JPH0542432A - 自動加工装置 - Google Patents

自動加工装置

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Publication number
JPH0542432A
JPH0542432A JP22222691A JP22222691A JPH0542432A JP H0542432 A JPH0542432 A JP H0542432A JP 22222691 A JP22222691 A JP 22222691A JP 22222691 A JP22222691 A JP 22222691A JP H0542432 A JPH0542432 A JP H0542432A
Authority
JP
Japan
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tool
work
robot
machining
pressing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22222691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Okunishi
弘 奥西
Hideo Morikawa
秀男 森川
Mitsuteru Nakamura
満輝 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
HTK Engineering Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Honda Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Honda Engineering Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP22222691A priority Critical patent/JPH0542432A/ja
Publication of JPH0542432A publication Critical patent/JPH0542432A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えば穴明け、ネジ締め、フライ
ス等の工具を備えた自動加工装置に関する。 【構成】 加工位置に工具を搬送し位置決めする簡易型
ロボットと、この位置決めされた工具をワークに向けて
圧接し、或いは該工具に向けてワークを圧接する加圧台
と、加工作業、工具の種類に応じて圧接力、工具の回転
等を制御するNCコントローラを設ける。このように工
具の位置決めと加圧手段を分離して構成することによ
り、装置が簡素化されロボットのアームに負担がかから
ない。又、加工精度も高まる。そしてこの工具を圧接状
態下で移動させれば、フライス加工のような回転運動と
送り運動を伴った加工が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば穴明け、ネジ締
め、フライス等の工具を備えた自動加工装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークの所定位置に一定量の加工
を施し、或いは所定位置にネジを締め付ける等の作業に
おいて、ロボット等を用いた自動加工、或いは組立装置
が知られている。そしてこのような装置は、例えば特開
昭54―94183号又は特開昭54―95085号の
ようにロボットアームの先端に部品を把持するクリップ
部或いはホルダ部を設けたような装置として構成され、
このロボットアームを制御装置によって制御し各種作業
を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなロ
ボットで、例えばワークを加圧しながら切削するような
加工装置を構成する場合、ロボットアーム部、又はハン
ド部まわりに加圧部とか駆動部のような構成部品が集中
して同部まわりの構造が複雑となり、装置が大型化しや
すく且つ高価になりやすいという問題があった。又、従
来のロボット装置では、動作の軽快性を重視する等の理
由からアーム部を軽量化しているため、そのままアーム
部等に工具を設けてワークに圧力を加えながら加工する
と、加工時の反力でアームが撓み、加工精度が低下しや
すいという問題もあった。このためアーム部の剛性を高
める必要が生じ、一層装置の大型化を伴いやすかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、工具の位置決めと加圧手段を分離して構
成した。すなわち、加工位置に工具を位置決めする位置
決め手段と、工具とワークを相対的に圧接する圧接手段
と、加工作業、工具の種類に応じて圧接手段と工具の作
動条件を制御する制御手段を設けた。又、位置決め手段
をロボットとし、圧接手段は、工具の頭部を加圧する加
圧台、又はワークを工具に向けて加圧する加圧台とし
た。そして、工具を駆動源と一体に構成し、駆動源を電
気モータ或いはエアモータとした。又、工具を圧接状態
化において移動可能とした。更に制御手段をNCコント
ローラとした。
【0005】
【作用】例えばスピンドル工具のような工具の位置決め
を簡易型のロボットによって行ない、この工具とワーク
を加圧台によって相対的に圧接させながら加工する。こ
