JPH0541136U - 半導体薄膜形成装置 - Google Patents

半導体薄膜形成装置

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JPH0541136U
JPH0541136U JP9977691U JP9977691U JPH0541136U JP H0541136 U JPH0541136 U JP H0541136U JP 9977691 U JP9977691 U JP 9977691U JP 9977691 U JP9977691 U JP 9977691U JP H0541136 U JPH0541136 U JP H0541136U
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JP
Japan
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chamber
thin film
heater
semiconductor thin
substrate
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Application number
JP9977691U
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English (en)
Inventor
康則 鈴木
浩 石丸
武志 山本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、高品質のa−Si薄膜を歩留り
良く形成できるようにした半導体薄膜形成装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 内部を真空状態に保持できるチャンバー1
と、このチャンバー1内に収納した基板2を加熱するヒ
ータ31とを設けた半導体薄膜形成装置において、上記
ヒータ31をチャンバー31の外側面に接して設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、半導体薄膜形成装置に係り、特に高品質のアモルファスシリコン (a−Si)薄膜を歩留り良く形成できるようにした半導体薄膜形成装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
例えば太陽電池、感光体ドラム、薄膜トランジスタ、各種センサに用いられる アモルファス半導体薄膜を形成する方法としては、蒸着法、スパッタリング法、 化学気相成長法(CVD法)などがあり、アモルファス半導体薄膜を形成する装 置、すなわち、半導体薄膜形成装置としては、例えば特開昭56−114387 号に開示されているように、真空状態ないし大気圧よりも低圧の減圧状態に保持 されるチャンバー内で半導体を形成するものが主流を占めている。
【0003】 この種の半導体薄膜形成装置としては、例えば図3に示すように、仕込部20 1内で基板1の気孔から大気を吸引排除した後、第1反応部202内でP型薄膜 層を例えばプラズマ気相成長法で形成し、この後第2反応部203内でI型薄膜 層を形成し、更に第3反応部204内でN型薄膜層を形成し、更にこの後、取出 部205内で反応ガスを排除してから製品を取り出すように構成されるものがあ る。
【0004】 第1ないし第3の各反応部202・203・203は、例えば図4に示すよう に、内部を真空状態に保持できるチャンバー101と、このチャンバー101内 で基板102の表面に半導体薄膜を形成するための機構103とを備えている。
【0005】 この機構103には、例えば、チャンバー101内の空気を排除する排気装置 、空気が排除されたチャンバー101内に原料ガスを供給する原料ガス供給装置 、チャンバー101内の原料ガス及び基板102を加熱するヒータ104、チャ ンバー101内に電界を形成して原料ガスをプラズマ化するための電極105、 チャンバー101内の所定の位置まで基板102を搬入し、薄膜形成後にこの基 板102をチャンバー101外に搬出する搬送装置106等が含まれる。
【0006】 上記ヒータ104はチャンバー101内の上部に配置され、搬送装置106は 前後方向(図上、紙面に垂直な方向)に適当な間隔を置いて、チャンバー101 の図上、左右の両側壁に回転軸106aを介して回転自在に片持ち支持された多 数の搬送用ローラ106bと、各搬送用ローラ106bを同期させるチェン伝動 装置106cを介して駆動する駆動モータ106dとを備えている。
【0007】 チェン伝動装置106cは、チャンバー101の気密性を確保するためチャン バー101内に配置され、各ローラ106bの回転軸106aに固定したスプロ ケット106eと、左右の各回転軸106aのスプロケット106eどうしを連 動させる左右1対のチェーン106fと、左右1対のチェーン106fを駆動モ ータ106に連結させる通し軸107gとを備える。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
この従来装置においては、ヒータ104の発熱がヒータ104から真空状態の チャンバー101内に輻射されるので、輻射効率が低く、ヒータ104の近傍で は十分に雰囲気温度や基板102が加熱されるが、ヒータ104から遠いチャン バー101内の部分には十分に輻射されず、温度が例えば150℃程度以下にな ることがある。
【0009】 チャンバー101内の雰囲気温度が150℃程度以下になると、いわゆる、フ レークが発生し、このフレークは基板102の表面に付着してピンホールを発生 させたり、チャンバー101の壁内面に付着して不純ガスを吸着し、薄膜形成時 に真空状態になるチャンバー内にその不純ガスが拡散する、いわゆる、脱ガスを 招いている。この脱ガスはチャンバー101内の気相反応の障害となり、アモル ファスシリコン(以下、a−Siと略記する。)層の品質を低下させる。
【0010】 この考案は、上記の問題を解消し、高品質のa−Si薄膜を歩留り良く形成で きるようにした半導体薄膜形成装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案は、内部を真空状態に保持できるチャンバーと、このチャンバー内に 基板を加熱するヒータを設けた半導体薄膜形成装置において、上記ヒータをチャ ンバーの外側面に接して設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】
