JP2001121301A - 主軸移動型立形工作機械 - Google Patents

主軸移動型立形工作機械

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JP2001121301A JP30142999A JP30142999A JP2001121301A JP 2001121301 A JP2001121301 A JP 2001121301A JP 30142999 A JP30142999 A JP 30142999A JP 30142999 A JP30142999 A JP 30142999A JP 2001121301 A JP2001121301 A JP 2001121301A
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川 啓 一 宮
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竹 公 孝 大
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切屑等が機械の外部に飛散することがなく、
且つ設置面積が小さい主軸移動型立形工作機械を提供す
る。 【解決手段】 上下方向に軸線を有する主軸2と、ベッ
ド7に対して主軸2の軸線と直交する方向に移動可能な
サドル3と、サドル3に対して主軸2の軸線の方向に移
動可能な主軸2をその軸線を中心に回転可能に支持する
主軸台4とを備え、少なくとも加工領域11を覆うスプ
ラッシュガード8と、加工領域11に隣接する工作物授
受領域12に設けられ、主軸2の軸線の移動軌跡上に位
置し且つ主軸2の下端に設けられたチャック25との間
で工作物Wを授受する授受位置26がベッド7上に位置
している工作物載置装置9と、サドル3が移動して主軸
2が加工領域12に位置したとき加工領域11と工作物
授受領域12とを仕切る固定カバー28、移動カバー2
9と、ワイパ30とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸が少なくとも
上下方向、この上下方向に直交する方向に移動して、工
作物の授受・搬送および加工を行う主軸移動型立形工作
機械に関する。
【0002】
【従来の技術】主軸が主軸軸線方向および主軸軸線と直
交する方向に移動して、工作物の授受・搬送および加工
を行う主軸移動型の工作機械としては、特公平2−46
231号公報に記載されたものが知られている。特公平
2−46231号公報には、上下方向に軸線を有する主
軸と、主軸下端に設けられたチャックと、ベッドに設け
られた刃物台と、ベッドに対して主軸の軸線方向および
主軸軸線と直交する方向に移動可能に設けられた主軸台
と、主軸に対向する位置に設けられたワークストッカ等
を備えており、前記主軸台の軸移動動作でワークストッ
カ上の被加工物をチャックで直接把持できるように構成
された工作機械に関する技術が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
公平2−46231号公報に記載された工作機械では、
切屑が後方に飛散するのを防止するカバーは設けられて
いるが、加工領域を覆うようにカバー等が設けられてい
ないので、加工時に発生した切屑や切削油剤等が工作機
械の外部およびワークストッカ側に飛散するおそれがあ
る。また、ワークストッカを備えた工作機械の設置面積
を小さくするための工夫はされていなかった。すなわ
ち、刃物台で加工を行う領域と、ワークストッカと加工
物の授受を行う領域とを接近させるための工夫がなかっ
た。
【0004】本発明の主たる目的は、切屑等が機械の外
部および工作物載置装置側に飛散することがなく、且つ
設置面積が小さい主軸移動型立形工作機械を提供するこ
とにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、加工領域と工
作物授受領域とのあいだを簡素な構成の仕切り手段で仕
切ることができる主軸移動型立形工作機械を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記主たる目的を達成す
るため、本発明は、上下方向に軸線を有する主軸と、工
作機械の基体に対して前記主軸の軸線と直交する方向に
移動可能に設けられた移動台と、この移動台に対して前
記主軸の軸線の方向に移動可能に設けられ、前記主軸を
その軸線を中心に回転可能に支持する主軸台とを少なく
