JPH0543460B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

（産業上の利用分野） この発明は加工中の複数個のバレル槽のうち加
工の終了した１槽のみを一定時間（加工時間／タ
ーレツトに取付けられたバレル槽の数）毎に未加
工工作物と交換する様にした高速遊星旋回式バレ
ル加工法及び加工機に関する。 （従来の技術及びその解決課題） 従来、高速回転するターレツトにバレル槽を取
付け、槽内に工作物とメデイアとを装入し、バレ
ル槽を公転および自転させて槽内の工作物に対
し、研磨、粉砕、攪拌、混合、化学操作などの加
工を行わせる高速遊星旋回式バレル加工機は加工
能率が良いことで広く使用されているが、蓋の脱
着、内容物の交換などに時間を要するのが欠点で
あつた。即ち加工に要する時間は数分で完了する
のに対し、内容物の交換は十数分、特に槽の数の
多いときは数十分を要するのが実情であり、全槽
の内容物の交換が完了するまでは加工機は停止さ
れたままの状態となり折角の高い加工能率を半減
していた。 （課題を解決する為の手段） 然るにこの発明によれば、ｘ個のバレル槽（バ
レル槽）を有する高速遊星旋回式バレル加工機で
工作物をｙ時間で加工するに際し、ｙ／ｘ時間毎
に加工済工作物と未加工工作物とを１槽のみ交換
し、該未加工工作物をｙ／ｘ時間でｘ回連続で加
工する様にしたので、全槽の内容物を同時に交換
する必要がなく、大きな場所を必要としない。ま
た停止時間は１槽の交換時間のみであるので極め
て有効にバレル加工機を使用することができる利
点を有する。 即ち方法の発明はバレル槽内へ所定量の工作物
と、メデイアとを装入し、バレル槽を自転および
公転すべく高速遊星旋回させて工作物を加工する
バレル加工方法であつて、(1)ターレツトに取り付
けたバレル槽内の未加工工作物の加工に要する時
間を定める。(2)加工済工作物が入つたバレル槽一
個を未加工工作物が入つたバレル槽一個と一定時
間間隔毎に連続して交換する。当該一定時間間隔
は、前記各バレル槽内の未加工工作物の加工に要
する時間をターレツトに取り付けたバレル軸の数
で割つた時間とする。(3)前記、加工済工作物収容
バレル槽と未加工工作物収容バレル槽の交換以外
は未加工工作物の加工を連続して行う。前記、
(1)、(2)、(3)記載の条件を満足させて加工すること
を特徴とした高速遊星旋回式バレル加工法であ
る。また「装置の発明はターレツトに複数個のバ
レル受台を介して公転および自転するバレル槽を
取付け、前記ターレツトを所定の位置で停止させ
る位置規制装置を備えた懸垂型の高速遊星旋回式
バレル加工機であつて、(1)バレル加工器の下方に
ターレツトに対して昇降自在のバレル槽載置台を
設置し、(2)バレル加工機の一側に前記バレル槽載
置台を含む環状のバレル槽搬送路が設けられてお
り、(3)前記バレル槽搬送路に工作物交換位置及び
一定時間毎に未加工々作物を収容したバレル槽を
前記バレル槽載置台上へ送り出す移動装置が設け
られており、前記(1)、(2)、(3)を結合したことを特
徴とする高速遊星旋回式バレル加工機である。 実施例 １ この発明の実施例を添附の図によつて説明す
る。第１図はこの発明の実施説明図、第２図およ
び第３図はこの発明の実施装置の全体を示す概略
図、第４図はターレツトに取り付けた各バレル軸
別のドツグの位置を示す説明図、第５図および第
６図はこの発明の実施例に使用されるバレル槽の
一例（積槽型分割バレル槽）である。次に第１図
に基づいてこの発明のバレル加工法の概略を説明
する。ターレツト１０に４個のバレル槽３ａ，３
ｂ，３ｃ，３ｄを装着した高速遊星旋回式バレル
加工機１の一側に３個のバレル槽３ｅ，３ｆ，３
ｇが載置された環状のバレル槽搬送路２が設置さ
れている。このバレル槽搬送路２には各ステーシ
ヨンＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄが設けられ、Ａステーシヨン
はバレル槽の加工機へのローデイング及びアンロ
ーデイングに、Ｂステーシヨンは未加工工作物を
装入したバレル槽のＡステーシヨンへの移動待機
位置に、Ｃステーシヨンは未加工工作物を収容し
たバレル槽の待機位置に、Ｄステーシヨンは工作
物交換位置に夫々使用される。いま高速遊星旋回
式バレル加工機１のターレツトには内容物が空の
バレル槽３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄが装着されてお
り、バレル槽搬送路２上に未加工工作物を含む内
容物を装入したバレル槽３ｅ，３ｆ，３ｇが載置
された状態を初期状態とし、工作物を加工するの
に必要な時間を例えば20分と仮定する。先ず、高
速遊星旋回式バレル加工機１のターレツトに装着
された空のバレル槽３ａをＡステーシヨン上へア
ンローデイングし、Ｄステーシヨンへ搬送する。
Ｂステーシヨン上の内容物を含むバレル槽３ｅを
Ａステーシヨンへ移動しターレツトへ装着し、５
分間（加工時間（20分）／ターレツトに取付けら
れたバレル槽の数（４個））加工を行なう。空の
バレル槽３ａはＤステーシヨンへ、内容物が装入
されたバレル槽３ｆ，３ｇは夫々Ｂ，Ｃステーシ
ヨンへ搬送され、５分間の加工時間中にバレル槽
３ａ内へ未加工工作物を含む内容物を装入する。
５分間の加工が終了したら空のバレル槽３ｂがＡ
ステーシヨン位置に来た時にターレツトの回転を
停止する。次にバレル槽３ｂをＡステーシヨン上
へアンローデインし、Ｄステーシヨンへ搬送す
る。Ｂステーシヨン上の内容物を含むバレル槽３
ｆをＡステーシヨンへ移動しターレツト１０へ装
着し、５分間加工を行なう。この５分間の加工に
よりバレル槽３ｅ内の工作物は合計10分間の加工
を受けたこととなる。以後同様の操作を繰り返
し、内容物が装入されたバレル槽３ａが再びター
レツト１０に装着され、５分間加工された段階で
バレル槽３ｅ内の工作物は20分間の加工が行なわ
れ初めに設定した加工が完了したことになり、バ
レル槽３ｆは15分、バレル槽３ｇは10分の加工が
行なわれることとなる。次に加工済工作物を含む
バレル槽３ｅをＡステーシヨン上へアンローデイ
ングし、Ｄステーシヨンへ搬送し内容物を交換す
る。以後５分間隔で同様操作を繰り返しバレル槽
３ｆ，３ｇ，３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ，３ｅ，３
ｆ…の順に内容物の交換と加工を５分間隔で連続
して行なう。 実施例 ２ この発明のバレル加工機の実施例を第２図乃至
第６図に基づいて説明する。第２図および第３図
において、所定間隔をおいて対向させた上方架構
４ａ、および下方架構４ｂを多数の支柱５，５で
支持して構成した架構内に、懸垂型の高速遊星旋
回式バレル加工機１が収容されており、該高速遊
星旋回式バレル加工機１の前方には環状のバレル
槽搬路２が設けられている。前記高速遊星旋回式
バレル加工機１の架構内には、上方架構４ａおよ
び下方架構４ｂ上の支持台６に固定した上下部の
軸受７，８に中心軸１７が垂直で、かつ回転可能
に取付けてある。前記中心軸１７の上端には減速
機１０７を介してメインプーリー９が固定してあ
り、更に中心軸１７の中央部にターレツト１０が
水平に固定してある。前記バーレツト１０には複
数個（本実施例は４個を有するが第２図には前後
の２個が省略してある）のバレル軸１１が軸受１
２に回転可能に取付けられた中空軸１３の内部に
回転可能のように縦に挿通して取付けてある。
（第７図）。前記上方架構４ａの正面にはターレツ
ト１０の外周部に設けたドツと反対する近接スイ
ツチ（以後近接スイツチをPXと表示する）PX
１，PX２，PX３，PX４が設けられている。前
記ドツグは第４図に示す様に各バレル軸１１に対
