JPH0543202U - Nc装置の工具軌跡表示装置 - Google Patents

Nc装置の工具軌跡表示装置

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JPH0543202U
JPH0543202U JP9210991U JP9210991U JPH0543202U JP H0543202 U JPH0543202 U JP H0543202U JP 9210991 U JP9210991 U JP 9210991U JP 9210991 U JP9210991 U JP 9210991U JP H0543202 U JPH0543202 U JP H0543202U
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明 斉藤
誠 伊川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】NCプログラムの任意の工具の工具軌跡のみを
表示できるようにして工具軌跡のチェック時間の短縮を
はかる。 【構成】RAM30に記憶された使用工具データ領域3
6から選択され工具番号を表示工具番号データ領域33
に記憶しておき、NCプログラムの実行時に工具番号を
検出し、この検出された工具番号のうち表示工具番号デ
ータ領域33に記憶されていると判断されたときにフラ
グデータ領域35のフラグをオンとして、このフラグ領
域35のフラグがオンのときのみ工具軌跡を表示させる
ようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、NCプログラムによる工作物に対する工具の軌跡を画面上に表示さ せることができるNC装置の工具軌跡表示装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、工作物と工具との干渉状態などを加工前に画面上に表示させシミュレー ションすることができるNC装置の工具軌跡表示装置が知られている。 上記工具軌跡表示装置では、先ず、NCプログラムを順次読み込んで内容が解 析される。そして、工作物に対する工具の表示のために、工具の位置が算出され る。その算出された位置に基づいて工作物に対する工具の画像データが作成され る。そして、その画像データがCRT表示装置の画面上に表示される。
【0003】 また、NCプログラムの任意箇所を表示したい場合などではNCプログラムの シーケンス番号の開始番号と終了番号を入力することで、工具軌跡の表示がおこ なわれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述のように、シーケンス番号にて任意箇所の工具軌跡の表示を行 おうとすると、シーケンス番号順に順次実行されるために余分なNCプログラム が挿入されていたりすると、この余分なNCプログラムまで実行されてしまうこ ととなり、全体的にシミュレーション速度が遅くなり、チェックに余分な時間を 費やしてしまうとともに、画面が見にくくなる問題があった。
【0005】 本考案は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的とする ところは、必要に応じて予め指定された箇所の工作物に対する工具の軌跡の詳細 なチェック及びチェック時間の短縮が可能なNC装置の工具軌跡表示装置を提供 することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための考案の構成は、NCプログラムにて使用される工具 の一覧を表示する工具一覧表示手段と、この工具一覧表示手段にて表示された工 具の中から指定された工具の工具番号を記憶する工具番号記憶手段と、順次NC プログラムを読み込んで工具番号を検索する工具番号検索手段と、この工具番号 検索手段にて検索された工具番号が前記工具番号記憶手段に記憶されているか否 かを判定する判定手段と、この判定手段の判定結果が記憶されていると判定され た場合にフラグをオンとし、記憶されていないと判定された場合にフラグをオフ とするフラグオンオフ手段と、前記フラグがオンのときに前記NCプログラムに 基づく前記工具の位置を算出して前記工作物に対する前記工具の画像データを表 示する画像表示手段と備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
工具一覧表示手段にて表示された工具一覧の中から指定された工具の工具番号 を工具番号記憶手段にて記憶し、NCプログラムの実行を行う。このNCプログ ラムが実行されると、工具番号検索手段にて工具番号を検索し、工具番号が検索 されると、この検索された工具番号が工具番号記憶手段に記憶されているか判定 手段にて判定される。この判定手段の判定結果が記憶されている場合にフラグオ ンオフ手段にてフラグをオンとし、記憶されていない場合にフラグをオフされ、 フラグがオンの場合のみ画像表示手段にて工作物に対する工具軌跡が表示される 。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を具体的な実施例に基づいて説明する。 図1は本考案に係るNC装置の工具軌跡表示装置の構成を示したブロックダイ ヤグラムである。 CPU10には制御プログラムを記憶したROM20と各種データを記憶する RAM30とが接続され、さらにインターフェース21を介して複数のNCプロ グラムと工具情報を記憶する磁気ディスク40が接続されている。