とも備えている主軸移動型立形工作機械であって、前記
主軸移動型立形工作機械の少なくとも加工領域を覆うよ
うに設けられているカバー装置と、前記加工領域に隣接
する工作物授受領域に工作物を載置している複数の載置
部が移動可能に設けられ、前記主軸の下端に設けられた
チャックと前記載置部との間で工作物を授受する授受位
置が、前記工作機械の基体が占める領域に、かつ前記主
軸の軸線の移動軌跡上に位置している工作物載置装置
と、前記移動台が前記主軸の軸線と直交する方向に移動
して、前記主軸が前記加工領域側に位置したとき、前記
加工領域と前記工作物授受領域とを仕切る仕切り手段と
を備えている。
【0007】また、本発明の主軸移動型立形工作機械で
は、前記仕切り手段は、前記移動台が移動して前記主軸
が前記加工領域に位置したとき、前記移動台と摺接して
仕切るものである。
【0008】また、本発明の主軸移動型立形工作機械で
は、前記仕切り手段は、前記加工領域と前記工作物授受
領域との間で、前記移動台の移動方向と直交する平面内
に設けられていると共に、前記移動台が前記移動台の移
動方向に移動するとき、前記移動台を前記加工領域と工
作物授受領域との間で移動可能とするように開口された
開口部を有する固定カバーと、前記移動台に設けられ、
前記開口部にほぼ一致した形状に形成されているととも
に、前記移動台の移動方向に延設されている摺接面を有
する移動カバーと、前記固定カバーに設けられ、前記移
動カバーの摺接面に摺接して前記加工領域内の飛散物の
外部への飛散を防止する摺接部材とを備えている。
【0009】また、本発明の主軸移動型立形工作機械で
は、前記工作物載置装置は、前記基体に固定されて設け
られている。
【0010】また、本発明の主軸移動型立形工作機械で
は、前記工作物載置装置は、前記工作機械の基体上に全
体が収容されるものである。
【0011】また、本発明の主軸移動型立形工作機械で
は、前記工作物載置装置は、複数の前記載置部が所定角
度ごとに回転割り出し可能に設けられたものである。
【0012】また、本発明の主軸移動型立形工作機械で
は、前記カバー装置は、前記加工領域と前記工作物載置
装置とを覆うカバー装置であり、前記カバー装置の前記
工作物授受領域側の側面に形成された側方開口部と、前
記側方開口部を開閉するように前記カバー装置に移動可
能に設けられ、閉じる側に移動したとき前記側方開口部
を覆う側面開閉ドアとを備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図を
参照して説明する。図1〜図13に、本発明の主軸移動
型立形工作機械(以下、工作機械と略称する)の一実施
形態を示している。まず、主に図1〜図6を参照して、
この工作機械の構成について述べる。図1は本実施形態
の工作機械の正面の要部を示す断面図、図2は図1の工
作機械の正面図、図3は図1の工作機械のA−A矢視線
方向の断面図、図4は図1の工作機械の平面図、図5は
図1の工作機械の側面図、図6は仕切り手段の一部拡大
断面図である。
【0014】図1〜図5を参照して、この工作機械1
は、主軸2と、サドル3(図3〜図5参照)と、主軸台
4(図3、図4参照)と、刃物台5とを備えている。主
軸2は、上下方向に軸線を有し、主軸台4に回転可能に
支持されている。主軸2の下端には、工作物Wを把持す
るチャック25が設けられている。チャック25は、チ
ャックシリンダ25bの駆動により複数(例えば三つ)
の把持爪25aが開閉動作する。主軸台4には主軸台カ
バー41がボルト等固定部材で固定されており、主軸台
4の前面および側面等の周囲は主軸台カバー41により
覆われている。
【0015】主軸台4および主軸台カバー41は、サド
ル3に設けられたZ軸サーボモータ34(図4参照)、
ボールねじ(図示せず)等により、ガイドレール60
a、スライド本体60bよりなる直動ころがり案内であ
るZ軸案内面60に案内されてサドル3に対して主軸2
の軸線と平行な方向であるZ軸方向に移動可能にされて
いる。また、主軸台4は、主軸2を主軸受等により回転
可能に支持するものである。主軸台4と主軸2とのあい
だには、図示しないビルトイン型の主軸用駆動モータが
内蔵されている。なお、主軸用駆動モータは、主軸台4
の外部に取付けられ、駆動力伝達機構、連結機構等を介
して駆動力を主軸2に伝達するものであってもよい。
【0016】工作機械1の基体としてのベッド7は、側
面視で逆T字状になっており、前部ベッド7bと前部ベ
ッド7bより高い後部ベッド7aとを有するように形成
