JP3026667U - 支柱への取付け機構を有する照明具 - Google Patents

支柱への取付け機構を有する照明具

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JP3026667U
JP3026667U JP1996000019U JP1996U JP3026667U JP 3026667 U JP3026667 U JP 3026667U JP 1996000019 U JP1996000019 U JP 1996000019U JP 1996 U JP1996 U JP 1996U JP 3026667 U JP3026667 U JP 3026667U
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JP
Japan
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fixture
main body
body casing
casing
plate
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JP1996000019U
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義明 園田
三津昭 丹野
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Iwatani Corp
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Iwatani Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な光量で任意の方向に向けて照射するこ
とのできるアウトドアで使用可能な電気式の照明具を提
供する。 【解決手段】 内部に反射板(6)とハロゲン電球(3)と
を収納してなる本体ケーシング(1)と、この本体ケーシ
ング(1)の上端部に嵌着される透光板保持枠(2)とを有
する照明具であって、本体ケーシング(1)の周側面(7)
に柱状体(16)への固定具(17)を取り付け角度変更可能な
状態で着脱可能に装着する。この固定具(17)を略クラン
ク状に折り曲げ形成した固定具本体(19)と、この固定具
本体(19)の一側面に固定したクッション材(22)と、固定
具本体(19)の両側端部間に架着する面ファスナー(21)と
で構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、アウトドアで使用する照明具に関し、特に支柱に固定するための固 定具を装着した照明具に関する。
【0002】
【従来の技術】
アウトドアで使用する照明具として、従来、ガスランタンや石油ランタンが使 用されている。しかし、これらランタンは、基本的に燃料を燃焼させて明かりと しているが、炎だけでは十分な光度を得ることができず、マントルを使用して、 その発光量を高めている。ところが、これらのランタンでは、マントルの取り扱 いが面倒なうえ、炭化水素燃料を燃焼させるものであることから、その設置姿勢 が限定されるうえ、燃焼排ガスが発生することから、テント内では使用できない という問題があった。 そこで近年、設置姿勢や設置個所を限定しないものとして、乾電池を使用した いわゆる電池式ランタンが提供されている。この電池式ランタンは、ケーシング の内部に電球を出退移動可能に収容して、集光照射状態と散光照射状態とに切り 替え使用可能とし、ケーシングにコ字型のハンドルを回動可能に装着した構成に なっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の電池式ランタンの場合には、本体ケーシングに装着したハン ドルをポールの腕部分に樹木の枝に吊り下げて使用したり、本体ケーシングをテ ーブル上に載置して使用したりしていたが、そのような使用姿勢では主光線が上 方または下方にに向かう状態となるため、主光線を任意の方向に向けて照射する ことはできず、ランプ配設個所の近傍部だけしか照明することができないという 問題があった。 本考案は、このような点に着目して、十分な光量で任意の方向に向けて照射す ることのできるアウトドアで使用可能な電気式の照明具を提供することを目的と する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案は、内部にハロゲン電球と反射板とを収納 してなる本体の周側面に柱状体への固定具を取り付け角度変更可能な状態で着脱 可能に装着し、この固定具を略クランク状に折り曲げ形成した板体と、この板体 の一側面に固定したクッション材と、板体の両側端部間に架着する面ファスナー とで構成したことを特徴としている。
【0005】
【作用】
