JPH0544008A - 熱プラズマ発生方法、プラズマ溶射方法および製膜装置 - Google Patents

熱プラズマ発生方法、プラズマ溶射方法および製膜装置

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JPH0544008A
JPH0544008A JP3200614A JP20061491A JPH0544008A JP H0544008 A JPH0544008 A JP H0544008A JP 3200614 A JP3200614 A JP 3200614A JP 20061491 A JP20061491 A JP 20061491A JP H0544008 A JPH0544008 A JP H0544008A
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plasma
arc
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cathode
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JP3200614A
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Shigeo Suzuki
茂夫 鈴木
Hideo Kurokawa
英雄 黒川
Takashi Nojima
貴志 野島
Tsutomu Mitani
力 三谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プラズマ溶射あるいは熱プラズマ
CVD等で製膜する場合の熱プラズマ発生法と装置に関
するものであり、特に大面積基板へ均一に高スループッ
トで製膜できる製膜装置に関するものである。 【構成】 奥行き方向に長い陰極15を陽極19で取り
囲み、陰極先端部17と噴出口21を形成する陽極19
との間で発生するアーク25に略垂直に作用する磁界2
6を付与するエンドレス形状の磁石27を設け、アーク
25を両電極面上で周回高速移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的絶縁、熱的絶
縁、耐摩耗、耐蝕等や機能膜をプラズマ溶射あるいは熱
プラズマCVD等で製膜する場合の熱プラズマの発生方
法及びそれを用いた製膜装置等に関するものであり、特
に熱プラズマ溶射、CVD製膜の大面積化に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、溶射技術は例えば耐摩耗、耐絶縁
膜等の製膜手法として古くから利用され、燃焼ガスをそ
の溶融手段として使うガス溶射や電気エネルギーをその
溶融エネルギーとして使う電気式溶射等に大きく分類さ
れる。
【0003】さらに電気式溶射では、アーク溶射やプラ
ズマ溶射等が一般的であり、特に最近では溶射皮膜の膜
質等からプラズマ溶射法が注目されている。
【0004】図7は、プラズマ溶射装置の従来例を示し
たものである。水冷された陰極1と水冷された陽極2の
間に電源3によって直流アーク4を発生させ、後方から
送給するプラズマ作動ガス5をアーク4によって熱し、
アークプラズマ6としてノズル7から噴出させる。
【0005】溶射材料は粉末で、キャリアガス8にのせ
てプラズマジェットの中に吹き込み加熱溶融し、かつ加
速して基板9表面に高速で衝突させて皮膜を形成するも
のである。この時作動ガスとしてはアルゴンや窒素ある
いはこれらのガスにヘリウム、水素を加えている場合が
多い。
【0006】従来、このようなプラズマ溶射トーチに於
いては図に示すように陰極1と陽極2は同軸上にあり、
また噴出口7の面積は出力にもよるが最大で2〜3cm
程度であり、特に電子デスプレイ等の大型大面積基板を
用いて、溶射あるいはアークプラズマCVDによって皮
膜を形成しようとすると、トーチと基板9の距離を大き
くして面積を稼ぐか、図8に示すように基板10あるい
はトーチ11をトラバースしながら製膜領域12を形成
してゆく必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】基板とトーチ間の距離