されている。サドル3(図3〜図5参照)は、図示しな
いX軸サーボモータ、ボールねじ6cおよび適宜の動力
伝達手段により、ガイドレール6a(図3、図5参
照)、スライド本体6b等よりなる直動ころがり案内で
あるX軸案内面6に案内されて、ベッド7に対してZ軸
方向と直交する方向であるX軸方向に移動可能に設けら
れている。ガイドレール6aは、その一端が工作物授受
領域12まで延びて設けられている。したがって、サド
ル3は、加工領域11から工作物授受領域12までX軸
方向に移動が可能である。このように、この工作機械1
は、主軸2がX軸方向およびZ軸方向に移動するもので
ある。
【0017】また、この工作機械1は、図1〜図5に示
すように、スプラッシュガード8と、工作物載置装置9
と、仕切り手段10とを備えている。スプラッシュガー
ド8は、工作機械1の周囲を覆うように設けられてい
る。すなわち、スプラッシュガード8の内部には、加工
領域11、工作物授受領域12が設けられている。
【0018】スプラッシュガード8の前面の加工領域1
1に対応する部分には、図2、図4に示すように、スプ
ラッシュガード8の開口部8aを開閉するための前面開
閉ドア13が設けられている。開口部8aは、刃物台5
の工具27の段取り替え、工具27の交換、工作機械1
の各部のメンテナンス等を行うためのものである。前面
開閉ドア13には、取手13aが設けられている。ま
た、前面開閉ドア13には、窓13bが設けられてお
り、加工領域11内での切削状態等の監視を行うことが
できる。工作機械1の図2における右側の前面には、N
C装置の操作盤14が設けられている。このNC操作盤
14は、主軸2、主軸台4、サドル3、刃物台5等の動
作をNC装置が制御するための指令等を入力するための
入力手段14a、入力された指令等によりNCプログラ
ム等を表示する表示手段14b等を有する。表示手段1
4bとしては、液晶ディスプレイ等ディスプレイ、EL
表示パネル、CRT等を、入力手段14bとしては、キ
ーボード、表示手段と一体のタッチパネル等を使用する
ことができる。
【0019】スプラッシュガード8の工作物授受領域1
2側の一側面(図2における左側面)には、図1、図
2、図4および図5に示すように、側面側開口部15
と、側面開閉ドア16とが設けられている。側面開閉ド
ア16には取手16aが設けられている。側面側開口部
15は、工作物載置装置9に作業者が工作物Wを載置し
たり、取り出したりする作業を行うためのものである。
側面開閉ドア16には窓16bが設けられており、工作
物Wが加工済なのか未加工なのか等の確認を行うことが
できる。側面開閉ドア16は、スプラッシュガード8の
側方側開口部15を開閉可能に設けられ、取手16aを
把んで閉側に移動したとき側方側開口部15を覆うもの
である。前面開閉ドア13、側面開閉ドア16には、各
々閉状態になったことを確認するための確認スイッチを
設け、閉状態になったことを確認できたときのみ自動モ
ードで工作機械1の各動作部位が動作できるようにする
のが好適である。すなわち、作業者が工作物載置装置9
に作業しているときに工作機械1が自動で動作してしま
うことを防止できるので、作業者に対する安全性が向上
する。例えば、前面開閉ドア13が閉状態でないときに
は、自動モードでNCプログラムによる加工を実行でき
ないようにする。また、側面開閉ドア16が閉状態でな
いときには、加工領域11側から工作物授受領域12側
へのサドル3のX軸方向の移動が禁止されるようにする
とよい。
【0020】また、NC操作盤14の工作物授受領域1
2側の側面には、図5に示すように、工作物載置装置9
を操作するための載置装置の手動操作盤17が設けられ
ている。この載置装置の手動操作盤17には、工作物載
置装置9の制御モードを自動モードにするか単独モード
にするかを選択するスイッチ、単独モードすなわち工作
物載置装置9を単独で動作させる場合に回転テーブル2
0の割り出し旋回動作の始動または停止を指示したり、
回転テーブル20の旋回方向を指示したりする操作スイ
ッチ、非常停止スイッチ等を有するものである。
【0021】工作物載置装置9は、図1および図2に示
すように、スプラッシュガード8内に収容され、加工領
域11と隣接する工作物授受領域12に設けられてい
る。工作物載置装置9は、図1〜図5に示すように、円
周方向に所定角度ごとに複数個(例えば、この実施形態
では6個)設けられた工作物Wの載置部18と、これら
の載置部18をバネ等の付勢部材19を介して支持する
回転テーブル20等の回転体と、この回転テーブル20
