JPH0542346Y2 - - Google Patents

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JPH0542346Y2
JPH0542346Y2 JP1200787U JP1200787U JPH0542346Y2 JP H0542346 Y2 JPH0542346 Y2 JP H0542346Y2 JP 1200787 U JP1200787 U JP 1200787U JP 1200787 U JP1200787 U JP 1200787U JP H0542346 Y2 JPH0542346 Y2 JP H0542346Y2
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oil
piston
metering
switching
temperature
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はオイル定量機、例えばトランスミツシ
ヨンオイルを定量注入するためのオイル定量機に
関するものである。
従来の技術 従来のオイル定量機を第2図を参照しながら説
明する。
1は計量シリンダ、2はピストンで、計量シリ
ンダ1を前室1aと後室1bとに仕切る。3はピ
ストン棒で、上端にドツグ3aを具備する。4,
5は前記ピストン2が下死点にあるときのドツグ
3aの位置Aと、該A位置からピストン2の計量
ストローク分だけ離れた位置Bに設けられた第1
及び第2のリミツトスイツチである。6はオイル
源、7は計量シリンダ前室1aとオイル源6の中
間に位置する3ポート2位置切換弁〔以下、第1
の切換弁という〕である。8はピストン駆動手段
で、エア源9と、計量シリンダ後室1bとエア源
9との中間に位置する2ポート2位置切換弁〔以
下、第2の切換弁という〕10とから構成され
る。11は第1の切換弁7とを連通するトランス
ミツシヨンである。ここで第1の切換弁7につい
て、オイル源6から計量シリンダ前室1aへオイ
ルを供給する位置を第1の切換位置7a、計量シ
リンダ前室1aからトランスミツシヨン11へオ
イルを供給する位置を第2の切換位置7bとす
る。また、第2の切換弁10について、計量シリ
ンダ後室1bからエアを排気する位置を第1の切
換位置10a、エア源9から計量シリンダ後室1
bへエアを供給する位置を第2の切換位置10b
とする。図面においては第1,第2の切換弁7,
10とも第1の切換位置7a,10aになつてい
る。
次にオイル定量機の動作について説明する。
最初、ピストン2は仮想線で図示するように計
量終点に位置し、従つてドツグ3aはB位置にあ
るものとする。このとき、第1及び第2の切換弁
7,10とも第1の切換位置7a,10aにあ
る。オイル源6から計量シリンダ前室1aにオイ
ルを供給すると、計量シリンダ後室1bが大気に
開放されているから、ピストン2が下降し、計量
シリンダ前室1aにオイルが供給される。ピスト
ン2が下死点に達すると、ドツグ3aが第1のリ
ミツトスイツチ4をONし、オイルが計量シリン
ダ内へ供給されたことを検知し、その状態を保持
する。その後、図示しない操作手段やその他の検
知手段等により、トランスミツシヨン11へのオ
イル注入開始信号が発生すると、第1及び第2の
切換弁7,10を第2の切換位置7b,10bに
切換える。エア源から計量シリンダ後室1bにエ
アが供給され、ピストン2が上昇する。従つて、
計量シリンダ前室1a内のオイルはトランスミツ
シヨン11へ供給されていく。ピストン2の上昇
に伴い、ドツグ3aが計量終点位置Bに達すると
ドツグ3aが第2のリミツトスイツチ5をON
し、計量シリンダ前室1aからトランスミツシヨ
ン11へオイルが定量注入されたことを検知す
る。
オイルの供給が必要になると、その都度上記一
連の動作を行う。
考案が解決しようとする問題点 オイルは第3図に示すように温度によつて体積
が変化する。第3図は横軸に油温、縦軸にオイル
レベルをとつたときのグラフである。例えば油温
が70℃のとき、オイルレベルは標準値0(mm)を
指す。油温が50℃のときオイルレベルは標準値よ
り15(mm)少いことを示す。即ち、油温が50℃の
ときにオイルレベルが−15(mm)を指していても、
そのオイルが70℃になればオイルレベルは標準値
0(mm)となる。従つて、油温が50℃のときは、
オイルレベルが−15(mm)までオイルを注入すれ
ば十分で、0(mm)まで注入すれば余分にオイル
を注入していることになり、オイルの損失をもた
らしており、油温に応じたオイルの供給が行われ
ていないという問題点があつた。
尚、このような油温の変化は季節による場合の
ほか、朝と昼とによつても生じる。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するため、オイルを
定量注入する計量シリンダと、油温を検知する温
度センサと、計量シリンダ内のピストンの位置を
検出する位置検出手段と、ピストン駆動源と、油
温に応じてピストンの計量ストロークを変化させ
るようピストン駆動源を制御する演算部とを具備
したことを特徴とするオイル定量機を提供する。
作 用 油温を温度センサによつて検知し、オイルの膨
張率に応じたオイル量を計量シリンダで注入す
る。
実施例 本考案に係る実施例を第1図を参照しながら説
明する。
図において、1は計量シリンダ、2は計量シリ
ンダ1内を前室1aと後室1bとに仕切るピスト
