を介して粉砕部3に搬送される。
【0053】 このように上記定量流出機能及び定量搬送機能よりなる定量流出搬送機能の実 行により、定量流出搬送状態が実現され本実施例の場合焙煎ケース下部9内の1 2カップ分のコーヒーに相当するコーヒー豆50のうち、4カップ分のコーヒー に相当するコーヒー豆50が粉砕部3に搬送される。
【0054】 ここであらかじめ設定された抽出するコーヒーの量(以下「設定コーヒー量」 と略称する。)により、設定コーヒー量が4カップ分であればS12からそのま ま次のステップでコーヒー豆50のミル(粉砕)機能が実行される。また、設定 コーヒー量が8カップ分であればS12からS9に戻り、図12の前述の定量流 出機能が実行され更に4カップ分のコーヒーが流出され、S10に進み10秒維 持された後、S11の前述の定量搬送機能が実行されこのコーヒー豆50が粉砕 部3に搬送され、S12で5秒間待機した後、次のミル機能が実行される。
【0055】 即ち、定量流出搬送機能が合計2回繰り返されることにより4カップ分のコー ヒーに相当するコーヒー豆50が2回、即ち8カップ分のコーヒーに相当するコ ーヒー豆50が計量室18から粉砕部3に移行された後、粉砕機能が実行される 。
【0056】 更に設定コーヒー量が12カップ分であれば上記定量流出搬送機能が合計3回 繰り返されることにより4カップ分にコーヒーに相当するコーヒー豆50が3回 焙煎ケース下部9から粉砕部3に移行され12カップ分にコーヒー豆50が粉砕 部3に搬送される。なお、図9のタイムチャートは、繰り返し回数が2回即ち設 定コーヒー量が8カップ分の場合を示している。
【0057】 このような制御がマイクロコンピュータ23によりなされることにより、あら かじめ操作パネル4にて設定されたコーヒーの抽出量に応じた量のコーヒー豆5 0が焙煎部2から粉砕部3に搬送されるという定量流出搬送機能が実行され、搬 送されずに焙煎部2に残されたコーヒー豆50はそのまま焙煎部2に保管される 。
【0058】 このように粉砕部3に搬送された所望人数分の焙煎されたコーヒー豆は、次の ミル機能の実行により粉砕用カッタ17の回転により粉砕される。粉砕されたコ ーヒー豆50に湯が滴下されるとコーヒーが抽出されて、所望量のコーヒーがポ ット22にためられる。
【0059】 また、本実施例は請求項3及び請求項4記載に考案になる実施例であるが、請 求項1及び請求項2記載の考案になる実施例の場合は、前記切り換え弁71に該 当する弁機構が、例えば本実施例の弁機構1、13と略同様な構成とされ、図1 0に示したロースト状態及び冷却状態、図11に示した吹き払い状態及び図12 に示した定量流出状態では、上記弁機構が前記循環位置に該当する状態、即ち下 方変位位置とされ焙煎管8の導入口が開放され、搬送部14が閉止された状態と される。また、図13に示した定量搬送状態では上記弁機構が前記搬送位置に該 当する状態、即ち上方変位位置とされ焙煎管8の導入口が閉止され、搬送部14 が開放された状態とされる。上記以外の構成及び動作は前述した実施例のものと 同一であるので、その説明を省略する。
【0060】 このように本実施例になるコーヒー抽出装置によれば、まとめて焙煎したコー ヒー豆のうち所望量だけを圧縮空気により粉砕部に搬送して粉砕し、所望量の湯 を滴下して抽出を行うので、所望人数分のコーヒーを確実に所望人数分のコーヒ ー豆から抽出することができて風味豊かなコーヒーを抽出することができる。
【0061】 また、あらかじめ一定量まとめて焙煎したコーヒー豆を装置の焙煎ケース内に 保存しておくことができるので、所望の時にこの焙煎ケース内に保存してある焙 煎済のコーヒー豆のから所望人数分のコーヒー豆を粉砕部3に搬送して粉砕し、 コーヒーを抽出することができる。したがって、コーヒー抽出の度毎に抽出する 量のコーヒー豆を計量して焙煎部に投入する手間が省けると共に、あるい程度多 量(本実施例の場合12カップのコーヒーに相当する分)のコーヒー豆をまとめ て焙煎するため、コーヒー抽出の度毎に抽出する分の少量のコーヒー豆を焙煎す る場合に比し、焙煎効率が高く、よって焙煎に要する電力の節約ができる。
【0062】 なお、上記実施例ではドリップ式のコーヒー抽出装置について説明したが、サ イホン方式或いは他の方式のコーヒー抽出装置についても本考案が適用できるこ とはいうまでもない。