を回転可能に支持すると共に後部ベッド7aの前面にボ
ルト21等の適宜の固定部材により固定される支持枠2
2と、この支持枠22に設けられ回転テーブル20の駆
動モータ24による回転を減速させる減速機構23と、
この減速機構23に連結された駆動モータ24とを備え
ている。載置部18を支持している回転テーブル20
は、回転テーブル20等の回転側と支持枠22等の固定
側とのあいだに設けられた回転位置検出手段(図示せ
ず)、駆動モータ24の制御装置(図示せず)等により
所定の授受位置26に割り出し制御可能になっている。
載置部18は、複数(例えば等角度の位置に3個)設け
られた付勢部材19により、常時上方に付勢されてい
る。このことにより、工作物(特に素材を未加工の工作
物)の軸線方向寸法にばらつきがある場合や軸線方向の
両端面の平行度の精度がよくない場合等でも、載置部1
8が軸線方向に移動したり、傾斜したりしてチャック2
5とのあいだに工作物を確実に授受することができる。
工作物載置装置9の載置部18の少なくとも一つは、主
軸2の軸線の移動軌跡上に位置し且つ主軸2の下端に設
けられたチャック25との間で工作物Wを授受する授受
位置26(図1、図2、図4参照)に位置するようにな
っている。また、授受位置26は、ベッド7の上方すな
わち基体の占める領域内に位置している。支持枠22の
上面には、複数のキャスタ22aが設けられ、回転テー
ブル20を転動支持している。
【0022】刃物台5は、加工領域11内に位置するよ
うに後部ベッド7aの前面に固定されている。刃物台5
には、タレット5aが割り出し回転可能に設けられ、タ
レット5aの外周部には各種の工具27が取り付けられ
ており、所望の工具27を加工位置に割り出すことがで
きる。
【0023】仕切り手段10は、図1〜図4、図6に示
すように、固定カバー28と、移動カバー29と、摺接
部材30とを備えている。固定カバー28は、加工領域
11と工作物授受領域12との間でサドル3の移動方向
(X軸方向)と直交する平面F(図1〜図4参照)内に
設けられている。固定カバー28は、図3に示すよう
に、スプラッシュガード8の内面と後部ベッド7aの前
面とにボルト、小ねじ等の固定部材により固定されてい
る。
【0024】固定カバー28は、図3に示すように、下
方側覆い部31と、前方側覆い部32と、開口部33と
を備えている。下方側覆い部31は、前記平面Fの下側
領域を覆っている。下方側覆い部31の上端は、主軸台
4がZ軸方向の所定の高さに位置したとき、主軸2の下
端のチャック25に把持された最大長さの工作物Wの下
端が干渉しない高さに決定される。前方側覆い部32
は、下方側覆い部31の上端縁の一側端から、工作機械
1の前面のスプラッシュガード8に沿って垂直上方に形
成されている。開口部33は、サドル3、主軸台4等を
加工領域11と工作物授受領域12との間で移動可能と
するように、下方側覆い部31の水平な上端縁の上方お
よび前方側覆い部32の垂直な側端縁の側方に区画され
て、長方形等に形成されている。
【0025】移動カバー29は、図1および図3に示す
ように、側面視で固定カバー28の開口部33にほぼ一
致した形状であるとともに、X軸方向に所定の長さを有
するように形成されている。移動カバー29は、少なく
とも、主軸台側面部36、前方摺接面部39、下方摺接
面部38を有している。さらに、移動カバー29は、上
方に取付部29aが形成されており、サドル3の工作物
授受領域12側(図1の右側)に、ボルト3a、ボルト
29b等の固定部材で固定されている。
【0026】前方摺接面部39、下方摺接面部38は、
各々、固定カバー28に取り付けられた摺接部材30と
してのワイパ43,42と摺接している。すなわち、前
方摺接面部39とワイパ43、下方摺接面部38とワイ
パ42とが摺接することにより、切り屑、切削油剤等が
加工領域11側から工作物授受領域12側に出ないよう
にシールしているとともに、移動カバー29の前方摺接
面部39、下方摺接面部38に付着している切り屑をか
き落としている。
【0027】なお、移動カバー29のX軸方向の長さ
は、工作物を加工するために主軸台4(主軸2)が加工
領域11側にある時、常時、ワイパ42,43と前方摺
接面部39、下方摺接面部38とが摺接できる長さにな
っている。すなわち、主軸台4が、工作物授受領域12
の反対側の移動端に位置した場合(図1の左側移動端に
位置した場合)においても、ワイパ42,43と前方摺
接面部39、下方摺接面部38とが摺接できるようにな
