JPH0543625Y2 - - Google Patents

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JPH0543625Y2
JPH0543625Y2 JP6430187U JP6430187U JPH0543625Y2 JP H0543625 Y2 JPH0543625 Y2 JP H0543625Y2 JP 6430187 U JP6430187 U JP 6430187U JP 6430187 U JP6430187 U JP 6430187U JP H0543625 Y2 JPH0543625 Y2 JP H0543625Y2
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  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、刈取つて結束した茎稈株を、一定量
積載しておくことが可能な回収装置付刈取結束機
に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の回収装置付刈取結束機としては、第6
図に示すように機体前部に植立茎稈を引き起こす
引起し装置2、前記引き起こされた茎稈を刈り取
る刈取装置4、前記刈り取られた茎稈を持上げ搬
送する縦搬送装置5を設けると共に、その後に横
倒し姿勢で前記茎稈の株元を結束する結束装置B
と、結束された茎稈束を横倒し姿勢のまま持上げ
て後方下方の回収部Dに放出する持上げ搬送装置
Cを設け、更に、前記各装置2,4,5,B,C
に対して横倒し茎稈の穂先側の側部に運転部1を
配設して構成したものが提案されている(実願昭
62−3215号)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、この回収装置付刈取結束機では、刈
り取つた茎稈を縦搬送装置によつて持上げ搬送装
置し、そのまま茎稈を横倒し姿勢にして結束装置
によつて結束するから、機体の横巾を広げない限
り、茎稈の穂先は運転部横側近傍を通過すること
になる。従つて、刈り取つた茎稈の稈長が長い場
合には横倒し姿勢の茎稈、あるいは茎稈束の穂先
が運転部の横側部に接触して移動抵抗を受け、結
束装置における結束乱れや持上げ搬送装置におけ
る放出姿勢の乱れを誘発するおそれがあつた。
本考案は、このような点を考慮し、茎稈及び茎
稈束の穂先と運転部との接触をなくすことによつ
て上記不都合を解消することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、機体前部に植立茎稈を引
き起こす引起し装置、前記引き起こされた茎稈を
刈り取る刈取装置、前記刈り取られた茎稈を持上
げ搬送する縦搬送装置を設けると共に、その後に
横倒し姿勢で前記茎稈を結束する結束装置と、結
束された茎稈束を横倒し姿勢のまま持上げて後方
下方の回収部に放出する持上げ搬送装置を設け、
前記各装置に対して横倒し茎稈株元側の側部に運
転部を配設してある点にあり、その作用・効果は
次の通りである。
〔作用〕
上記構成によると、先ず、植立茎稈を引起し装
置で引き起こした後、刈取装置で刈り取り、刈り
取られた茎稈を縦搬送装置によつて持上げ搬送す
る。次いで、横倒し姿勢となつた茎稈を結束装置
で結束すると共に、結束された茎稈束を持上げ搬
送装置で横倒し姿勢のまま持上げて後方下方の回
収部に放出する。
要するに、茎稈が横倒し姿勢にされて結束さ
れ、次いで放出されるまでの一連の流れの中で、
茎稈の株元側は運転部の側部に、穂先側は機体外
方に向けられる。そのため、通常の刈取結束機と
同じように茎稈の株元端を基準にしておけば、茎
稈の稈長が長くても穂先側が外方に延びるばかり
で株元端と運転部との間隔は常に適正に維持され
ることになる。
〔考案の効果〕
その結果、茎稈及び茎稈束と運転部横側との接
触が回避され、それに起因していた結束乱れや放
