JPS6118947Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118947Y2 JPS6118947Y2 JP14475484U JP14475484U JPS6118947Y2 JP S6118947 Y2 JPS6118947 Y2 JP S6118947Y2 JP 14475484 U JP14475484 U JP 14475484U JP 14475484 U JP14475484 U JP 14475484U JP S6118947 Y2 JPS6118947 Y2 JP S6118947Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- body portion
- shaft
- walking
- walking toy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 claims description 12
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 12
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 241000283973 Oryctolagus cuniculus Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、動物形状をした歩行玩具に係り、と
くに胴体部に内蔵したゼンマイの解旋力により歩
行動作を行なうに際して、胴体部の左右の揺動に
伴つて、頭が左右に揺動するいわゆる首振り動作
をする動物歩行玩具に関する。
くに胴体部に内蔵したゼンマイの解旋力により歩
行動作を行なうに際して、胴体部の左右の揺動に
伴つて、頭が左右に揺動するいわゆる首振り動作
をする動物歩行玩具に関する。
従来、歩行玩具には、胴体部内にゼンマイ駆動
機構を内蔵して歩行するものが存在するが、その
多くは玩具本体を形成する胴体部と頭部とは一体
的に形成されていて、その動きは脚部を支点とし
て頭部を含む歩行玩具全体が前後左右に揺れなが
ら歩行するだけのものであつた。また、頭部を胴
体部から直立した軸に可回動的に支えたもの(例
えば、昭和7年実用新案出願公告第18187号)が
あるが、構造的にその頭部の動作は著るしくリア
ル性に欠けるという欠点があつた。
機構を内蔵して歩行するものが存在するが、その
多くは玩具本体を形成する胴体部と頭部とは一体
的に形成されていて、その動きは脚部を支点とし
て頭部を含む歩行玩具全体が前後左右に揺れなが
ら歩行するだけのものであつた。また、頭部を胴
体部から直立した軸に可回動的に支えたもの(例
えば、昭和7年実用新案出願公告第18187号)が
あるが、構造的にその頭部の動作は著るしくリア
ル性に欠けるという欠点があつた。
本考案は、歩行玩具の胴体部に対し、頭部をフ
リーに形成するとともに、頭部は中空とし、かつ
その前後部に設けた軸承部に、胴体部の上端から
立上つており、下部の開口を緩く挿通して頭部内
に進入している垂直軸の先端に設けた水平軸の両
端部を支承させることにより、下部に重心がある
頭部は、胴体部が左右に揺れながら歩行動作する
とき、上記水平軸を中心として左右に揺れらがら
歩行するもので、その動作は歩行動物があたかも
頭を左右に交互に傾けてものを考えながら歩行す
る観を呈、その動作が実際にあり得るごとくリア
ル性に富み、ユーモラスな動物歩行玩具を提供す
るものでなる。
リーに形成するとともに、頭部は中空とし、かつ
その前後部に設けた軸承部に、胴体部の上端から
立上つており、下部の開口を緩く挿通して頭部内
に進入している垂直軸の先端に設けた水平軸の両
端部を支承させることにより、下部に重心がある
頭部は、胴体部が左右に揺れながら歩行動作する
とき、上記水平軸を中心として左右に揺れらがら
歩行するもので、その動作は歩行動物があたかも
頭を左右に交互に傾けてものを考えながら歩行す
る観を呈、その動作が実際にあり得るごとくリア
ル性に富み、ユーモラスな動物歩行玩具を提供す
るものでなる。
以下本考案を第1図〜第5図に示す実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
図中全体を符号1で示す歩行玩具は、うさぎを
模した外観で、2分割した胴体部を合体させて中
空に形成した胴体部2を基準に組立てられてい
る。胴体部2内には第2図に拡大して示すような
ゼンマイユニツト3が内蔵されている。このゼン
マイユニツト3は図示していないが内部にゼンマ
イと、このゼンマイの巻き込み軸に固定された歯
車と噛合する複数個の歯車を有し、それぞれの歯
車の回転軸を任意に選んで適当な減速比を有する
出力軸として利用できる構成とされている。この
ゼンマイユニツト3の側面には摘み4を有するゼ
ンマイ巻き込み軸5が突出しており、この摘み4
は第1図に示すように胴体部2の外側に突出して
いる。ゼンマイユニツト3の両側面には出力軸6
が突出しており、この出力軸6には円盤7が偏心
した状態で固定されている。