応する４ケ所に前記近接スイツチ２個と反応する
様に２個取り付けられており、この近接スイツチ
の組合せによりどのバレル軸１１が正面に来たか
を判断して位置決めを行なう。例えば次記の表一
の様にドツグが各バレル軸１１ａ，１１ｂ，１１
ｃ，１１ｄ毎にａ，ｂ，ｃ，ｄの位置の内２ケ所
に取り付けてある。即ち、PX１，PX２が反応し
た場合は１１ａのバレル軸が定位置（正面位置）
に来たことを示す。

【表】 ０…ドツグなし １…ドツグあり
前記バレル軸１１の上方にはバレル槽クランプ
用クラツチ１４が固定してあり、下方にねじ孔を
有し、このねじ孔に対しチヤツク３１の上方に固
定したねじが嵌合している。前記クランプ用クラ
ツチ１４を一方に回転するとバレル軸１１のチヤ
ツク３１は上昇しながらバレル槽搭載第15の中心
に固定した取付軸１６を把持し、オールウレタン
製のバレル槽３は上昇し、その口部１８は前記中
空軸１３に取付けられたバレル受台１９の下面の
パツキングを押圧し、バレル槽３はバレル受台１
９に密着される。またクランプ用クラツチ１４を
上記と逆回転することによつて、バレル槽３はバ
レル受台１９より分離される。更に上記軸受７に
はスプロケツト２０が取付けてあり、前記中空軸
１３の上方に取付けた鎖車２１との間にチエーン
２２を掛け、前記バレル軸１１を回転できるよう
になつている。前記メインプーリー９は主電動機
２３により高速回転される。また前記中心軸１７
の上端にはカムクラツチ３２を有する鎖車３３が
固定されており、該鎖車３３はインデツクスモー
ター３９により連動される。前記上方架構４ａの
上方にはバレル槽クランプ用モーター２５を取付
け（第２図）、ウオーム減速機２６を介してプー
リー２７を回転させるようになつている。前記プ
ーリー２７を貫通してクラツチ軸２８が上下に摺
動可能に設けあり、その上端はクラツチ昇降用シ
リンダー２９のピストンロツドの先端と結合し、
その下端はバレル槽クランプ用上方クラツチ３０
を構成し、バレル槽３が規定位置に停止したとき
において、前記バレル軸１１の上方に固定したバ
レル槽クランプ用クラツチ１４と対向している。
前記懸垂型高速遊星旋回式バレル加工機３の下方
にバレル槽載置台１４を設置する。前記バレル槽
載置台３４は流体圧シリンダー３５のピストンロ
ツド３６の上端に取り付けられて昇降可能となつ
ている。またバレル槽載置台３４はその上面に自
由方向ベアリング３７が設置されている。前記下
方架構４ｂにはバレル槽載置台３４上に載置され
たバレル槽を前記バレル槽搬送路２上へ押し出す
為の排出用プツシヤー４０が設置されている。該
排出用プツシヤー４０は流体圧シリンダー４７の
ピストンロツドに固着されている。前記バレル槽
搬送路２は前記バレル槽載置台３４、駆動ローラ
ー４１とコロローラー４２とよりなる排出コンベ
アー４３、工作物交換位置４４、バレル槽待機位
置４５、及びバレル槽移動装置４６とを有し環状
に構成されている。前記排出コンベアー４３はバ
レル槽載置台３４と工作物交換位置４４との間に
設けられており、駆動ローラー４１がコロローラ
ー４２を間に挾んで複数本がほぼ等間隔に配置さ
れている。前記駆動ローラー４１は各自に電動機
を有し、電気的に駆動されるもので、例えば伊東
電機(株)製のパーワーモーラ（商品名）を使用す
る。また前記駆動ローラー４１には近接スイツチ
（図示していない）が取り付けられており、バレ
ル槽が近接スイツチ上に到達し、近接スイツチが
反応すると駆動ローラー４１が運転される様にな
つている。前記工作物交換位置４４にて工作物の
交換もしくはバレル槽の交換を行なう。前記バレ
ル槽３は第５図に示すように３つのユニツトで構
成されており、その１ユニツトは第６図に示すよ
うに複数個の単位バレル槽２４ａ，２４ｂ，２４
ｃを重ね合せて一体化した積槽型バレル槽を２列
並べて一体化したものであり、第５図に示すよう
