JPH0541406B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541406B2 JPH0541406B2 JP34471089A JP34471089A JPH0541406B2 JP H0541406 B2 JPH0541406 B2 JP H0541406B2 JP 34471089 A JP34471089 A JP 34471089A JP 34471089 A JP34471089 A JP 34471089A JP H0541406 B2 JPH0541406 B2 JP H0541406B2
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- JP
- Japan
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- fiber
- reinforced resin
- natural stone
- resin side
- side plate
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Landscapes
- Revetment (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、天然石形状の外観を呈するコンクリ
ートブロツクの製造法に関するものである。
ートブロツクの製造法に関するものである。
従来からある護岸ブロツク、護床ブロツクは周
囲の環境とできるだけマツチさせるべく表面に模
様が付されているタイプや天然石のように見せる
為に表面に模様や凹凸を形成したタイプも提案さ
れているが、未だ不十分であり、天然石形状とい
うにはほど遠く、周囲と完全に調和する天然石形
状の外観を呈する護岸ブロツク、護床ブロツクは
未だ提案されていないのが現状である。
囲の環境とできるだけマツチさせるべく表面に模
様が付されているタイプや天然石のように見せる
為に表面に模様や凹凸を形成したタイプも提案さ
れているが、未だ不十分であり、天然石形状とい
うにはほど遠く、周囲と完全に調和する天然石形
状の外観を呈する護岸ブロツク、護床ブロツクは
未だ提案されていないのが現状である。
本発明は、天然石形状の外観を呈する護岸ブロ
ツク、護床ブロツクを効率良く生産し得るコンク
リートブロツクの製造法を提供するもとを技術的
課題とするものである。
ツク、護床ブロツクを効率良く生産し得るコンク
リートブロツクの製造法を提供するもとを技術的
課題とするものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
任意の天然石１を選択し、該天然石１の表面形
状を繊維強化樹脂製底板２と複数の繊維強化樹脂
製側板３に写し取り、繊維強化樹脂製側板３に連
結用環４を貫入する窓孔５を設け、繊維強化樹脂
製底板２の周囲に繊維強化樹脂製側板３を立設止
着し、前記窓孔５に連結用環４を貫入して繊維強
化樹脂製側板３の内側方向へ突出せしめ、この連
結用環４を適宜手段により繊維強化樹脂製側板３
に止着し、繊維強化樹脂製底板２、繊維強化樹脂
製側板３とで囲まれた空間６にコンクリートを流
入し、コンクリート硬化後繊維強化樹脂製底板
２、繊維強化樹脂製側板３を取り外すことで天然
石形状の外観を呈するコンクリートブロツク７を
成形することを特徴とする天然石形状の外観を呈
するコンクリートブロツクの製造法に係るもので
ある。
状を繊維強化樹脂製底板２と複数の繊維強化樹脂
製側板３に写し取り、繊維強化樹脂製側板３に連
結用環４を貫入する窓孔５を設け、繊維強化樹脂
製底板２の周囲に繊維強化樹脂製側板３を立設止
着し、前記窓孔５に連結用環４を貫入して繊維強
化樹脂製側板３の内側方向へ突出せしめ、この連
結用環４を適宜手段により繊維強化樹脂製側板３
に止着し、繊維強化樹脂製底板２、繊維強化樹脂
製側板３とで囲まれた空間６にコンクリートを流
入し、コンクリート硬化後繊維強化樹脂製底板
２、繊維強化樹脂製側板３を取り外すことで天然
石形状の外観を呈するコンクリートブロツク７を
成形することを特徴とする天然石形状の外観を呈
するコンクリートブロツクの製造法に係るもので
ある。
任意の天然石１を選択し、天然石１の表面に離
形剤を塗布し、プリプレグ状態のFRP板８を天
然石１の表面に及び側周面に被覆して加熱加圧状
態で硬化せしめて天然石１の表面凹凸形状を
FRP板８に写し取る（第１図参照）。
形剤を塗布し、プリプレグ状態のFRP板８を天
然石１の表面に及び側周面に被覆して加熱加圧状
態で硬化せしめて天然石１の表面凹凸形状を
FRP板８に写し取る（第１図参照）。
このようなプリプレグ状態のFRP８を用いず、
天然石１に不飽和のポリエステル樹脂を塗布し、
ガラス繊維により形成した不織布や織布を天然石
１に数枚重ね、硬化剤を併用して天然石１の表面
凹凸形状を写し取つても良い。
天然石１に不飽和のポリエステル樹脂を塗布し、
ガラス繊維により形成した不織布や織布を天然石
１に数枚重ね、硬化剤を併用して天然石１の表面
凹凸形状を写し取つても良い。