【0063】
【考案の効果】
上述の如く、本考案の焙煎部の構成によれば、焙煎及び冷却の際にコーヒー豆 が循環される円筒部分から焙煎管に通じる経路が、焙煎の終わったコーヒー豆を 粉砕部に搬送する際の経路に利用されることにより、装置内の空間を有効に利用 することができコーヒー抽出装置の小型化ができると共に、焙煎及び冷却に使用 される送風手段が焙煎の終わったコーヒー豆を粉砕部に搬送するために利用され ることにより、コーヒー豆の搬送しための専用の動力による手段が不要となり、 また送風手段により強制的に搬送するため、搬送途中でコーヒー豆がつまること がない。したがってコーヒー抽出装置の小型化、低価格化が実現でき、更にコー ヒー豆のつまりがないことから装置の信頼性を向上させることができる。
【0064】 更に、計量筒と栓体によるコーヒー豆の定量流出機構によれば、焙煎及び冷却 の際のコーヒー豆の循環に際し、栓体が略流線型であること及び計量筒が下部位 置にて円筒部分の内壁面に重なり合うことにより、コーヒー豆の循環に対して障 害になりにくい。したがってこの定量流出機構によってもコーヒー豆の循環に際 して余分なエネルギーが必要とされることがない。
【0065】 更に、所望人数分のコーヒーを所望人数分のコーヒー豆から抽出することがで きるので風味豊かなコーヒーを抽出でき、また、あらかじめ一定量まとめて焙煎 したコーヒー豆を装置の焙煎部内に保存しておき、所望の時にその焙煎部内の焙 煎済のコーヒー豆から所望人数分を粉砕部に搬送してこれを挽きコーヒーを抽出 することができる。したがって、コーヒー抽出の度毎に抽出する量のコーヒー豆 を計量して焙煎部に投入するという手間が省けると共に、あるい程度多量のコー ヒー豆をまとめて焙煎するため、コーヒー抽出の度毎に抽出する分の少量のコー ヒー豆を焙煎する場合に比し、焙煎効率が高く、よって焙煎に要する電力の節約 ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になるコーヒー抽出装置100の構成図
である。
【図2】本考案の一実施例の定量流出機構の断面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例の斜視図である。
【図4】本考案の一実施例の構成図である。
【図5】本考案の一実施例の制御ブロック図である。
【図6】本考案の一実施例のロースト機能、冷却機能を
実行するフローチャートを示す図である。
【図7】本考案の一実施例の定量流出搬送機能を実行す
るフローチャートを示す図である。
【図8】図6のタイムチャートを示す図である。
【図9】図7のタイムチャートを示す図である。
【図10】図2のロースト状態と冷却状態を示す図であ
る。
【図11】図2の吹き払い状態を示す図である。
【図12】図2の定量流出状態を示す図である。
【図13】図2の定量搬送状態を示す図である。
【符号の説明】
1、100 コーヒー抽出装置 2 焙煎部 3 粉砕部 7 焙煎筒(焙煎ケース) 8 焙煎管(吹き上げ管) 8a 導入口 8b 吐出口 9 焙煎ケース下部(焙煎ケース) 9a 円筒部分(流出孔) 11 熱風機(加熱空気送風機構) 11a ヒータ 11b ファンモータ 11c ファン 13 弁機構1(循環弁) 16 弁機構2(搬送弁) 18 計量室 23 マイクロコンピュータ(制御手段) 30 計量筒(筒状弁体) 41 栓体 50 コーヒー豆 61 加熱空気送風機構 62 流出孔 63 導入口 64 吐出口 65 吹き上げ管 66 栓体 67 筒状弁体 68 流出弁機構 69 焙煎ケース 70 粉砕部 71 切り換え弁 72 計量室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤原 光隆 東京都台東区東上野三丁目28番4号 株式 会社石崎電機製作所内 (72)考案者 金井 寿男 東京都台東区東上野三丁目28番4号 株式 会社石崎電機製作所内 (72)考案者 宍戸 隆哉 東京都台東区東上野三丁目28番4号 株式 会社石崎電機製作所内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を送風または加熱して送風する加熱
    空気送風機構と、 該加熱空気送風機構からの送風が導かれる計量室と、 流出孔と、一端に該流出孔から該計量室に流出したコー