出姿勢の乱れが改善された。そして、茎稈束を回
収部上に整然と載置していくことが可能になつ
た。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第4図及び第5図に示すように、コンバインを
ベースとした走行機体の前部にコンバインと同種
の刈取前処理部Aを装着し、その後部に結束装置
Bを設けると共に、更にその後方で且つ運転部1
左側方に持上げ搬送装置の一例である挟持搬送装
置Cを、又、その後方に回収部Dを搭載して回収
装置付刈取結束機を構成してある。
前記刈取前処理部Aは、茎稈の一種である植立
茎稈を引き起こす引起し装置2、引起こされた穀
稈を中心に掻き集める一対のパツカー3,3、掻
き集められた穀稈を刈取る刈取装置4、及び、刈
取られた穀稈を後方上方へ搬送する縦搬送装置5
等を運転部1の左横側部に配置して構成してあ
る。前記縦搬送装置5は、穀稈の穂先を係止し乍
ら搬送する穂先係止搬送装置5Aと、株元を挟持
し乍ら搬送する株元挟持搬送装置5Bとからな
り、縦姿勢の穀稈を穂先側が機体左外方に向う横
倒し姿勢にし乍ら上方に持上げ搬送し、その株元
を機体の中央に配置された株元持上げ用の突起付
ベルト6,6へ送る。尚、株元の送りをスムーズ
にすための株元払い杆7が、株元挟持搬送装置5
Bから突起付ベルト6,6の始端側に亘つて設け
てある。
前記突起付ベルト6,6は、第1図に示されて
いるように、左右一対に並べて配置されていて、
送られてきた穀稈の株元を下側の経路部分にて挟
持し乍ら後方上方に搬送する。この突起付ベルト
6,6の搬送経路の終端で且つ前記結束装置Bの
集草空間の手前には、換言すると結束装置Bのパ
ツカーアーム8先端軌跡の作用終端部近傍には、
穀稈の株元端を切り揃える回転カツター9が設け
てある。
前記突起付ベルト6,6の終端後方で且つ運転
部1左横側部には結束装置Bを配置してあり、送
られてきた横倒し姿勢の穀稈を前記パツカーアー
ム8で掻き込んで集束すると同時にその株元側を
結束し、その穀稈束を放出具14を使つて横倒し
姿勢のまま後方に放出する。
前記放出具14は、左右の横軸芯P2周りで回
転する羽根状のものであり、その作用部を前記挟
持搬送装置Cの穀稈供給口15に臨ませてある。
前記挟持搬送装置Cは、第2図で既に示すよう
に上方高く且つ後方へやや傾いた姿勢でチエーン
ケース16を設け、該チエーンケース16内に軸
支された下端の駆動スプロケツト17と上端の従
動スプロケツト18とに亘つて突起付チエーン1
9を巻架すると共に、該チエーンケース16から
前側に露出された突起付チエーン19に沿つて挟
持レール20を設けて構成してある。又、前記従
動スプロケツト18の軸21をチエーンケース1
6外に延長し、その左外方の端部に穀稈掻上げ放
出用の回転具22を取付けると共に、右内方には
前記軸21と一体的に回転駆動される大径の回転
軸23を嵌着してある。更に、前記挟持搬送装置
Cの上端後方、換言すると終端後方に、該装置C
から放出された穀稈束を横倒し姿勢で一旦受け止
め、その後に回収部Dへ一気に放出する受止め部
Eを設けてある。
従つて、穀稈供給口15へ供給された穀稈束
は、突起付チエーン19と挟持レール20に挟持
され乍ら穂先側が機体左外方に向く横倒し姿勢で
上方後方に搬送され、その終端に達すると回転具
22と回転軸23を乗り越えて一旦前記受止め部
Eに落下して横倒し姿勢になつた後、下方の回収
部Dへ落下放出される。尚、前記回転具22は、
穀稈束が挟持搬送装置Cの終端に到達した際に垂
れ下がつた穂先を掻上げて穀稈束の放出姿勢を整
え、受止め部Eに落下した穀稈束の横倒し姿勢が
乱れないようにするためのものである。又、穀稈
束が受止め部Eに落下した時点で穀稈束からばら
けた数本の穀稈が搬送経路に残つて後続の穀稈束
に引つ掛かつていると、穀稈束を受止め部Eから
落下放出する際に放出姿勢を大きく乱す原因とな
る。そのため、回転軸23を株元側に設けること
