JPH0543927U - 机における配線構造 - Google Patents
机における配線構造Info
- Publication number
- JPH0543927U JPH0543927U JP10526291U JP10526291U JPH0543927U JP H0543927 U JPH0543927 U JP H0543927U JP 10526291 U JP10526291 U JP 10526291U JP 10526291 U JP10526291 U JP 10526291U JP H0543927 U JPH0543927 U JP H0543927U
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- JP
- Japan
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- desk
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- cords
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コードが床面を這うことなく、しかも机の背
面側にコード類が露出することなく机の横方向に配線可
能とする。 【構成】 机背面の幕板7と机側面の側脚4との間に間
隙60を設けて側方へ開放してなり、前記間隙60内にコー
ド受け部63を設けてなる
面側にコード類が露出することなく机の横方向に配線可
能とする。 【構成】 机背面の幕板7と机側面の側脚4との間に間
隙60を設けて側方へ開放してなり、前記間隙60内にコー
ド受け部63を設けてなる
Description
【0001】
本考案は、OA机等における配線構造に関し、更に詳しくはこれらの机からコ ード、ケーブル等を横方向に配線するための配線構造に関するものである。
【0002】
従来、上記のように机から横方向に配線するための構造としては、机側面に設 けた側脚の後部下端を切欠して、この切欠部分に配線していた。
【0003】 しかしながら、上記のような従来の配線構造では、コードやケーブルが側脚下 方の床面上に配線されるため、これらのコード類のまわりにゴミがたまったり、 あるいは床面の掃除をする場合に邪魔になったり、更には床面のコード類に物が 引っ掛かったり、人がコードに躓いたり、といった多くの問題があった。更に、 机背面側から見た場合に、机の下部に配線されたコート類が露出しているため、 見た目にも悪いものであった。
【0004】
そこで本考案は上記の点に鑑み、机の横方向に配線する場合の配線構造として 、コードが床面に接することなく配線可能とするとともに、机の背面側にコード 類が露出することなく配線可能とした机における配線構造を提供せんとするもの である。
【0005】
本考案に係る机における配線構造は上記目的を達成するために、机背面の幕板 と机側面の側脚との間に間隙を設けて側方へ開放してなり、前記間隙内にコード 受け部を設けてなる。
【0006】
【作用】 上記の本考案に係る机の配線構造においては、机の内部から幕板と側脚の間の 間隙部分を通って前記間隙内に設けたコード受け部に支持された状態で机の側方 へコード、ケーブル等を配線する。
【0007】
以下、図面に示した実施例に基づき、本考案を更に詳細に説明する。図1は、 OA机1の一実施例を示すものであり、図中、符号2は机天板、3は前記天板2 を支持してなるアーム、4は両側に立設した側脚、5は前記側脚4の前側に取り 付けたL脚、6は天板2の後端縁と幕板7との間に取り付けたダクトカバー、8 は前記ダクトカバー6の下方に設けた配線ダクト、更に符号9は机1の後端部に 立設されたパネルである。また、この机1の天板2両側にはサイドパネル10が立 設されることもある。
【0008】 前記天板2は、後部を側脚4の上端に片持ち支持された状態で取り付けられた アーム3の前部に取り付けられて天板2の後側は上方に開放されており、該開放 部分の下方に位置する両側脚4間には配線ダクト8が前記天板2の後側で上方に 開放された状態に設けられている。また、前記天板2と幕板7との間のアーム3 上面に取り付けられたパネル取付金具17によりパネル9が幕板7上に立設される とともに、前記パネル取付金具17の上方から天板2と幕板7との間の開口部分に ダクトカバー6が取り付けられて配線ダクト8の上方への開放部分が閉塞されて いる。
【0009】 前記側脚4の後端縁は、上下方向の中途位置から下方を前側に切欠して上部に 較べて幅狭に形成されており、その後側に位置する幕板7の下部との間に間隙60 を形成して側方に開放されている。そして、前記配線ダクト8は、両側に配置し た側枠11,11間をC字杆12、上下のコード受け13,14、および底板15にて連結す るとともに、前面に点検パネル29を開閉自在に取り付けて構成され、前記配線ダ クト8の背面には、幕板7が前記配線ダクト8のC字杆12および底板15から後方 へ突設されたバネ状係止片16,16により机1の背面に着脱自在に取り付けられて いる。そして、前記配線ダクト8の両側枠11の下部には、前記側脚4と幕板7と の間に形成される間隙60に連通する位置に配線用開口部61が形成されており、底 板15部分をコード受け部63とする配線構造を構成して配線ダクト8内部から前記 配線用開口部61、および前記側脚4と幕板7との間隙60により机の側方へ開放さ れている。
【0010】 上記のような本考案に係る配線構造によれば、幕板7内面側で配線ダクト8内 から側方へ配線可能としたことにより、机1の側面から直接コードcを横方向へ 最短距離で配線することができ、しかも、コードcをコード受け部63としての配 線ダクト8の底板15にて支持した状態で配線されるのでコードcが床面を這うこ とがなく掃除等の邪魔になることがない。また、この場合、コードcは幕板7の 内面側に配線されることから、机1の背面にコードcが露出して外観を損なうこ ともない。また、上記の場合、幕板7を取り外せば、コードcの幕板7内面への 配線作業を極めて簡単に行うことができる。更に、幕板7内側に位置する配線ダ クト8側面に設けた配線用開口部61を幕板7の内面側にまで開口して設けておけ ば、前記のように幕板7を取り外しての配線作業がより一層容易となるし、また 、この場合には幕板7を取り外さない状態での配線も容易である。