模した外観で、2分割した胴体部を合体させて中
空に形成した胴体部2を基準に組立てられてい
る。胴体部2内には第2図に拡大して示すような
ゼンマイユニツト3が内蔵されている。このゼン
マイユニツト3は図示していないが内部にゼンマ
イと、このゼンマイの巻き込み軸に固定された歯
車と噛合する複数個の歯車を有し、それぞれの歯
車の回転軸を任意に選んで適当な減速比を有する
出力軸として利用できる構成とされている。この
ゼンマイユニツト3の側面には摘み4を有するゼ
ンマイ巻き込み軸5が突出しており、この摘み4
は第1図に示すように胴体部2の外側に突出して
いる。ゼンマイユニツト3の両側面には出力軸6
が突出しており、この出力軸6には円盤7が偏心
した状態で固定されている。
前記胴体部2の下端に一対の脚部8,8を取付
て、この脚部は合成樹脂等からなる中空の偏平な
筐体状に形成し、その内側縁にはバランスを保持
する突出部9を内側に向つて突設してある。脚部
8の上面には支柱10が垂直に突設されており、
この支柱10の上端部には長孔11が軸線方向に
沿つて形成されており、長孔11にはゼンマイユ
ニツト3の側面において出力軸6の上方に突設さ
れたピン12が嵌合されている。長孔11の下側
には楕円状の開口部13が形成されており、この
中には前記円盤7が回転自在に嵌合されている。
支柱10は開口部13の下側において、他の円形
の開口部14が形成されており、この中には出力
軸6の下側に突設されたピン15が嵌入されてい
る。脚部8はこのような位置関係でゼンマイユニ
ツト3の両側面に取付けてあり、かつ歩行を行え
るように円盤7は位相をずらしてある。尚、出力
軸6をクランク軸として構成すれば同様の効果を
奏する。
て、この脚部は合成樹脂等からなる中空の偏平な
筐体状に形成し、その内側縁にはバランスを保持
する突出部9を内側に向つて突設してある。脚部
8の上面には支柱10が垂直に突設されており、
この支柱10の上端部には長孔11が軸線方向に
沿つて形成されており、長孔11にはゼンマイユ
ニツト3の側面において出力軸6の上方に突設さ
れたピン12が嵌合されている。長孔11の下側
には楕円状の開口部13が形成されており、この
中には前記円盤7が回転自在に嵌合されている。
支柱10は開口部13の下側において、他の円形
の開口部14が形成されており、この中には出力
軸6の下側に突設されたピン15が嵌入されてい
る。脚部8はこのような位置関係でゼンマイユニ
ツト3の両側面に取付けてあり、かつ歩行を行え
るように円盤7は位相をずらしてある。尚、出力
軸6をクランク軸として構成すれば同様の効果を
奏する。
したがつて、ゼンマイユニツト3内に収容され
たゼンマイが解旋するに伴ない、左右の脚部8
は、偏心した円盤7の回転により左右交互に前進
方向へ円運動を描くことになり、円盤7の自由端
の軌跡は側面から見るとサイクロイド曲線とあ
り、かつ、左右でその位相がずれているため、外
見上は左右の脚部が交互に接地して、あたかも1
歩ずつ踏み込んで歩行動作を行つているかの如き
感を呈している。そして脚部8の接地が一方の脚
部8から他方の脚部8への移行する時、歩行玩具
は接地している脚部8と対向する方向へある角度
傾くことになる。
たゼンマイが解旋するに伴ない、左右の脚部8
は、偏心した円盤7の回転により左右交互に前進
方向へ円運動を描くことになり、円盤7の自由端
の軌跡は側面から見るとサイクロイド曲線とあ
り、かつ、左右でその位相がずれているため、外
見上は左右の脚部が交互に接地して、あたかも1
歩ずつ踏み込んで歩行動作を行つているかの如き
感を呈している。そして脚部8の接地が一方の脚
部8から他方の脚部8への移行する時、歩行玩具
は接地している脚部8と対向する方向へある角度
傾くことになる。
次に頭部の左右揺動、つまり首振り動作の機構
を説明する。
を説明する。
すなわち、歩行玩具1の頭部16は中空に形成
されており、この頭部16は下端に開口20が形
成してあり、該開口20を緩く挿通して胴体部2
の上端から立上つている垂直軸17が頭部16内
に進入している。垂直軸17には、前後方向に伸
びる水平軸18が一体に設けてあり、この水平軸
18の両端部18a,18aは、中空の頭部16
内において、前後部の内壁に設けた軸承部19,
19に挿入支持させている。
されており、この頭部16は下端に開口20が形
成してあり、該開口20を緩く挿通して胴体部2
の上端から立上つている垂直軸17が頭部16内
に進入している。垂直軸17には、前後方向に伸
びる水平軸18が一体に設けてあり、この水平軸
18の両端部18a,18aは、中空の頭部16
内において、前後部の内壁に設けた軸承部19,
19に挿入支持させている。
そして、頭部16の重心Gは水平軸18より下
方にあり、かつ中心線C上にある。従つて、水平
軸18は頭部16の中央に取付けてあるので、頭
部16の左右それぞれの部分の重心G1およびG2
は平面から見て中心線Cの左右に等距離はなれた
位置にあるよに設定されている。
方にあり、かつ中心線C上にある。従つて、水平
軸18は頭部16の中央に取付けてあるので、頭
部16の左右それぞれの部分の重心G1およびG2