っている。ワイパ42,43は、ゴム等弾性部材で先端
部が形成されており、常時、弾性力で確実に前方摺接面
部39、下方摺接面部38に接している。移動カバー2
9の下方摺接面部38は、主軸台4がZ軸方向の所定の
高さ(例えば上端位置)に位置したとき、主軸2の下端
のチャック25に把持された最大長さの工作物Wの下端
より下方に位置している。なお、この実施形態では、サ
ドル3と移動カバー29とにより、移動台が構成されて
いる。
【0028】サドル3の移動カバー29の反対側には、
他の移動カバー37が設けられている。他の移動カバー
37は、少なくとも、主軸台側面部37c、前面部37
d、下面部37eを有している。さらに、他の移動カバ
ー37は上方に取付部37aが形成されており、サドル
3の加工領域11側(図1の左側)に、ボルト37b、
小ねじ等固定部材で固定されている。他の移動カバー3
7と、後部ベッド7a等に固定された支柱とのあいだに
は、じゃばら式、テレスコピック(テレスコープ)式の
カバー81が設けられている。すなわち、加工領域11
は、カバー81、スプラッシュガード8等からなる加工
領域のカバー装置、移動カバー29と固定カバー28と
からなる仕切り手段10、ベッド7等とで、切り屑、切
削油剤等が加工領域11外に飛散しないように覆われて
いる。
【0029】主軸台側4に固定された主軸台側移動カバ
ー41は、サドル3、移動カバー29、他の移動カバー
37に対して、Z軸方向に移動する。すなわち、主軸台
側移動カバー41の左側面41aと他の移動カバー37
の側面部37c、右側面41bと移動カバー29の主軸
台側面部36とのあいだには、所定の隙間がある。その
隙間をシールするとともに、切り屑等が付着した場合に
かき落とすため、移動カバー29の上面にワイパ40
c、他の移動カバー37の上面にワイパ40aが設けら
れている。また、主軸台側移動カバー41の前面と摺接
するように、ワイパ40bが設けられている。ワイパ4
0bは、移動カバー29と他の移動カバー37の上面に
またがって固定されている。ワイパ40a、40b、4
0cは、ゴム等弾性部材で先端部が形成されており、常
時、弾性力で確実に主軸台側移動カバー41の側面41
a、側面41b、前面41cに接している。すなわち、
この隙間から、加工領域11側の切り屑、切削油剤等が
出てくることもない。なお、主軸台4の前面および側面
に摺接面を形成すれば、主軸台移動カバー41は不要と
することができる。
【0030】次に、前記のように構成された工作機械1
による工作物Wの授受、加工動作について、前記図1〜
図6に図7〜図13の作用状態図を併せ参照して述べ
る。まず、図1〜図5を参照して、載置装置の操作盤1
7を単独モードにし、作業者が側面開閉ドア16を開
け、載置装置の操作盤17を操作して工作物載置装置9
を割り出ししながら、未加工の工作物Wbを工作物載置
装置9のそれぞれの載置部18の上に載置し、載置が終
了したら側面開閉ドア16を閉じる。載置装置の操作盤
17を自動モードにする。
【0031】続いて、作業者がNC操作盤14(図2参
照)を操作して工作機械1において加工、搬送、授受動
作を行うためのNCプログラムの実行を起動させる。図
7は、工作機械1で工作物Waの加工が終了し、加工済
の工作物Waをチャック25が把持してる状態の図であ
る。この状態から説明を行う。図8に示すように主軸台
4がZ軸方向上方に移動し、主軸2のチャック25に把
持された加工済工作物Waの下端が移動カバー29の下
方摺接面部38より高い位置に位置する。その後、図9
に示すように、サドル3が工作物授受領域12に向けて
X軸方向に移動し、主軸2が工作物載置装置9の授受位
置26にある空の載置部18の真上に達したらサドル3
が停止する。
【0032】図10に示すように、加工済の工作物Wa
を空の載置部18上に載置する。このとき、載置部18
の下方には付勢部材19があるので、スムースに、チャ
ック25から載置部18に渡すことができる。チャック
25は把持爪25aを開いて主軸台4をZ軸方向に所定
量上昇させる。すなわち、回転テーブル20が、回転割
り出し動作をしたとき、チャック25の把持爪25aと
未加工の工作物Wbとが干渉しない高さまで上昇する。
回転テーブル20を所定角度回転割り出しさせて、未加
工の工作物Wbが載置されている載置部18を授受位置
26に位置させる。主軸台4をZ軸方向に下降させて、
未加工の工作物Wbをチャック25の把持爪25a内に
挿入させ、把持爪25aを閉じて未加工の工作物Wbを