【0011】 図7に示したものは本考案に係る机における配線構造の他実施例である。これ は上記実施例では幕板7の内側に位置する配線ダクト8の底板15をコード受け部 63として利用しているのに対し、幕板7下端を配線ダクト8の底板15より更に下 方に突出した状態で設けて前記配線ダクト8から下方へ幕板7の内側にコード受 け部としてのフック64を垂設してなるものである。この実施例の場合には、配線 ダクト8の底板15上から机1の側方へコードcを取り出すことができると同時に 、フック64を使用することによりコードcを机1の横方向に配線することも可能 である。しかも、このフック64を使用してコードcを配線する場合には、幕板7 と側脚4との間隙60部分の下方から前記フック64へコードcを配線することがで き、机1の背面側から配線できてコード類の配線処理を極めて容易に行うことが できるのである。上記のフック64は幕板7の内面側に向けて設けてもよいし、ま た、このフック64は幕板7の内面に設けておいてもよく、更には、このようなフ ックを幕板7と側脚4との間隙60内において、上下に複数段に設けることもでき る。
【0012】 尚、図中符号30で示すものは、配線ダクト8に設けられたコード受け13の前方 立ち上がり縁に取り付けられたコードフックであり、また、符号40はダクトカバ ー6の下方に位置して配線ダクト8のC字杆12に取付金具41にて横方向移動自在 に取り付けられたコンセントである。
【0013】
以上のように、本考案によれば、机背面の幕板と机側面の側脚との間に間隙を 設けて側方へ開放し、ここにコード受け部を設けたことにより、机の側面から直 接コード類を横方向へ、例えば隣接する机へ最短距離で配線可能であるとともに 、従来のようにコード類が床面に配線されて邪魔になるようなこともない。また 、コード類は幕板内面側を配線されることから、これらのコード類が机背面側に 露出することがなく、見た目もよい。更に、前記のように幕板と側脚との間から 机の横方向へ配線可能としたことにより、幕板を取り外すことで配線作業をより 一層簡単に行うことができる。
【図1】OA机の斜視図。
【図2】前記机の分解斜視図。
【図3】同じく要部を示す分解斜視図。
【図4】前記机の要部を示す縦断側面図。
【図5】前記机の幕板を取り外した状態の背面側から見
た斜視図。
た斜視図。
【図6】本考案に係る配線構造部分の拡大側面図。
【図7】本考案に係る配線構造の他実施例を示す拡大側
面図。
面図。
1 机 2 天板 3 アーム 4 側脚 5 L脚 6 ダクトカバ
ー 7 幕板 8 配線ダクト 9 パネル 10 サイドパネ
ル 11 側枠 12 C字杆 13 コード受け 14 コード受け 15 底板 16 バネ状係止
片 17 パネル取付金具 29 点検パネル 30 コードフッ
ク 40 コンセント 41 コンセント
取付金具 60 間隙 61 配線用開口
部 63 コード受け部 64 フック c コード
ー 7 幕板 8 配線ダクト 9 パネル 10 サイドパネ
ル 11 側枠 12 C字杆 13 コード受け 14 コード受け 15 底板 16 バネ状係止
片 17 パネル取付金具 29 点検パネル 30 コードフッ
ク 40 コンセント 41 コンセント
取付金具 60 間隙 61 配線用開口
部 63 コード受け部 64 フック c コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小畑 広永 東京都渋谷区恵比寿南3丁目9番11号 有 限会社ヒロデザイン研究所内 (72)考案者 狩野 徹也 東京都渋谷区恵比寿南3丁目9番11号 有 限会社ヒロデザイン研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 机背面の幕板と机側面の側脚との間に間
隙を設けて側方へ開放してなり、前記間隙内にコード受
け部を設けてなる机における配線構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105262U JP2594018Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 机における配線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105262U JP2594018Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 机における配線構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543927U true JPH0543927U (ja) | 1993-06-15 |
JP2594018Y2 JP2594018Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=14402747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991105262U Expired - Lifetime JP2594018Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 机における配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594018Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0181930U (ja) * | 1987-11-21 | 1989-06-01 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP1991105262U patent/JP2594018Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0181930U (ja) * | 1987-11-21 | 1989-06-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2594018Y2 (ja) | 1999-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990119 |