JPH0542874A - ステアリングハーネスの中立位置表示装置 - Google Patents

ステアリングハーネスの中立位置表示装置

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JPH0542874A
JPH0542874A JP20075591A JP20075591A JPH0542874A JP H0542874 A JPH0542874 A JP H0542874A JP 20075591 A JP20075591 A JP 20075591A JP 20075591 A JP20075591 A JP 20075591A JP H0542874 A JPH0542874 A JP H0542874A
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JP
Japan
Prior art keywords
case
indicator
movable case
neutral position
movable
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Pending
Application number
JP20075591A
Other languages
English (en)
Inventor
Nozomi Ito
望 伊藤
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ステアリングハーネスの取付スペースの削減
を計り、さらには使用部品点数の削減、及び組立作業
性、中立位置の表示性を向上せしめる中立位置表示装置
を提供する。 【構成】 固定ケース11にはラック形状のインジケー
タ14を摺動可能に保持せしめ、また可動ケース12に
は、そのインジケータ14を噛合結合させて、可動ケー
ス12の回動力でインジケータ14を直接動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブルを渦
巻き状となして収容するステアリングハーネスの中立位
置表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステアリングホイールと共に回動する可
動ケースと、車体側に固定されると共に、上記可動ケー
スに対設される固定ケースとからなり、上記可動ケース
と固定ケースとによって形成される空間内に収容した渦
巻き状フラットケーブルの一端を可動ケースより引き出
させ、またその他端を固定ケースより引き出させ、ステ
アリングホイールの回動に伴なう可動ケースの回動を、
フラットケーブルの渦巻き部で吸収させるステアリング
ハーネスのケース構造の従来例として、図1に示す如き
ものがある。
【0003】つまり、1はステアリングシャフト2に固
定されて、ステアリングホイール(図示せず)の回動操
作で共に回動する可動ケース、3は不図示の車体と一体
に固定される固定ケースであって、その可動ケース1と
固定ケース3とによって形成される内部空間には帯状の
フラットケーブル(図示せず)が渦巻き状に収容されて
いる。そしてそのフラットケーブルの一端は可動ケース
1より支出され、その他端は固定ケース3より外部へ支
出されているものである。
【0004】このように組立てられているステアリング
ハーネスケースにあっては、そのケースを車体に組付け
る前は、可動ケース1は固定ケース1に対して、渦巻き
状フラットケーブルの可撓性が許す範囲内で回動自在と
なっているために、例えば可動ケース1が固定ケース2
に対して右方又は左方向に回転しきった状態で車体に組
付けられたとすると、その可動ケース1をステアリング
ホイールの動作に伴なって右方向又は左方向に回動させ
ることが不可能(ステアリングホイールを廻すことがで
きない)となりステアリングハーネスケースの組付け不
良を起こすことになる。
【0005】従って、この組付け不良を解消するために
は、そのステアリングハーネスケースの可動ケース1
が、左右双方向へ略等量だけ回転しうる中間位置(中立
位置)で、可動ケース1の位置決めを行なっておけば、
このステアリングハーネスケースを車体に取付けた後ス
テアリングホイールによってステアリングハーネスケー
スの可動ケース1を左方向又は右方向へ円滑に回動せし
めることができる。
【0006】そこで、車体に取付ける前における固定ケ
ース3に対し、可動ケース1が左右両方向に回動するこ
とができる位置すなわち可動ケース1の中立位置を確保
しなければならないので、その可動ケース1が中立位置
であるか否かを表示させるための手段として、従来にお
いては図1に示すように可動ケース1側には2枚歯4と
指標5を設け、また固定ケース3側には、上記2枚歯4
に噛合するギヤ6を軸支せしめると共にそのギヤ6に施
される指標7を設け、その可動ケース1が中立位置であ
るとき、双方の指標5と7が合致するようにギヤ6を2
枚歯4に噛合させておくことにより、その可動ケース1
が、固定ケース3に対して回動すれば双方指標の位置が
ずれることから、ステアリングハーネスケースを車体に
組付けるときの可動ケース1の中立位置が正常であるか
否か、を目視判断することが一目瞭然となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記可
動ケース1の中立位置表示装置にあっては、その中立位
置表示装置を固定ケース3の側部に突設しなければなら
ないことから、全体形状が大型化されてしまう、またギ
ヤ6及びそのギヤ6を支持する軸受け機構が必要である
ことから、その構成部品点数が多く、しかもその組立作
業性が悪いという不具合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の不
具合に着目してなされたもので、固定ケースにはラック
形状のインジケータを摺動可能に保持せしめ、また可動
ケースには、そのインジケータを噛合結合させて、可動
ケースの回動力でインジケータを直接動作させるように
して中立位置表示部の突設を防いで取付スペースの削減
を計り、さらには使用部品点数の削減、及び組立作業
性、中立位置の表示性を向上せしめることができるステ
アリングハーネスの中立位置表示装置を提供することに
ある。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0010】図2において11は不図示の車体に固定さ
れる固定ケース、12はその固定ケース11に対して可
動可能に嵌合されると共に不図示のステアリングホイー
ルに固定される可動ケースであって、この固定ケース1
1と可動ケース12とによる内部空間には従来例で述べ
たと同様の渦巻き状フラットケーブルが内装され、その
ハーネスの一端は固定ケース11より、またその他端は
可動ケース12より支出されるものである。
【0011】上記固定ケース11の上面偏心位置には、