を大きくすると、基板に到達する溶融粒子の衝突速度が
遅くなり、それ故溶射皮膜としては気孔が多く凹凸の激
しい皮膜となるものである。
【0008】また図8の様に、基板10あるいはトーチ
11をトラバースする方法では、トラバースする際、特
に図のY軸方向13への移動方向に膜厚むらが生じると
か、トラバース装置が高価になるなどの欠点を有してい
るし、また製膜に掛かる時間が長くなり量産性に優れな
い等の欠点を有している。
【0009】本発明はかかる点に鑑み、プラズマ溶射皮
膜やアークプラズマCVD皮膜を一括大面積に製膜出来
るアークプラズマ発生法及びそれを用いた製膜装置を提
供することを目的とするものであるまた従来の溶射製膜
法においては、細い線幅に溶射を行なう場合、マスクを
して溶射を行なっていたが、本発明はマスクレスのパタ
ーン溶射をも可能な製膜装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、内部に冷却手段を具備した奥行き方向に長
い陰極と、その外周をプラズマ作動ガス空間で取り囲む
とともに、陰極先端部よりも下流部では断面が偏平スリ
ット形状なプラズマ噴出口を形成する陽極とを具備し、
前記陰極先端部とプラズマ噴出口の陽極部間に発生する
アーク柱に対して略垂直に作用する磁界発生用エンドレ
ス形状磁石と、前記噴出口下部に噴出口に開口する粉末
あるいはガス供給口とを設けているとともに、粉末供給
口は小径で奥行き方向に多数配列されており、さらにプ
ラズマ噴出口部を導電性物質の陽極とし、その上部には
電気的絶縁物質でプラズマ作動ガス空間を形成するもの
である。
【0011】
【作用】陰極先端部とプラズマ噴出口を形成する陽極間
でアークを発生させ、そのアークに略垂直に作用する磁
界を磁石によって付与することにより、アークは奥行き
方向に長い陰極とその周囲の陽極上を高速で周回し、そ
のアークにプラズマ作動ガスを供給するとアークプラズ
マジェットとしてプラズマ噴出口より高速で噴出し、シ
ート状のアークプラズマジェットを形成する。このとき
プラズマ噴出口下部に設けた粉末あるいはガス供給口よ
り、溶射粉末あるいはCVDガスを供給すると奥行き方
向に長いシート状プラズマを用いた溶射あるいはCVD
製膜が可能となり、基板あるいはこのトーチを一方向に
移動するだけで大面積一括製膜が実現できる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の熱プラズマ発生方法を具現
化した熱プラズマ発生装置の実施例を用いた製膜装置の
構成図を示すものである。
【0013】14はプラズマ作動ガスの供給経路、15
は陰極で内部に冷却経路16が設けられている。そして
陰極15は、図1のA−A断面矢視図である図2に示す
ごとく、奥行き方向(図1の紙面垂直方向)に長く、か
つ先端部17はやや円形形状となっている。18はプラ
ズマ作動ガス空間であり、陰極15の外周を取り囲み、
陰極先端部17でその陰極の形状の沿うように陽極19
によって形成されている。陰極先端部17のプラズマガ
ス20の下流部には、前記陽極19によってプラズマ噴
出口21が形成されており、陽極19にはプラズマ噴出
口21近傍に水冷冷却経路22が設けられている。
【0014】図1のB−B断面矢視図である図3に示す
ごとく、プラズマ噴出口21はその断面が奥行き方向に
長いスリット形状をしており、さらに陽極19もそれに
沿ったエンドレス形状をしているものである。また23
は陰極15と陽極19を絶縁する絶縁物であり、陽極1
9下部にはプラズマ噴出口21に開口する粉末あるいは
ガス供給口24が設けられている。
【0015】25は、陰極先端部17と陽極19のプラ
ズマ噴出口21の間で発生したアーク柱であり、このア
ーク柱25に対して略垂直な磁界26が作用するよう
に、永久磁石27が、その先端部とアーク柱25の位置
を所定距離だけ保って図3に示すようにエンドレスに配
置されている。
【0016】28は、陰極15と陽極19に直流電源を
供給する電源、29はプラズマ噴出口21より噴出され
るプラズマジェット、30は、皮膜31が形成される基