で、穀稈束を受止め部Eに落下放出される際にば
らけた穀稈を回転軸23上に引つ掛け、摩擦を介
して伝わる回転軸23の回転力と穀稈束の重量及
び弾性復元力で上方へ引つ張つて搬送経路から抜
け出るのを補助し、後続の穀稈束に引つ掛かるの
を防止している。
前記受止め部Eは、挟持搬送装置Cの終端後方
に左右横軸芯周りで上下揺動自在に受止め板24
を備え、該受止め板24を水平姿勢にロツクして
挟持搬送装置Cから落下放出された穀稈束を受止
め可能な状態と、ロツクを解除して受止め板24
の上下揺動が可能な状態、換言すると穀稈束の重
さで受止め板24が下揺動して穀稈束の落下放出
が可能な状態とに自動的に切換わるようになつて
いる。詳述すると、挟持搬送装置Cの側壁にL字
形リング25を回動自在に枢着し、その一片の先
端にロツド26を枢支連結すると共に、他片の先
端に当りピン25aを形成し、受止め板24と一
体的に揺動する円弧状リンク27の先端部分に接
当させてある。又、L字形リンク25より下方に
位置する側壁に接触リンク28を上下揺動可能に
枢着し、その先端を挟持搬送装置Cの搬送経路上
に突出させると共に、前記ロツド26の下端を枢
支連結し、以て、接触リンク28の上への揺動に
連動してL字形リンク25が回動し、当りピン2
5aと円弧状リンク27の接当が解除、即ち受止
め板24のロツクが解除されるようにしてある。
要するに、受止め板24上に穀稈束が受止められ
ている状態において、後続の穀稈束が持上げ搬送
経路上で接触リンク28に接触して上揺動する
と、受止め板24のロツクが解除されてその上の
穀稈束は自重で受止め板24から滑落するのであ
る(第3図参照)。尚、穀稈束の落下放出後、L
字形リンク25及び接触リンク28はスプリング
29によつて初期状態に戻され、又、受止め板2
4の方もスプリング30によつて水平姿勢に戻さ
れて元のロツク状態になる。
前記回収部Dは、積載された横倒し姿勢の穀稈
束をまとめて地上に降ろせるように後端の軸芯
P3周りでダンプ可能に構成してある。しかも、
回収部Dがダンプすると後側板31が倒れて底板
32と面一となり、穀稈束が地上までスムーズに
滑落できるようになつている。以上説明してきた
ように、当該回収装置付刈取結束機では、引き起
こして刈り取つた刈取穀稈を縦搬送してから放出
するまでの一連の流れの中で、穀稈を常に穂先側
が機体左外方に向う横倒し姿勢に維持し、例え穀
稈の稈身が長くても株元端と運転部1横側との間
隔を適正に保つて接触を回避し、安定した横倒し
姿勢で搬送できるようになつている。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る回収装置付刈取結束機の実
施例を示し、第1図は結束装置及び持上げ搬送装
置の正面図、第2図は結束装置及び持上げ搬送装
置の側面図、第3図は茎稈束放出時の持上げ搬送
装置の側面図、第4図は全体側面図、第5図は全
体平面図であり、第6図は従来の回収装置付刈取
結束機を示す全体平面図である。 1……運転部、2……引起し装置、4……刈取
装置、5……縦搬送装置、B……結束装置、C…
…持上げ搬送装置、D……回収部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体前部に植立茎稈を引き起こす引起し装置
    2、前記引き起こされた茎稈を刈り取る刈取装置
    4、前記刈り取られた茎稈を持上げ搬送する縦搬
    送装置5を設けると共に、その後に横倒し姿勢で
    前記茎稈を結束する結束装置Bと、結束された茎
    稈束を横倒し姿勢のまま持上げて後方下方の回収
    部Dに放出する持上げ搬送装置Cを設け、前記各
    装置2,4,5,B,Cに対して横倒し茎稈株元
    側の側部に運転部1を配設してある回収装置付刈
    取結束機。
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