JPH0453692B2 - - Google Patents
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- JPH0453692B2 JPH0453692B2 JP16629986A JP16629986A JPH0453692B2 JP H0453692 B2 JPH0453692 B2 JP H0453692B2 JP 16629986 A JP16629986 A JP 16629986A JP 16629986 A JP16629986 A JP 16629986A JP H0453692 B2 JPH0453692 B2 JP H0453692B2
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- JP
- Japan
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- injection device
- amount
- movement
- receiving area
- pressure
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 46
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 46
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、射出成形機において、射出装置の前
進と後退の移動量を制御するに当たつて、射出装
置の移動時間をもつてする射出装置の移動量制御
方法に関するものである。
進と後退の移動量を制御するに当たつて、射出装
置の移動時間をもつてする射出装置の移動量制御
方法に関するものである。
「従来の技術」
従来、射出成形機において、射出装置の前進後
退の移動量を制御するには、リミツトスイツチに
よるか、ポテンシヨメータなどの移動量検出器に
よる検出値をもつてなしていた。
退の移動量を制御するには、リミツトスイツチに
よるか、ポテンシヨメータなどの移動量検出器に
よる検出値をもつてなしていた。
「発明の解決しようとする問題点」
このような従来の方法では、例えばリミツトス
イツチを用いる方法であると遠隔設定操作ができ
ないという欠点がある。
イツチを用いる方法であると遠隔設定操作ができ
ないという欠点がある。
またポテンシヨメータなどの移動量検出器を用
いる方法では、遠隔設定操作はできるが、このポ
テンシヨメータなどの移動量検出器の価格が高く
つくという欠点がある。
いる方法では、遠隔設定操作はできるが、このポ
テンシヨメータなどの移動量検出器の価格が高く
つくという欠点がある。
「問題点を解決するための手段」
本発明は、このような問題を解決せんとするも
のであつて、先ず射出装置を駆動する油圧シリン
ダの前進時の受圧面積A1を設定する。
のであつて、先ず射出装置を駆動する油圧シリン
ダの前進時の受圧面積A1を設定する。
またその後退時の受圧面積A2も設定する。
射出装置の前進後退移動のための作動油の単位
時間当たりの供給量Q1,Q2を設定する。
時間当たりの供給量Q1,Q2を設定する。
さらに、射出装置の移動量Sをあらかじめ設定
しておくものである。
しておくものである。
そして、射出装置の前進時には、演算器で、作
動油の単位時間当たりの供給量Q1を、油圧シリ
ンダの前進時の受圧面積A1で除すことにより射
出装置の前進速度V1を求める。
動油の単位時間当たりの供給量Q1を、油圧シリ
ンダの前進時の受圧面積A1で除すことにより射
出装置の前進速度V1を求める。
すなわちQ1/A1=V1である。
また射出装置の後退時には、同様に、演算器
で、作動油の単位時間当たりの供給量Q2を油圧
シリンダの後退時の受圧面積A2で除すことで射
出装置の後退速度V2を求める。
で、作動油の単位時間当たりの供給量Q2を油圧
シリンダの後退時の受圧面積A2で除すことで射
出装置の後退速度V2を求める。
すなわちQ2/A2=V2である。
次いであらかじめ設定されている射出装置の移
動力Sを、前記のようにして得られた射出装置の
前進速度V1あるいは後退速度V2で、演算器によ
つて、除すことにより、射出装置の移動時間T1,
T2を求める。
動力Sを、前記のようにして得られた射出装置の
前進速度V1あるいは後退速度V2で、演算器によ
つて、除すことにより、射出装置の移動時間T1,
T2を求める。
すなわちS/V1=T1、S/V2=T2である。
そしてこの移動時間T1,T2で射出装置の前進
あるいは後退の制御を行うようにしたものであ
る。
あるいは後退の制御を行うようにしたものであ
る。
「作用」
本発明においては、前記のようにして得られ
た、射出装置の前進、あるいは後退の移動時間
T1,T2で、射出装置の移動のための駆動を制御
するものであるが、これには制御装置の内部タイ
マーを使つて行うものである。
た、射出装置の前進、あるいは後退の移動時間
T1,T2で、射出装置の移動のための駆動を制御
するものであるが、これには制御装置の内部タイ
