JPH0541483U - 磁石を利用した取付け具 - Google Patents

磁石を利用した取付け具

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JPH0541483U
JPH0541483U JP10226891U JP10226891U JPH0541483U JP H0541483 U JPH0541483 U JP H0541483U JP 10226891 U JP10226891 U JP 10226891U JP 10226891 U JP10226891 U JP 10226891U JP H0541483 U JPH0541483 U JP H0541483U
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JP
Japan
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magnet
fixture
rubber
magnetic body
magnetic
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Pending
Application number
JP10226891U
Other languages
English (en)
Inventor
健司 渡辺
Original Assignee
カースル産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄板との間の摩擦係数が比較的大きく、大き
な荷重をかけても横滑りしない磁石を利用した取付け具
を提供する。 【構成】 取付け被対象物である磁性部材に磁気吸着す
る磁気体11を有する磁石を利用した取付け具10にお
いて、前記磁気体11の表面の一部または全部にゴム層
14を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁石(電磁石も含む)を利用して、日用品、台所用品あるいは容器 等を、鉄板等の磁性部材に取付ける場合に使用する磁石を利用した取付け具に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、磁石を利用した取付け具が使用され、洗濯機あるいは冷蔵庫の側面 に物を取付けるのに使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしなから、従来の磁石を利用した取付け具は直接磁石を鉄板の上に吸着さ せていたので、引っ張り力に対しては充分の抗力を有するが、磁石自体の材料は 鉄あるいは鉄合金から構成されていたので、鉄板との間の摩擦係数が小さく、従 って、垂直な鉄板に磁石を利用した取付け具を取付け、荷重をかけると滑り落ち るという問題点があった。 この摩擦係数は、鉄板の上に水が付着していると更に小さくなり、僅かな荷重 であっても滑り落ちていた。 本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、鉄板との間の摩擦係数が比較的 大きく、大きな荷重をかけても横滑りしない磁石を利用した取付け具を提供する ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の磁石を利用した取付け具は、取付け被対象物で ある磁性部材に磁気吸着する磁気体を有する磁石を利用した取付け具において、 前記磁気体の表面の一部または全部にゴム層を形成するようにして構成されてい る。 また、請求項2記載の磁石を利用した取付け具は、取付け被対象物である磁性 部材に磁気吸着する磁気体を有する磁石を利用した取付け具において、前記磁気 体の表面の一部にゴムが該磁気体の表面から突出するように配置されて構成され ている。 以上において、磁気体とは磁石または磁石によって生じる磁力線を通過させる 為の磁性物質をいう。
【0005】
【作用】
請求項1記載の磁石を利用した取付け具は磁気体の表面の一部または全部にゴ ム層が形成されているので、該ゴム層を介して磁気体は磁性部材に吸着されるの で、直接押圧接触するのはゴム層となり、これによって磁性部材との摩擦係数が 増加し、滑り難いという作用を有する。 請求項2記載の磁石を利用した取付け具は、磁気体の一部にゴムが該磁気体の 表面から突出するように配置されているので、磁石が磁性部材に吸着される場合 にはゴムを押圧しながら吸着する。該ゴムと磁性部材との摩擦係数は磁石単体よ り大きいので、滑り難いという作用を有する。
【0006】
【実施例】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し 、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の第1の実施例に係る磁石を利用した取付け具の断面図 、図2は本考案の第2の実施例に係る磁石を利用した取付け具を断面図、図3は 本考案の第3の実施例に係る磁石を利用した取付け具の断面図である。