    ヒー豆が該加熱空気送風機構からの送風と共に導入され
    る導入口を有し他端に該導入口から導入されたコーヒー
    豆が該加熱空気送風機構からの送風と共にケース内に吐
    出される吐出口を有する吹き上げ管と、該流出孔の上部
    に設けられた栓体と筒状弁体との協働により該流出孔か
    らコーヒー豆を該計量室に流出させる流出状態及び該流
    出を閉塞させる閉塞状態の何れかに選択的に変位可能な
    流出弁機構とを有する焙煎ケースと、 焙煎されたコーヒー豆を粉砕する粉砕部と、 該計量室と該吹き上げ管の導入口とを連通して該焙煎ケ
    ースの流出孔から該計量室に流出されたコーヒー豆を該
    加熱空気送風機構からの送風と共に該導入口に導く循環
    位置及び該計量室と該粉砕部とを連通して該焙煎ケース
    の流出孔から該計量室に流出されたコーヒー豆を該加熱
    空気送風機構からの送風と共に該粉砕部に導く搬送位置
    の何れかに選択的に切り換え可能な切り換え弁とを具備
    してなるコーヒー抽出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコーヒー抽出装置に加え
    て、制御手段を有してなり、 該制御手段は、前記加熱空気送風機構を駆動し、前記流
    出弁機構が前記流出状態及び前記閉塞状態を交互に繰り
    返すようにし、前記切り換え弁を前記循環位置とするロ
    ースト手段及び冷却手段と、 前記加熱空気送風機構を駆動し、前記流出弁機構を前記
    閉塞状態とし、前記切り換え弁を前記循環位置とする吹
    き払い手段と、 前記加熱空気送風機構を停止し、前記流出弁機構が前記
    流出状態及び前記閉塞状態を交互に繰り返すようにし、
    前記切り換え弁を前記循環位置とする定量流出手段と、
    前記加熱空気送風機構を駆動し、前記流出弁機構を前記
    閉塞状態とし、前記切り換え弁を前記搬送位置とする定
    量搬送手段とをそれぞれ各1回実行するか、または所定
    回数繰り返す定量流出搬送手段とを具備してなる請求項
    1記載のコーヒー抽出装置。
  3. 【請求項3】 前記切り換え弁に代えて、前記計量室と
    前記吹き上げ管の導入口とを連通して該焙煎ケースの流
    出孔から該計量室に流出されたコーヒー豆を前記加熱空
    気送風機構からの送風と共に該導入口に導く循環位置及
    び該計量室と該吹き上げ管の導入口との連通を閉止する
    閉止位置とに選択的に変位可能な循環弁と、該計量室と
    前記粉砕部とを連通して該焙煎ケースの流出孔から該計
    量室に流出されたコーヒー豆を該加熱空気送風機構から
    の送風と共に該粉砕部に導く搬送位置及び該計量室と前
    記粉砕部との連通を閉止する閉止位置とに選択的に変位
    可能な搬送弁とが設けられた構成の請求項1記載のコー
    ヒー抽出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコーヒー抽出装置に加え
    て、制御手段を有してなり、 該制御手段は、前記加熱空気送風機構を駆動し、前記流
    出弁機構が前記流出状態及び前記閉塞状態を交互に繰り
    返すようにし、前記循環弁を前記循環位置及び前記搬送
    弁を前記閉止位置とするロースト手段及び冷却手段と、 前記加熱空気送風機構を駆動し、前記流出弁機構を前記
    閉塞状態とし、前記循環弁を前記循環位置及び前記搬送
    弁を前記閉止位置とする吹き払い手段と、 前記加熱空気送風機構を停止し、前記流出弁機構が前記
    流出状態及び前記閉塞状態を交互に繰り返すようにし、
    前記循環弁を前記閉止位置とし、前記搬送弁を閉止位置
    とする定量流出手段と、前記加熱空気送風機構を駆動
    し、前記流出弁機構を前記閉塞状態とし、前記搬送弁を
    搬送位置及び前記循環弁を閉止位置とする定量搬送手段
    とをそれぞれ各1回実行するか、または所定回数繰り返
    す定量流出搬送手段とを具備してなる請求項3記載のコ
    ーヒー抽出装置。
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