マーを使つて行うものである。
「実施例」
本発明方法を実施する装置の1実施例を示す図
面について、これを説明する。
面について、これを説明する。
1はスクリユーシリンダ、2は射出装置、3は
ノズル、4は射出成形機の固定盤であつて図面で
は、ノズル3が固定盤4に取り付けられた図示の
ない金型から後退した状態を示す。5は油圧シリ
ンダである。
ノズル、4は射出成形機の固定盤であつて図面で
は、ノズル3が固定盤4に取り付けられた図示の
ない金型から後退した状態を示す。5は油圧シリ
ンダである。
移動量S、言い換えればストロークは連続成形
時の毎サイクルのシーケンシヤル動作として射出
装置2が油圧シリンダ5によつて後退駆動した量
であり、またシーケンシヤルに前進駆動され、ノ
ズル3が金型に接した時点で射出動作工程に移行
する。
時の毎サイクルのシーケンシヤル動作として射出
装置2が油圧シリンダ5によつて後退駆動した量
であり、またシーケンシヤルに前進駆動され、ノ
ズル3が金型に接した時点で射出動作工程に移行
する。
すなわち、ここには、移動量Sを直接検出する
リミツトスイツチとかポテンシヨメータなどの位
置あるいはストローク検出器を使用しないで、移
動量を制御することができるものである。
リミツトスイツチとかポテンシヨメータなどの位
置あるいはストローク検出器を使用しないで、移
動量を制御することができるものである。
さらにこの移動量Sを検出する具体的手段を説
明すると、 射出装置2の前進移動の場合、シーケンサー1
1からソレノイドバルブ6の1側bに励磁する指
令を出すと同時に、油圧シリンダ5に送られる作
動油量を制御する流量設定器10を通じ電磁流量
弁7のアンプ9に指令が発せられ、所定の単位時
間当たりの供給量Q1を流すべく電磁流量弁7の
開度が制御される。
明すると、 射出装置2の前進移動の場合、シーケンサー1
1からソレノイドバルブ6の1側bに励磁する指
令を出すと同時に、油圧シリンダ5に送られる作
動油量を制御する流量設定器10を通じ電磁流量
弁7のアンプ9に指令が発せられ、所定の単位時
間当たりの供給量Q1を流すべく電磁流量弁7の
開度が制御される。
このとき、射出装置の前進速度V1は次のとお
り V=Q1/A1 である。
り V=Q1/A1 である。
ここでQ1は前記のように、流量設定器10で
設定される射出装置2の前進時の単位時間当たり
の作動油の供給量であつて、これは、前記のよう
に電磁流量弁7の開度指令によるものである。
設定される射出装置2の前進時の単位時間当たり
の作動油の供給量であつて、これは、前記のよう
に電磁流量弁7の開度指令によるものである。
また、A1は油圧シリンダ5の射出装置2の前
進時の作動油受圧面積を示す。
進時の作動油受圧面積を示す。
そして移動量S(ストローク)を射出装置が移
動する時間T1は、 T1=S/V1 であり、このV1に前記V1=Q1/A1を代入すると ると T1=S/V1=S×A1/Q1 となる。
動する時間T1は、 T1=S/V1 であり、このV1に前記V1=Q1/A1を代入すると ると T1=S/V1=S×A1/Q1 となる。
すなわち移動量S、スクリユーシリンダ1の前
進時の受圧面積A1及び所定の単位時間当たりの
供給量Q1が既知であれば、バルブ6の1側bを
励磁すれば、射出装置2は移動量Sだけ前進し、
その目的を達することができる。
進時の受圧面積A1及び所定の単位時間当たりの
供給量Q1が既知であれば、バルブ6の1側bを
励磁すれば、射出装置2は移動量Sだけ前進し、
その目的を達することができる。
射出装置2の移動時間T1を演算するには、流
量設定器10の設定値と、シリンダ面積設定器1
2の設定値A1と射出装置2の前進の移動量Sを
設定する。ストローク設定器16の値は演算器1
5に伝達され、同演算器15では S×A1/Q1 が計算されて射出装置の移動時間T1が算出され
る。
量設定器10の設定値と、シリンダ面積設定器1
2の設定値A1と射出装置2の前進の移動量Sを
設定する。ストローク設定器16の値は演算器1
5に伝達され、同演算器15では S×A1/Q1 が計算されて射出装置の移動時間T1が算出され
る。
この演算結果はシーケンサー11に伝達され、
シーケンサー11はこの移動時間T1の値にした
がつて、ソレノイドバルブ6をその時間だけ制御
しその目的が達成される。
シーケンサー11はこの移動時間T1の値にした
がつて、ソレノイドバルブ6をその時間だけ制御
しその目的が達成される。
射出装置2の後退制御の場合には、前進時の場
合の各設定値A1,Q1,V1などを、設定値A2,
Q2,V2などと書き換えてその移動時間T2を T2=S×A2/Q2 として求めることができる。
合の各設定値A1,Q1,V1などを、設定値A2,
Q2,V2などと書き換えてその移動時間T2を T2=S×A2/Q2 として求めることができる。
なお本発明の実施例では油圧作動の例である
が、射出装置2の前進、後退を、電動モータで行
う場合には、流量設定器10の代わりに、例えば
電動モータ回転数設定器でもよい。(この場合は
射出装置2の移動速度が電動モータの回転数に比