の際、位置決め手段と加圧手段に分けて構成すること
で、装置の簡易化が可能となり、又ロボットアームの剛
性を高めることなく加工精度を維持することが出来る。
そしてこの圧接時の加圧スピード、スピンドルの回転速
度等の作動条件を、加工作業の種類、工具の種類によっ
て制御すれば、最適条件で加工出来る。又、各工具に駆
動源を一体に設けることで、制御回路が簡単となる。
又、圧接状態下で工具を移動させれば、例えばフライス
加工のような送り運動を伴った切削加工が出来る。
【0006】
【実施例】本発明の自動加工装置の実施例について添付
した図面に基づき説明する。図1は本発明の自動加工装
置をフライス加工装置に適用した1例を示す正面図、図
2はワークの加工状態を示す平面図である。
【0007】図1、図2に示すように、本発明の自動加
工装置の第1実施例であるフライス加工装置1は、基台
2の四隅に立設されるガイドポスト3と、このガイドポ
スト3の上部に固着されるガイド盤4と、前記ガイドポ
スト3に沿って昇降動自在な加圧台5と、該加圧台5の
側方に配設される簡易型ロボット6を備えており、前記
加圧台5は、昇降シリンダユニット7によって昇降自在
とされている。
【0008】そしてこの加圧台5には、載置したワーク
Wを固定する係止部材8を設けるとともに、前記ロボッ
ト6には、アーム10を設けて加圧台5の上方に向けて
延出させ、このアーム10を例えば上下、左右の3軸方
向に移動可能として、その先端にはクランプ部材11を
設けている。そして、このクランプ部材11によって工
具としてのフライス12を把持している。
【0009】このフライス12の上部には、滑動部13
を設けている。この滑動部13は、上面側にスラストベ
アリング14を備えており、後述するように、該スラス
トベアリング14がガイド盤4の下面に当接した状態で
水平面内に自由に移動出来るようにしている。
【0010】ところで、このフライス12には回転駆動
源としてモータ15を一体に設けている。そしてこのモ
ータ15は例えば電気モータでもよいしエアモータでも
よい。そしてこのモータ15には、不図示の制御回路を
接続して、回転数等の作動条件をNCコントローラで制
御するようにしている。又、このNCコントローラによ
る制御時に、以下に述べる加圧台5の昇降シリンダユニ
ット7も同期させて制御するようにしている。
【0011】すなわち、加圧台5は、昇降シリンダユニ
ット7の作動によって昇降動し、加工時、ワークWは持
上げられてフライス12に対して押し付けられ、相対的
に両者が圧接し合った状態となるが、この圧接力は、前
記のNCコントローラによって制御され、加工作業の種
類、工具の種類によって最適の値に設定される。
【0012】又、ロボット6のアーム10の作動も加工
作業に応じて制御され、実施例の場合であれば、図2に
示すようなフライス軌跡Cを辿って移動する。尚、図
中、16は工具保管部であり、他の種々の工具17を保
管している。
【0013】このようなフライス加工装置1の作用につ
いて説明する。ワークWが加圧台5上に係止部材8で固
定されると、予めプロムラミングされた指示に従ってロ
ボット6が作業目的に合った工具を選択する。そしてロ
ボット6が例えばフライス12を選択したと仮定した場
合、アーム10が取り出したフライス12を所定の加工
位置に位置決めする。
【0014】位置決めした後モータ15を作動させ、N
Cコントローラの指令でフライス12の回転数を一定に
保った後、昇降シリンダユニット7が作動して加圧台5
を上昇させ、フライス12とワークWを所定圧で圧接さ
せる。又、この際、フライス12上部の滑動体13をガ
イド盤4で支えるため、ロボット6のアーム10にかか
る力は殆どない。又、加工はフライス12とワークWが
当接した時点から始るが、このように予めフライス12
の回転数を所定値にしておくことによって作業時間の短
縮を図ることが出来る。
【0015】そしてロボット6のアーム10をプログラ
ムしたフライス軌跡Cに沿って移動させ、回転運動と送
り運動によってフライス削りを行なう。
【0016】尚、かかるフライス加工装置1の構成は、
ガイドポスト3の数を2本としてもよく、又、後述する
ようにロボット6の数を複数とし、或いはロボット6に
代えて他の移動手段としてもよい。
【0017】次に図3は、ドリル等の穴明け加工装置に
適用した場合の実施例図であり、しかもワークWと穴明
け工具32の圧接手段として、穴明け工具32側を加圧
するようにしたものである。
【0018】すなわち、この穴明け装置21は、基台2
2上に立設されるガイドポスト23と、このガイドポス
ト23の上部に固着された支持盤24と、この支持盤2
4に支持されるシリンダユニット27によって昇降自在
な加圧台25を備えており、簡易型ロボット26のアー
ム30先端のクランプ部材31は、穴明け工具32を把
持している。
【0019】そして基台22には、ワークWを固定する
ための係止部材28が設けられて、固定したワークWに
対して穴明け工具32を押し付けながらモータ35を回
転させて加工する。つまり、シリンダユニット27によ
って加圧台25を降下させ、工具32の頭部33を所定
圧で加圧する。そしてこの場合も加工量、工具の種類等
によって加圧台25の圧接力、モータ35の回転をNC
コントローラで同期させて制御する。
【0020】尚、以上のような工具の回転駆動源は、例
