JPH0542093A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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Publication number
JPH0542093A
JPH0542093A JP20176591A JP20176591A JPH0542093A JP H0542093 A JPH0542093 A JP H0542093A JP 20176591 A JP20176591 A JP 20176591A JP 20176591 A JP20176591 A JP 20176591A JP H0542093 A JPH0542093 A JP H0542093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray arm
water
pump
washed
tableware
Prior art date
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Pending
Application number
JP20176591A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakio Sakane
佐紀夫 坂根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20176591A priority Critical patent/JPH0542093A/ja
Publication of JPH0542093A publication Critical patent/JPH0542093A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転スプレーアームからの噴水を有効に被洗
浄食器に向けて作用させることができ、洗浄性能を向上
させるようにする。 【構成】 スプレーアーム19に傾斜羽根22を設け、
この傾斜羽根22にポンプから供給される水を当ててス
プレーアーム19を回転させるようにする。この結果、
スプレーアーム19の噴水孔を、スプレーアーム19の
回転に供する向きに形成することなく、被洗浄食器に向
けて噴水するように形成できる。又、この場合、ポンプ
から傾斜羽根22の一方側と他方側とのいずれかに選択
して水を当て、スプレーアーム19の正転及び逆転が選
択実行できるようにする。この結果、簡単な構造で、ス
プレーアーム19からの噴水を被洗浄食器に更に有効
に、特には満遍なく作用させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転スプレーアームを有
する食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器洗浄機においては、回転
スプレーアームを有するものが供されている。このもの
は、スプレーアームにポンプから水を供給して、スプレ
ーアームを噴水させつつ回転させるようにしたもので、
その回転はスプレーアームの噴水孔の全部又は一部を回
転方向とはほゞ反対の向きに形成することによって、該
噴水孔からの水の噴射反力により行なわしめるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにスプレーアームの回転方向とはほゞ反対の向きに
形成された噴水孔から噴射される水は、スプレーアーム
の回転には有効なものの、被洗浄食器に対しては向きが
合わずして必ずしも有効ではなく、従ってその被洗浄食
器の洗浄効果が充分良く得られないという問題点を有し
ていた。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、スプレーアームから噴射さ
れる水を有効に被洗浄食器に向けることができて、該被
洗浄食器の洗浄を効果的に行なうことのできる食器洗浄
機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器洗浄機においては、ポンプにより水が
供給されて噴水しつつ回転されるスプレーアームを具
え、その噴水により被洗浄食器を洗浄するようにしたも
のにあって、そのスプレーアームに傾斜羽根を設け、こ
の傾斜羽根に上記ポンプから供給される水を当ててスプ
レーアームを回転させるようにしたことを特徴とする。
【0006】又、本発明の食器洗浄機においては、ポン
プから傾斜羽根の一方側と他方側とのいずれかに選択し
て水を供給して当て、スプレーアームの正転及び逆転が
選択実行できるようにしたことをも特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段によれば、スプレーアームの回転は、
スプレーアームに設けた傾斜羽根にポンプから供給され
る水を当てることによってなされるのであるから、スプ
レーアームの噴水孔を被洗浄食器に向けて形成すること
ができ、そのほゞ全部の噴水を被洗浄食器に対し有効に
作用させることができる。
【0008】又、この場合、ポンプから傾斜羽根の一方
側と他方側とのいずれかに選択して水を供給して当てる
ことにより、スプレーアームの正転及び逆転が選択実行
できるものでは、簡単な構造で、スプレーアームからの
噴水を被洗浄食器に対し更に有効に、特には満遍なく作
用させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面を参照
して説明する。
【0010】まず図2において、1は食器洗浄機全体の
外箱を示しており、この外箱1の内部に内箱2を配設し
