JPH0543434A - シヤンプー組成物 - Google Patents

シヤンプー組成物

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JPH0543434A
JPH0543434A JP20527091A JP20527091A JPH0543434A JP H0543434 A JPH0543434 A JP H0543434A JP 20527091 A JP20527091 A JP 20527091A JP 20527091 A JP20527091 A JP 20527091A JP H0543434 A JPH0543434 A JP H0543434A
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JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
shampoo composition
hair
present
surfactants
Prior art date
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Pending
Application number
JP20527091A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Hirota
修 広田
Yoshiaki Abe
吉明 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (a)アルキルサッカライド系界面活性剤1
〜50重量%及び(b)平均分子量50万以上のポリエ
チレングリコール0.001〜1重量%を含有するシャ
ンプー組成物。 【効果】 洗浄力、起泡力に優れ、しかも低刺激性で、
かつ洗髪時のきしみがないため使用感が良好で毛髪の損
傷も少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャンプー組成物に関
し、更に詳しくは洗浄力、起泡力に優れ、しかも低刺激
性で、かつ洗髪時のきしみがなく毛髪に損傷を与えるこ
とのないシャンプー組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、頭髪や頭皮を洗浄するためのシャ
ンプーには高い起泡性と洗浄性を有する陰イオン界面活
性剤が多用されてきたが、皮膚、眼などに対する刺激性
が強いため、近年、両性界面活性剤、非イオン界面活性
剤等が使用されてきている。この非イオン界面活性剤の
うち、アルキルサッカライド系界面活性剤は、優れた起
泡力、洗浄力を有し、かつ低刺激性であることが知られ
ている(米国特許第3219656号、同第35988
65号、同第4223129号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このア
ルキルサッカライド系界面活性剤を配合したシャンプー
は、洗髪時に「きしみ」が発生し、このきしみによる毛
髪の損傷、使用感の低下等の問題があった。従って、本
発明の目的は高い洗浄力、起泡力を有し、低刺激性で、
かつ洗髪時のきしみの発生しないシャンプー組成物を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯かる実状において、本
発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を行なった結
果、非イオン界面活性剤であるアルキルサッカライド系
界面活性剤と高分子量のポリエチレングリコールを組み
合せて用いれば、洗髪のきしみが低減され、髪や頭皮に
優しいシャンプー組成物が得られることを見出し、本発
明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は(a)アルキルサッカ
ライド系界面活性剤1〜50重量%及び(b)平均分子
量50万以上のポリエチレングリコール0.001〜1
重量%を含有することを特徴とするシャンプー組成物を
提供するものである。
【0006】本発明に用いられるアルキルサッカライド
系界面活性剤(a)は通常の洗浄剤に使用可能なもので
あれば特に制限されないが、例えば次の一般式(1)
【0007】
【化1】
【0008】〔式中、R1 は炭素数8〜18の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニ
ル基を示し、Gは炭素数5〜6の還元糖を示し、nは0
〜20の数を示し、pは1〜10の数を示す〕で表わさ
れるものが挙げられる。
【0009】(1)式中のR1 は炭素数8〜18の直鎖
又は分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフ
ェニル基であるが、特に炭素数9〜14の直鎖又は分岐
鎖のアルキル基(ノニル基、デシル基、ラウリル基、ミ
リスチル基等)であることが好ましい。また、親水基で
あるサッカライド部分((1)式中、G)は炭素数5〜