えば加圧台25から受ける押圧力を回転力に変換するよ
うな変換機にしてもよく、この場合はネジ締め工具等に
適用することが出来る。又図4に示すように複数のロボ
ット35、35を用いて、同時に複数箇所で作業を行な
うようにしてもよい。この場合は、多くの箇所の作業を
行なうような際に作業時間の短縮を図ることが出来るの
で有効である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の自動加工装置は、
フライス、穴明け等の加工に際して、工具の位置決めを
簡易型のロボットで行ない、この工具とワークを圧接手
段によって圧接しながら一定量の加工をするようにした
ため、極めて簡易な構成にすることが出来る。又、ロボ
ットアームに受ける反力が少なく、加工精度を高めるこ
とが出来る。又、工具の駆動源を工具と一体に設けれ
ば、制御回路が簡素化して、一層装置の小型化、簡易化
に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動加工装置をフライス加工装置に適
用した1例を示す正面図
【図2】ワークの加工状態を示す平面図
【図3】自動加工装置をドリル等の穴明け加工装置に適
用した場合の実施例図
【図4】ロボットを複数設けた実施例の平面図
【符号の説明】
(1)フライス加工装置 (5)加圧台 (6)簡易型ロボット (12)フライス (13)滑動体 (15)モータ (21)穴明け装置 (W)ワーク
フロントページの続き (72)発明者 中村 満輝 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを加工する加工装置において、こ
    の装置は、加工位置に工具を搬送し位置決めする位置決
    め手段と、該工具とワークを相対的に圧接する圧接手段
    と、加工作業、工具の種類によって前記圧接手段と工具
    の作動条件を制御する制御手段を備えたことを特徴とす
    る自動加工装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段はロボットであり、
    又、前記圧接手段は工具の頭部を加圧する加圧台、或い
    はワークを工具に向けて加圧する加圧台であることを特
    徴とする請求項1に記載の自動加工装置。
  3. 【請求項3】 前記工具には、駆動源を一体に設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動加工装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動源は、電気モータ或いはエアモ
    ータからなることを特徴とする請求項3に記載の自動加
    工装置。
  5. 【請求項5】 前記工具は、ワークとの圧接状態下にお
    いて移動可能としたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の自動加工装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、NCコントローラであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の自動加工装置。
JP22222691A 1991-08-07 1991-08-07 自動加工装置 Withdrawn JPH0542432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22222691A JPH0542432A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 自動加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22222691A JPH0542432A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 自動加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0542432A true JPH0542432A (ja) 1993-02-23

Family

ID=16779097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22222691A Withdrawn JPH0542432A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 自動加工装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0542432A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108972003A (zh) * 2018-07-31 2018-12-11 常州信息职业技术学院 一种可调式自动打磨定位装置

Cited By (1)

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CN108972003A (zh) * 2018-07-31 2018-12-11 常州信息职业技术学院 一种可调式自动打磨定位装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112