板で図の矢印方向に移動される。
【0017】以上のように構成された本実施例の熱プラ
ズマ発生装置及び製膜装置において、以下その動作を説
明する。
【0018】まずArやHeなどのプラズマ作動ガス2
0をプラズマ作動ガス空間18に流しながら、陰極15
と陽極19間に接続したパルス電流発生機などによって
両電極間の空隙にアーク25を発生させる。アーク25
は最小電圧の原理及びプラズマ作動ガス20の流れによ
って、図1に示すごとく陰極先端部17とプラズマ噴出
口21の陽極19間で所定長さの噴出口21出口に向か
うアークとなる。
【0019】この時、このアーク25に対して永久磁石
27によって磁界26が作用されているため、アーク2
5はいわゆるフレミングの法則により駆動力を受け、図
3に示すごとく陰極15および陽極19上を高速で周回
する移動アーク25aとなる。
【0020】アークの移動周回速度は、磁界の強度、ア
ーク電流、アーク長の積に比例するので、アーク移動速
度を高めるためには磁界強度を高めればよく、そのため
に本実施例の構成では、永久磁石27の端面とアーク2
5との距離をできるだけ小さくすると共に飽和磁束密度
の大きい永久磁石を用いている。ちなみに永久磁石27
は、アーク25近傍で約1000ガウス程度の磁界強度
を発生している。
【0021】このような両電極面上を周回するアーク2
5aによって、プラズマ作動ガス20が加熱、電離、膨
張し噴出口21より高速高温のプラズマジェット29と
して噴出する。
【0022】本実施例では、アーク25が断面積の狭い
噴出口21で発生するために、プラズマ作動ガス20に
よる熱ピンチ効果が維持され、より高温高速のプラズマ
ジェット29とすることができる。
【0023】このように本実施例において発生するプラ
ズマジェット29は、噴出口21が図3に示すごとく細
長いスリット状であるために、ジェットそのものもスリ
ット状もしくはシート形状の奥行きのある形状に噴出す
る。そして噴出口21の下部に設けた粉末あるいはガス
供給口24より、溶射の場合には金属、セラミック等の
溶射材料をプラズマ内に供給すると、それらが加熱溶融
され、プラズマジェット29の高速流に乗って基板30
に衝突し、偏平化され所望の皮膜31を形成するもので
ある。また熱プラズマCVDを用いた製膜の場合には、
この供給口24より原料ガスを供給してプラズマの高温
過程での化学変化過程を利用したCVD製膜が可能とな
る。
【0024】以上のように本実施例によれば、アークの
発生が断面積の小さいスリット状の噴出口でなされ、な
おかつそのアークを高速で周回させ、奥行き方向に長く
幅の狭いシート状のプラズマジェットを得ることができ
るために、基板幅に対応させて基板を一方向のみに移動
させることによって、一括で基板幅方向全体に短時間で
高スループットの溶射あるいはCVD製膜ができるとと
もに、基板幅方向に膜厚分布のない均一製膜が可能とな
るものである。
【0025】図4は、図3の永久磁石27に代えて電磁
石32とヨーク32aを設けた構成図であり、他の構成
要素は図1と同じである。このように永久磁石27を電
磁石32とすることによりアーク25の初期の着火、あ
るいは移動速度の制御が可能となり、膜質に対する制御
性が向上するものである。
【0026】図5は、本発明の第2の実施例を示すため
の製膜装置の構成図である。基本構成は図1と同様であ
り、同一構成要素は同一番号で示し、その詳細な説明は
省略する。
【0027】図1に示す第1の実施例との違いについて
述べる。第1の実施例においては、陰極15を取り囲む
枠体は全て陽極19で構成されていたが、本実施例では
導電性物質よりなる陽極33は噴出口21部分のみで、
その上部には電気的絶縁性部材34が設けられている。
他の構成要素は第1の実施例と同様である。
【0028】以上のように構成された本実施例装置の動
作を説明する。基本的には第1の実施例と同様であり、
本実施例の特徴的な点について説明する。本実施例では
陽極33を噴出口21部分のみとしており、それゆえ陰
極先端部17と陽極33間の距離は一義的に決ってしま
う。そのためアーク35の発生位置及びその長さが常に
一定となって、第1の実施例と同様な高速周回移動を行