本考案では、略クランク状に折り曲げ形成した板体と、この板体の一側面に固 定したクッション材と、板体の両側端部間に架着する面ファスナーとで構成した 柱状体への固定具を、本体の周側面に取り付け角度変更可能な状態で着脱可能に 装着していることから、ポール等の柱状体や自動車の天井に固定したキャリヤあ るいは自動車室内の把手に照射角度を任意に設定した状態で設置することができ る。
【0006】
【考案の実施の形態】
図面は本考案の実施態様を示し、図1は全体斜視図、図2は一部を切除した平 面図である。 この照明具は、有底筒状の本体ケーシング(1)と、本体ケーシング(1)の開口 部を覆う状態で本体ケーシング(1)の一端部に嵌着される透光板保持枠(2)とで 形成してあり、本体ケーシング(1)の内部にはハロゲン電球(3)のソケット(4) と、このソケット(4)と電気的に接続されている受電用コネクタ(5)と、電球ソ ケット(4)に装着されているハロゲン電球(3)が焦点部分に位置する状態に配置 した放物面状の反射板(6)とが収容してある。
【0007】 前記の受電用コネクタ(5)は本体ケーシング(1)の周側面(7)から外部に臨む 状態に配置してあり、この受電用コネクタ(5)は中央に立設したピン端子を嵌合 周壁が取り囲むピンプラグで構成してあり、この受電用コネクタ(5)にAC/D Cコンバータから導出した給電線や、自動車のシガーライターに装着するプラグ から導出した給電線あるいは、蓄電池との接続プラグから導出した給電線の先端 に装着したピンソケット(図示略)を接続することにより、ハロゲン電球(3)に直 流電力を供給するようにしてある。また、この給電線にはON-OFF切換スイッチが 介装してあり、照明具の点灯−消灯切り換え時に本体部分に触れなくても良いよ うに形成してある。
【0008】 反射板(6)はその開口側端部を外側に折り曲げて鍔部(8)が形成してあり、こ の鍔部(8)に載置した状態でガラス板製の内側透光板(9)が装着してある。内側 透光板(9)の外周縁部分は反射板(6)の鍔部(8)に、断面コ字型に形成したシリ コンゴム製の成型リング(10)で一体に挟持されており、この一体化した反射板( 6)と内側透光板(9)とが本体ケーシング(1)の開口端部に装着してある。
【0009】 透光板保持枠(2)は本体ケーシング(1)の開口端部に外嵌螺着して、前述の反 射板(6)と内側透光板(9)の一体物をその内周面下端部分で本体開口端面に押圧 するようにしてあり、透光板保持枠(2)の開口部の内側に外側透光板(11)が装着 してある。この外側透光板(11)はポリカーボネート等の透明合成樹脂で透光板保 持枠(2)の内周面に嵌着する帽子形状に形成してあり、その天井面中央部分に透 孔(27)が透設してある。そして、透光板保持枠(2)を本体ケーシング(1)に装着 した状態では、内側透光板(9)と外側透光板(11)とは上下に所定の間隔を隔てて 対置しており、内側透光板(9)と外側透光板(11)との間に空間(12)が形成される 。また、透光板保持枠(2)の周側壁には、スリット溝(13)が周方向適当間隔置き に刻設してあり、内外透光板(9)(11)間に形成されている空間(12)がこのスリッ ト溝(13)と、前述の外側透光板(14)に透設されている透孔(27)とにより、外部に 連通するようになっている。
【0010】 また、本体ケーシング(1)の周側面(7)での直径対応個所と底壁(14)とにネジ 孔(15)が凹設してあり、直径に対応して形成されている一方のネジ孔(15)にポー ル(16)への取り付け固定具(17)がボルト(18)で固定してある。この固定具(17)は 略クランク状に折り曲げ形成した金属板製固定具本体(19)と、この固定具本体(1 9)の上側縁からL字状に折り曲げ連出した連結板(20)と、固定具本体(19)の長手 方向での両側縁部分にわたって装着される面ファスナー(21)と、固定具本体(19) の連結板連出方向とは反対側に位置する側面に固着したクッション材(22)とで構 成してある。
【0011】 面ファスナー(21)は楔片形成部分とループ体形成部分とがベース帯の同一面に 長手方向で並んで位置するように形成してあり、この面ファスナー(21)のループ 体形成側端部が固定具本体(19)の一端縁部分に小寸法隔てて形成した一対の切り 抜き溝(23)にループ体形成面が外側を向く状態で巻付け固定してある。また、固 定具本体(19)の他端部に1本のスリット(24)が形成してあり、このスリット(2
4) に面ファスナー(21)の遊端部分を通過させ、固定具本体(19)の側端縁を巻き
込ん で反転できるようにしてある。
【0012】 また、本体ケーシング(1)の底壁には吊り下げ用フック(25)が装着してある。 この吊り下げ用フック(25)は、略D字状に形成してあり直線部分を回動中心にし て回動可能な状態でネジ孔(15)に周囲に装着してある。
【0013】 図中符号(26)は本体ケーシング(1)の上端部外周における透光板保持枠(2)の 装着部に嵌着したシリコンゴム製のシールリングである。
