JPH0543432Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0543432Y2 JPH0543432Y2 JP1987090245U JP9024587U JPH0543432Y2 JP H0543432 Y2 JPH0543432 Y2 JP H0543432Y2 JP 1987090245 U JP1987090245 U JP 1987090245U JP 9024587 U JP9024587 U JP 9024587U JP H0543432 Y2 JPH0543432 Y2 JP H0543432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuating member
- display member
- operating member
- hole
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は目覚時計に関する。
(従来の技術)
従来、興趣を得るために、セツトされた時刻が
くると動作する部材を備えた目覚時計が実開昭50
−7467号公報によつて公知である。
くると動作する部材を備えた目覚時計が実開昭50
−7467号公報によつて公知である。
また、更に興趣を高めるために、セツトされた
時刻がくると動作する部材を備えると共に、その
第1の動作部材に連動する第2の動作部材を備え
た目覚時計も実開昭52−71561号公報によつて公
知となつている。
時刻がくると動作する部材を備えると共に、その
第1の動作部材に連動する第2の動作部材を備え
た目覚時計も実開昭52−71561号公報によつて公
知となつている。
(考案が解決しようとする課題)
上記の公知例において、2つの動作部材を備え
たものは、一方に対して他方を連動させるため
に、プーリーはスプリングベルト等の部品を用い
て力を伝達するための機構を設ける必要があるの
で、興趣を高める反面、構造が複雑化して、部品
点数も増え、コスト高となる弊害があつた。
たものは、一方に対して他方を連動させるため
に、プーリーはスプリングベルト等の部品を用い
て力を伝達するための機構を設ける必要があるの
で、興趣を高める反面、構造が複雑化して、部品
点数も増え、コスト高となる弊害があつた。
そこで本考案は、セツトされた時刻がくると第
1の部材が動作すると共に、その動作と同時に第
2の部材も変化して興趣が高められ、且つ、その
第2の部材を変化させるために、上記公知例のよ
うな第1の部材から第2の部材へ力を伝達するた
めの機構などを必要とせず、構造の複雑化や部品
点数の増加を抑えてコスト高を避けることができ
る斬新な目覚時計の提供を目的とする。
1の部材が動作すると共に、その動作と同時に第
2の部材も変化して興趣が高められ、且つ、その
第2の部材を変化させるために、上記公知例のよ
うな第1の部材から第2の部材へ力を伝達するた
めの機構などを必要とせず、構造の複雑化や部品
点数の増加を抑えてコスト高を避けることができ
る斬新な目覚時計の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案の目覚時計
は、時計本体1に対し動物等の形状を模した作動
部材4を起伏自在に取付けると共に該作動部材4
に起上り力を付与するトーシヨンバネ6,6′を
組付け、作動部材4が倒伏の姿勢で掛合状態を維
持するがセツトされた時刻になると上昇すること
によつてその掛合状態を解消して作動部材4の起
立を自在とする押しボタン14を時計本体1内に
備え、作動部材4に開設した窓状孔7内に前面及
び上面にそれぞれ異なる文字12,13等を印し
た表示部材9を作動部材4に対し相対的に回転自
在に取付けると共に該表示部材9の下面には作動
部材4の動きに無関係に常に表示部材9に同一姿
勢を維持せしめるオモリ11を固定して、作動部
材4の起立状態において表示部材9の前面の文字
12等を、又、作動部材4の倒伏状態において表
示部材9の上面の文字13等をそれぞれ作動部材
4の窓状孔7において自動的に顕出せしめるよう
に構成したことを特徴とするものである。
は、時計本体1に対し動物等の形状を模した作動
部材4を起伏自在に取付けると共に該作動部材4
に起上り力を付与するトーシヨンバネ6,6′を
組付け、作動部材4が倒伏の姿勢で掛合状態を維
持するがセツトされた時刻になると上昇すること
によつてその掛合状態を解消して作動部材4の起