ヒータをチャンバーの外側面に接して設けることにより、ヒータの発熱をチャ ンバーの外側面からチャンバー全体に伝達させ、チャンバーの壁内面全体をフレ ークの発生を防止できる所定の温度以上にし、更に、壁内面からの輻射熱でチャ ンバー内の雰囲気及び基板が所定の温度以上に加熱される。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1はこの考案の一実施例に係るプラズマCVD装置の縦断正面図である。
【0014】 この装置は、内部を真空状態に保持できるチャンバー1と、チャンバー1内で 基板2にa−Si薄膜を形成するための機構3とを備える。
【0015】 上記チャンバー1は、上側面が全面的に開放された本体1aと、本体1aのこ の開放面の開口部1bを閉塞する蓋体1cと、チャンバー1の気密性を確保する ため、本体1aと蓋体1cとの間に介装される封止部材1dとを備えている。
【0016】 なお、図示はしないが、チャンバー1の前側壁と後側壁とにはそれぞれ基板2 を出し入れするための開口部が形成され、これらの開口部ではそれぞれ気密扉で 開閉するようにしてある。
【0017】 上記機構3は、チャンバー1内の雰囲気を加熱するためのヒータ31、チャン バー1内に電界を形成するためのRF電極32、チャンバー1内で基板2を支持 するとともに、基板2を前後方向(図上、紙面に垂直な方向)にチャンバー1の 内外にわたって搬送する搬送装置33、電源装置34、図示しない排気装置及び 原料ガス供給装置が含まれる。
【0018】 上記ヒータ31はチャンバー1の上下両面に接して1対設けられる。すなわち 、上記蓋体1cは、周縁部を除いて本体1a内に陥没させてあり、この陥没部1 eの上面に接して上側のヒータ31が配置される。この上側のヒータ31の上側 には上方への放熱を防止する断熱材35が配置されている。また、下側のヒータ 31はチャンバー1の底面に接して設けられる。
【0019】 上記RF電極32は本体1aの底壁に沿って設けられ、高周波電流を供給する 上記電源装置34に接続される。
【0020】 また、上記搬送装置33はチャンバー1外に配置されるモータ33aと、チャ ンバー1内に前後方向に適当な間隔を置いて配置され、本体1aの左右各壁に回 転自在に片持ち状に支持された多数の搬送用ローラ33bとを備え、上記各ロー ラ33bのうち少なくとも互いに左右で対向する1対のローラ33bは磁気カッ プリング33cを介してモータ33aに連動される。
【0021】 なお、複数対のローラ33bをそれぞれ磁気カップリング33cを介してモー タ33aで個別的に駆動する場合には、各モータ33aが同期運転される。
【0022】 上記磁気カップリング33cは図2に示すように、モータ33aに連動して回 転する駆動マグネット33dと、駆動マグネット33dにより形成される磁界内 に駆動マグネット33dと同軸心状に配置され、ローラ33bに回転軸33eを 介して連結された磁性体33fとを備え、駆動マグネット33dを回転させるこ とにより磁性体33fを磁気吸着力で回転させるように構成される。
【0023】 この実施例では、チャンバー1の蓋体1cの上側面に接してヒータ31を設け ているので、ヒータ31の発熱が蓋体1c及び封止部材1cを介して本体1aに 伝達され、チャンバー1全体がフレークが発生しない程度の温度、すなわち、約 150℃以上に加熱される。そして、このチャンバー1全体からその内部の雰囲 気に熱が輻射され、ローラ33bや基板2が加熱される。したがって、チャンバ ー1内の雰囲気全体が約150℃以上に加熱されるので、チャンバー1内ではほ とんどフレークが発生しなくなり、基板2表面へのフレークの付着によるピンホ ールの発生を防止できるとともに、フレークあるいはこれが付着した壁面からの 脱ガスがなくなり、脱ガスによるa−Si薄膜の品質低下を防止できる。その結 果、高品質のa−Si薄膜を形成できるとともに、ピンホールや低品質の不良の 発生を防止して、歩留りを高めることができる。
【0024】 また、この実施例では、搬送用のローラ33bを磁気カップリング33cを介 してモータ33aに連動しているので、ローラ33bを同期させるために従来必 要としていたチェーン伝動装置を省略することができ、装置全体の小型化及びコ ンパクト化を図ることができる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は、チャンバーの外側面に接してヒータを設け るので、ヒータの発熱がチャンバー全体に伝導伝達され、チャンバーの壁内面全 体をフレークが発生するおそれのない程度の温度以上に加熱することができる。 その結果、チャンバー内の雰囲気、基板及び搬送用ローラ等をフレークが発生す るおそれのない程度の温度以上に加熱できるので、チャンバー内でのフレークの 発生及びフレークによるピンホールやa−Si半導体薄膜の品質低下を防止でき 、高品質のa−Si半導体薄膜を歩留り良く形成できる。
【0026】 また、この考案において、特にチャンバー内で基板を支持するとともに、基板 をチャンバーの内外にわたって搬送する搬送装置を設け、この搬送装置の駆動モ ータと搬送用ローラと上記駆動モータとを磁気カップリングを介して連動した場 合には、搬送用ローラを同期させるために従来必要としていたチェーン伝導装置 を省略することができ、装置の小型化及びコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の縦断正面図である。
【図2】この考案の一実施例の磁気カップリングの縦断
正面図である。
【図3】従来例の模式図である。
【図4】従来の反応部の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 チャンバー 2 基板 31 ヒータ 33 搬送装置 33a モータ 33b ローラ 33c 磁気カップリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を真空状態に保持できるチャンバー
    と、このチャンバー内に基板を加熱するヒータを設けた
    半導体薄膜形成装置において、上記ヒータをチャンバー
    の外側面に接して設けたことを特徴とする半導体薄膜形
    成装置。
  2. 【請求項2】 上記チャンバー内で基板を支持するとと
    もに、基板をチャンバーの内外にわたって搬送する搬送
    装置を設け、この搬送装置の駆動モータと搬送用ローラ
    と上記駆動モータとを磁気カップリングを介して連動し
    たことを特徴とする請求項1に記載の半導体薄膜形成装
    置。
JP9977691U 1991-11-06 1991-11-06 半導体薄膜形成装置 Pending JPH0541136U (ja)

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