て洗浄室3を形成している。洗浄室3には、図示しない
被洗浄食器を収容する食器かご4,5を上下に分けて、
それぞれ前面の出入口6から出し入れ可能に収納してお
り、出入口6には扉7を開閉可能に設けている。
【0011】又、外箱1内(洗浄室3外)の底部には、
例えば、いわゆる両軸形のモータ8と、その軸の一方側
(図中左側)端部に取付けた洗浄用羽根車9、軸の他方
側(図中右側)端部に取付けた排水用羽根車10、並び
にこれらの羽根車9,10を各別に覆ったケーシング1
1,12から成る洗浄・排水兼用のポンプ13を配設し
ている。
【0012】上記ポンプ13のケーシング11の吸込口
には洗浄室3の底部下方に連設した貯水タンク14を接
続し、吐出口に切換弁15を接続している。この切換弁
15はポンプ13からの給水を第1の給水管16と第2
の給水管17とを相手に切換えるもので、その第1の給
水管16は、図1に示すように、先端部をパッキン18
を介して洗浄室3の内底部に突出させている。又、第2
の給水管17は洗浄室3の背部から洗浄室3内に導入し
て、同図に示すように、先端部を第1の給水管16の先
端部の直上に位置させている。
【0013】これらに対して、19はスプレーアームを
示しており、図3に示すように、給水受口20を中心に
図中左右の両側に延びたもので、その両側部のそれぞれ
上面部に噴水孔21をすべて上方に向け複数ずつ形成し
ている。又、このスプレーアーム19の給水受口20内
方には、図4及び図5に示すように、外周に上方より見
て時計回りに下降傾斜した傾斜羽根22を多数有する内
筒23を、アーム部24により連結して設けており、そ
れによってスプレーアーム19に傾斜羽根22を設けて
いる。
【0014】しかして、前記洗浄室3の内底部に突出し
た第1の給水管16の先端部には、中空のキャップ状を
成すアーム支え25を螺合して接続しており、それによ
って又、洗浄室3の底部に対する第1の給水管16の先
端部の固定をもしている。そして、アーム支え25には
上記スプレーアーム19の給水受口20と内筒23とを
それぞれワッシャ26,27を介して回転自在に遊嵌装
着しており、その後、第2の給水管17の先端部をスプ
レーアーム19の給水受口20と内筒23とにそれぞれ
ワッシャ28,29を介して当接させ、更にこの第2の
給水管17の先端部をアーム支え25にねじ30により
止めて固着している。
【0015】なお、上記構成で、アーム支え25は下部
に第1の給水管16をスプレーアーム19の傾斜羽根2
2の存する部分に通じさせる通水孔31を複数有してお
り、第2の給水管17の先端部は第2の給水管17を同
じくスプレーアーム19の傾斜羽根22の存する部分に
通じさせる通水孔32を複数有している。
【0016】そこで、上述のごとく構成したものの場
合、切換弁15を第1の給水管16に通じる状態にし
て、ポンプ13のモータ8を洗浄用羽根車9が機能する
方向に回転起動させると、その洗浄用羽根車9は貯水タ
ンク14内に溜まった水をケーシング11内に吸入して
加圧し、第1の給水管16を通じてアーム支え25の通
水孔31からスプレーアーム19の傾斜羽根22の存す
る部分に圧送する。従って、この場合、傾斜羽根22は
ポンプ13から供給される水が下方から当てられ、それ
によって、上方より見て時計回りに内筒23を、ひいて
はスプレーアーム19の全体を回転させる。そして又同
時に、スプレーアーム19は傾斜羽根22の存する部分
からスプレーアーム19内の先方部分まで入った水を噴
水孔21のそれぞれから食器かご4,5に収容された被
洗浄食器に向けて噴射し、該被洗浄食器の洗浄をする。
【0017】これに対して、切換弁15を第2の給水管
17に通じる状態にして、ポンプ13のモータ8を上述
同様に回転起動させると、この場合、洗浄用羽根車9は
貯水タンク14内に溜まった水をケーシング11内に吸
入して加圧し、第2の給水管17を通じてその先端部の
通水孔32からスプレーアーム19の傾斜羽根22の存
する部分に圧送する。従って、この場合、傾斜羽根22
はポンプ13から供給される水が上方から当てられ、そ
れによって、上方より見て反時計回りに内筒23を、ひ
いてはスプレーアーム19の全体を回転させる。そして
又同時に、この場合も、スプレーアーム19は傾斜羽根
22の存する部分からスプレーアーム19内の先方部分
まで入った水を噴水孔21のそれぞれから食器かご4,
5に収容された被洗浄食器に向けて噴射し、該被洗浄食
器の洗浄をする。
【0018】このように本構成のものでは、スプレーア
ーム19の回転を、スプレーアーム19に設けた傾斜羽
根22にポンプ13から供給される水を当てることによ
ってなすもので、従来のスプレーアームの噴水孔からの
水の噴射反力によってなすものとは異なり、該スプレー
アーム19の噴水孔21は全部を食器かご4,5に収容
される被洗浄食器に向けて形成することができ、その全
部の噴水を被洗浄食器に対し有効に作用させることがで
きるから、該被洗浄食器の洗浄を効果的に行なうことが
でき、洗浄性能を向上させることができる。
【0019】又、この場合、ポンプ13から傾斜羽根2
2の上方(一方側)と下方(他方側)のとのいずれかに
選択して水を供給して当てることにより、スプレーアー
ム19の時計回り回転(正転)及び反時計回り回転(逆
転)が選択実行できるから、簡単な構造で、スプレーア
ーム19からの噴水を被洗浄食器に対し更に有効に、特
には満遍なく作用させることができるもので、これによ
り洗浄性能を更に向上させることができる。
【0020】なお、上記構成のものの場合、ポンプ13
のモータ8を排水用羽根車10が機能する方向(洗浄用