天然石１の表面凹凸形状を写し取つたFRP板
８を繊維強化樹脂製底板２、繊維強化樹脂製側板
３とし、繊維強化樹脂製底板２の周囲に繊維強化
樹脂製側板３を立設止着するとともに繊維強化樹
脂製側板３同志を止着して型枠９を形成する（第
２図参照）。
８を繊維強化樹脂製底板２、繊維強化樹脂製側板
３とし、繊維強化樹脂製底板２の周囲に繊維強化
樹脂製側板３を立設止着するとともに繊維強化樹
脂製側板３同志を止着して型枠９を形成する（第
２図参照）。
繊維強化樹脂製底板２と繊維強化樹脂製側板３
との止着、繊維強化樹脂製底板２同志の止着は繊
維強化樹脂製底板２、繊維強化樹脂製側板３の周
縁に形成した鍔部１４にボルト・ナツト１３を止
着することで行う。
との止着、繊維強化樹脂製底板２同志の止着は繊
維強化樹脂製底板２、繊維強化樹脂製側板３の周
縁に形成した鍔部１４にボルト・ナツト１３を止
着することで行う。
尚、繊維強化樹脂製底板２には型枠９を安定配
置して作業効率を高めるべく台脚１５を付設する
ことが望ましい。
置して作業効率を高めるべく台脚１５を付設する
ことが望ましい。
繊維強化樹脂製側板３となるFRP板８には所
定位置に連結凸部１０を成形する為の凹部１１を
形成し、この凹部１１の頂壁に連結用環４を貫入
する為の窓孔５を設ける。
定位置に連結凸部１０を成形する為の凹部１１を
形成し、この凹部１１の頂壁に連結用環４を貫入
する為の窓孔５を設ける。
次に、型枠９の窓孔５に連結用環４を挿入して
型枠９の内側に突出せしめ、連結用環４を例えば
テープで繊維強化樹脂製側板３に止着し、窓孔５
の隙間をテープで閉塞して型枠９に連結用環４を
セツトし、型枠９内面に型離れを良好にする為離
型剤を塗布してコンクリートを流し込む（第３図
参照）。
型枠９の内側に突出せしめ、連結用環４を例えば
テープで繊維強化樹脂製側板３に止着し、窓孔５
の隙間をテープで閉塞して型枠９に連結用環４を
セツトし、型枠９内面に型離れを良好にする為離
型剤を塗布してコンクリートを流し込む（第３図
参照）。
コンクリート硬化後、型枠９を取り除き、上下
を逆にすると、第４図に示すような天然石形状の
外観を呈するコンクリートブロツク７が成形され
ることになる。
を逆にすると、第４図に示すような天然石形状の
外観を呈するコンクリートブロツク７が成形され
ることになる。
第２図は３カ所に連結凸部１０を突設した第４
図の製品を成形する為の型枠９であり、この第４
図の製品は第５図のように連結部材１２を使用し
て縦横に複数個連結して川岸や海岸に配設して護
岸ブロツク、護床ブロツクとして用いる。
図の製品を成形する為の型枠９であり、この第４
図の製品は第５図のように連結部材１２を使用し
て縦横に複数個連結して川岸や海岸に配設して護
岸ブロツク、護床ブロツクとして用いる。
第６，７，８図は別タイプのコンクリートブロ
ツク７であり、これら別タイプのコンクリートブ
ロツク７を成型する場合には繊維強化樹脂製側板
３の枚数を増減させて型枠９を形成する。
ツク７であり、これら別タイプのコンクリートブ
ロツク７を成型する場合には繊維強化樹脂製側板
３の枚数を増減させて型枠９を形成する。
本発明は、上述のように繊維強化樹脂製板によ
り型枠を形成するから耐錆性等耐久性が向上する
丈夫な型枠が形成される。
り型枠を形成するから耐錆性等耐久性が向上する
丈夫な型枠が形成される。
また、本発明は天然石の表面凹凸をそつくり写
し取つた型枠によりコンクリートブロツクを成形
するから、成型されたコンクリートブロツク表面
に形成される凹凸は天然石そつくりの感じが呈さ
れ、従来品に比し天然石の感じが格段の差で表現
されることになる。
し取つた型枠によりコンクリートブロツクを成形
するから、成型されたコンクリートブロツク表面
に形成される凹凸は天然石そつくりの感じが呈さ
れ、従来品に比し天然石の感じが格段の差で表現
されることになる。
更に、複数の繊維強化樹脂製側板により型枠を
構成することとしたから、大きなコンクリートブ
ロツクを成型しようとしても繊維強化樹脂製側板
が大きくなることはなく、それだけ作業性が向上
することになる。
構成することとしたから、大きなコンクリートブ
ロツクを成型しようとしても繊維強化樹脂製側板
が大きくなることはなく、それだけ作業性が向上
することになる。
また、本発明は、連結用環をコンクリートブロ
ツクと一体に成形することができるから、コンク
リートブロツク完成後に連結用環を付設する手間
が省けるとともに連結用環が一体に埋設された堅
固なコンクリートブロツクが提供されることにな
る為秀れた効果を発揮する天然石形状の外観を呈
するコンクリートブロツクの製造法となる。
ツクと一体に成形することができるから、コンク
リートブロツク完成後に連結用環を付設する手間
が省けるとともに連結用環が一体に埋設された堅
固なコンクリートブロツクが提供されることにな
る為秀れた効果を発揮する天然石形状の外観を呈
するコンクリートブロツクの製造法となる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は繊維強化樹脂製底板、繊維強化樹脂製側板を形
