JPH0543534U - コンデンサ装置 - Google Patents

コンデンサ装置

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JPH0543534U
JPH0543534U JP11029891U JP11029891U JPH0543534U JP H0543534 U JPH0543534 U JP H0543534U JP 11029891 U JP11029891 U JP 11029891U JP 11029891 U JP11029891 U JP 11029891U JP H0543534 U JPH0543534 U JP H0543534U
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JP
Japan
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capacitor
capacitor elements
sides
series
stacked
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Pending
Application number
JP11029891U
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English (en)
Inventor
幸弘 辻川
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサ素子を多段に積み重ねて直列に接
続するコンデンサ装置において、その直列接続の容易化
と組立作業の簡略化を図ることを目的とする。 【構成】 両面に金属溶射による端子部を備えたコンデ
ンサ素子を、両面に突出金具を備えた接続片を介して積
み重ね、両端から締め付ける。隣合うコンデンサ素子同
志は、接続片、突出金具を介して互いに接続される。こ
れによって各コンデンサ素子は直列に接続されるように
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンデンサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンデンサ装置において、両面に金属溶射によって端子部を形成したコンデン サ素子の複数を、直列に接続して積み重ねて一体的に締め付けて構成することが 行われている。図4はそのための構成を説明するもので、1はたとえばセラミッ ク単板からなるコンデンサ素子で、その両面に金属溶射によって形成される端子 部2を備えている。
【0003】 そしてこの端子部2にリード線3をハンダ4によって取り付け、このリード線 3を順次接続していくことによって、各コンデンサ素子1を直列に接続する。そ してその各コンデンサ素子1を順次多段に積み重ね、各コンデンサ素子1を貫通 する固定棒によって固定するようにしている。
【0004】 しかしこのような構成によると、リード線3をハンダ付けするとき、その熱に よってコンデンサ素子1が熱損傷を起こすことがある。またコンデンサ素子1を 多段に積み重ねるとき、各コンデンサ素子1は互いにリード線3によって接続さ れた状態で積み重ねていくので、その作業は極めて面倒であり、またその過程で リード線3が切断されてしまうことがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、複数のコンデンサ素子を多段に積み重ねるとともに、直列に接続し て構成するコンデンサ装置において、その直列接続のための構成を簡略化し、か つその積み重ね作業の簡易化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、両面に金属溶射による端子部を有するコンデンサ素子を多段に積み 重ねて一体的に固定したコンデンサ装置において、両面に突出金具を有する導電 性の接続片を、隣合うコンデンサ素子の端子部に接するように、各コンデンサ素 子間に介在させて多段に積み重ね、各コンデンサ素子および接続片を一体的に締 め付けるようにして固定したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
隣合うコンデンサ素子の互いに向い合う端子部は、両コンデンサ素子間に介在 している接続片の突出金具を介して、互いに直列に接続されるようになる。した がって各コンデンサ素子を順次積み重ね、これを上下から締め付けることによっ て一体化するだけで、各コンデンサ素子が直列に接続されたコンデンサ装置が構 成されることになる。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例を図1〜図3によって説明する。なお図4と同じ符号を付し た部分は、同一または対応する部分を示す。本考案にしたがい、導電性のたとえ ば金属製の接続片5を用意し、その表裏両面に複数の突出金具6を設ける。突出 金具6は導電性であることもちろんである。
【0009】 また接続片5の中央には後記する固定棒が挿通される孔7が形成されてある。 そしてこの孔7の周縁を囲むように、接続片5の表裏両面に絶縁性のカラー8を 備えている。これは隣合うコンデンサ素子1の間隔を一定に保持するためのもの である。
【0010】 前記のように構成されたコンデンサ素子1を、突出金具6およびカラー8を備 えた接続片5を介して図4のように多段に積み重ねる。そして各コンデンサ素子 1、接続片5を貫通するように固定棒9を挿通し、その両端において絶縁性のナ ット10によって締め付ける。これによって各コンデンサ素子1、接続片5は一 体的に固定される。
【0011】 このような締め付けによって、隣合うコンデンサ素子1の各端子部2に接続片 5の突出金具6が圧接し、これによって接続片5、突出金具6を介して互いに向 かい合っている端子部2同志が接続される。このようにしてすべてのコンデンサ 素子1が互いに直列に接続されるようになる。
【0012】 なお突出金具6として、たとえばコンデンサ装置の最大許容電流よりも僅かに 大きい電流が流れたときに溶断するような大きさ、形状に選定しておくと、この 突出金具はヒューズを兼ねることができるようになって都合がよい。
【0013】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、コンデンサ素子の複数を多段に積み重ね るとともに、各コンデンサ素子を直列接続するコンデンサ装置において、その直 列接続に必要な配線に従来のようなハンダ付けによるリード線をなんら必要とし ないので、ハンダ熱によってコンデンサ素子が熱損傷を起こすことはなく、また コンデンサ素子単位で簡単に交換が可能となり、また単に積み重ねて一体的に締 め付けるだけでよいので、その組み立て作業は極めて簡単となるといった効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】接続片の平面図である。
【図3】組み立てられたコンデンサ装置の正面図であ
る。
【図4】従来例の接続図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 金属溶射による端子部 5 接続片 6 突出金具 9 固定棒 10 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に金属溶射による端子部を有するコ
    ンデンサ素子を多段に積み重ねて一体的に固定したコン
    デンサ装置において、両面に突出金具を有する導電性の
    接続片を、隣合うコンデンサ素子の端子部に接するよう
    に、各コンデンサ素子間に介在させて多段に積み重ね、
    前記各コンデンサ素子および前記接続片を両側から一体
    的に締め付けて固定してなるコンデンサ装置。
JP11029891U 1991-11-12 1991-11-12 コンデンサ装置 Pending JPH0543534U (ja)

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JP11029891U JPH0543534U (ja) 1991-11-12 1991-11-12 コンデンサ装置

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JPH0543534U true JPH0543534U (ja) 1993-06-11

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