JPH0541173Y2 - - Google Patents

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JPH0541173Y2
JPH0541173Y2 JP3842288U JP3842288U JPH0541173Y2 JP H0541173 Y2 JPH0541173 Y2 JP H0541173Y2 JP 3842288 U JP3842288 U JP 3842288U JP 3842288 U JP3842288 U JP 3842288U JP H0541173 Y2 JPH0541173 Y2 JP H0541173Y2
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JP
Japan
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joint pin
lock
lever
door
precaution
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JP3842288U
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JPH01142774U (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はドアの開度を制限し室外者の不法進入
を防止する用心錠に係り、詳しくは、用心錠を施
錠した状態でドアを開閉したときに、ストライク
の縦長孔を摺動するジヨイントピンの摩耗を防止
し、ジヨイントピンの摩耗した際に生ずる用心錠
の作動不良が発生しないようにした用心錠に関す
るものである。
〔従来の技術〕
用心錠は、例えば特開昭62−50573号公報記載
の技術などがあり、第3図に示すように、ドア端
部に錠ケース1が内設され、錠ケース1のドア端
部側となるフロント2,3及びセカンドフロント
4に穿設された孔5にロツクプレートピン6が傾
斜及び回動自在に挿入され、一端にロツクプレー
トピン6を着設する用心レバー7の他側に枠側の
ストライクAに係合するジヨイントピン8が設け
られる。
ロツクプレートピン6は大径部9を有し、大径
部9とセカンドフロント4との間にばね10が挿
入され、用心レバー7はフロント3に形成された
凹部に格納される方向に付勢されている。
ジヨイントピン8の形状は、第6図に示すよう
に、先端に鍔部8aを有し、ストライクAには鍔
部8aが挿入される受孔11と受孔11に連設さ
れる縦長孔12が設けられる。
縦長孔12の幅寸法はジヨイントピン8の直径
よりも大であるが鍔部8aの直径よりも小さい。
フロント3には孔13が設けられ、孔13には
プツシヤー14が出没可能に設けられている。
そして、錠ケース1に回動可能に嵌着されサム
ターンによつて回動するハブ(図示しない)が解
錠角度にあるときには、プツシヤー14が錠ケー
ス内に没入している(第3図参照)。
サムターンを施錠角度に回動すると、プツシヤ
ー14がフロント3より突出し、プツシヤー14
に押された用心レバー7がロツクプレートピン6
を支点としてストライクA方向に傾動してジヨイ
ントピン8が受孔11に嵌入して用心錠が施錠さ
れる(第4図参照)。
用心錠が施錠された状態でドアを開くと、ジヨ
イントピン8が縦長孔12を摺動して上昇し、縦
長孔12の上端に達するとドアはそれ以上開かれ
ない(第5図及び第7図参照)。
此のドアの開度量は狭く、室外者が不法侵入で
きないようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
用心錠を施錠しているときにドアを開閉すると
ジヨイントピン8が縦長孔12を滑りながら上下
動するために、用心錠を長期間使用している間に
ジヨイントピン8の摺動部分15のみが偏摩耗し
て形状がくずれ且つその摩耗した表面が粗くなり
(第8図参照)、次第に用心錠の作動が不円滑とな
つて作動不良を生ずることがある。
本考案は、長期間使用しても作動不良を生ずる
虞れのない用心錠を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の用心錠に
おいては、ストライクの縦長孔を摺動するジヨイ
ントピンの外周面にリングを遊嵌した。
〔作用〕
用心錠を施錠してドアを開閉すると、ジヨイン
トピンの外周に遊嵌されたリングが縦長孔内を転
動しながら移動するので、摺動抵抗が減小して用
心錠が作動が円滑となると共に、リングの縦長孔
接触部が円周方向に均一となり部分的には偏摩耗
は生じない。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は用心レバー7に取付けられるジヨイン
トピン8の外周面にリング16を遊嵌した状態を
示す要部断面正面図であり、第2図はその各部品
の斜視図である。
用心レバー7に設けられた孔17にジヨイント
ピン8の小径部8bが挿入された後に、小径部8
bの端部をかしめてジヨイントピン8が用心レバ
ー7に固着されることは従来と同様であるが、本
考案では、ジヨイントピン8の外周面にリング1
6が挿入された後にジヨイントピン8が用心レバ
ー7に取付けられる。
リング16はジヨイントピン8と略同形状の筒
状体で、ジヨイントピン8の外周面を回動可能で
あり、先端の鍔部16aはストライクAの受孔1
1に挿入可能な寸法である。
その他に関しては従来の用心錠と同様である。
以上のように構成された用心錠は、施錠によつ
てリング16の鍔部16aが受孔11に係入し、
施錠状態でドアを開閉するとリング16が縦長孔
12を転動しながら上下動するので、従来のジヨ
イントピン8の滑り摩擦に比較して摩擦抵抗が小
さく用心錠の作動が円滑となり、且つ、リング1
6が転動するためリング16に局部的な偏摩耗は
なく、用心錠の作動の円滑性が持続されて作動の
耐久性が向上する。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、用心錠の作動が円滑となり且つ作動の耐久
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は用心レバーのジヨイントピン部の要部断面
正面図、第2図はジヨイントピン、リング等の斜
視図、第3図は解錠状態における用心錠の要部を
示す一部破断正面図、第4図は施錠状態における
用心錠の要部を示す一部破断正面図、第5図は施
錠状態で開扉された場合の用心錠の要部を示す一
部破断正面図、第6図は従来のジヨイントピン周
辺の一部破断正面図、第7図は施錠状態で開扉さ
れた場合の用心レバーとストライクの関係を示す
略図、第8図は従来のジヨイントピンの摺動部分
に生ずる偏摩耗を示す略図である。 A……ストライク、1……ケース、6……ロツ
クプレートピン、7……用心レバー、8……ジヨ
イントピン、8a……鍔部、11……受孔、12
……縦長孔、16……リング、16a……鍔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアの端部に内設された錠ケースと、該錠ケー
    スに回動可能に嵌着され室内側のサムターンによ
    り回動するハブと、該ハブの回動により上記錠ケ
    ースより出没する用心レバーとを有し、該用心レ
    バーが突出したときに該用心レバーに設けられた
    ジヨイントピンがストライクに設けられた受孔に
    係入し開扉したときに上記受孔に連設された縦長
    孔を摺動する用心錠において、上記ジヨイントピ
    ンの外周面にリングを遊嵌したことを特徴とする
    用心錠。
JP3842288U 1988-03-25 1988-03-25 Expired - Lifetime JPH0541173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3842288U JPH0541173Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

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JP3842288U JPH0541173Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01142774U JPH01142774U (ja) 1989-09-29
JPH0541173Y2 true JPH0541173Y2 (ja) 1993-10-19

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JP3842288U Expired - Lifetime JPH0541173Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

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JPH01142774U (ja) 1989-09-29

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