JPS6364716A

JPS6364716A - 射出成形機

Info

Publication number: JPS6364716A
Application number: JP20973386A
Authority: JP
Inventors: Takaaki Tsukumo; 九十九　高秋
Original assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date: 1986-09-08
Filing date: 1986-09-08
Publication date: 1988-03-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は射出成形機に関し、特に省エネルギータイプの
射出成形機に関する。

（従来の技術）金型の型締め機構に油圧ポンプを用い、スフリスクリュ
ーの駆動に電動サーボモータを用いたことによって、省
エネルギー化、スクリュー動作の高精度化２作動油の使
用量の削減、射出ユニットへの配管の省略、及び油漏れ
による射出ユニットの汚染の防止がはかれた。

一方、型締めの際には極めて大きな力が必要であるため
、型締め機構は油圧によって駆動される。

（発明が解決しようとする問題点）上述のように、型締め機構には大きな力が必要であるか
ら、油圧によって駆動する必要があり。

油圧ポンプが連続的に運転されている。っまり。

従来の射出成形機の場合、十分な省エネルギー化がはか
られていないという問題点がある。

本発明の目的は十分な型締め力が得られるとともに、省
エネルギー効果も高い射出成形機を提供することにある
。

（問題点を解−決するための手段）本発明による射出成形機は、金型の型締を保持するブレ
ーキ機構と、このブレーキ機構、金型の型締めを行う型
締め機構、及びスクリューを駆動する電動モータを制御
する制御装置とを備えており、型締め機構による金型の
型締め完了の後、該型締め機構への油圧をたち、前記ブ
レーキ機構によって、金型の型締めを保持するようにし
たことを特徴としている。

（実施例）以下本発明について実施例によって説明する。

第１図を参照して、固定プラテン１の一面には固定金型
２が固定され、タイバー３には可動プラテン４が移動可
能に取シ付けられている。この可動プラテン４の一面に
は可動金型５が固定されている。可動プラテン４は型締
め装置６によって駆動される。型締め装置６の油圧シリ
ンダは油圧パルプ（比例弁）７を介して油圧ポンプ８に
連結され、油圧ポンプ８は油圧タンク９に接続されてい
る。一方、型締め装置６には後述するブレーキ機加熱シ
リンダ１２が配置され、加熱シリンダ１２内にはスクリ
ュー１３が配置されている。スクリュー１３の後端部に
はスクリュー１３を回転させるための電動サーボモータ
１４が配設され、さらに回転運動を直線運動に変換する
ギヤ機構部１５を介して電動サーブモータ１６が配設さ
れている。

そして、この電動サーがモータ１６によってスクリュー
１３が前後進する。

スクリュー１３にはスクリューの位置を検知するための
位置検出器１７．スクリ、−１３の前進速度を検知する
速度検出器１８．及びスクリュー１３に加わる圧力を検
出する圧力検出器１９が配置されている。一方、電動サ
ーボモータ１４にはスクリ、−１３の回転数を検出する
ための回転数検出器２０が取り付けられている。電動サ
ーボモータ１６は射出サーボ制御部２１に駆動制御され
電動サーがモータ鋤はサーボモータ制御部２２に駆動制
御される。

前述の回転数検出器２０はサーボモータ制御部２２に連
結され、速度検出器１８及び圧力検出器１９は射出サー
が制御部２１に連結されている。

一方１位置検出器１７は後述のコントローラ２３に連結
され、このコントローラ２３は油圧パルプ７、油圧ポン
プ８．ブレーキ機構１０．サーゴモータ制御部２２．及
び射出サーが制御部２３を制御する。

次に、上述の射出成形機の動作について説明する。

コントローラ２３にはスクリュー位置に対応してスクリ
ュー速度（前後進速度）及びスクリュー回転数力；設定
されている。樹脂材料の計量を行う際、電動サーがモー
タ１６によってスクリュー１３に背圧が加えられ、電動
サーブモータ１４によってスクリュー１３は回転する。

ホッパ−１１から樹脂材料が加熱シリ・ンダ１２内に落
下し、スクリューの回転によシ混練されつつ、加熱シリ
ン／１２の牛攪郁へ咲ちれ、スクｌ＋−−１３Ｈ移；膠
する。この際、樹脂材料は加熱シリンダ１２によって溶
融状態となる。コントローラ２３はスクリュー位置検出
器１７からのスクリュー位置信号による位置データと予
めスクリュー位置に対応して設定されているスクリュー
背圧及びスクリュー回転数とを比較して、射出サーが制
御部２１に対して背圧指令信号（制御信号）、サーボモ
ータ制御部２２に対して回転数指令信号（制御信号）を
出力する。