羽根車9が機能する方向とは逆)に回転起動させると、
排水用羽根車10は貯水タンク14内に溜まった水をケ
ーシング12内に吸入して加圧し、排水管33を通じて
その先端部から機外に排出するもので、こうした機能を
利用すべく、ケーシング12に第2の給水管17を接続
すれば、ポンプ13の逆転で傾斜羽根22に第2の給水
管17を通じてその上方から水を供給し当てることがで
きるようになるから、要するに、モータ8の回転方向の
切換えで傾斜羽根22に対する水の供給切換えができる
ようになるものであり、よって、前記切換弁15は必ず
しも必要とするものではない。
【0021】又、スプレーアーム19内に水が充満する
場合であっても、傾斜羽根22は水流中に配設される形
となるため、水の勢い(水流)が傾斜羽根22に当たる
ことで傾斜羽根22は回転する。
【0022】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0023】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
食器洗浄機は、第1に、スプレーアームに傾斜羽根を設
け、この傾斜羽根にポンプから供給される水を当ててス
プレーアームを回転させるようにしたことを特徴とする
もので、それにより、スプレーアームの噴水孔を被洗浄
食器に向けて形成することができ、そのほゞ全部の噴水
を被洗浄食器に対し有効に作用させることができるか
ら、該被洗浄食器の洗浄を効果的に行なうことができ
て、洗浄性能を向上させることができるという優れた効
果を奏する。
【0024】本発明の食器洗浄機は、第2に、上記構成
にあって、更に、ポンプから傾斜羽根の一方側と他方側
とのいずれかに選択して水を供給して当て、スプレーア
ームの正転及び逆転が選択実行できるようにしたことを
特徴とするもので、それにより、簡単な構造で、スプレ
ーアームからの噴水を被洗浄食器に対し更に有効に、特
には満遍なく作用させることができるから、洗浄性能を
更に向上させることができるという一層優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す主要部分の縦断面図
【図2】食器洗浄機全体の概略縦断面図
【図3】スプレーアーム単体の平面図
【図4】スプレーアーム単体の図3A−A線に沿う断面
【図5】スプレーアーム単体の図3B−B線に沿う断面
【符号の説明】
13はポンプ、16は第1の給水管、17は第2の給水
管、19はスプレーアーム、22は傾斜羽根を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプにより水が供給されて噴水しつつ
    回転されるスプレーアームを具え、その噴水により被洗
    浄食器を洗浄するようにしたものであって、そのスプレ
    ーアームに傾斜羽根を設け、この傾斜羽根に前記ポンプ
    から供給される水を当ててスプレーアームを回転させる
    ようにしたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 ポンプから傾斜羽根の一方側と他方側と
    のいずれかに選択して水を供給して当て、スプレーアー
    ムの正転及び逆転が選択実行できるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
JP20176591A 1991-08-12 1991-08-12 食器洗浄機 Pending JPH0542093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20176591A JPH0542093A (ja) 1991-08-12 1991-08-12 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20176591A JPH0542093A (ja) 1991-08-12 1991-08-12 食器洗浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0542093A true JPH0542093A (ja) 1993-02-23

Family

ID=16446570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20176591A Pending JPH0542093A (ja) 1991-08-12 1991-08-12 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0542093A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2711503A1 (fr) * 1993-10-23 1995-05-05 Gold Star Co Dispositif de lavage supplémentaire pour lave-vaisselle.
JP2010051493A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Rinnai Corp 食器洗浄機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2711503A1 (fr) * 1993-10-23 1995-05-05 Gold Star Co Dispositif de lavage supplémentaire pour lave-vaisselle.
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