JPH058734A - ステアリングハーネスの中立位置表示装置 - Google Patents

ステアリングハーネスの中立位置表示装置

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Publication number
JPH058734A
JPH058734A JP3164624A JP16462491A JPH058734A JP H058734 A JPH058734 A JP H058734A JP 3164624 A JP3164624 A JP 3164624A JP 16462491 A JP16462491 A JP 16462491A JP H058734 A JPH058734 A JP H058734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
indicator
neutral position
movable case
flat cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3164624A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiro Nakagawa
中川重弘
Nozomi Ito
望 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
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Publication of JPH058734A publication Critical patent/JPH058734A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】使用部品点数の削減及び組立作業性を向上させ
ることができるステアリングハーネスの中立位置表示装
置を提供する。 【構成】固定ケース11と可動ケース12との間に一部
材であるドラム状インジケータ13が介装され、インジ
ケータ収容部14中央部の支軸15により回転し、表示
目盛17が施された表示窓16から、前記インジケータ
13の周面に階段状に施されたマーク19を見て中立位
置を合せられるよう、送りギヤ18送り爪21指標2
0,22が施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブルを渦
巻き状となして収容するステアリングハーネスの中立位
置表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステアリングホイールと共に回動する可
動ケースと、車体側に固定されると共に、上記可動ケー
スに対設される固定ケースとからなり、上記可動ケース
と固定ケースとによって形成される空間内に収容した渦
巻き状フラットケーブルの一端を可動ケースより引き出
させ、またその他端を固定ケースより引き出させ、ステ
アリングホイールの回動に伴なう可動ケースの回動を、
フラットケーブルの渦巻き部で吸収させるステアリング
ハーネスのケース構造の従来例として、図1に示す如き
ものがある。
【0003】つまり、1はステアリングシャフト2に固
定されて、ステアリングホイール(図示せず)の回動操
作で共に回動する可動ケース、3は不図示の車体と一体
に固定される固定ケースであって、その可動ケース1と
固定ケース3とによって形成される内部空間には帯状の
フラットケーブル(図示せず)が渦巻き状に収容されて
いる。そしてそのフラットケーブルの一端は可動ケース
1より支出され、その他端は固定ケース3より外部へ支
出されているものである。
【0004】このように組立てられているステアリング
ハーネスケースにあっては、そのケースを車体に組付け
る前は、可動ケース1は固定ケース1に対して、渦巻き
状フラットケーブルの可撓性が許す範囲内で回動自在と
なっているために、例えば可動ケース1が固定ケース2
に対して右方又は左方向に回転しきった状態で車体に組
付られたとすると、その可動ケース1をステアリングホ
イールの動作に伴なって右方向又は左方向に回動させる
ことが不可能(ステアリングホイールを廻すことができ
ない)となりステアリングハーネスケースの組付け不良
を起こすことになる。
【0005】従ってこの組付け不良を解消するために
は、そのステアリングハーネスケースの可動ケース1
が、左右双方向へ略等量だけ回転しうる中間位置(中立
位置)で、可動ケース1の位置決めを行なっておけば、
このステアリングハーネスケースを車体に取付けた後ス
テアリングホイールによってステアリングハーネスケー
スの可動ケース1を左方向又は右方向へ円滑に回動せし
めることができる。
【0006】そこで、車体に取付ける前における固定ケ
ース3に対し、可動ケース1が左右両方向に回動するこ
とができる位置すなわち可動ケース1の中立位置を確保
しなければならないので、その可動ケース1が中立位置
であるか否かを表示させるための手段として、従来にお
いては図1に示すように可動ケース1側には2枚歯4と
指標5を設け、また固定ケース3側には、上記2枚歯4
に噛合するギヤ6を軸支せしめると共にそのギヤ6に施
される指標7を設け、その可動ケース1が中立位置であ
るとき、双方の指標5と7が合致するようにギヤ6を2
枚歯4に噛合させておくことにより、その可動ケース1
が、固定ケース3に対して回動すれば双方指標の位置が
ずれることから、ステアリングハーネスケースを車体に
組付けるときの可動ケース1の中立位置が正常であるか
否か、を目視判断することが一目瞭然となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記可
動ケース1の中立位置表示装置にあっては、ギヤ6及び
そのギヤ6を支持する軸受け機構が必要であることか
ら、その構成部品点数が多く、しかもその組立作業性が
悪いという不具合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の不
具合に着目してなされたもので、固定ケースと可動ケー
スとの間に一部材であるドラム状インジケータを介装す
るという単純構造によって、可動ケースの中立位置を明
瞭に表示させることができるようにして、使用部品点数
の削減及び組立作業性を向上させることができるステア
リングハーネスの中立位置表示装置を提供することにあ
る。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0010】図2において11は不図示の車体に固定さ
れる固定ケース、12はその固定ケース11に対して可
動可能に嵌合されると共に不図示のステアリングホイー
ルに固定される可動ケースであって、この固定ケース1
1と可動ケース12とによる内部空間には従来例で述べ
たと同様の渦巻き状フラットケーブルが内装され、その
ハーネスの一端は固定ケース11より、またその他端は
可動ケース12より支出されるものである。
【0011】上記固定ケース11の周面部にはドラム状
インジケータ13を収容するインジケータ収容部14が
形成され、このインジケータ収容部14の中央部にはイ
ンジケータ13を回転自在に支持する支軸15が起立さ
れている。さらにインジケータ収容部14には、上記支
軸15と平行方向に長い表示窓16が形成されており、
この表示窓16の辺縁に沿って表示目盛17が施されて
いる。上記支軸15によって回転可能に支持されるイン
