JPH0542045A - 電気ジヤーポツト - Google Patents

電気ジヤーポツト

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JPH0542045A
JPH0542045A JP22634791A JP22634791A JPH0542045A JP H0542045 A JPH0542045 A JP H0542045A JP 22634791 A JP22634791 A JP 22634791A JP 22634791 A JP22634791 A JP 22634791A JP H0542045 A JPH0542045 A JP H0542045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
temperature
hot water
boiling
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP22634791A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiu Kikuchi
一宇 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dennetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dennetsu Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dennetsu Co Ltd filed Critical Nihon Dennetsu Co Ltd
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Publication of JPH0542045A publication Critical patent/JPH0542045A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 沸騰検知を圧力センサーにより行い、気圧の
差による沸点変化にも十分に対応できる 【構成】 液体1の沸騰による蒸気圧力を検知する圧力
センサー8を有している。制御部6は温度センサー5及
び上記圧力センサーの信号によって上記加熱装置3,4
への通電を制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水を沸騰させた湯を、
適温にて保温し必要に応じて供給するように構成した電
気ジャーポットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気ジャーポットは熱湯を供給
し、たとえば、コーヒー、紅茶及び日本茶などの抽出に
用いている。湯は沸騰された後に主ヒータへの通電を停
止する。その後は湯を高温に保つため、保温ヒータへの
通電している。保温ヒータも消費電力のやや大きめの電
気ヒータを用いて、湯温を検知しながら保温ヒータへの
通電コントロールをして100℃以下の高温に保ってい
る。
【0003】この電気ジャーポットでは1回に1〜3リ
ットル程度の湯沸かしを行い、その後、保温ヒータに通
電して高温を保つ。この種の電気ジャーポットでは平地
において一気圧で100℃であるように設計されてお
り、高地で使用すると沸点が下がる。すなわち、高山で
の気圧が640mb程度であれば、その時の水の沸点は
約87〜88℃である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、電気ジ
ャーポットは気圧による沸騰点の変化を考慮しているも
のではなく、高地では沸騰検知用の設定温度以下で湯が
沸騰してしまう。そこで、電気ジャーポットを密封状態
にして、容器の内圧を上げれば沸点は上がるが給湯口か
ら湯が吹き出してしまう。また平地では更に高温になり
危険を伴うため実施ができないという問題がある。
【0005】それ故に本発明の課題は、沸騰検知を圧力
センサーにより行い、気圧の差による沸点変化にも十分
に対応できる電気ジャーポットを提供を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、液体を
収容する容器と、該容器に配した加熱装置と、該容器内
の湯温を検知する温度センサーと、上記液体の沸騰によ
る蒸気圧力を検知する圧力センサーと、該温度センサー
及び該圧力センサーからの信号によって上記加熱装置へ
の通電を制御する制御部とを備えたことを特徴とする電
気ジャーポットが得られる。
【0007】また、本発明によれば、上記圧力センサー
は昇圧前の大気圧を検知し、上記制御手段は上記圧力セ
ンサーから送られる信号により上記温度センサーの動作
温度を自動的にセットするものである電気ジャーポット
が得られる。
【0008】
【作用】本発明の電気ジャーポットによると、水が完全
に沸騰した後は、加熱装置への通電が停止され主ヒータ
への通電は停止される。容器内の沸騰直後の高温水は自
然放熱により冷却され設定の保温温度にたもれる。
【0009】主ヒータの通電により湯が沸騰すると蒸気
が発生し吹出路を気化膨脹した蒸気が通過する。その吹
出路の一部を少し絞っておくと、その付近の圧力が上昇
する。この圧力上昇を捕らえて沸騰状態を検知し、所定
時間沸騰を持続させたり、加熱装置への通電を停止した
りする。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す電気ジャーポットの
構成概略図である。図2は電気回路の概略図である。図
1を参照して、電気ジャーポットは液体1を収容する有
底の容器2と、この容器2の底部に配した加熱装置3,
4及び容器2内の湯温を検知する温度センサー5と、こ
の温度センサー5からの信号によって加熱装置3,4へ
の通電を制御する制御部6とを有している。加熱装置
