JPH0543407U - ランタン - Google Patents

ランタン

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JPH0543407U
JPH0543407U JP9041591U JP9041591U JPH0543407U JP H0543407 U JPH0543407 U JP H0543407U JP 9041591 U JP9041591 U JP 9041591U JP 9041591 U JP9041591 U JP 9041591U JP H0543407 U JPH0543407 U JP H0543407U
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fire
combustion section
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春信 山後
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株式会社ユニフレーム
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火屋で囲んだ燃焼部により照明を行うランタ
ンにおいて、不要な光を外部にもらさないランタンを提
供する。 【構要】 反射板29の上端両側にフック30を設け、この
フック30を火屋22の上端部に着脱自在に係止して火屋22
内に設ける。そして火屋22の内部の反射板30により、燃
焼部たるバーナ16の光が反射板29に反射して、該反射板
29側から余分な光が洩れることが無く、その光の洩れに
より周囲に迷惑を掛けることを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はランタンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種にものとして実開昭61−63549号公報には、縦長な円筒状 のフレームの下部に小型のガスボンベを着脱自在に収納する収納室を縦設し、こ のフレームの略中央にガス流量調整弁を横設された台座を介して装着するととも に、このガス流量調整弁に燃焼部たるバーナを接続し、さらにこのバーナを囲む ように火屋を前記フレームの上部に設け、ガスボンベから供給されたガスを前記 バーナで燃焼させ該燃焼により周囲を照明するようにしたランタンが提案されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術のようなランタンでは、バーンの回りを透明あるいは半透明ガラ スなどから形成された略筒状の火屋によって囲み、バーナ箇所に直接風が吹き込 むことを防止し、バーナの安定した燃焼を図り、その燃焼により周囲を照明する ようにしている。ところでこの種のランタンは例えばキャンプ等のテント内ある いは山小屋等の電気照明設備の無いところで使用され、本来バーナの燃焼光によ りその周囲全体を照明するようにしているため、消灯後読書など個人的な照明に 用いると、光が周囲に洩れて睡眠中の人などに迷惑を与えることがあった。
【0004】 そこで本考案は上記問題点を解決して、火屋で囲んだ燃焼部により照明を行う ランタンにおいて、不要な光を外部にもらさないランタンを提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、燃焼部と、この燃焼部を囲む火屋を備えたランタンにおいて、前記 火屋の一部に反射板を設けものである。
【0006】
【作用】
上記構成により、燃焼部の光が火屋に設けた反射板に反射して、該反射板側か らの光の洩れが防止される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図6は本考 案に第1実施例を示し、本考案のランタンは、主として携帯用コンロに用いられ るガスボンベ1を収納するフレーム2の下部に形成する合成樹脂製の下部フレー ム3には前記ガスボンベ1の収納室1Aが形成され、その下部に配設される環状 の底板4に前記ガスボンベ1が挿入可能な略円錐状の案内板5が固着されるとと もに、この案内板5の一側に基端6を固着して前記ガスボンベ1の下部7に係止 可能な弾性ストッパー8が片持ち状に設けられており、さらに前記下部フレーム 3の内周面両面には案内路たるコ形の案内レール9が縦設している。前記下部フ レーム3に昇降自在に設けられ、該下部フレーム3に収納可能な上部フレーム10 は左右一対の支杆11により形成され、この支杆11は、略中央に下方に拡がるテー パ部11Aを有し、また該支杆11は各々平断面がコ形であって前記案内レール9内 に嵌合して摺動できるようになっている。これら支杆11の下部側には台座12が架 設されるとともにこの台座12の中央にはガス流量調整弁13が立設しており、この ガス流量調整弁13の下部に前記ガスボンベ1の接続部14が設けられるとともに側 部にはガス流量を調節するための操作摘み15が前記左右一対の支杆11の中央に設 けられている。さらに前記ガス流量調整弁13の上部には燃焼部たるバーナ16を囲 んで高温となると白色発光するマントル17が設けられている。前記ガス流量調整 弁13には取付板18,19を介して先端をバーナ16に対向して圧電着火プラグ20及び その点火スイッチ21が装着されている。前記操作摘み15,点火スイッチ21は前記 支杆11の半径内に配設されている。また前記支杆11の略中央に、耐熱透明ガラス などの火屋22の先端を支持する支持板23が横設され、また前記支杆11の上端には 蓋板24が着脱自在に設けられるとともにこの蓋板24には火屋22の上端を固定する 押え金具25が設けられている。さらに前記下部フレーム3の上縁には前記案内レ ール9の箇所に形成された切欠き部26を除いて鍔部27が内側に形成され、この鍔 部27に前記台座12の上面に係止して抜け止めが図られている。尚、28は前記蓋板 24に回動自在に接続した吊り具である。29は前記火屋22と略同高さを有する反射 板であり、この反射板29は、火屋22の直径の略3分の1を覆う幅を有し、その上 端両端にそれぞれ設けたフック30を火屋22の上端部に着脱自在に係止して火屋22 内に設けられる。また前記反射板29は、その前記バーナ16側を鏡面仕上げしたア ルミ板などからなり、その弾性により前記フック30の係止位置によってその曲率 を調整することができる。
【0008】 そして使用時は図1に示すように、左右一対の支杆11を下部フレーム3より引 き出して伸長状態とし、次に弾性ストッパー8を外側に押圧しながらガスボンベ 1を案内板5から収納室1Aへ挿入するとともに該ガスボンベ1を接続部14にセ ットする。この状態で操作摘み15を回転してガス流量調整弁13を開き、また点火 スイッチ21を押圧して着火せしめ断続燃焼させると、マントル17が発光して火屋 22を通って周囲を照明することができる。この場合予め蓋板24を外して、フック 30を火屋22の上端に係止して反射板29を火屋22内にセットしておくと、マントル 17の発光が反射板29に反射され、反射板29側からの光の洩れが防止される。また 、その曲率を小さくすると反射板29の無い側の火屋22からマントル17の発光が反 射板29の凹面鏡作用により集中し、例えば手元などを明るく照明することができ る。また、通常では反射板29を外し、火屋22の全周の照明を行う。