6の還元糖を基本単位とし、この還元糖としては特に、
グルコース、ガラクトース、フラクトースが好ましい。
更に、サッカライド重合度S((1)式中、p)は1〜
10であり、S=1〜4であるものが80%以上である
ことが好ましい。また重合度Sと基R1 の両者が化合物
(1)に与える影響を考慮すれば、R1 の炭素数が8〜
11であるときは重合度Sが1〜1.4であることが、
またR1 の炭素数が12〜14のときは重合度Sが1.
5〜4.0であることが好ましい。更に、重合度Sが高
くなると起泡力が低下してくる傾向にあるため、起泡力
の観点から炭素数8〜11で重合度Sが1〜1.4であ
るものが特に好ましい。尚、平均糖重合度Pは、プロト
ンNMR法により測定出来る。
【0010】上述のアルキルサッカライド系界面活性剤
(a)としては、既知のKoening−Knorr法
によって合成されるオクチルグルコシド、ノニルグルコ
シド、デシルグルコシド、デシルマルトシド、ポリオキ
シエチレン(2E.O.)ドデシルマルトシド、ドデシ
ルマルトシド、トリデシルマルトシド等のβ−アルキル
サッカライドや、グルコース、ガラクトース、マルトー
ス等の還元糖と高級アルコール、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテルアルコール等とから合成されるもの(米
国特許第3,839,318号、同第3,598,86
5号)などが挙げられる。また、これらのアルキルサッ
カライド系界面活性剤は単独で又は2種以上を混合して
用いられる。
【0011】アルキルサッカライド系界面活性剤(a)
は本発明組成物中に1〜50重量%(以下単に%で示
す)配合されるが、特に3〜30%配合するのが好まし
い。配合量が1%未満では充分な洗浄力、起泡力が得ら
れず、50%を超えるときしみ感が強くなる。
【0012】本発明における(b)成分のポリエチレン
グリコールは、成分(a)のアルキルサッカライド系界
面活性剤と併用すると、毛髪に滑りの良さ等を付与し、
きしみを低減させる作用を有するものである。このポリ
エチレングリコールの平均分子量は50万以上である
が、100万〜800万であるものが好ましく、50万
未満ではこの効果が充分得られない。(b)成分の本発
明シャンプー組成物への配合量は0.001〜1%であ
るが、特に0.01〜0.5%が好ましい。
【0013】本発明のシャンプー組成物には、上記必須
成分の他に仕上がり感触を調整する目的でコンディショ
ニング剤を加えることができる。コンディショニング剤
としては、一般に毛髪化粧料として使用されているもの
であれば特に限定されないが、例えば直鎖又は分岐鎖の
アルキル基又はアルケニル基を有する高級アルコール;
流動パラフィン、ワセリン等の炭化水素類;液状ラノリ
ン、ラノリン脂肪酸等のラノリン誘導体;直鎖又は分岐
鎖の脂肪酸由来のモノグリセリド;イソステアロイル乳
酸ナトリウム、ステアロイル乳酸ナトリウム等の乳酸エ
ステル;ポリオキシエチレンセチルエーテル(3E.
O.)又は(5E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油(25E.O.)、(60E.O.)又は(80
E.O.)等の非イオン型界面活性剤;ジメチルポリシ
ロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、ステアロキシ
変性シリコーン、シリコーンガム、シリコーンレジン等
のシリコーン誘導体;カチオン性ポリマー、カチオン型
界面活性剤などが挙げられる。
【0014】ここで他の界面活性剤としては陰イオン界
面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤のいず
れも用いることができるが、以下のものが好ましい。 (1)陰イオン界面活性剤 ポリオキシエチレン及び/又はポリオキシプロピレン付
加型アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル
又はアルケニル硫酸塩、エーテルカルボキシレート、ス
ルホコハク酸型界面活性剤、リン酸エステル型界面活性
剤、アミノ酸型界面活性剤、カルボン酸型界面活性剤、
タウレート系界面活性剤等。 (2)陽イオン界面活性剤 ジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキ
ル第4級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキルポリオキシエ
チレン第4級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキルポリオ
キシエチレン第4級アンモニウム塩等。 (3)両性界面活性剤 アルキルアミンオキサイド、カルボベタイン、アミドベ
タイン、スルホベタイン、ヒドロキシスルホベタイン、
アミドスルホベタイン等のベタイン型、イミダゾリン型
又はアミドアミノ酸型両性界面活性剤等。これらのう
ち、特にポリオキシエチレン及び/又はポリオキシプロ
ピレン付加型アルキル若しくはアルケニルエーテル硫酸