3,4は主ヒータ3と保温ヒータ4とを有している。沸
騰による発生蒸気の吹出路18には蒸気圧力を検知する
圧力センサー8が設けられている。容器2内には給湯管
7が配設されている。給湯管7の下流側は容器2の外に
のびた吐出口9を有している。容器2の上部には蓋体1
0が設けられている。蓋体10の内部には容器2内の湯
を出湯する際、容器2内に空圧を加え湯を給湯管7を通
って吐出口9から外へ送り出すたための空気ポンプ11
を内蔵している。また、蓋体10は容器2の上部開口を
塞ぐように閉塞板16を有している。閉塞板16には沸
騰による発生蒸気の吹出路18が形成されている。吹出
路18は蓋体10の内部に形成されている収納室17に
接続されている。収納室17には蒸気圧力を検知する圧
力センサー8が設けられている。
【0011】図2は、電気回路図であり、12は電源、
13は加熱装置部3,4の近傍に装着された過熱防止ヒ
ューズである。温度センサー5内からの信号はすべて制
御部6に送られ、この信号によって主ヒータ3、保温ヒ
ータ4への通電コントロールが行われる。保温ヒータ4
は沸騰後の保温温度を70〜95℃に保持する機能を保
有している。制御部6は温度センサー5及び圧力センサ
ー8の信号によって加熱装置3,4への通電を制御する
ものである。圧力センサー8の配置位置は吹出路16に
限らず蒸気の通路であればいずれの位置に配置してもよ
い。
【0012】次に、上記構成からなる本発明の電気ジャ
ーポットの作用について、説明をする。
【0013】容器2内に水を入れて加熱装置3,4内の
主ヒータ3に通電することにより内部の液体1は加熱さ
れる。この液体1が所定の温度に至ると温度センサー5
がこれを検知した後、沸騰による圧力センサー8の検知
によって加熱装置3,4への通電が停止される。容器2
内の高温水は自然冷却により湯温が低下し、たとえば、
保温温度を85℃位に設定しておけばこの湯温となる。
よって、保温中の湯温は、85℃にあるわけであり沸騰
直後の高温水を必要とする場合は、再沸騰スイッチ14
をONする。主ヒータ3の通電により湯が沸騰すると蒸
気が発生し吹出路16を気化膨脹した蒸気が通過するた
め、その吹出路16の一部を少し絞っておくと、その付
近の圧力が上昇する。この圧力上昇を捕らえて圧力セン
サー8が沸騰状態を検知し、加熱装置3,4への通電を
停止する。
【0014】また、圧力センサー8は昇圧前の大気圧を
検知し、制御部6は圧力センサー8から送られる信号に
より温度センサー5の動作温度を自動的にセットするも
のである。すなわち、温度センサー5は平地では95℃
に自動セットし、高地では85℃に自動セットされる。
この温度センサー5のセットは保温温度の場合も同様に
行われる。
【0015】したがって、気圧−沸点の関係を自動的に
読み取り、沸点以下に温度センサー5の動作点自動的に
設定する。これらの処理はマイクロコンピュータによっ
て可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上、実施例により説明したように、本
発明の電気ジャーポットによれば、容器に加熱装置、温
度センサー、圧力センサー及び制御部を備えているた
め、平地及び高地におけるいずれの使用に際しても気圧
の差による沸点の変動に対しても追従できる。
【0017】また、容器の内圧の上昇によって生じる湯
の吹き出しも同時に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気ジャーポットの一実施例を示す概
略構成図である。
【図2】図1の電気回路の概略構成図である。
【符号の説明】
1 液体 2 容器 3 主ヒータ 4 保温ヒータ 5 温度センサー 6 制御部 7 給湯管 8 圧力センサー 11 ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器と、該容器に配した
    加熱装置と、該容器内の湯温を検知する温度センサー
    と、上記液体の沸騰による蒸気圧力を検知する圧力セン
    サーと、該温度センサー及び該圧力センサーからの信号
    によって上記加熱装置への通電を制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とする電気ジャーポット。
  2. 【請求項2】 上記圧力センサーは昇圧前の大気圧を検
    知し、上記制御手段は上記圧力センサーから送られる信
    号により上記温度センサーの動作温度を自動的にセット
    するものである請求項1記載の電気ジャーポット。
JP22634791A 1991-08-13 1991-08-13 電気ジヤーポツト Pending JPH0542045A (ja)

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JP22634791A JPH0542045A (ja) 1991-08-13 1991-08-13 電気ジヤーポツト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2442066A (en) * 2006-09-22 2008-03-26 Baxi Heating Uk Ltd Water heater with temperature control

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2442066A (en) * 2006-09-22 2008-03-26 Baxi Heating Uk Ltd Water heater with temperature control
GB2442066B (en) * 2006-09-22 2011-04-06 Baxi Heating Uk Ltd An improved water heater

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000621