にバレル槽に突設した突片４８ａ，４８ｂ，４８
ｃに組立孔４９ａ，４９ｂ，４９ｃを設け、前記
組立孔内に組立杆５０が嵌挿されている。従つて
単位バレル槽２４ａ，２４ｂ，２４ｃは第６図に
示すように任意の単位バレル槽を組立杆５０を支
点として旋回させることができる。前記バレル槽
待機位置４５には流体圧シリンダー５１のピスト
ンロツドの先端に固着された搬送用フツク５２が
移動自在に設置されている。前記バレル槽移動装
置４６はコンベアー台５３と該コンベアー台５３
上に設けた自由方向ベアリング５４とバレル槽の
ユニツトを前記バレル槽載置台３４へ移動するプ
レート５５とで構成されており、前記プレート５
５はチエーン５６に固着されており、該チエーン
５６はコンベアー台５３に取り付けた電動機５７
により駆動される。５８，５９はチエーン５６の
スプロケツトホイールである。 以上述べたような機構に基づきこの発明の装置
の動作を説明すれば次の通りである。いま高速遊
星旋回式バレル加工機１のターレツト１０には内
容物が空のバレル槽３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄが装
着され、バレル槽３ａがバレル槽載置台３４の真
上になるように位置決めされており、工作物交換
位置４４、バレル槽待機位置４５、バレル槽移動
装置４６上に未加工工作物を含む内容物が装入さ
れたバレル槽３ｇ，３ｆ，３ｅが夫々載置されて
いる状態を初期状態とする。前記第１図で説明し
たと同様に工作物の加工時間を20分と仮定し、同
様の動作でもつて説明する。 先ず流体圧シリンダー３５のピストン側に圧力
流体を導入しバレル槽載置第３４を上昇する。次
にクラツチ昇降用シリンダー２９のピストン側に
圧力流体を導入しクラツチ３０を下降し、クラツ
チ１４と嵌合したならクランプ用モーター２５を
定時間回転させ、バレル軸１１ａを回転してチヤ
ツク３１を下降しバレル槽搭載台１５の取付軸１
６を解放し、バレル槽搭載台１５をバレル槽載置
台３４上に載置する。次に流体圧シリンダー３５
のピストンロツド側へ加圧流体を導入し、バレル
槽載置台３４を下降する。次に流体圧シリンダー
４７のピストン側に圧力流体を導入して排出用プ
ツシヤー４０を前進させバレル槽載置台３４上の
バレル槽３ａをバレル槽搭載台１５ごと排出コン
ベアー４３上へ搬送する。これと同時に電動機５
７を駆動しバレル槽移動装置４６上のバレル槽３
ｅをバレル槽搭載台１５ごとバレル槽載置台３４
上へ移動すると共に、流体圧シリンダー５１のピ
ストンロツド側に圧力流体を導入し搬送用フツク
５２を後退させてバレル槽待機位置４５上のバレ
ル槽３ｆをバレル槽搭載台１５ごとバレル槽移動
装置４６上へ移動する。また工作物交換位置４４
上のバレル槽３ｇは手動によりバレル槽待機位置
４５上へバレル槽搭載台１５ごと移動する。次に
排出コンベアー４３上へ搬送されたバレル槽３ａ
は近接スイツチと反応し駆動ローラー４１が順番
に駆動され工作物交換位置４４へバレル槽搭載台
１５ごと搬送される。次に流体圧シリンダー３５
のピストン側に圧力流体を導入し、バレル槽載置
台３４を未加工工作物を収容したバレル槽３ｅと
共に上昇し、クランプ用モーター２５を前記とは
逆方向に定時間回転させ、バレル軸１１を回転し
てチヤツク３１を上昇し前記バレル槽搭載台１５
の取付軸１６をチヤツクし、バレル槽３ｅをバレ
ル受台１９に装着する。次にクラツチ昇降用シリ
ンダー２９のピストンロツド側に圧力流体を導入
しクラツチ３０を上昇しクラツチの嵌合を解く。
次に主電動機２３を駆動して５分間加工を行な
う。この加工時間中に工作物交換位置４４上のバ
レル槽３ａ内の加工済工作物は未加工工作物と交
換される。加工が終了したなら主電動機２３を停
止し、インデツクスモーター３９を始動し、バレ
ル槽３ｂがバレル槽載置台３４の真上になるよう
に位置決めする。この位置決めは第４図に示す様