【0009】 次に収納する場合は、弾性ストッパー8を外側に押圧してガスボンベ1を収納 室1Aより引き抜くと、支杆11は案内レール9に沿って降下し該支杆11の下端が 底板4に当接し、同時にバーナ16などとともに該上部フレーム10は収納室1A内 に収納されてコンパクト化を図ることができる。この後再度使用する場合は蓋板 24を持ち上げ引き出して使用する。
【0010】 このように本実施例においては燃焼部たるバーナ16と、このバーナ16を囲む火 屋22を備えたランタンにおいて、火屋22の一部に反射板30を設けることにより、 燃焼部たるバーナ16の光が火屋22に設けた反射板29に反射して、該反射板29側か ら余分な光が洩れることが無く、その光の洩れにより周囲に迷惑をかけることを 防止できる。また従来火屋22の全周を照明していた光が反射板29の無い側に集め られるから、従来に比べて手元等を集中して明るく照明することができ、かつそ の照明を任意の方向に設定することができる。
【0011】 また、実施例上の効果として反射板29をフック30により火屋22に着脱自在に設 けることによって、反射板29を簡単に取付け、取り外すことができ、これにより 一つのランタンを用いて全周照明と、一部を遮光した任意の方向への照明とに簡 単に使い分けることができる。さらに、フック30に火屋22への係合位置により反 射板29を照明に適した曲率に調整することができる。
【0012】 図7は本考案の第2実施例を示し前記第1実施例と同一部分に同一符号を付し その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では反射板29Aの上端の中央並び に両側の3カ所にフック30を設け、かつ反射板29Aは火屋22のほぼ半周の幅を有 している。そして図7に示すように3カ所のフック30により火屋22のほぼ半周を 覆って反射板29Aを設けることができ、このように火屋22のほぼ半分を覆って、 火屋22の一方を確実に遮光して余分な光の洩れを防止し、他方側を集中して効率 よく照明することもできる。
【0013】 図8は本考案の第3実施例を示し前記第1実施例と同一部分に同一符号を付し その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では蓋板24には、その両側下部に 、へ字状の取付け片31を設け、この取付け片31を上部から前記支杆11の内溝に挿 入し、支杆11の孔32と前記取付け片31の孔33とに吊り具28の下端屈曲部28Aを挿 入して前記蓋板24を着脱自在に設けたものを示し、前記吊り具28は蓋板24の両側 を挟むようなU字状をなし、支杆11に設けた上部屈曲部34が吊り具28の弾性によ り矢印の方向に挟まれる力を受け、蓋板24が確実に取付けられ、また、吊り具28 を反矢印方向に開いて下端屈曲部28Aを両孔32,33から引き抜くことにより蓋体 24を簡単に取り外すことができる。また図中35は支杆11に設けられた弾性を有す る押え金具である。
【0014】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能であり、例えば第4実施例として図9に示すように 反射板29の両側を、表面にアルミ蒸着を施した粘着テープ30Aにより火屋22に取 付けるようにしてもよく、この場合は粘着テープ30Aにより火屋22の適所に反射 板29を着脱自在に設けることができる。また、反射板の材質および形状等は適宜 選定可能であり、またフックの数および形状等は適宜選定可能である。さらに支 杆11を3本以上にしたり、前記抜け止めを例えば止め螺子などにより図るなど種 々の変形が可能である。蓋板24の取り外し構造は各種タイプのものを用いること ができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、燃焼部と、この燃焼部を囲む火屋を備えたランタンにおいて、前記 火屋の一部に反射板を設けたものであり、光の洩れにより周囲に迷惑を掛けるこ とがなく、不要な光を外部にもらさないランタンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す火屋内の断面図であ
る。
【図3】本考案の第1実施例を示すフックの拡大断面図
である。
【図4】本考案の第1実施例を示す縦断面図である。
【図5】本考案の第1実施例を示す図1のA−A線断面
図である。
【図6】本考案の第1実施例を示す図1のB−B線断面
図である。
【図7】本考案の第2実施例を示す火屋内の断面図であ
る。
【図8】本考案の第3実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図9】本考案の第4実施例を示す要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ガスボンベ 1A 収納室 2 フレーム 3 下部フレーム 10 上部フレーム 13 ガス流量調整弁 16 バーナ(燃焼部) 22 火屋 29,29A 反射板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼部と、この燃焼部を囲む火屋を備え
    たランタンにおいて、前記火屋の一部に反射板を設けこ
    とを特徴とするランタン。
JP1991090415U 1991-11-05 1991-11-05 ランタン用反射板 Expired - Fee Related JP2575985Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007074917A1 (ja) * 2005-12-24 2007-07-05 Toshihiko Mabuchi 照明装置
JP2011049048A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Ryobi Ltd ランタン
JP2012195080A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Panasonic Corp 照明器具

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5093477U (ja) * 1973-12-25 1975-08-06

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