立を自在とする押しボタン14を時計本体1内に
備え、作動部材4に開設した窓状孔7内に前面及
び上面にそれぞれ異なる文字12,13等を印し
た表示部材9を作動部材4に対し相対的に回転自
在に取付けると共に該表示部材9の下面には作動
部材4の動きに無関係に常に表示部材9に同一姿
勢を維持せしめるオモリ11を固定して、作動部
材4の起立状態において表示部材9の前面の文字
12等を、又、作動部材4の倒伏状態において表
示部材9の上面の文字13等をそれぞれ作動部材
4の窓状孔7において自動的に顕出せしめるよう
に構成したことを特徴とするものである。
(作用)
セツトされた時刻になると押しボタン14が上
昇して、押ボタン14と作動部材4の掛合状態が
解消し、作動部材4がトーシヨンバネ6,6′の
力で起立する。
昇して、押ボタン14と作動部材4の掛合状態が
解消し、作動部材4がトーシヨンバネ6,6′の
力で起立する。
また、作動部材4の倒伏姿勢では、表示部材9
の上面に印された文字13等が作動部材4の窓状
孔7において顕出しているが、作動部材4が起立
すると、オモリ11の作用で常に同一姿勢を維持
している表示部材9に対して作動部材4が相対的
に回転することによりその窓状孔7の開口部位を
表示部材9の前面に対応させるので、表示部材9
の前面の文字12等が上面の文字13等から切り
替つて顕出することになる。
の上面に印された文字13等が作動部材4の窓状
孔7において顕出しているが、作動部材4が起立
すると、オモリ11の作用で常に同一姿勢を維持
している表示部材9に対して作動部材4が相対的
に回転することによりその窓状孔7の開口部位を
表示部材9の前面に対応させるので、表示部材9
の前面の文字12等が上面の文字13等から切り
替つて顕出することになる。
すなわち、表示部材9の文字12,13等を切
り替えるために、作動部材4の動作の力を借りる
必要がなく、当然力を伝達する機構も不要で、単
に表示部材9の下面にオモリ11を固定するだけ
で済むので、構造の複雑化を避け部品点数の増加
を抑えることができる。
り替えるために、作動部材4の動作の力を借りる
必要がなく、当然力を伝達する機構も不要で、単
に表示部材9の下面にオモリ11を固定するだけ
で済むので、構造の複雑化を避け部品点数の増加
を抑えることができる。
(実施例)
図に示す実施例は、時計本体1の頂面に上方お
よび後報に向つて開放した凹所2を形成し、この
凹所2の左右両側壁の前端個所に軸孔3,3′を
設けた当該軸孔3,3′に動物を模した形状の作
動部材4の下部に設けられた軸杆5,5′を回転
自在に嵌着し、作動部材4が後報に倒れた時に凹
所2内に格納し起立した時に凹所2の前壁2′に
衝合して起立状態にストツプするようにされ且つ
各軸杆5,5′に作動部材4に起上り力を賦与す
るトーシヨンバネ6,6′を捲装すると共に作動
部材4の中間高さ位置に長方形の窓状孔7を開設
し、この窓状孔7の左右両側辺に軸孔8,8′を
設けて当該軸孔8,8′に短い角柱状の表示部材
9の両側面に設けられた軸杆10,10′を回転
自在に嵌着、この表示部材9の下面に当該表示部
材9が常に前方向きを維持するようにするための
オモリ11,11′を固定すると共に表示部材9
の前面に(おはよう)の文字12を同じく上面に
(おやすみ)の文字13を夫々表記し、更に時計
本体1にセツト時刻が来た時に上方に復帰する押
ボタン14を設け、この押ボタン14の頭を凹所
2の中央に開設された通孔15に貫出すると共に
当該押ボタン14の頭部に掛部16を、また上記
の作動部材4の後面に同作動部材4の倒伏により
掛部16に係合する受部17を夫々設け、これ等
掛部16,受部17の係合は掛部16の上昇によ
り外れるようにされたものである。
よび後報に向つて開放した凹所2を形成し、この
凹所2の左右両側壁の前端個所に軸孔3,3′を
設けた当該軸孔3,3′に動物を模した形状の作
動部材4の下部に設けられた軸杆5,5′を回転
自在に嵌着し、作動部材4が後報に倒れた時に凹
所2内に格納し起立した時に凹所2の前壁2′に
衝合して起立状態にストツプするようにされ且つ
各軸杆5,5′に作動部材4に起上り力を賦与す
るトーシヨンバネ6,6′を捲装すると共に作動
部材4の中間高さ位置に長方形の窓状孔7を開設
し、この窓状孔7の左右両側辺に軸孔8,8′を
設けて当該軸孔8,8′に短い角柱状の表示部材
9の両側面に設けられた軸杆10,10′を回転
自在に嵌着、この表示部材9の下面に当該表示部
材9が常に前方向きを維持するようにするための