に近接スイツチPX１とPX３がバレル軸１１ｂ用
として、ターレツト１０上に設置したドツグ（ａ
とｃ位置）に反応することによりインデツクスモ
ーター３９が停止しして行なわれる。以後５分間
隔で加工及び１個のバレル槽の脱着が繰り返さ
れ、バレル槽３ｅ内の工作物は合計20分間の加工
が行なわれると高速遊星旋回式バレル加工機１よ
り離脱され、前述と同様の動作により工作物交換
位置４４まで搬送され、加工済工作物を未加工工
作物と交換して再び加工作業に移る。この様に５
分間隔で各動作が行なわれる。 （発明の効果） 以上述べた様にこの発明は、加工と１槽のみの
内容物の交換とを交互に行なう様にしたので停止
時間は１槽の交換時間のみで良く、また加工中に
内容物の交換作業を行なうことができるので、省
人、省力上に卓効を有するばかりでなく、加工能
率を飛躍的に向上し得るなどの諸効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施説明図、第２図は同じ
く一部を省略した平面図、第３図は同じく一部を
省略した側面図、第４図は同じく近接スイツチと
ターレツトに取り付けたドツグとの位置関係を示
す説明図、第５図はバレル槽搭載台上のバレル槽
の１ユニツトを取り出した状態の拡大斜視図、第
６図は１ユニツトのバレル槽の拡大斜視図であ
り、第７図は一対のバレル軸及びバレル槽の断面
図である。 １…高速遊星旋回式バレル加工機、２…バレル
槽搬送路、３，３ａ，３ｂ，３ｃ，…３ｇ…バレ
ル槽、４ａ…上方架構、４ｂ…下方架構、５…支
柱、６…支持台、９…メインプーリー、１０…タ
ーレツト、１１，１１ａ，１１ｂ，１１ｃ，１１
ｄ…バレル軸、１２…軸受、１３…中空軸、１５
…バレル槽搭載台、２４ａ，２４ｂ，２４ｃ、…
単位バレル槽、３５…流耐圧シリンダー、３６…
ピストンロツド、４０…排出用プツシヤー、４１
…駆動ローラー、４４…工作物交換位置、４５…
バレル槽待機位置、４６…バレル槽移動装置、４
９ａ，４９ｂ，４９ｃ…組立孔、５１…流体圧シ
リンダー、５３…コンベアー台、５４…自由方向
ベアリング。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ バレル槽内へ所定量の工作物と、メデイアと
   を装入し、バレル槽を自転および公転すべく高速
   遊星旋回させて工作物を加工するバレル加工方法
   であつて、 (1) ターレツトに取り付けたバレル槽内の未加工
   工作物の加工に要する時間を定める。 (2) 加工済工作物が入つたバレル槽一個を未加工
   工作物が入つたバレル槽一個と一定時間間隔毎
   に連続して交換する。当該一定時間間隔は、前
   記各バレル槽内の未加工工作物の加工に要する
   時間をターレツトに取り付けたバレル軸の数で
   割つた時間とする。 (3) 前記、加工済工作物収容バレル槽と未加工工
   作物収容バレル槽の交換以外は未加工工作物の
   加工を連続して行う。 前記、(1)、(2)、(3)記載の条件を満足させて加工
   することを特徴とした高速遊星旋回式バレル加工
   法。 ２ ターレツトに複数個のバレル受台を介して公
   転および自転するバレル槽を取付け、前記ターレ
   ツトを所定の位置で停止させる位置規制装置を備
   えた懸垂型の高速遊星旋回式バレル加工機であつ
   て、 (1) バレル加工機の下方にターレツトに対して昇
   降自在のバレル槽載置台を設置し、 (2) バレル加工機の一側に前記バレル槽載置台を
   含む環状のバレル槽搬送路が設けられており、 (3) 前記バレル槽搬送路に工作物交換位置及び一
   定時間毎に未加工々作物を収容したバレル槽を
   前記バレル槽載置台上へ送り出す移動装置が設
   けられており、 前記(1)、(2)、(3)を結合したことを特徴とする高
   速遊星旋回式バレル加工機。