【0009】 又、CPU10にはキーボード80と作成された後述の合成画像データを記憶 するビットマップメモリ50が接続されている。そして、画像表示手段を達成す るCRTコントローラ60により上記ビットマップメモリ50に記憶された合成 画像データが読み込まれCRT表示装置70に工作物Wに対する工具Tの軌跡が 表示される。 上記ROM20内には工具軌跡の表示を制御するプログラムを記憶する表示制御 プログラム領域21が形成されている。又、上記RAM30内には工作物Wの形 状を記憶する工作物形状データ領域31と、工具Tの形状を記憶する工具形状デ ータ領域32と、使用される工具の総てを記憶する使用工具データ領域36と、 工具軌跡の表示を行う工具の工具番号を記憶する表示工具番号データ領域33と 、NCプログラムから演算された工具の軌跡データを記憶する工具軌跡データ領 域34および工具表示を行うか否かを判別するフラグ領域35とが形成されてい る。
【0010】 次に、本実施例装置で使用されているCPU10の処理手順を示した図2およ び図3のフローチャートに基づき、図4のNCプログラムの一例を示した説明図 を参照して説明する。 先ず、ステップ100にて磁気ディスク40の中から工具軌跡を行うNCプロ グラムを選択してこのNCプログラムの図4に示されるプログラムの中のTコー ドで示される工具番号によって区切られた1ブロックを読込み、ステップ102 にてNCプログラムから工具番号が抽出されて磁気ディスク40に記憶された工 具情報に基づいて工具一覧が作成され使用工具データ領域36に記憶される。ス テップ104以降にて1ブロックに記載された内容から工具軌跡の始点位置( X 0,0) 及び終点位置( Xe,e) が算出される。ステップ104では、I=1 とされ、使用されている工具の工具番号始まりとして工具軌跡データ領域34に 記憶される。
【0011】 次にステップ106に移行して、次式により工具Tの基準点座標( XI, I が求められる。 ( XI, I) =( X0,0)+( Vx,y)・( I−1) なお、ここで( Vx,y)は工具の予め設定された送り量である。 次にステップ108に移行して、ステップ102で算出された工具の基準点座 標( XI, I) が上述のステップ102で算出された終点位置( Xe,e)に 到達したか否かが判定される。ステップ108で工具Tの基準点座標( XI, I )が終点位置( Xe,e) に到達したときは、ステップ110に移行し基準点 座標(XI, I) を( Xe,e) としてステップ111に進む。そして基準点 座標(XI, I) が終点位置( Xe,e) に到達していないときは直接ステッ プ111に進み、工具の基準点座標( XI, I)をステップ106で算出された 点座標( XI, I )として順次工具データ領域34に記憶される。ステップ1 2では、ステップ102で読み込まれた1ブロックの動作が完了したか否かが判 定される。ステップ112で工具の基準点座標( X, Y) が終点位置( Xe,e) まで至っておらず、1ブロックが終了していない場合には、ステップ114で補 間点 No.Iが更新されてステップ108に戻り、上述と同様の処理が繰り返され る。そして、ステップ112で1ブロックの動作が完了と判定されると、ステッ プ114にてNCプログラムが終了したか否かを判定し、終了していれば図3に フローチャートのステップ200に移行し、終了してなければ、ステップ102 に戻り、NCプログラムの新たな1ブロックが読み込まれて上述と同様の処理が 実行される。
【0012】 ステップ200に移行すると、はじめに使用工具データ領域36からNCプロ グラム中で使用されている工具が読み出され、CRT表示装置70に一覧表とし て表示される。ステップ202にてキーボード80の終了スイッチが押されるま で待機する。ここでこの一覧表をみて作業者は表示をさせたい工具を選択し、キ ーボード80の終了スイッチを押す。このとき総ての工具軌跡を表示したいなら ば選択を行わずキーボード80の終了スイッチを押す。ステップ204では工具 の選択が行われたか否かが判定され、選択されていればステップ203にて選択 された工具の工具番号を表示工具番号データ領域33に記憶し、選択がされてい なければステップ205にて使用工具データ領域の工具を総ての工具番号を表示 工具番号データ領域33に記憶する。そして、ステップ206に進んで、工具軌 跡データを順次読み込み、ステップ207にて読み込んだ工具軌跡データが工具 番号であるか判定し、工具番号であればスッテップ208に進み、工具番号でな ければステップ210に進む。ステップ208では読み込まれた工具番号が表示 工具番号データ領域33に記憶されているか否かを判定し、記憶されていればス テップ212でフラグ領域35に1を立て、記憶されてなければ、ステップ21 4でフラグ領域35に0を立ててステップ206に戻る。
【0013】 ステップ210に進むと、フラグ領域に1が立っているか否かを判定し、1が 立っている場合にはステップ216に進み、1が立っていなければ、ステップ2 06に戻る。 ステップ216に進むと、RAM30の工作物形状データ領域31に予め記憶さ れた工作物Wの形状データを読み込む。
【0014】 ステップ218では、RAM30の工具形状データ領域32から工具番号に該 当する工具の形状データを読み込み、その基準点座標を( XI, I) と工具形 状データの画像データとステップ216で読み込まれた工作物形状データの画像 データとを合成した合成画像データを作成する。そして、ステップ218に移行 し、ステップ216で作成された合成画像データをビットマップメモリ50に出 力する。
【0015】 次にステップ220では、NCプログラムが終了したか否かを判定し、終了し ていれば処理を終了し、終了していなければ、ステップ206に戻り、新たなN Cプログラムが読み込まれて上述と同様の処理が実行される。 この結果、図5に示すように工具の一覧表にて選択された工具の工具軌跡のみ がCRT表示装置70に表示されることになる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案は、NCプログラムにて使用される工具の一覧を表示する 工具一覧表示手段と、この工具一覧表示手段にて表示された工具の中から指定さ れた工具の工具番号を記憶する工具番号記憶手段と、順次NCプログラムを読み 込んで工具番号を検索する工具番号検索手段と、この工具番号検索手段にて検索 された工具番号が前記工具番号記憶手段に記憶されているか否かを判定する判定 手段と、この判定手段の判定結果が記憶されていると判定された場合にフラグを オンとし、記憶されていないと判定された場合にフラグをオフとするフラグオン オフ手段と、前記フラグがオンのときに前記NCプログラムに基づく前記工具の 位置を算出して前記工作物に対する前記工具の画像データを表示する画像表示手 段とを備えたことにより、任意の工具のみの動作を確認することができるので、 工作物に対する工具の工具軌跡のチェック時間の短縮が可能となるとともに、C RT表示装置に余分な工具軌跡が表示されないため、詳細なチェックが可能とな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の具体的な一実施例に係るNC装置の工
具軌跡表示装置の構成を示したブロックダイヤグラムで
ある。
【図2】同実施例装置で使用されているCPUの処理手
順を示したフローチャートである。
【図3】同実施例装置で使用されているCPUの処理手
順を示したフローチャートである。
【図4】NCプログラムの一例を示した説明図である。
【図5】工具軌跡表示の一例を示す図面である。
【符号の説明】
10−CPU 20−ROM 30−RAM 50−ビットマップメモリ 60−CRTコントローラ 70−CRT表示装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NCプログラムによる工作物に対する工
    具の軌跡を画面上に表示させ前記工作物と前記工具との
    干渉状態などをシミュレーションすることができるNC
    装置の工具軌跡表示装置において、 前記NCプログラムにて使用される工具の一覧を表示す
    る工具一覧表示手段とこの工具一覧表示手段にて表示さ
    れた工具の中から指定された工具の工具番号を記憶する
    工具番号記憶手段と、順次NCプログラムを読み込んで
    工具番号を検索する工具番号検索手段と、この工具番号
    検索手段にて検索された工具番号が前記工具番号記憶手
    段に記憶されているか否かを判定する判定手段と、この
    判定手段の判定定結果が記憶されていると判定された場
    合にフラグをオンとし、記憶されていないと判定された
    場合にフラグをオフとするフラグオンオフ手段と、前記
    フラグがオンのときに前記NCプログラムに基づく前記
    工具の位置を算出して前記工作物に対する前記工具の画
    像データを表示する画像表示手段とを備えたことを特徴
    とするNC装置の工具軌跡表示装置。
JP1991092109U 1991-11-11 1991-11-11 Nc装置の工具軌跡表示装置 Expired - Lifetime JP2573209Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59707A (ja) * 1982-06-28 1984-01-05 Fanuc Ltd 数値制御装置
JPS62236651A (ja) * 1986-04-02 1987-10-16 Hitachi Seiki Co Ltd Nc加工デ−タの作画チエツク装置
JPH03220604A (ja) * 1990-01-26 1991-09-27 Hitachi Seiki Co Ltd 数値制御装置における工具軌跡描画装置およびその方法

Patent Citations (3)

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