オモリ11,11′を固定すると共に表示部材9
の前面に(おはよう)の文字12を同じく上面に
(おやすみ)の文字13を夫々表記し、更に時計
本体1にセツト時刻が来た時に上方に復帰する押
ボタン14を設け、この押ボタン14の頭を凹所
2の中央に開設された通孔15に貫出すると共に
当該押ボタン14の頭部に掛部16を、また上記
の作動部材4の後面に同作動部材4の倒伏により
掛部16に係合する受部17を夫々設け、これ等
掛部16,受部17の係合は掛部16の上昇によ
り外れるようにされたものである。
即ち、上記に於て目覚時刻をセツトする時に作
動部材4を倒して掛部16と受部17を係合状態
とし、斯くすると表示部材9の(おやすみ)の文
字13がオモリ11の作用により窓状孔7に自動
的に顕出し、またセツト時刻となつた時には、押
ボタン14が上方に復帰した掛部16と受部17
の係合を外し、斯くするとトーシヨンバネ6,
6′の作用力によつて作動部材4が自動的に起立
すると共に表示部材9の(おはよう)の文字12
がオモリ11の作用により窓状孔7に自動的に顕
出するようにされたものである。
動部材4を倒して掛部16と受部17を係合状態
とし、斯くすると表示部材9の(おやすみ)の文
字13がオモリ11の作用により窓状孔7に自動
的に顕出し、またセツト時刻となつた時には、押
ボタン14が上方に復帰した掛部16と受部17
の係合を外し、斯くするとトーシヨンバネ6,
6′の作用力によつて作動部材4が自動的に起立
すると共に表示部材9の(おはよう)の文字12
がオモリ11の作用により窓状孔7に自動的に顕
出するようにされたものである。
尚、本考案目覚時計は作動部材4が起立状態と
なつている時の押ボタン14の押下若くは作動部
材4の倒伏状態によつて時計本体1に内蔵されて
いるアラーム(図示せず)を任意に停止すること
ができるようになつている。
なつている時の押ボタン14の押下若くは作動部
材4の倒伏状態によつて時計本体1に内蔵されて
いるアラーム(図示せず)を任意に停止すること
ができるようになつている。
(考案の効果)
本考案は上記の通りであり、セツトされた時刻
がくると作動部材4が起立する上に、更に表示部
材9に対する作動部材4の相対的な回転によつて
表示部材9に印された文字12,13等が切り替
るという変化が生じるので、興趣が極めて高まる
という効果がある。また、これに加えて、表示部
材9に印された文字12,13等を切り替えるた
めに、作動部材4の動作による力を借りる必要が
なく力の伝達機構が不要で、更に表示部材9の下
面にオモリ11を固定するだけで済むので、構造
の複雑化を避け、部品点数の増加を抑えて、コス
ト高になる弊害を防止できる効果がある。
がくると作動部材4が起立する上に、更に表示部
材9に対する作動部材4の相対的な回転によつて
表示部材9に印された文字12,13等が切り替
るという変化が生じるので、興趣が極めて高まる
という効果がある。また、これに加えて、表示部
材9に印された文字12,13等を切り替えるた
めに、作動部材4の動作による力を借りる必要が
なく力の伝達機構が不要で、更に表示部材9の下
面にオモリ11を固定するだけで済むので、構造
の複雑化を避け、部品点数の増加を抑えて、コス
ト高になる弊害を防止できる効果がある。
図は本考案目覚時計の実施例を示すものであつ
て、第1図は全体の斜視図、第2図は第1図A−
A線に沿う断面図、第3図は作動部材を倒伏した
状態を示す斜視図、第4図は第3図B−B線に沿
う断面図、第5図は全体の分解斜視図である。 1……時計本体、2……凹所、2′……前壁、
3、3′……軸孔、4……作動部材、5,5′……
軸杆、6,6′……トーシヨンバネ、7……窓状
孔、8,8′……軸孔、9……表示部材、10,
10′……軸杆、11,11′……オモリ、12,
13……文字、14……押ボタン、15……通
孔、16……掛部、17……受部。
て、第1図は全体の斜視図、第2図は第1図A−
A線に沿う断面図、第3図は作動部材を倒伏した
状態を示す斜視図、第4図は第3図B−B線に沿
う断面図、第5図は全体の分解斜視図である。 1……時計本体、2……凹所、2′……前壁、
3、3′……軸孔、4……作動部材、5,5′……
軸杆、6,6′……トーシヨンバネ、7……窓状
孔、8,8′……軸孔、9……表示部材、10,
10′……軸杆、11,11′……オモリ、12,
13……文字、14……押ボタン、15……通
孔、16……掛部、17……受部。
Claims (1)