ない、同様な作用で製膜がなされるものである。
【0029】この様に、本実施例では、アーク35の発
生位置及び長さが常に一定となることにより次のような
効果を有するものである。すなわちアークが一定である
ということは、そのアークに作用させる磁界36の作用
が周回するアークのどの点をとっても一定であり、それ
故均一な周回速度分布が得られ、より均一な製膜が可能
となるものである。
【0030】特にこの様な製膜を減圧下で行なうような
場合には、アークの発生点がその圧力によって変動する
が、本実施例によればその影響がなく、常に一定なアー
ク発生を実現できるものである。また第1の実施例と同
様に磁石を電磁石とすると更に制御性が増すものである
ことは言うまでもない。
【0031】本実施例では噴出口部全体のみを陽極とし
ているが、さらにアーク発生点を限定するために、陽極
をもっと狭い範囲で限定することも可能である。
【0032】図6は、本発明の第3の実施例を示したも
のであり、第1及び第2の実施例によって述べたシート
状のプラズマジェット発生装置によって、従来の溶射製
膜ではマスクが必要であったパターン溶射を、マスク無
しで可能とする方法である。
【0033】すなわち主要構成要素は第1及び第2の実
施例と同様であり、図6は図5のC−C断面矢視図であ
り、さらに基板39との距離について述べているもので
ある。本実施例で特徴的なのは、噴出口21下部に設け
た粉末供給口37であり、図のように必要パターン幅d
1とほぼ同径かそれより小径の多数のポートで構成され
ていることである。
【0034】プラズマジェットは、第1及び第2の実施
例で述べたごとく、図のように基板幅に対応したシート
状プラズマジェット38として噴出口21より噴出され
る。このとき多数の供給口37より溶射粉末材料39を
供給すると、粉末39は高温プラズマによって加熱溶融
されその高速流に乗って出口より基板39方向に射出さ
れる。
【0035】このとき本実施例では、噴出口21出口と
基板39との距離Yをプラズマジェットが高速で噴出さ
れる際のポテンシャルコア領域以内としている。ポテン
シャルコア領域では、速度は出口噴出速度と同じであ
り、それ故溶融粒子40の速度も減衰拡散せずに基板3
9に衝突する。そのために基板39には、供給口37の
ピッチPにほぼ対応したピッチP1、供給口37の径d
にほぼ対応した線幅d1のパターン溶射が可能となる。
この様なパターン溶射が基板39を一方向に移動するこ
とによって一括で高スループットに製膜できるものであ
る。
【0036】本実施例は、特に低融点な材料例えば金属
の電極パターン等を形成する場合に特に有効である。
【0037】本発明の各実施例の説明図において、特に
陰極上部の構成については省略しているが、公知の手段
により冷却水の均一流れを図っていること、さらにプラ
ズマ作動ガスの供給にしても同様であることは言うまで
もない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラズマ溶射製膜あるいは熱プラズマCVD製膜が大面
積に均一に、極めて生産性に優れた方式で行える装置を
提供することができるなど、その実用的効果は大なるも
のがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱プラズマ発生方法を具現化した熱プ
ラズマ発生装置を用いた製膜装置の構成を示す断面図
【図2】図1のA−A断面矢視図
【図3】図1のB−B断面矢視図
【図4】本発明に係わる他の製膜装置の構成を示す断面
【図5】本発明に係わる更に他の製膜装置の構成を示す
断面図
【図6】本発明に係わる更に他の製膜装置の構成を示す
断面図
【図7】従来の熱プラズマ発生装置及び製膜装置を示す
断面構成図
【図8】従来の製膜装置での製膜法を示す斜視図
【符号の説明】
15 陰極 17 陰極先端部 19 陽極 21 噴出口 25 アーク 26 磁界 27 磁石 34 電気絶縁部材 37 供給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三谷 力 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】奥行き方向に長い陰極先端部と、プラズマ