ジケータ13の上端には送りギヤ18が形成され、また
そのインジケータ13の周面には、マーク19が階段状
に、また送りギヤ18の表面には指標20が施されてい
る。
【0012】前記可動ケース12の裏面には、上記送り
ギヤ18に噛合される送り爪21が、またその表面には
送り爪21との対応位置に指標22が施されているもの
である。23はフラットケーブルの引出し口を示す。
【0013】以上が本実施例の構成であるが、次にその
作用について述べると、先ず渦巻き状となしたフラット
ケーブル(図示せず)を固定ケース11と可動ケース1
2との空間に収容し、そのフラットケーブルの一端は固
定ケース11より、その他端は可動ケース12より支出
させる。また上記インジケータ13は支軸15に軸支さ
せてインジケータ収容部14内に回転自在に収めるが、
このインジケータ収容時には、そのインジケータ13の
周面に段設した中段のマーク19’が表示目盛17のN
位置を指すように、指標20を目視してインジケータ1
3の位置決めを行なう。次に渦巻き状フラットケーブル
の夫々端部を固定している固定ケース11及び可動ケー
ス12を結合するが、このとき、可動ケース12は例え
ば右方向に2回転及び左方向にも2回転以上回転するこ
とができる中立位置を予め設定しておき、この中立位置
を崩すことなく可動ケース12の指標22を前記指標2
0と一致させて、その可動ケース12を固定ケース11
に被着すれば、そのステアリングハーネスケースの組付
けが完了し、これを車体及びステアリングシャフトに組
付ける。
【0014】このようにして組立てられたステアリング
ハーネスケースにあっては、可動ケース12が、右方
向、左方向の夫々に例えば2回転ずつ回動し得る中立位
置が表示目盛17とマーク19’により表示されるが、
この表示手段は固定ケース11と、可動ケース12、イ
ンジケータ13の3部材で構成することができるので、
従来例に比して構成部品が少なく、これによって経済
性、組立作業性が大幅に改善される。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、渦巻き状とした
フラットケーブルを収容し、そのフラットケーブルの一
端を支出する固定ケース11と、この固定ケースによっ
て回転可能に支持されると共に前記フラットケーブルの
他端を支出する可動ケース12と、前記固定ケース11
の周面に脹出形成しかつ表示窓16を有するインジケー
タ収容部14と、このインジケータ収容部14内で回転
自在に収容されると共に、周面に複数のマーク19を段
設したドラム状インジケータ13と、このインジケータ
13を、前記可動ケース12の回転と同時に連動せしめ
るための連動手段18,21とからなるステアリングハ
ーネスの中立位置表示装置であるから、これによれば、
その中立位置表示装置を固定ケース11と、可動ケース
12、インジケータ13の3部材で構成することができ
るので、従来例に比して構成部品が少なく、これによっ
て経済性、組立作業性が大幅に改善されるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図。
【図2】本発明よりなる装置の実施例を示した構造説明
図。
【符号の説明】
11:固定ケース 12:可動ケース 13:インジケータ 14:インジケータ
収容部 15:支軸 16:表示窓 17:表示目盛 18:送りギヤ 19:マーク 20:指標 21:送り爪 22:指標 23:フラットケーブル引出し口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 渦巻き状としたフラットケーブルを収容
    し、そのフラットケーブルの一端を支出する固定ケース
    (11)と、この固定ケースによって回転可能に支持さ
    れると共に前記フラットケーブルの他端を支出する可動
    ケース(12)と、前記固定ケース(11)の周面に脹
    出形成しかつ表示窓(16)を有するインジケータ収容
    部(14)と、このインジケータ収容部(14)内で回
    転自在に収容されると共に、周面に複数のマーク(1
    9)を段設したドラム状インジケータ(13)と、この
    インジケータ(13)を、前記可動ケース(12)の回
    転と同時に連動せしめるための連動手段(18),(2
    1)とからなることを特徴とするステアリングハーネス
    の中立位置表示装置。
JP3164624A 1991-07-04 1991-07-04 ステアリングハーネスの中立位置表示装置 Pending JPH058734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3164624A JPH058734A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 ステアリングハーネスの中立位置表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3164624A JPH058734A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 ステアリングハーネスの中立位置表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058734A true JPH058734A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15796737

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3164624A Pending JPH058734A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 ステアリングハーネスの中立位置表示装置

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JP (1) JPH058734A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014207327A1 (fr) * 2013-06-27 2014-12-31 Sc2N Contacteur tournant pour une colonne de direction de véhicule automobile

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014207327A1 (fr) * 2013-06-27 2014-12-31 Sc2N Contacteur tournant pour une colonne de direction de véhicule automobile
FR3007707A1 (fr) * 2013-06-27 2015-01-02 Sc2N Sa Contacteur tournant pour une colonne de direction de vehicule automobile
US9882329B2 (en) 2013-06-27 2018-01-30 Sc2N Rotating contactor for a motor vehicle steering column

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