把持させる。このときも、付勢部材19により、未加工
の工作物Wbは把持爪25aに軸線方向に押圧された状
態でチャック25の把持爪25aに把持できるので、精
度よい把持動作を行うことができる。
【0033】図11に示すように、未加工の工作物Wb
をチャック25で把持した主軸台4はZ軸方向に上昇す
る。そして、図12に示すように、工作物授受領域12
から加工領域11にサドル3がX軸方向に移動する。図
13に示すように、加工領域11内では、未加工の工作
物Wbに加工が行われる。主軸2を主軸用駆動モータで
回転させることにより、チャック25に把持された工作
物Wbを所定の回転数で回転させるとともに、刃物台5
の工具27に対して工作物WbをX軸方向、Z軸方向に
移動・位置決め制御させて、所望の形状になるように加
工を行う。この加工が行われている状態では、常時、移
動カバー29と固定カバー28側のワイパ42,43と
は摺接している。すなわち、加工領域11は、カバー8
1、スプラッシュガード8、ベッド7、仕切り手段10
で囲僥されているので、加工領域11内で発生する切り
屑、切削油剤等は、加工領域11外に飛散することはな
い。すなわち、工作物載置装置11の載置部18等の上
部に切り屑、切削油剤等が飛散することもない。
【0034】加工が終了すると、図7の状態に戻るの
で、工作物載置装置9の載置部18に載置された未加工
の工作物Wbがなくなるまで、この手順を繰り返す。こ
のような工作物Wの授受および加工を繰り返し、工作物
載置装置9の載置部18上の全ての工作物Wの加工が終
了したら、工作機械1のNCプログラムの実行による動
作が停止する。そして、作業者が側面開閉ドア16を開
けて、載置装置の手動操作盤17を操作して工作物載置
装置9の割り出しをしながら、加工済みの工作物Waを
工作物載置装置9から手で取り出した後、新たな未加工
の工作物Wbを載置し、側面開閉ドア16を閉じ、上述
した授受、加工動作を再度繰り返すものとする。
【0035】なお、本発明は、前記した実施形態に限ら
ず、次のように種々の変形例が実施可能である。仕切り
手段10としては、前記した実施形態では、移動カバー
29と固定カバー28側の摺接部材30とが摺接しなが
ら、加工領域11と工作物授受領域12との間を仕切る
ようにしているが、これに限らない。仕切り手段10と
しては、加工領域11と工作物授受領域12との間に設
けられた仕切り用開閉カバーを動力により駆動させて開
閉する等してもよい。例えば、加工領域11と工作物授
受領域12とのあいだにカバーを立設し、このカバーと
スプラッシュガード8とのあいだの工作物載置装置9の
上部にじゃばら式、テレスコピック式等の上部開閉カバ
ーを設け、工作物授受領域12を囲むようにしてもよ
い。そして、サドル3が加工領域11側から工作物授受
領域12の上部に移動するのにあわせて、流体圧シリン
ダの作動により上部開閉カバーを開動作させる。工作物
の授受が終了し、サドル3が加工領域11側に移動する
のにあわせて、上部開閉カバーを閉動作させる。また、
上部開閉カバーは、スプラッシュガード8側が少し高く
なるように傾斜させて設けると、切り屑、切削油剤等が
加工領域11側に落下しやすいのでさらによい。
【0036】また、X軸、Z軸方向の案内面を転動ころ
がり案内で説明を行っているが、すべり案内、静圧案内
等、他の案内面であってもよい。
【0037】さらに、工作物載置装置9は、ベッド7上
のスプラッシュガード8内に全体が収納されているが、
一部がスプラッシュガード8の外方にあるものであって
もよい。すなわち、載置部18が、基体が占める領域内
にある工作物Wの授受位置に移動できるものであればよ
い。このようにすると、工作機械1の設置面積は少し大
きくなるが、工作物を載置できる載置部の数を多くする
ことができる。
【0038】工作機械1としては、前記した実施形態で
は、Z軸方向およびX軸方向に移動可能なものを示した
が、Z軸方向およびX軸方向に併せて、Y軸方向に移動
する直交3軸方向に移動可能なものであってもよい。
【0039】工作物載置装置9の載置部18として工作
物Wを1個ずつ載置する平置き式のものを示したが、2
つ以上複数の工作物Wを段積みするいわゆるリフトフィ
ーダ式の載置部を有するものであってもよい。
【0040】工作物載置装置9としては、前記した実施
形態では、回転テーブル20上に複数の載置部18を有
するものを示したが、載置部を有する移動部材(パレッ
ト)をチェン等で連鎖状に接続したいわゆるワークフィ
ーダ式のものであってもよい。