- 時計本体1に対し動物等の形状を模した作動部
材4を起伏自在に取付けると共に該作動部材4に
起上り力を付与するトーシヨンバネ6,6′を組
付け、作動部材4が倒伏の姿勢で掛合状態を維持
するがセツトされた時刻になると上昇することに
よつてその掛合状態を解消して作動部材4の起立
を自由とする押ボタン14を時計本体1内に備
え、作動部材4に開設した窓状孔7内に前面及び
上面にそれぞれ異なる文字12,13等を印した
表示部材9を作動部材4に対し相対的に回転自在
に取付けると共に該表示部材9の下面には作動部
材4の動きに無関係に常に表示部材9に同一姿勢
を維持せしめるオモリ11を固定して、作動部材
4の起立状態において表示部材9の前面の文字1
2等を、又、作動部材4の倒伏状態において表示
部材9の上面の文字13等をそれぞれ作動部材4
の窓状孔7において自動的に顕出せしめるように
構成したことを特徴とする目覚時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987090245U JPH0543432Y2 (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987090245U JPH0543432Y2 (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63199090U JPS63199090U (ja) | 1988-12-21 |
JPH0543432Y2 true JPH0543432Y2 (ja) | 1993-11-01 |
Family
ID=30949934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987090245U Expired - Lifetime JPH0543432Y2 (ja) | 1987-06-11 | 1987-06-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543432Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS507467U (ja) * | 1973-05-21 | 1975-01-25 | ||
JPS5271561U (ja) * | 1975-11-21 | 1977-05-28 |
-
1987
- 1987-06-11 JP JP1987090245U patent/JPH0543432Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63199090U (ja) | 1988-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8348715B2 (en) | Transformable toy | |
WO1988000080A1 (en) | Toy doll having articulated arms and a tiltable upper torso | |
JPH0543432Y2 (ja) | ||
JPH0737675Y2 (ja) | 走行玩具 | |
JP3798465B2 (ja) | 人形玩具 | |
JPH0621519Y2 (ja) | 反動アクション玩具 | |
JPH0539740Y2 (ja) | ||
JPH046788Y2 (ja) | ||
JP2850297B2 (ja) | コイン投入玩具および貯金箱 | |
JPH0443098Y2 (ja) | ||
JP3376799B2 (ja) | 陳列棚の転倒防止装置 | |
JPS6118947Y2 (ja) | ||
JP2903671B2 (ja) | コイン投入玩具および貯金箱 | |
JPH025829Y2 (ja) | ||
JP2540697Y2 (ja) | 貯金箱 | |
JPS6225733Y2 (ja) | ||
JPS6217105Y2 (ja) | ||
JPH0440103Y2 (ja) | ||
JPH0323274Y2 (ja) | ||
JPH0448218Y2 (ja) | ||
JPH068749Y2 (ja) | 椅子の座の回転機構 | |
JPH0312300Y2 (ja) | ||
JP2501762B2 (ja) | あんま器 | |
JPS6143512Y2 (ja) | ||
JPH0357272Y2 (ja) |