JPH0542251U - 媒体搬送装置 - Google Patents
媒体搬送装置Info
- Publication number
- JPH0542251U JPH0542251U JP10185091U JP10185091U JPH0542251U JP H0542251 U JPH0542251 U JP H0542251U JP 10185091 U JP10185091 U JP 10185091U JP 10185091 U JP10185091 U JP 10185091U JP H0542251 U JPH0542251 U JP H0542251U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide plate
- shaft
- handle
- handle shaft
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 媒体搬送装置において、媒体のためのガイド
板のロック機構を自動化する。 【構成】 媒体搬送装置10のガイド板11は、ロック用ね
じりばね18と組合わされたシャフト17を回転支点として
開閉可能であり、シャフト17の反対側において取っ手シ
ャフト15の両端部は側板19に取付けられ、取っ手シャフ
ト15は2本の取っ手ばね16によってシャフト17側へ引張
られ、ガイド板11を開くには取っ手シャフト15を取っ手
ばね16に抗して引張り次いで反時計回りに動かしてガイ
ド板11を引き上げ、取っ手シャフト15を自由にするとガ
イド板11はロック用ねじりばねによりもとの位置にもど
ってロックされる。
板のロック機構を自動化する。 【構成】 媒体搬送装置10のガイド板11は、ロック用ね
じりばね18と組合わされたシャフト17を回転支点として
開閉可能であり、シャフト17の反対側において取っ手シ
ャフト15の両端部は側板19に取付けられ、取っ手シャフ
ト15は2本の取っ手ばね16によってシャフト17側へ引張
られ、ガイド板11を開くには取っ手シャフト15を取っ手
ばね16に抗して引張り次いで反時計回りに動かしてガイ
ド板11を引き上げ、取っ手シャフト15を自由にするとガ
イド板11はロック用ねじりばねによりもとの位置にもど
ってロックされる。
Description
【0001】
本考案は、媒体搬送装置、特にガイド板のロック機構を自動化した機構に関す る。
【0002】
従来から図2に示される紙葉類の如き媒体の搬送装置が使用されている。図2 (A) はかゝる装置の平面図、同図(B) は正面図であって、図中、10は媒体搬送装 置、11はガイド板、12は下 (ロア) パスウェイ、13はガイド板固定用のつまみね じ、14はガイド板11の回動中心となるスタッドである。図示の媒体搬送装置10 ( 以下、単に搬送装置という。) は搬送中の媒体の進み方向を変えるために用いら れるもので、同図(B) に示す媒体21が矢印方向に搬送されて下パスウェイ12に沿 って搬送装置10内に入ると、搬送装置10は 180°回され、次いで媒体21を繰出し 搬送し、かくすることによって媒体21の進み方向は 180°変えられる。
【0003】
搬送装置10の使用中に、媒体21がつまったりして(ジャム)ガイド板11の下に 滞留し出て来ないことがある。そのときは、ガイド板11を固定していたつまみね じ13をゆるめ、ガイド板11を図2(B) に見て上方にスタッド14を中心にして開い てジャムなどに対処する。次いでガイド板11を閉じ、つまみねじ13を締める。こ のように、つまみねじ13はガイド板11のロック手段としての働きをするものであ るが、操作者がつまみねじ13を締め忘れることがある。そうなると、次の媒体21 の搬送において媒体21が下パスウェイ12にひっかかったりして媒体21の搬送がな されないことがある。 そこで本考案の課題は、搬送装置10の開閉が自動的に確実になされる搬送装置 のガイド板のための自動ロック機構を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案の媒体搬送装置のガイド板ロック機構は、ガイド板はロック用ねじりば ねと組合わされたシャフトを回転支点として開閉可能であり、シャフトの反対側 で取っ手シャフトの両端部は側板に取付けられ、取っ手シャフトは2本の取っ手 ばねによりシャフト方向へ引張られ、ガイド板が閉の状態で取っ手シャフトの両 端部は側板の溝内にあり、取っ手シャフトを取っ手ばねに抗して引張り次いで上 方に動かすことによりガイド板のロックは解除され、取っ手シャフトを自由にす るとガイド板はロック用ねじりばねによりロック状態にもどることを特徴とする 。
【0005】
すなわち本考案は、従来例がつまみねじをロック手段として用いていたのに代 えて取っ手シャフトと取っ手ばねとの結合体を用い、それに加えてガイド板の開 閉用のガイド板シャフトはねじりばねと組合わせ、ねじりばねのばね力を取っ手 ばねのばね力よりも大に設定し、ガイド板がロック用ねじりばねによって閉じら れたときは取っ手シャフトが必ずロックされるようにしたものである。
【0006】
以下、本考案を図1に示す実施例により具体的に説明する。図1において、同 図(A) と(B) はそれぞれ本考案実施例の平面図と正面図で、同図(C) はロック部 の詳細を示す拡大正面図で、図中、図2に示した部分と同じ部分は同一符号を付 け、15は取っ手シャフト、16は取っ手ばね、17はガイド板シャフト、18はロック 用ねじりばね、19は側板である。