成する為、天然石にFRP板を被覆した状態の説
明図、第２図は本発明に係る型枠の分解斜視図、
第３図は型枠内にコンクリートを流入した状態の
一部を切り欠いた断面図、第４図は本発明の実施
により成形されたコンクリートブロツクの斜視
図、第５図は本発明の実施により成形されたコン
クリートブロツクを連結した状態の平面図、第
６，７，８図は本発明の実施により成型された別
例のコンクリートブロツクの平面図である。 １……天然石、２……繊維強化樹脂製底板、３
……繊維強化樹脂製側板、４……連結用環、５…
…窓孔、６……空間、７……コンクリートブロツ
ク。
は繊維強化樹脂製底板、繊維強化樹脂製側板を形
成する為、天然石にFRP板を被覆した状態の説
明図、第２図は本発明に係る型枠の分解斜視図、
第３図は型枠内にコンクリートを流入した状態の
一部を切り欠いた断面図、第４図は本発明の実施
により成形されたコンクリートブロツクの斜視
図、第５図は本発明の実施により成形されたコン
クリートブロツクを連結した状態の平面図、第
６，７，８図は本発明の実施により成型された別
例のコンクリートブロツクの平面図である。 １……天然石、２……繊維強化樹脂製底板、３
……繊維強化樹脂製側板、４……連結用環、５…
…窓孔、６……空間、７……コンクリートブロツ
ク。
Claims (1)
- １ 任意の天然石を選択し、該天然石の表面形状
を繊維強化樹脂製底板と複数の繊維強化樹脂製側
板に写し取り、繊維強化樹脂製側板に連結用環を
貫入する窓孔を設け、繊維強化樹脂製底板の周囲
に繊維強化樹脂製側板を立設止着し、前記窓孔に
連結用環を貫入して繊維強化樹脂製側板の内側方
向へ突出せしめ、この連結用環を適宜手段により
繊維強化樹脂製側板に止着し、繊維強化樹脂製底
板、繊維強化樹脂製側板とで囲まれた空間にコン
クリートを流入し、コンクリート硬化後繊維強化
樹脂製底板、繊維強化樹脂製側板を取り外すこと
で天然石形状の外観を呈するコンクリートブロツ
クを成形することを特徴とする天然石形状の外観
を呈するコンクリートブロツクの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34471089A JPH03205109A (ja) | 1989-12-30 | 1989-12-30 | 天然石形状の外観を呈するコンクリートブロックの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34471089A JPH03205109A (ja) | 1989-12-30 | 1989-12-30 | 天然石形状の外観を呈するコンクリートブロックの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03205109A JPH03205109A (ja) | 1991-09-06 |
| JPH0541406B2 true JPH0541406B2 (ja) | 1993-06-23 |
Family
ID=18371383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34471089A Granted JPH03205109A (ja) | 1989-12-30 | 1989-12-30 | 天然石形状の外観を呈するコンクリートブロックの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03205109A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07119457B2 (ja) * | 1992-02-28 | 1995-12-20 | 共和コンクリート工業株式会社 | マトリックス状擬岩ブロックの製造法 |
| JP2772223B2 (ja) * | 1993-09-13 | 1998-07-02 | 株式会社サンブレス | マトリックス状ブロック |
| KR20020044996A (ko) * | 2000-12-07 | 2002-06-19 | 박용운 | 호환블록 제조방법 및 호환블록 구조 |
| KR100720132B1 (ko) * | 2006-06-16 | 2007-05-18 | 정재천 | 무늬면이 분리된 석재블록과 상기 석재블록의 제작방법 |
| CN102528895B (zh) * | 2010-12-15 | 2013-12-04 | 展望 | 制作石头的方法及该方法使用的素园造石机 |
-
1989
- 1989-12-30 JP JP34471089A patent/JPH03205109A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03205109A (ja) | 1991-09-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623 Year of fee payment: 16 |
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