【0007】 図1に示すように本考案の一実施例に係る磁石を利用した取付け具10は、円 柱状の磁石11と、該磁石11の外側に配置された鉄製の有底金属筒12と、該 有底金属筒12を保持するプラスチック製の把手13とを有して構成されている 。以下、これらについて詳しく説明する。 前記磁石11は極めて強い磁石からなって、その表面にはゴム層14が形成さ れている。このゴム層14の形成は薄いゴム板を該磁石11の表面に接着しても 良いし、液状のゴム性塗布剤(塗料も含む)を前記磁石の表面に塗布し硬化させ たものであっても良い。その厚みが通常0.01〜1mm程度の厚みであるのが 好ましいが、これより薄い場合であっても、厚い場合であっても適用される。 また、前記ゴムとしては天然ゴムあるいは合成ゴム(例えば、アクリルゴム、 ポリブタジエンゴム、クロロピレンゴム、クロルヒドリンゴム、エチレンプロピ レンゴム、ターポリマーゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレン・ブタジエ ンゴム、シリコンゴム)の何れであっても良い。
【0008】 そして、前記磁石11の裏面側には窪みを有し、該窪みに嵌入する突起15を 中央に備える有底金属筒12に接着され、裏面側の磁気を該鉄製の有底金属筒1 2によって表側に誘導し、全体として磁気吸着能力を向上させている。 そして、該有底金属筒12は把手13内に接合され、該把手13に物等を掛け ることができるようになっている。
【0009】 従って、この磁石を利用した取付け具10を使用する場合には、磁性体の一例 である鉄板に前記磁石11を利用して該磁石を利用した取付け具10を取付け、 把手13の窪みの部分に物を掛止するが、前記磁石11はゴム層14を介して鉄 板に吸着されているので、摩擦係数が大きく充分大きなものでも掛止することが できる。なお、前記把手13の部分を鉤状あるいはリング状にすることもできる 。
【0010】 続いて、図2に示す本考案の第2の実施例について取付け具16について、前 記第1の実施例に係る磁石を利用した取付け具10との相違について説明すると 、該実施例に係る磁石を利用した取付け具16においては、磁石17の表面に薄 いゴム層18が形成され、しかも前記磁石17が嵌入した有底金属筒19は、篭 状物20の側面に設けられた取付け穴21に設けられている。 従って、磁石17がゴム層18を介して鉄板等に取付けられているので、摩擦 係数が大きく、篭状物20内に荷物等を入れても、ずり落ちないという利点を有 する。
【0011】 次に、図3に示す本考案の第3の実施例に係る磁石を利用した取付け具22に ついて説明するが、磁石23の表面に窪みが形成され、該窪みにゴム24が磁石 23の表面から突出するようにして埋め込まれている。これによって該磁石23 の表面の摩擦係数を増加させ、接合面における滑りを防止するようにしている。 なお、25は有底金属筒を、26は取付け部を示す。
【0012】 以上の実施例においては、磁石を有底金属筒の内部に入れたが、磁石単独であ っても本考案は適用され、更には前記有底金属筒の代わりに磁石が中央に配置さ れたコ字状の鉄製金物であっても本考案は適用される。 更には、磁石の表面にゴムまたはゴム層を設けたが、磁気体である有底金属筒 あるいはコ字状の鉄製金物の接合面(鉄板に近接あるいは接合する部分をいう) にゴムまたはゴム層を形成して、磁性体からなる接合面との摩擦係数を増加する 場合も本考案は適用される。また、有底金属筒あるいはコ字状の鉄製金物の接合 面は磁石の接合面から0.01〜1mm突出しているのが好ましいが、ゴムまた はゴム層の厚みを考慮して変える場合も本考案は適用される。
【0013】
【考案の効果】
請求項1及び2記載の磁石を利用した取付け具は以上の説明からも明らかなよ うに、磁気体の表面にゴムまたはゴム層が形成されているので、吸着させる磁性 部材との滑り摩擦係数が大きくなり、結果としてより重量の大きな物を鉄等の磁 性部材からなる壁に取外し可能に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る磁石を利用した取
付け具の断面図である。
【図2】本考案の第2の実施例に係る磁石を利用した取
付け具の断面図である。
【図3】本考案の第3の実施例に係る磁石を利用した取
付け具の断面図である。
【符号の説明】 10 磁石を利用した取付け具 11 磁石 12 有底金属筒 13 把手 14 ゴム層 15 突起 16 磁石を利用した取付け具 17 磁石 18 ゴム層 19 有底金属筒 20 篭状物 21 取付け穴 22 磁石を利用した取付け具 23 磁石 24 ゴム 25 有底金属筒 26 取付け部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け被対象物である磁性部材に磁気吸
    着する磁気体を有する磁石を利用した取付け具におい
    て、前記磁気体の表面の一部または全部にゴム層を形成
    したことを特徴とする磁石を利用した取付け具。
  2. 【請求項2】 取付け被対象物である磁性部材に磁気吸
    着する磁気体を有する磁石を利用した取付け具におい
    て、前記磁気体の表面の一部にゴムが該磁気体の表面か
    ら突出するように配置されていることを特徴とする磁石
    を利用した取付け具。
JP10226891U 1991-11-15 1991-11-15 磁石を利用した取付け具 Pending JPH0541483U (ja)

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