例する場合である。) またこの場合射出装置2の移動の駆動装置は、
電磁流量弁7、ソレノイドバルブ6、油圧シリン
ダ5の代わりに電動モータ、ボールネジ等の駆動
手段を用いればよい。
が、射出装置2の前進、後退を、電動モータで行
う場合には、流量設定器10の代わりに、例えば
電動モータ回転数設定器でもよい。(この場合は
射出装置2の移動速度が電動モータの回転数に比
例する場合である。) またこの場合射出装置2の移動の駆動装置は、
電磁流量弁7、ソレノイドバルブ6、油圧シリン
ダ5の代わりに電動モータ、ボールネジ等の駆動
手段を用いればよい。
「発明の効果」
本発明によれば、従来のように、射出装置2の
前進後退の移動量を直接検出する移動量検出器を
設けなくても、その前進後退の移動量を制御する
ことができるので、移動量検出器の設置分だけ安
価に制御できる。
前進後退の移動量を直接検出する移動量検出器を
設けなくても、その前進後退の移動量を制御する
ことができるので、移動量検出器の設置分だけ安
価に制御できる。
またその制御も極めて簡単な方法でこれを行う
ことができる。
ことができる。
図面は本発明方法を実施する1実施例装置の正
面図である。 2……射出装置、5……油圧シリンダ、15…
…演算器、A,A……受圧面積、S……移動量、
T,T……移動時間、Q,Q……単位時間当たり
の供給量、V……前進速度、V……後退速度。
面図である。 2……射出装置、5……油圧シリンダ、15…
…演算器、A,A……受圧面積、S……移動量、
T,T……移動時間、Q,Q……単位時間当たり
の供給量、V……前進速度、V……後退速度。
Claims (1)
- 1 射出装置を駆動する油圧シリンダの前進時の
受圧面積と、後退時の受圧面積と、射出装置の前
進後退移動のための作動油の単位時間当たりの供
給量及び射出装置の移動量をあらかじめ設定して
おき、射出装置の前進時には、演算器によつて、
作動油の単位時間当たりの供給量を、油圧シリン
ダの前進時の受圧面積で除することにより、射出
装置の前進速度を求め、また射出装置の後退時に
は作動油の単位時間当たりの供給量を油圧シリン
ダの後退時の受圧面積で除することにより、射出
装置の後退速度を求め、そして前記のあらかじめ
設定された射出装置の移動量を、射出装置の前進
速度、あるいは後退速度で演算器によつて除すこ
とにより射出装置の移動時間を求め、この移動時
間で射出装置の前進後退の移動量の制御を行う射
出成形機の射出装置の移動量制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16629986A JPS6323005A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 射出成形機の射出装置の移動量制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16629986A JPS6323005A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 射出成形機の射出装置の移動量制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323005A JPS6323005A (ja) | 1988-01-30 |
JPH0453692B2 true JPH0453692B2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=15828770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16629986A Granted JPS6323005A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 射出成形機の射出装置の移動量制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6323005A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0371866U (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-19 | ||
KR101889779B1 (ko) * | 2011-10-11 | 2018-09-28 | 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 | 건설기계의 전자 유압시스템에서의 액츄에이터 변위 측정시스템 |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP16629986A patent/JPS6323005A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6323005A (ja) | 1988-01-30 |
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