    作動ガス通路空間を隔てて陰極を取り囲むとともに、陰
    極先端部よりも下流に設けた断面が偏平スリット形状な
    プラズマ噴出口を形成する陽極部との間でアークを発生
    させ、磁石によって前記アーク柱に対して略垂直の磁界
    を作用せしめ、前記発生アークを前記陰極先端部と陽極
    部上で周回させながら、偏平スリット状のアークプラズ
    マをプラズマ噴出口より発生させる熱プラズマ発生方法
  2. 【請求項2】奥行き方向に長い陰極先端部と、プラズマ
    作動ガス通路空間を隔てて陰極を取り囲むとともに、陰
    極先端部よりも下流に設けた断面が偏平スリット形状な
    プラズマ噴出口を形成する陽極部との間でアークを発生
    させ、磁石によって前記アーク柱に対して略垂直の磁界
    を作用せしめ、前記発生アークを前記陰極先端部と陽極
    部上で周回させながら、偏平スリット状のアークプラズ
    マをプラズマ噴出口より発生させ、前記プラズマ噴出口
    下部には小径の粉末粒子供給口を所定ピッチで奥行き方
    向に多数配列し、プラズマ噴出口と先端部と被溶射基板
    との距離をプラズマジェットポテンシャルコア領域以内
    とするプラズマ溶射方法
  3. 【請求項3】内部に冷却手段を具備した奥行き方向に長
    い陰極と、その外周をプラズマ作動ガス空間で取り囲む
    とともに、陰極先端部よりも下流部では断面が偏平スリ
    ット形状なプラズマ噴出口を形成する陽極とを具備し、
    前記陰極先端部とプラズマ噴出口の陽極部間に発生する
    アーク柱に対して略垂直に作用する磁界発生用エンドレ
    ス形状磁石と、前記噴出口下部に噴出口に開口する粉末
    あるいはガス供給口とを具備したことを特徴とする製膜
    装置
  4. 【請求項4】磁界発生用エンドレス形状磁石は電磁石で
    あることを特徴とする請求項3記載の製膜装置
  5. 【請求項5】粉末供給口は奥行き方向に多数配列された
    小径の粉末供給口であることを特徴とする請求項4記載
    の製膜装置
  6. 【請求項6】内部に冷却手段を具備した奥行き方向に長
    い陰極と、その外周をプラズマ作動ガス空間で取り囲む
    枠体と、前記陰極先端部よりも所定距離離れた前記プラ
    ズマ作動ガスの下流部に設けた導電性物質よりなる陽極
    と、陽極によって形成された断面がスリット形状のプラ
    ズマ噴出口とを具備し、前記枠体の前記陽極上部は電気
    的絶縁性物質で構成されるとともに、前記陰極先端部と
    プラズマ噴出口の陽極部間に発生するアーク柱に対して
    略垂直に作用する磁界発生用エンドレス形状磁石と、前
    記噴出口下部に噴出口に開口する粉末あるいはガス供給
    口とを具備したことを特徴とする製膜装置
  7. 【請求項7】磁界発生用エンドレス形状磁石は電磁石で
    あることを特徴とする請求項6記載の製膜装置
  8. 【請求項8】奥行き方向に多数配列された小径の粉末供
    給口であることを特徴とする請求項4記載の製膜装置
JP3200614A 1991-08-09 1991-08-09 熱プラズマ発生方法、プラズマ溶射方法および製膜装置 Pending JPH0544008A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718465A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Kawasaki Steel Corp 金属帯板の連続加熱方法および表面特性の優れた金属帯板の連続製造方法
WO2005081297A1 (ja) * 2004-02-25 2005-09-01 Hiroshima Industrial Promotion Organization 薄膜の熱処理方法、熱処理装置、薄膜半導体素子の製造方法および電気光学装置

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