射出サー？制御部２１は背圧指令信号と圧力検出器１９
からの圧力検出信号とを比較して、電動サーブモータ１
６を駆動制御する。一方、サーボモータ制御部２２は回
転数指令信号と回転数検出器２０からの回転数検出信号
とを比較して、電動サーがモータ１４を駆動制御する。

そして、スクリュー１３が所定の後退限に達すると、電
動サーボモータ１４及び１６を停止し、計量が完了する
。

計量と同時に、コントローラ２３Ｆｉ油圧ポンプ８を駆
動するとともに油圧パルプ７を制御して。

型締め装置６によシ可動プラテン４を実線矢印で示す方
向に移動させ、固定金型２と可動金型５とを型締めする
。型締めが完了すると、コントローラ２３は油圧ポンプ
８を停止するとともに電磁ブレーキ１０を動作させて型
締め状態を保持する。

溶融樹脂の射出の際、電動サーブモータ１６か原動され
、スクリュー１３が前進する。前述のように、コントロ
ーラ２３はスクリュー位置信号に基づいて速度指令信号
を送出し、射出サーが制御部２１は速度検出信号と速度
指令信号に基づいて電動サーがモータ１６を駆動制御す
る。これによって溶融樹脂が所定の射出速度で加熱シリ
ンダ１２の先端から金型キャビティに射出、充填される
。

保圧工程の際には、コントローラ２３に保圧時間に応じ
て設定された保圧圧力の指令がコントローラ２３から射
出サーボ制御部２１に出力される。

射出サーボ制御部２１はとの保圧圧力指令と、圧力検出
器１９からの圧力検出値（圧力検出信号）とを比較して
、電動サーブモータ１６を駆動制御して、所定の保圧状
態に保つ。そして、保圧工程終了の後、金凰内材料の冷
却を行う。

冷却終了の後、コントローラ２３は電磁ブレーキ１０を
オフとして、油圧ポンプ８を駆動するとともに油圧バル
ブを制御する。これによって、型締め装置６は可動プラ
テン４を破線矢印で示す方向に移動させて、金型を開く
。

このように、上述の実施例では、型締め装置を油圧で駆
動させ、金型の型締めを完全に行った後。

油圧ポンプを停止して、電磁ブレーキをオンとして金型
の型締め状態を保持している。つまシ、電磁ブレーキを
型締め状態保持に用いることで、油圧ポンプを用いて型
締め状態を保持する場合に比べて、エネルギーの消費が
少なくなる。

（発明の効果）以上説明したように２本発明では、型締め完了の後、油
圧ポンプを停止して、ブレーキ機構によって型締め状態
を保持するようにしたから、十分な型締め力が得られる
とともに省エネルギー効果も十分な射出成形機を提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による射出成形機の一実施例を示す図で
ある。１・・・固定プラテン、２・・・固定金型、３・・・タ
イツぐ−９４・・・可動プラテン、５・・・可動金型、
６・・・型締め機構、７・・・油圧バルブ、８・・・油
圧ポンプ、９・・・タンク、１０・・・電磁ブレーキ、
１１・・・ホツノクー。１２・・・加熱シリンダ、１３・・・スクリュー、１４
・・・電動サーブモータ、１５・・・ギヤ機構、１６・
・・電動サーブモータ、１７・・・位置検出器、１８・
・・速度検出器、１９・・・圧力検出器、２０・・・回
転数検出器。２１・・・射出サーボ制御部、２２・・・サーボモータ
制御部、２３・・・コントローラ。

Claims

【特許請求の範囲】

１、金型の型締めを行う油圧式の型締め機構と、スクリ
ューを駆動する電動モータとを備え、前記金型内に形成
されるキャビティに溶融樹脂を射出する射出成形機にお
いて、前記金型の型締めを保持するブレーキ機構と、該
ブレーキ機構、前記型締め機構、及び電動サーボモータ
を制御する制御装置とを有し、前記型締め機構による金
型の型締め完了の後、該型締め機構への油圧を停止して
、前記ブレーキ機構によって、前記金型の型締めを保持
するようにしたことを特徴とする射出成形機。