端面が略凸形状をしたインジケータ嵌合溝13が形成さ
れており、このインジケータ嵌合溝13内には図3に示
すインジケータ14が摺動可能に嵌合されるものであ
る。このインジケータ14は、その辺縁に5個の円弧状
切欠部15が連設されており、各円弧状切欠部15毎に
歯16が突設されているものである。17はインジケー
タ14の中央部に施されているマークを示す。
【0012】可動ケース12には上記インジケータ14
の切欠部15の円弧面と合致する外径のフランジ18が
形成され、このフランジ18の一部には、弦形状の切欠
き19が形成されている。そしてこの切欠き19の形成
部には、前記の歯16と噛合し得る2枚歯20が形成さ
れている。21は2枚歯20と対称位置に施されている
マークを示す。
【0013】以上が本実施例の構成であるが、次にその
作用について述べると、先ず、渦巻き状となしたフラッ
トケーブル(図示せず)を固定ケース11と可動ケース
12との空間に収容し、そのフラットケーブルの一端は
固定ケース11より、その他端は可動ケース12より支
出させる。また上記インジケータ14を、インジケータ
嵌合溝13内に嵌合し、さらに図4に示す如く、可動ケ
ース12に施したマーク21とインジケータ14に施し
たマーク17とが一致するようにして、その可動ケース
12を固定ケース11に組付けるが、このとき、可動ケ
ース12は、例えば右方向に2回転以上、及び左方向に
も2回転以上回転することができるように、固定ケース
11と可動ケース12間で渦巻き状となしたステアリン
グハーネスに緩みをもたせることが必要である。
【0014】従って図4に示す状態では、可動ケース1
2が左右方向へ夫々2回転以上回動させることができる
中立位置が示されているものであって、この状態から可
動ケース12を一回転すれば、歯16と2枚歯20との
噛合によりマーク17が1ピッチ移動し、さらに一回転
させればマーク17が2ピッチ移動し、ステアリングハ
ーネスの巻き込み状態が明確に表示される。
【0015】以上のように、本実施例にあっては、固定
ケース11に対して回転可能である可動ケース12にイ
ンジケータを噛合させ、この可動ケース12が右方向又
は左方向の夫々に例えば2回転づつ回動し得る中立位置
を、可動ケース12に設けたマーク21とインジケータ
14に設けたマーク17とにより表示させるようにし、
さらに上記インジケータ14は、固定ケース11に設け
た凹溝内で摺動可能に嵌合せしめたものであるから、イ
ンジケータ14が固定ケース11より突設されることが
なく、従って該中立位置表示装置の取付スペースの削減
が可能となる。さらにこの装置によれば、従来例に比し
て構成部品が少なくこれによって経済性、組立作業性も
大幅に改善される。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、渦巻き状をした
フラットケーブルを収容し、そのフラットケーブルの一
端を支出する固定ケース11と、この固定ケース11に
よって回転可能に支持されると共に、前記フラットケー
ブルの他端を支出し、さらにステアリングホイールと一
体的に結合される可動ケース12と、該可動ケースの周
縁一部に形成された2枚歯20と、該2枚歯20と噛合
し得る歯16を有しかつ上記固定ケース11に設けたガ
イド溝13内で摺動可能に保持されているインジケータ
14を設け、可動ケースの回転量を、この可動ケースに
ギヤ結合されるインジケータの移動位置で表示させるス
テアリングハーネスの中立位置表示装置であるから、こ
れによれば、インジケータ14が固定ケース11より突
設されることがなく、従って該中立位置表示装置の取付
スペースの削減が可能となる。さらにこの装置によれ
ば、従来例に比して構成部品が少なくこれによって経済
性、組立作業性も大幅に改善されるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図。
【図2】本発明よりなる中立位置表示装置の実施例を示
した説明図。
【図3】本実施例のインジケータのみの斜視図。
【図4】本実施例の平面説明図。
【符号の説明】
11:固定ケース 12:可動ケース 13:インジケータ嵌合溝 14:インジケータ 15:円弧状切欠部 16:歯 17:マーク 18:フランジ 19:切欠き 20:2枚歯 21:マーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 渦巻き状をしたフラットケーブルを収容
    し、そのフラットケーブルの一端を支出する固定ケース
    (11)と、この固定ケース(11)によって回転可能
    に支持されると共に、前記フラットケーブルの他端を支
    出し、さらにステアリングホイールと一体的に結合され
    る可動ケース(12)と、該可動ケースの周縁一部に形
    成された2枚歯(20)と、該2枚歯(20)と噛合し
    得る歯(16)を有しかつ上記固定ケース(11)に設
    けたガイド溝(13)内で摺動可能に保持されているイ
    ンジケータ(14)を設け、可動ケースの回転量を、こ
    の可動ケースにギヤ結合されるインジケータの移動位置
    で表示させることを特徴とするステアリングハーネスの
    中立位置表示装置。
JP20075591A 1991-08-09 1991-08-09 ステアリングハーネスの中立位置表示装置 Pending JPH0542874A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20075591A JPH0542874A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 ステアリングハーネスの中立位置表示装置

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JP20075591A JPH0542874A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 ステアリングハーネスの中立位置表示装置

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JPH0542874A true JPH0542874A (ja) 1993-02-23

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ID=16429641

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JP20075591A Pending JPH0542874A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 ステアリングハーネスの中立位置表示装置

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