JPS61147509A - 吸着懸吊具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は壁面等に永久磁石を使用した吸着雌具を固着
し，吊具を着脱自在に吸着懸支するようにした衣服やそ
の他のものを吊下げる懸吊具に関するものである。

（従来技術） 従来使用されている懸吊具はフック部を有する吊具を壁
面や柱等に釘，木ねじ等により止着固定したり、接着剤
により接着するものが一般的であり，衣服等を掛けるも
のには鴨居に掛着するもの等があり，又軽量のものを吊
懸する場合には磁石により鉄板壁面に吸着するようにし
たものもあった。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながらこれ等の懸吊具で壁面等に固着するものは
懸吊具の移動の場合には不便であり，掛着するものは物
品を吊下げる時或は物品を取外す時に吊具が外れること
があり，又磁石により吸着するものは鉄板面でなければ
使用が不可能であり，又壁面と平行な力に対してずれ易
く、重量の大きなものは使用できない等の問凹点があっ
た。

（問題を解決するための手段） 本発明は上記の問題点を解決するために提供され、！ｌ
Ａ吊具を永久磁石を有する雌具と吊具本体より構成し、
雌具を壁面等に固着して、この雌具に吊具本体を吸着さ
せることにより固着するようにして壁面の種類を限定す
ることなく、どの壁面にも取付でき、而も特に吊具本体
を取外し自在とすることを目的としたものであって、そ
の構成の要旨を一方の磁極面ａより他方の磁極面すに向
けて孔（１）ａを有し、且つ該一方の磁極面ａに強磁性
部材（２）が吸着固定された永久磁石（１）を有する吸
着雌具であって、該吸着雌具が、前記強磁性部材（２）
に於ける吸着面に相対向した面を取付は接触面として壁
面等に取付は固定されていると共に１強磁性の板部と、
この板部上に突設される強磁性の秤部とを有するフック
、ハンガー等の懸吊具が、該懸吊具に於ける鏡板部を前
記吸着雌具に於ける永久磁石（１）の磁極面す上に、又
該秤部を該永久磁石（１）の孔（１）ａ内に於いてｆｕ
Ｉ記強心強磁性部材）面」ユに着脱自在に吸着、１支さ
れているようにした点におき、か−る構成の要旨に附随
する相当の設計変更を予定したものである。

（実施例） 以下この発明にかかる吸着懸吊具の実施例について添付
の図面により説明する。ｆｆ１１図において懸吊具は吸
着雌具Ａと吊具本体Ｂよりなり、吸着雌具Ａは円盤状の
永久磁石（１）の一方の磁極面ａより他方の磁極面すに
向けて孔（１）ａを有し、一方の磁極面ａに永久磁石（
１）と同径の円板状の強磁性部材（２）が吸着添設され
、永久磁石（１）の孔（１）ａに連通する孔（４）ａを
有する真鍮等よりなる非磁性金属のケース（４）にて被
包されたものであり、永久磁石（１）はフェライト磁石
等の焼結磁石、棒鋼磁石、プラスチック磁石、或は特に
吸着力を必要とする場合には希土類磁石等よりなるもの
である。該吸着雌具Ａは強磁性部材（２）における吸着
面の背面を壁等への取付は接触面として、前記ケース（
４）の周縁に設けたフランジ（４）ｂで木ねじ（６）等
により壁面等に固定されるようになっている。又、吊具
本体Ｂは前記吸着雌具Ａに吸着されるものであり、吸着
雌具Ａのケース（０底而と略同径で、中央に吸着雌具Ａ
の永久磁石（１）の孔（１）ａの長さと同長の強磁性の
秤部（５）がカシメ付は等により突設された強磁性板（
３）と、一体にフック部（７）が形成されたものである
。

第２図乃至第１１図は吸着雌具Ａの他の各種実施例を示
し、ｆｉＳ２図は吸着雌具Ａの取付は接触面にクッシ璽
ン材（８）を貼着し、その取付面は接着剤を塗布した粘
着面（８）ａとして壁面Ｃに接着固定するようにし、ク
ロス張りの壁にも固着できるようにしたもの、第４図は
強磁性部材（２）の中央部に孔を開設し永久磁石（１）
の中程にまで到る長さ寸法の強磁性桿部（９）ａを頭部
とした釘（９）又は木ねじにて壁面Ｃに固定するように
したものであり、第６図は第４図に於ける吸着雌具Ａに
おいて永久磁石（１）の厚みを増して孔（１）ａの長さ
を長くし吊具本体Ｂの強磁性部（５）の長さをそれに対
応する長さとしたものを吸着させ、強磁性部（５）と磁
石内孔（１）ａとの係合度を大としたもの、第７図はケ
ース（４）の底面と永久磁石（１）のＦｊｉ極面す間に
強磁性の磁気シールド板（１０）を介在させ、核間から
鎖部への磁力線の影響を排除するようにし、更に該面側
のケース（４）の周縁（４）Ｃを、核間に１α角方向に
突設して磁気記録カード、テープ等が直接核部に接触し
て磁気記録の破壊されることを防止すると共に、吊具本
体Ｂとの吸着時に周！（４）Ｃにより吸着位置ずれを防
止するようにし１頭部が永久磁石（１）の孔（１）ａの
中程にまで到る寸法の強磁性桿部（８）ａを有する木ね
じ又は釘（８）にて壁面Ｃに固定するようにしたもの、
第８図は磁極面すに磁気シールド板（ｌＯ）を添設し、
ケース（４）の周縁で係止させるようにし外部への磁力
線の影響を少なくするようにしたもの、第９図は永久磁
石（１）を色付プラスチック磁石とし、強磁性板（２）
と一体成形しケースを省略したものを示す、第１２図、
第１３図は吊具本体Ｂの他の実施例であって、第１２図
は強磁性板（３）の秤部（５）突設面の背面側にプラス
チック酸のフック（７）を一体成形したもの、第１３図
は洋服等を掛けるハンガーを強磁性板（３）と一体に形
成したものである。