ン、3はピストン棒で、先端にロツド3bを具備
しておく。6はオイル源、7は第1の切換弁で、
計量シリンダ前室1aとオイル源6との中間に介
在させる。8はピストン駆動源で、エア源9と、
計量シリンダ後室1bとエア源9との中間に介在
させた第2の切換弁10とから構成される。11
は第1の切換弁7と連通するトランスミツシヨン
である。12は位置検出手段で、上記ピストン棒
3に取付けられたロツド3bの動きにより、ピス
トン2の位置を検出する。13はピストン前室1
aと第1の切換弁7との間に接続して油温を計測
する温度センサ、14は演算部で、上記位置検出
手段12及び温度センサ13からの入力信号によ
り、最適なオイルの供給量を演算し、ピストン駆
動源8を制御するよう接続されている。
本実施例においても従来の技術と同様、第1及
び第2の切換弁7,10の第1の切換位置7a,
10aによつてオイル源6から計量ピストン前室
1aにオイルが供給される。また第1及び第2の
切換弁7,10の第2の切換位置7b,10bに
することにより、エア源9から計量ピストン後室
1bにエアを供給し、ピストン2が上昇すること
によつて、計量ピストン前室1a内のオイルをト
ランスミツシヨン11へ注入する。
本考案に係る実施例の特徴は油温に応じて、オ
イルの計量ピストン前室1aからの注入量を制御
することにあり、次にこれについて説明する。温
度センサ13によつて油温が例えば50℃と検知す
ると、この信号を演算部14に入力し、ピストン
2の下死点からの計量ストロークが標準値よりも
15mm下で停止するようピストン駆動源8を制御す
る。即ち、ピストン2の上昇位置はピストン棒3
に取付けられたロツド3bの移動により位置検出
手段12が検出し、演算部14に入力する。演算
部14にピストン2が標準値よりも15mm下まで上
昇したという信号が入力されれば、第1及び第2
の切換弁7,10を第1の切換位置7a,10a
に切換え、オイルの供給を停止するとともに、計
量ピストン後室1bよりエアを大気開放する。従
つて、トランスミツシヨン11には標準値よりも
少なめのオイルが供給されるが、油温の上昇によ
つてオイルは標準値と同量に膨張する。
尚、位置検出手段12はポテンシヨンゲージを
用いることもできるが、リニアエンコーダで説明
する。内部は長さ方向にラツクを形成し、ロツド
3bの先端には前記ラツクと噛合するピニオンを
取付けておく。このピニオンに全周にスリツトを
設けた円板を取付け、スリツト部をはさんで発光
素子と受光素子とを対向させておく。ロツド3b
が移動すると、円板が回転し、円板がスリツト状
になつているから受光素子が発光素子からの光を
パルス信号として検知し、パルスの数を数えるこ
とによつて、ロツド3bの位置を検出することが
できる。
以上は本考案に係る一実施例を説明したもの
で、本考案はこの実施例に限定されることなく本
考案の要旨内において設計変更することができ、
例えばオイルの供給はトランスミツシヨンに限定
されないで実施することができる。
考案の効果 本考案によれば油温に応じて計量シリンダに供
給するオイルの量を調整するため、オイルの膨
張、収縮状態に関係なく、必要な量に規制された
オイルをトランスミツシヨン等へ供給することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の全体図、第2
図は従来のオイル定量機の全体図、第3図は油温
によりオイルの体積を表したグラフである。 1……計量シリンダ、2……ピストン、8……
ピストン駆動源、12……位置検出手段、13…
…温度センサ、14……演算部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オイルを定量注入する計量シリンダと、油温を
    検知する温度センサと、計量シリンダ内のピスト
    ンの位置を検出する位置検出手段と、ピストン駆
    動源と、油温に応じてピストンの計量ストローク
    を変化させるようピストン駆動源を制御する演算
    部とを具備したことを特徴とするオイル定量機。
JP1200787U 1987-01-28 1987-01-28 Expired - Lifetime JPH0542346Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1200787U JPH0542346Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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JP1200787U JPH0542346Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63120126U JPS63120126U (ja) 1988-08-03
JPH0542346Y2 true JPH0542346Y2 (ja) 1993-10-26

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JP1200787U Expired - Lifetime JPH0542346Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28

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