JPH054323U - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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Publication number
JPH054323U
JPH054323U JP5768991U JP5768991U JPH054323U JP H054323 U JPH054323 U JP H054323U JP 5768991 U JP5768991 U JP 5768991U JP 5768991 U JP5768991 U JP 5768991U JP H054323 U JPH054323 U JP H054323U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
leader
pinch roller
leader tape
tape recorder
Prior art date
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Pending
Application number
JP5768991U
Other languages
English (en)
Inventor
典文 大森
豊 福田
昌也 縄田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP5768991U priority Critical patent/JPH054323U/ja
Publication of JPH054323U publication Critical patent/JPH054323U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 テープを反転することなくA・Bトラックの
録音若しくは再生が連続して為せるオートリバース型テ
ープレコーダであって、ピンチローラ7の近傍に、透明
なリーダテープの有無を検知するリーダテープ検知手段
10を設けたことを特徴とする。 【効果】 ピンチローラ7の近傍にリーダテープ検知手
段10を設けたので、不透明な磁気テープから透明なリ
ーダテープに切り換わった直後に磁気テープを停止し、
磁気テープを逆送することが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案のオートリバース型テープレコーダの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のオートリバース型テープレコーダの要部を示す図であり、オート リバース型テープレコーダにはAキャプスタン101,Aピンチローラ102, B消去ヘッド103,録音再生ヘッド104(以下「録再ヘッド104」と略す )、A消去ヘッド105,Bピンチローラ106及びBキャプスタン107が図 の様に配列され、テープカセットCの磁気テープTmはAトラック,Bトラック (以下、「A面」「B面」という)がテープカセットCを反転することなく、往 復再生録音できる。
【0003】 例えば、A面の録音の時には、磁気テープTmはAピンチローラ102とAキ ャプスタン101とで挟持されつつ一定送度で図左から右へ走行されつつ、先ず A消去ヘッド105で消去され、録再ヘッド104で録音される。Bピンチロー ラ106,B消去ヘッド103は後退している。
【0004】 磁気テープTmがフルに巻き取られると供給側リール台の負荷トルクが急増す るので、このトルクアップを検知してテープレコーダはテープ走行を停止し逆送 を開始する。
【0005】 逆送の時は、Bピンチローラ106及びB消去ヘッド103が前進し(Aピン チローラ102及びA消去ヘッド105は後退)、図右から左へ磁気テープTm を走行させる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記テープカセットCの磁気テープTmの端部には規格に基づいて 、約200mm長さの透明なリーダテープTcが接続され、これらリーダテープ Tcの一端がテープリールに接合されている。
【0007】 従って、A面からB面へ反転する間に概ねリーダテープTcが往復するに要す る時間だけ無録音又は無再生状態となり、好ましくない。 本考案の目的は簡単な構成で上記無録音状態をほぼ零にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
テープを反転することなくA・Bトラックの録音若しくは再生が連続して為せ るオートリバース型テープレコーダであって、ピンチローラの近傍に、透明なリ ーダテープの有無を検知するリーダテープ検知手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
リーダテープ検知手段が透明なリーダテープを検知したら、テープを逆送する ことで、切れ目のない録音や再生が実施できる。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面に基いて以下に説明する。なお、図面は符号の向き に見るものとする。
【0011】 図1は本考案に係るテープレコーダの要部を示す図であり、テープレコーダ1 にはAキャプスタン2,Aピンチローラ3,B消去ヘッド4,録再ヘッド5,A 消去ヘッド6,Bピンチローラ7及びBキャプスタン8に加えてリーダテープ検 知手段10が配列されている。
【0012】 ただし、リーダテープ検知手段10はテープカセットCのテープ走面に開けら れたBピンチローラ7収納用の孔C1に収納されている。
【0013】 図2は図1の部分拡大図であり、Bピンチローラ7を支承する為の揺動アーム 11は軸12でシャシに係止されている。そして、この揺動アーム11に検知器 ホルダ13が重ねられ、この検知器ホルダ13の垂直部14に反射型フォトセン サ15を埋設し、この反射型フォトセンサ15の前面が前記垂直部14の窓14 aを介して磁気テープTmに臨んでいる。
【0014】 本実施例では上記検知器ホルダ13とフォトセンサ15とでリーダテープ検知 手段10を構成している。 なお、上記フォトセンサ15は発光素子15aと受光素子15bが対をなして いる非接触形光学センサである。