【0041】工作物載置装置9としては、工作物の授受
位置が一つのものを示したが、主軸2の移動軌跡上に授
受位置を二つ設け、一方をチャックから載置部に工作物
を渡す渡し位置、他方をチャックが載置部より工作物を
受け取る受け取り位置にしたものであってもよい。
【0042】ベッド7は側面視で逆T字状のものとして
説明を行っているが、前部ベッド7bと後部ベッド7a
とからなる側面視L字状のものであってもよい。さら
に、後部ベッド7aのように側面視で略矩形状のもので
あってもよい。すなわち、サドル3を移動可能とする案
内面部等が設けられるとともに、刃物台5が固定できる
ベッドであればよい。しかし、このような略矩形状のベ
ッドの場合、少なくとも加工領域の下部に切り屑、切削
油剤等を回収する回収手段(例えばチップボックス、チ
ップコンベア等)が必要となり、基体が占める領域とは
少なくともベッドと回収手段が占める領域をさすものと
なる。
【0043】主軸2の軸線方向としては、前記した実施
形態では垂直方向であるが、垂直より所定量傾斜した方
向であってもよく、要するに上下方向とされていればよ
い。
【0044】摺接部材は、ゴム等弾性部材として説明を
行っているが、弾性変形可能な薄板状金属板からなる弾
性部材、合成樹脂等からなる弾性部材であってもよい。
さらに、先端をブラシ状等に形成して弾性変形可能にし
たものであってもよい。
【0045】
【発明の効果】前記のように説明した本発明によると、
次のような効果を奏する。請求項1、2の工作機械によ
ると、加工領域がスプラッシュガード、仕切り手段等に
覆われているので、切り屑や切削油等が加工領域の外部
に飛散することがない。また、この請求項1、2の工作
機械によると、加工領域と工作物授受領域との間を仕切
り手段により仕切って加工時の切り屑や切削油等が工作
物授受領域等加工領域外に飛散することを防止し、工作
物載置装置が加工領域に隣接できるように基体が占める
領域内に収容されているので、X軸方向に機械の設置面
積を削減することができ、コンパクトな工作機械を実現
できる。
【0046】請求項3の工作機械によると、移動カバ
ー、固定カバーおよび摺接部材を備えただけの簡素な構
造で仕切り手段を実現することができ、動力も必要とし
ないので、信頼性が向上する。
【0047】請求項4の工作機械によると、工作物載置
装置が基体に固定された状態で工作物載置装置を顧客に
納入、据付けが行えるので、納入、据付時間の短縮が図
れる。
【0048】請求項5の工作機械によると、工作物載置
装置を小さく、機械全体の設置面積を一層削減できる。
【0049】請求項7の工作機械によると、その一側面
に側面開閉ドアが設けられているので、作業者が容易
に、かつ安全に工作物載置装置上に工作物を載置した
り、工作物載置装置上から取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の工作機械の一実施形態の要部を示す
正面一部断面図である。
【図2】 図1の工作機械の正面図である。
【図3】 図1のA−A矢視方向の断面図である。
【図4】 図1の工作機械の要部を示す平面図であ
る。
【図5】 図1の工作機械の側面図である。
【図6】 図1の工作機械の仕切り手段を示す縦断面
図である。
【図7】 図1の工作機械の動作開始時点を示す作用
状態図である。
【図8】 図7の状態から主軸台がZ軸方向上方に移
動した状態を示す作用状態図である。
【図9】 図8の状態から主軸が工作物授受領域側にX
軸方向移動した状態を示す作用状態図である。
【図10】 図9の状態から主軸がZ軸方向下方に移動
し、工作物を把持した状態を示す作用状態図である。
【図11】 図10の状態から主軸がZ軸方向上方に移
動した状態を示す作用状態図である。
【図12】 図11の状態から主軸が加工領域側にX軸
方向移動した状態を示す作用状態図である。
【図13】 図12の状態から主軸がZ軸方向下方に移
動し、工作物を加工している状態を示す作用状態図であ
る。
【符号の説明】