は平面から見て中心線Cの左右に等距離はなれた
位置にあるよに設定されている。
本実施例は以上のように構成されているため、
歩行玩具4はその歩行に伴い、左右交互にある角
度傾斜しながら歩行するため、重心Gの作用方向
は常に沿直状態を保とうとするため、頭部16の
中心線は垂直軸17に対して左右に傾斜した状態
となり、外観から見ると頭部16が左右に係きな
がら動物が歩行しているように見える。
歩行玩具4はその歩行に伴い、左右交互にある角
度傾斜しながら歩行するため、重心Gの作用方向
は常に沿直状態を保とうとするため、頭部16の
中心線は垂直軸17に対して左右に傾斜した状態
となり、外観から見ると頭部16が左右に係きな
がら動物が歩行しているように見える。
以上の説明から明らかなように、本考案の動物
歩行玩具によれば、該歩行玩具が左右に胴体部を
揺らしながら歩行するとき、頭部が、その内部に
位置し、前後方向に伸びる水平軸を中心に揺動し
その動作は、あたかも動物が頭を左右に振つて物
を考えながら、歩行しているごとき観を呈し、そ
の動作はユーモラスであり、しかも、頭部に上記
動作を行なわせるためとしてスプリングやリンク
レバー等を全く必要とせず歩行に伴なう重心の変
化だけを利用しているからその構成は簡潔であ
る。
歩行玩具によれば、該歩行玩具が左右に胴体部を
揺らしながら歩行するとき、頭部が、その内部に
位置し、前後方向に伸びる水平軸を中心に揺動し
その動作は、あたかも動物が頭を左右に振つて物
を考えながら、歩行しているごとき観を呈し、そ
の動作はユーモラスであり、しかも、頭部に上記
動作を行なわせるためとしてスプリングやリンク
レバー等を全く必要とせず歩行に伴なう重心の変
化だけを利用しているからその構成は簡潔であ
る。
第1図は本考案に係る動物歩行玩具の斜視図、
第2図は駆動機構の斜視図、第3図は一部縦断側
面図、第4図は頭部の斜視図、第5図は頭部の開
口と垂直軸との関係を示す説明図である。 1……動物歩行玩具、2……胴体部、3……ゼ
ンマイユニツト、8……脚部、16……頭部、1
7……垂直軸、18……水平軸、19……軸承
部。
第2図は駆動機構の斜視図、第3図は一部縦断側
面図、第4図は頭部の斜視図、第5図は頭部の開
口と垂直軸との関係を示す説明図である。 1……動物歩行玩具、2……胴体部、3……ゼ
ンマイユニツト、8……脚部、16……頭部、1
7……垂直軸、18……水平軸、19……軸承
部。
Claims (1)
- 内部に駆動機構を有する胴体部と、この胴体部
の下方から胴体部内に嵌入され、前記駆動機構に
よつて左右交互に回転運動を与えられる一対の脚
部と、前記胴体部の上方に配置された頭部とから
なる歩行玩具において、前記頭部内を中空に形成
するとともに、下部に開口形成し、かつ頭部内で
かつその前後部に軸承部を形成し、さらに、胴体
部の首から突出した垂直軸を上記開口を緩く挿通
して頭部内に進入させたうえ、垂直軸に一体に設
けた水平軸の両端を上記頭部内前後部の軸承部に
挿入し、歩行玩具の歩行時、前記胴体部の左右の
揺動に伴ない、前記頭部を水平軸を中心として左
右に回動自在にし、首振り動作を行なえるように
したことを特徴とする動物歩行玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14475484U JPS6099991U (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 動物歩行玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14475484U JPS6099991U (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 動物歩行玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6099991U JPS6099991U (ja) | 1985-07-08 |
JPS6118947Y2 true JPS6118947Y2 (ja) | 1986-06-07 |
Family
ID=30322714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14475484U Granted JPS6099991U (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 動物歩行玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6099991U (ja) |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP14475484U patent/JPS6099991U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6099991U (ja) | 1985-07-08 |
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