尚、秤部（３）ａは吸着雌具Ａにおいて前記の如き強磁
性秤部（９）ａが設けられている場合はその長さを吸着
雌具Ａとクリップ本体Ｂの吸着時に雌具Ａの強磁性秤部
（９）ａと吸着するように構成されたものである。

（作用） 而して、釘（９）又は木ねじ等により固着、或は接着剤
により接着された吸着雌具Ａにおける永久磁石（１）の
磁極面す上に吊具本体Ｂの強磁性板（３）を、永久磁石
（１）の孔（１）ａ内において強磁性部材（２）面上に
吊具本体Ｂの秤部（５）を夫々吸着することにより吊具
本体Ｂが吸着されて壁面Ｃに１支されるものである。吸
着雌具Ａは永久磁石（１）の厚さ等により壁面と吸着面
との間に距離文があるため、挟着した物品が壁面につか
えてテコ状の力を作用させることがなく、永久磁石（１
）の磁力線が突秤部（５）に集中し磁気閉回路を形成し
て強力な磁着力を生じ、吸着状態を維持することができ
又、秤部（５）が永久磁石（１）の孔（１）ａ内に挿入
されているため挾持された物品書類等の重さＷによって
下方へずり下ることはない。

（効果） この発明にかかる吸着懸吊具は上記のように特徴ある構
成としたので壁面に吸着雌具を固着して吊具本体を着脱
自在に吸着１支することができるものである。

特に永久磁石を有する吸着雌具を壁面等に取付固着する
ため壁面への取付が確実であり、ぐらつくことがない。

又、吊具本体が着脱可能であるため、必要に応じて吊具
本体を交換することができ、用途に応じた吊具本体を使
用できるため甚だ便利である。

更に、吊具本体は吸着雌具における永久磁石の孔内にそ
の秤部を挿入して係合して而も強力に吸着されており、
係合が確実であって下方にずれすることがなく、小物掛
けからカレンダー掛け、人形掛け、衣類掛は等として広
く利用でさるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる吸着懸吊具の実施例を示す断
面図、ｆＪＳｚ図は吸着雌具の一実施例の断面図、第３
図は同斜視図、第４図は量刑の実施例の断面図、＠５図
は同斜視図、第６図は量刑の実施例の断面図、ＭＳ７図
乃至第９図は雌具の他の各種実施例の断面図、第１Ｏ図
、第１１図は同斜視図、第１２図、第１３図は吊具本体
の各種実施例斜視図である。 ｌ・・・永久磁石、２・・・強磁性部材、３・・・強磁
性板、５・・・強磁性部、７・・・フック、９・・・釘
又は木ねじ、９ａ・・・強磁性秤部、１０・・・磁気シ
ールド板、Ａ・・・吸着雌具、Ｂ・・・吊具本体。 第　　ｌ　　図　　　　　　　　　１１ｇ４　　　図第
　　２　　図　　　　　　　　　　第　　５　　図第　
　７　　図 第　　７２　　図 第　　１３　　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一方の磁極面ａより他方の磁極面ｂに向けて孔（１）ａ
   を有し、且つ該一方の磁極面ａに強磁性部材（２）が吸
   着固定された永久磁石（１）を有する吸着雌具であって
   、該吸着雌具が、前記強磁性部材（２）に於ける吸着面
   に相対向した面を取付け接触面として壁面等に取付け固
   定されていると共に、強磁性の板部と、この板部上に突
   設される強磁性の桿部とを有するフック、ハンガー等の
   懸吊具が、該懸吊具に於ける該板部を前記吸着雌具に於
   ける永久磁石（１）の磁極面ｂ上に、又該桿部を該永久
   磁石（１）の孔（１）ａ内に於いて前記強磁性部材（２
   ）面上に着脱自在に吸着、懸支されていることを特徴と
   する吸着懸吊具。