【0014】 なお、上記実施態様において、本体ケーシング(1)の周側面(7)での直径対応 個所と底壁(14)とに形成したネジ孔(15)は、それぞれカメラの三脚での雲台に用 いられているカメラ固定用ネジと同径同大に形成してあり、三脚の雲台に固定し ても使用できるようにしてある。
【0015】 上述の構成からなる照明具は、テントサイトに立設配置したポールやタープ支 持用ポール等の柱状体(16)に固定具(17)のクッション材(22)を接当させた状態に 配置して面ファスナー(21)を柱状体(16)に巻掛け、面ファスナー(21)の遊端部を 固定具(17)のスリット(24)に挿入し、面ファスナー(21)で固定具(17)のクランク 状金属板(19)の側端縁を巻き込み、十分締め上げた状態で面ファスナー(21)の楔 片部分をループ部分に係合させる。これにより、照明具を柱状体(16)に固定する 。しかる後、固定具(17)と照明具の本体ケーシング(1)とを接続しているボルト (18)を少し緩め、照射方向を設定した後、ボルト(18)を締め込んで固定する。
【0016】 上記実施例では固定具(17)の本体部分(19)を金属板で構成したが、この本体部 分(19)を合成樹脂板で形成してもよい。また、上記実施例では照明具の本体ケー シング(1)の周側壁から外部に臨む状態で受電用コネクタ(5)を設置したが、照 明具の本体ケーシング(1)内に電池収容室を形成するようにしてもよい。 さらに、上記実施例では照明具をテント支柱等の柱状体に固定するようにした が、自動車の天井に配置したキャリヤの枠体や自動車室内の把手に固定するよう にしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案の照明具は、本体ケーシングの周側壁にテント支柱等の柱状体や自動車 のキャリヤ枠体あるいは自動車室内の把手への固定具を取り付け角度変更可能に 装着してあるので、設置個所や設置姿勢あるいは照射方向を任意に設定して設置 することができる。 また、固定具は板状の固定具本体とこの固定具本体の両側端部間に架け渡す状 態に配置した面ファスナーと、固定具本体に固着したクッション材とで構成して あることから、取り付け基材への取り付けが容易であるうえ、固定具本体がクラ ンク状に形成してあることから面ファスナーの遊端部を本体に挿通させる作業を 容易に行うことができ、取り付け基材への装着作業より容易に行うことができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施態様の一例を示す全体斜視図であ
る。
【図2】一部を切除した状態での平面図である。
【符号の説明】
1…本体ケーシング、2…透光板保持枠、3…ハロゲン
電球、5…受電用コネクタ、6…反射板、7…本体の周
側面、16…柱状体、17…固定具、19…固定具本体、21…
面ファスナー、22…クッション材。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に反射板(6)とハロゲン電球(3)と
    を収納してなる本体ケーシング(1)と、この本体ケーシ
    ング(1)の上端部に嵌着される透光板保持枠(2)とを有
    する照明具において、 本体ケーシング(1)の周側面(7)に柱状体(16)への固定
    具(17)を取り付け角度変更可能な状態で着脱可能に装着
    し、この固定具(17)を略クランク状に折り曲げ形成した
    固定具本体(19)と、この固定具本体(19)の一側面に固定
    したクッション材(22)と、固定具本体(19)の両側端部間
    に架着する面ファスナー(21)とで構成したことを特徴と
    する支柱への取付け機構を有する照明具。
  2. 【請求項2】 固定具本体(19)が金属製である請求項1
    に記載の支柱への取付け機構を有する照明具。
  3. 【請求項3】 本体ケーシング(1)から外部に臨む状態
    に受電用コネクタ(5)が形成されている請求項1に記載
    の支柱への取付け機構を有する照明具。
  4. 【請求項4】 本体ケーシング(1)から外部に臨む状態
    に受電用コネクタ(5)が形成されている請求項2に記載
    の支柱への取付け機構を有する照明具。
JP1996000019U 1996-01-09 1996-01-09 支柱への取付け機構を有する照明具 Expired - Lifetime JP3026667U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169338A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Sakura Rubber Co Ltd 消防ホース用照明器具取付具

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