1 工作機械 2 主軸 3 サドル 4 主軸台 5 刃物台 7 ベッド(基体) 8 スプラッシュガード 9 工作物載置装置 10 仕切り手段 11 加工領域 12 工作物授受領域 15 側面側開口部 16 側面開閉ドア 25 チャック 26 授受位置 28 固定カバー 29 移動カバー 30 摺接部材 33 開口部 F サドルの移動方向と直交する平面 W 工作物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉 野 静 木 千葉県我孫子市我孫子1番地 株式会社日 立精機デザインセンタ内 Fターム(参考) 3C011 BB06 BB11 DD02 DD03 DD06 EE01 3C045 BA02 BA40 FA03 FD05 HA02 HA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に軸線を有する主軸と、 工作機械の基体に対して前記主軸の軸線と直交する方向
    に移動可能に設けられた移動台と、 この移動台に対して前記主軸の軸線の方向に移動可能に
    設けられ、前記主軸をその軸線を中心に回転可能に支持
    する主軸台とを少なくとも備えている主軸移動型立形工
    作機械であって、 前記主軸移動型立形工作機械の少なくとも加工領域を覆
    うように設けられているカバー装置と、 前記加工領域に隣接する工作物授受領域に工作物を載置
    している複数の載置部が移動可能に設けられ、前記主軸
    の下端に設けられたチャックと前記載置部との間で工作
    物を授受する授受位置が、前記工作機械の基体が占める
    領域に、かつ前記主軸の軸線の移動軌跡上に位置してい
    る工作物載置装置と、 前記移動台が前記主軸の軸線と直交する方向に移動し
    て、前記主軸が前記加工領域側に位置したとき、前記加
    工領域と前記工作物授受領域とを仕切る仕切り手段とを
    備えていることを特徴とする主軸移動型立形工作機械。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の主軸移動型立形工作機
    械であって、 前記仕切り手段は、前記移動台が移動して前記主軸が前
    記加工領域側に位置したとき、前記移動台と摺接して仕
    切るものであることを特徴とする主軸移動型立形工作機
    械。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の主軸移動型立
    形工作機械であって、 前記仕切り手段は、 前記加工領域と前記工作物授受領域との間で、前記移動
    台の移動方向と直交する平面内に設けられていると共
    に、前記移動台が前記移動台の移動方向に移動すると
    き、前記移動台を前記加工領域と工作物授受領域との間
    で移動可能とするように開口された開口部を有する固定
    カバーと、 前記移動台に設けられ、前記開口部にほぼ一致した形状
    に形成されているとともに、前記移動台の移動方向に延
    設されている摺接面を有する移動カバーと、 前記固定カバーに設けられ、前記移動カバーの摺接面に
    摺接して前記加工領域内の飛散物の外部への飛散を防止
    する摺接部材とを備えているものであることを特徴とす
    る主軸移動型立形工作機械。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    主軸移動型立形工作機械であって、 前記工作物載置装置は、前記基体に固定されて設けられ
    ていることを特徴とする主軸移動型立形工作機械。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    主軸移動型立形工作機械であって、 前記工作物載置装置は、前記工作機械の基体上に全体が
    収容されるものであることを特徴とする主軸移動型立形
    工作機械。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    主軸移動型立形工作機械であって、 前記工作物載置装置は、複数の前記載置部が所定角度ご
    とに回転割り出し可能に設けられたものであることを特
    徴とする主軸移動型立形工作機械。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    主軸移動型立形工作機械であって、 前記カバー装置は、前記加工領域と前記工作物載置装置
    とを覆うカバー装置であり、 前記カバー装置の前記工作物授受領域側の側面に形成さ
    れた側方開口部と、 前記側方開口部を開閉するように前記カバー装置に移動
    可能に設けられ、閉じる側に移動したとき前記側方開口
    部を覆う側面開閉ドアとを備えていることを特徴とする
    主軸移動型立形工作機械。
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