【0015】 以上の構成からなるテープレコーダの作用を次に述べる。 図3(a)〜(c)は本考案に係るテープレコーダの作用図であり、図3(a )はA面の録音姿を示し、磁気テープTmは矢印方向に一定速度で走行してい る。この間、フォトセンサ15は発光素子15aから投光し、この光が不透明な 磁気テープ部分に当って反射され、反射光が発光素子15bに入光する。
【0016】 A面の終了直前に図3(b)の如く、リーダテープTcがフォトセンサ15の 前面に至る。投光光線はリーダテープTcが透明であるために通過し、結果受光 素子15bへの入光がほとんどなくなる。この時をもって、本実施例のテープレ コーダはテープを停止する。
【0017】 リーダテープTcは慣性作用で録再ヘッド5に近接するが、図1に示した様に 録再ヘッド5まで距離があるので、リーダテープTcの端部Tc1はフォトセン サ15と録再ヘッド5の中間に停止する(図3(c)参照)。
【0018】 リーダテープTc等が停止するとBピンチローラ7が押し出され(矢印)、 リーダテープTcがBキャプスタン8に押圧されたら、Bキャプスタン8による 逆走行(矢印)が開始される。
【0019】 上記図3(b)から図3(c)までの所要時間はごく短い。 よって、実質的に切れ目のない録音、そして再生が可能になった。
【0020】 図4(a),(b)は本考案のリーダテープ検知手段の別実施例図であり、何 れもプリント基板18を活用したものである。
【0021】 図4(a)はプリント基板18に受光素子19を載せ、磁気テープTmの斜め 上に受光素子20を設け、その下にミラー21を設けてなる。
【0022】 投光素子20からの光線は、磁気テープTmで反射され、この反射光はミラー 21で再反射されて受光素子19に至る。 磁気テープTmが透明なリーダテープTcに替った時点で投光光線は破線の如 く通過するので受光素子19には至らない。
【0023】 図4(b)は上記図4(a)の投・受光素子20,19を入れ替えた構成であ る。 図4(a)及び図4(b)の場合は、投・受光素子20,19の一方がプリン ト基板18に表面実装できるので配線の簡略化が図れる。
【0024】 尚、図1及び図2ではリーダテープ検知手段10を動揺アーム11に取付けた が、これに限らず、図2と同様な位置にシャシから起立させても良い。
【0025】 又、リーダテープ検出手段10はAピンチローラ3の近傍に取付けることも可 能である。Aピンチローラ3とBピンチローラ7の双方に取付けた場合は、A面 →B面→A面→B面…の如く切れ目なく再生を繰返すことが出来る。
【0026】 更に又、上記実施例はテープカセット式テープレコーダについて説明したが、 本考案のリーダテープ検出手段10はオープンリール式テープレコーダに適用し ても有益である。
【0027】
【考案の効果】
以上に述べた通り本考案はピンチローラの近傍にリーダテープ検知手段を設け たので、不透明な磁気テープから透明なリーダテープに切り換わった直後に磁気 テープを停止し、磁気テープを逆送することが出来る。 従って、本考案によれば、テープのAトラックからBトラックへ切れ目なく録 音・再生が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るテープレコーダの要部を示す図
【図2】図1の部分拡大図
【図3】本考案に係るテープレコーダの作用図
【図4】本考案のリーダテープ検知手段の別実施例図
【図5】従来のオートリバース型テープレコーダの要部
を示す図
【符号の説明】
1…テープレコーダ、3,7…ピンチローラ、5…録再
ヘッド、10…リーダテープ検知手段、C…テープカセ
ット、Tc…リーダテープ、Tm…磁気テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 テープを反転することなくA・Bトラッ
    クの録音若しくは再生が連続して為せるオートリバース
    型テープレコーダであって、このテープレコーダはピン
    チローラの近傍に、透明なリーダテープの有無を検知す
    るリーダテープ検知手段を設けてなり、このリーダテー
    プの検知信号をもってテープの送り方向を逆転するよう
    に構成したことを特徴とするテープレコーダ。
JP5768991U 1991-06-27 1991-06-27 テープレコーダ Pending JPH054323U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5768991U JPH054323U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 テープレコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5768991U JPH054323U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 テープレコーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH054323U true JPH054323U (ja) 1993-01-22

Family

ID=13062915

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JP5768991U Pending JPH054323U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 テープレコーダ

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JP (1) JPH054323U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143239U (ja) * 1976-04-24 1977-10-29

Cited By (1)

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