塩、スルホコハク酸型界面活性剤、リン酸エステル型界
面活性剤、アミノ酸型界面活性剤又はアミドアミノ酸型
両性界面活性剤が好ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄力、起泡力に優
れ、しかも低刺激性で、かつ洗髪時のきしみがないため
使用感が良好で毛髪の損傷も少ないシャンプー組成物が
提供された。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例により限定されるものでは
ない。 実施例1 下記の表1に示す組成のシャンプー組成物を調製し、被
検者10名(男子5名,女子5名,年齢20〜30才)
を対象に、本発明品又は比較品を充分にお湯でぬらした
髪に約7g塗布し洗髪試験を行なった。その時の洗髪時
及びすすぎ時の髪のきしみ感を以下の5ランクに分け対
象者10名の平均点を算出した。結果を表1に示す。ランク 1:全くきしみを感じない。 2:きしみを感じない。 3:ややきしみを感じる。 4:きしみを感じる。 5:強くきしみを感じる。
【0017】
【表1】
【0018】表1より、アルキルサッカライド系界面活
性剤と高分子量ポリエチレングリコールとを含有する本
発明品は、比較品に比べきしみが少ないことがわかる。
尚、本発明品はいずれも洗浄性、起泡力ともに良好であ
った。
【0019】実施例2 アルキルサッカライド系界面活性剤〔式(1)中 (%) R1=C11〜13のアルキル,n=0,G=グルコース,p=1.3〕 10.0 アミドアミノ酸トリエタノールアミン 10.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 3.0 ポリエチレングリコール(平均分子量400万) 0.05 ポリエーテル変性シリコーン(シリコーンKF 351A 信越化学 工業(株)) 0.5 香料、色素 適量 水 バランス 合 計 100.0
【0020】実施例3 アルキルサッカライド系界面活性剤〔式(1)中 (%) R1=C9〜11のアルキル,n=0,G=グルコース,p=1.3〕 12.0 ラウリルヒドロキシスルホベタイン 3.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0 ポリエチレングリコール(平均分子量200万) 0.1 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5 香料、色素 適量 水 バランス 合 計 100.0
【0021】実施例4 アルキルサッカライド系界面活性剤〔式(1)中 (%) R1=C9〜11のアルキル,n=0,G=グルコース,p=1.3〕 10.0 ポリオキシエチレンアルキル(C12〜14)スルホコハク酸二 ナトリウム 8.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 1.0 ラウリン酸 1.0 モノカプリン酸グリセリル 1.0 ポリエチレングリコール(平均分子量400万) 0.05 塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.3 香料、色素 適量 水 バランス 合 計 100.0
【0022】実施例5 アルキルサッカライド系界面活性剤〔式(1)中 (%) R1=C9〜11のアルキル,n=0,G=グルコース,p=1.3〕 15.0 アミドアミノ酸トリエタノールアミン 5.0 ラウリルリン酸トリエタノールアミン 1.0 ポリエチレングリコール(平均分子量200万) 0.5 カチオン化セルロース(polymer JR400, UCC社製) 0.5 香料、色素 適量 水 バランス 合 計 100.0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)アルキルサッカライド系界面活性
    剤1〜50重量%及び(b)平均分子量50万以上のポ
    リエチレングリコール0.001〜1重量%を含有する
    ことを特徴とするシャンプー組成物。
JP20527091A 1991-08-15 1991-08-15 シヤンプー組成物 Pending JPH0543434A (ja)

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ID=16504199

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2873291A1 (fr) * 2004-07-26 2006-01-27 Oreal Composition de nettoyage moussante
EP1702608A1 (fr) * 2005-03-17 2006-09-20 L'Oreal-D.I.P.I. Composition cosmétique de nettoyage contenant un composé d'urée et un composé oxyalkyléné

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