【0007】 本考案は、従来例ではガイド板11の開閉がスタッド14を回転支点としてなされ る構成であったのに対して、ガイド板11はガイド板シャフト17を回転支点として 開閉することに加え、ガイド板シャフト17にロック用ねじりばね(以下、単にね じりばねという。)18を組合わせ、ガイド板11を開くときはねじりばね18のばね 力に抗してガイド板11を反時計回りに動かしてガイド板を引き上げる。ガイド板 11を閉じるときにはガイド板11を自由にすると、ガイド板はねじりばね18のばね 力により時計回り方向に動かされて閉じる構成とした。
【0008】 また、従来例ではつまみねじ13を設けそれを緩めたり締めたりしてガイド板11 を可動にしロックしていたのであるが、本考案では側板19に取付けた取っ手シャ フト15と取っ手ばね16との組合わせを利用する。すなわち、取っ手シャフト15は 、図1の(B) と(C) に示されるように、側板19に取付けられ、側板19には取っ手 シャフト15のロック用の溝20が形成されている。
【0009】 本考案実施例の操作について説明すると、ガイド板11が閉じてロックされてい るとき、取っ手シャフト15の両端部はそれぞれ側板19の溝20内に位置し、取っ手 シャフト15は2本の取っ手ばね16によって図1(B) にみて左方向に付勢され(引 張られ)ている。ガイド板11はねじりばね18により図1(B) にみて下方に押され ている。ねじりばね18のばね力は取っ手ばね16のばね力よりも大に設定しておく 。
【0010】 ガイド板11を開くには、取っ手シャフト15を図1(A) の矢印A方向に引いて、 取っ手シャフト15の両端部を溝20の外に出し、次いで取っ手シャフト15を図1(B ) のB方向へ(反時計回りに)動かしてガイド板を引き上げ、例えばつまった媒 体を取り出すなどの処置をとる。こゝで、取っ手シャフト15を自由にすると、ね じりばね18のばね力によってガイド板11は図1(B) の位置にもどる。このときの 取っ手シャフト15の動きを図1(C) を参照して説明すると、取っ手シャフト15が 自由になる直前取っ手シャフト15は最も上の位置にある。取っ手シャフト15が自 由になると、ねじりばね18のばね力は取っ手ばね16のばね力よりも大であるので 、取っ手シャフト15は図1(C) の中央の位置を経て溝20内に入ってガイド板11を ロックする。このようにして、取っ手シャフト15を取っ手ばね16に抗して引張り 、次いで取っ手シャフトを反時計回りに動かしてガイド板11を引き上げて開き、 ガイド板を閉じるには取っ手シャフト15を自由にするだけでよい。
【0011】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、取っ手シャフト、取っ手ばねおよびねじりばね を組合わせて用いることにより、媒体搬送装置のガイド板のロックが自動的にな されるようになり、作業性が向上する効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の図で、同図(A) は平面図、同図
(B) は正面図、同図(C) はロック部の拡大正面図であ
る。
(B) は正面図、同図(C) はロック部の拡大正面図であ
る。
【図2】従来例の図で、同図(A) は平面図、同図(B) は
正面図である。
正面図である。
10 媒体搬送装置 11 ガイド板 12 下( ロア) パスウェイ 13 つまみねじ 14 スタッド 15 取っ手シャフト 16 取っ手ばね 17 シャフト 18 ロック用ねじりばね( ねじりばね) 19 側板 20 溝 21 媒体
Claims (1)
- 【請求項1】 媒体のガイド板(11)のロック機構を備え
た媒体搬送装置であって、 ガイド板(11)はロック用ねじりばね(18)と組合わされた
シャフト(17)を回転支点として開閉可能であり、 シャフト(17)の反対側で取っ手シャフト(15)の両端部は
側板(19)に取付けられ、 取っ手シャフト(15)は2本の取っ手ばね(16)によりシャ
フト(17)方向へ引張られ、 ガイド板(11)が閉の状態で取っ手シャフト(15)の両端部
は側板(19)の溝(20)内にあり、 取っ手シャフト(15)を取っ手ばね(16)に抗して引張り次
いで上方に動かすことによりガイド板(11)のロックは解
除され、 取っ手シャフト(15)を自由にするとガイド板(11)はロッ
ク用ねじりばね(18)によりロック状態にもどることを特
徴とする媒体搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10185091U JPH0542251U (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 媒体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10185091U JPH0542251U (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 媒体搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542251U true JPH0542251U (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=14311525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10185091U Withdrawn JPH0542251U (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 媒体搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542251U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012168272A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP10185091U patent/JPH0542251U/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012168272A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US8712282B2 (en) | 2011-02-10 | 2014-04-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device |
US9182738B2 (en) | 2011-02-10 | 2015-11-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device having feed tray and retaining unit retaining photosensitive drums |
US9599948B2 (en) | 2011-02-10 | 2017-03-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device having feed tray and retaining unit retaining photosensitive drums |
US9720365B2 (en) | 2011-02-10 | 2017-08-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device having feed tray and retaining unit retaining photosensitive drums |
US9983533B2 (en) | 2011-02-10 | 2018-05-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device having feed tray and retaining unit retaining photosensitive drums |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5234238A (en) | Ratchet type latch assembly | |
US7203445B2 (en) | Lock mechanism, and external apparatus and image forming apparatus provided with the same | |
JPH06122247A (ja) | プリンタ | |
KR930017792A (ko) | 한장 또는 여러장의 인쇄물을 이송하는 이송 장치용 집개 | |
JPS5992839A (ja) | 給紙装置 | |
US4583726A (en) | Apparatus for counting the number of paper sheets | |
JPH0542251U (ja) | 媒体搬送装置 | |
KR930017793A (ko) | 한장 또는 여러장의 인쇄물을 이송하는 이송 장치용 집개 | |
US4153142A (en) | Paper feed tractor locking apparatus | |
JP2846724B2 (ja) | 転写紙搬送ローラ | |
US20020140164A1 (en) | Access to letter path | |
JPH03243548A (ja) | 給紙装置の紙づまり解除機構 | |
US4391193A (en) | Plate holding device for offset duplicator | |
JPH0452192Y2 (ja) | ||
JP2655292B2 (ja) | 印字装置 | |
JPH0534057Y2 (ja) | ||
JP3110514B2 (ja) | シート搬送装置 | |
JPS5992833A (ja) | 給紙装置 | |
JPH0443333Y2 (ja) | ||
JPS6233958B2 (ja) | ||
JP3310824B2 (ja) | 印刷機の紙移送装置 | |
JP2506678Y2 (ja) | 画像形成装置の用紙搬送路 | |
JPH0541769A (ja) | 感熱記録装置 | |
JPH03108264U (ja) | ||
JPH05301649A (ja) | 給紙カセット及び給紙装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |