JPH0541029Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541029Y2 JPH0541029Y2 JP12436285U JP12436285U JPH0541029Y2 JP H0541029 Y2 JPH0541029 Y2 JP H0541029Y2 JP 12436285 U JP12436285 U JP 12436285U JP 12436285 U JP12436285 U JP 12436285U JP H0541029 Y2 JPH0541029 Y2 JP H0541029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- terminal
- lsi
- external connection
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 8
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 8
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案はICカード、より詳しくは静電気によ
るLSIの破壊を防止する対策を施したICカードに
関する。
るLSIの破壊を防止する対策を施したICカードに
関する。
＜従来の技術＞
ICカードは内蔵するLSIと接続した複数の端子
が表面に形成され、カード読み取り装置において
このICカードの端子と接触することにより、デ
ータの読み取りが行われる。
が表面に形成され、カード読み取り装置において
このICカードの端子と接触することにより、デ
ータの読み取りが行われる。
＜考案が解決しようとする問題点＞
上述のように、ICカードは内部のLSIと接続し
た端子が表面に露出しているので、この端子に人
体が触れることにより静電気が印加されると、
LSIが破壊される恐れがある。
た端子が表面に露出しているので、この端子に人
体が触れることにより静電気が印加されると、
LSIが破壊される恐れがある。
従来では、この静電気に対する特別な配慮がな
されていないのが通常であるが、一部には端子の
周囲に接地パターンを形成して、指が触れたとき
に静電気がこの接地パターンに流れるようにした
ものがある。すなわち、第９図乃至第１１図に示
すように、ICカード本体２５に配設されたプリ
ント基板２３にLSI２４と接続した複数の入出力
端子２１が形成され、この複数の入出力端子２１
の周囲に接地パターン２２が形成されている。し
かし、この場合には、プリント基板２３の端子２
１が形成された面全体を露出させる必要があり、
人体が触れる面積が大きいことや、さらに、端子
２１に触れた時には必ず接地パターン２２にも触
れるとは限らず、静電気対策として完全ではなか
つた。
されていないのが通常であるが、一部には端子の
周囲に接地パターンを形成して、指が触れたとき
に静電気がこの接地パターンに流れるようにした
ものがある。すなわち、第９図乃至第１１図に示
すように、ICカード本体２５に配設されたプリ
ント基板２３にLSI２４と接続した複数の入出力
端子２１が形成され、この複数の入出力端子２１
の周囲に接地パターン２２が形成されている。し
かし、この場合には、プリント基板２３の端子２
１が形成された面全体を露出させる必要があり、
人体が触れる面積が大きいことや、さらに、端子
２１に触れた時には必ず接地パターン２２にも触
れるとは限らず、静電気対策として完全ではなか
つた。
＜問題点を解決するための手段＞
本考案は、LSIを内蔵し、外被を構成するフイ
ルムに複数個の開口部を設け、それぞれがLSI端
子に接続され、かつ、その開口部を通じて外部に
露出した外部接続用端子が形成されたICカード
において、上記の各外部接続用端子のフイルムの
開口部を通じて露出している面の略中央部に相当
する位置に、接地端子がその外部接続用端子とは
絶縁された状態で形成されていることによつて特
徴づけられる。
ルムに複数個の開口部を設け、それぞれがLSI端
子に接続され、かつ、その開口部を通じて外部に
露出した外部接続用端子が形成されたICカード
において、上記の各外部接続用端子のフイルムの
開口部を通じて露出している面の略中央部に相当
する位置に、接地端子がその外部接続用端子とは
絶縁された状態で形成されていることによつて特
徴づけられる。
＜実施例＞
第２図はICカードの平面構成を示し、第３図
はICカードの断面構成を示す。ICカード本体１
は上フイルム２と下フイルム３の間にモジユール
基板４が配設され、さらに、モジユール基板４以
外の部分では上フイルム２、中フイルム５、下フ
イルム３の３層構造である。モジユール基板４に
は複数個の外部接続用端子６が形成され、この端
子６は上フイルム２の開口部からICカード本体
１の表面に露出している。モジユール基板４は、
第４図と第５図に示すように、プリント配線基板
７上にLSIチツプ８がモールド樹脂９により実装
され、さらに、このLSIチツプ８と接続した複数
個の外部接続用端子６が形成されている。
はICカードの断面構成を示す。ICカード本体１
は上フイルム２と下フイルム３の間にモジユール
基板４が配設され、さらに、モジユール基板４以
外の部分では上フイルム２、中フイルム５、下フ
イルム３の３層構造である。モジユール基板４に
は複数個の外部接続用端子６が形成され、この端
子６は上フイルム２の開口部からICカード本体
１の表面に露出している。モジユール基板４は、
第４図と第５図に示すように、プリント配線基板
７上にLSIチツプ８がモールド樹脂９により実装
され、さらに、このLSIチツプ８と接続した複数
個の外部接続用端子６が形成されている。
第１図は複数個の端子６の構成を示す。矩形の
端子６のほぼ中央部に円形の開口部６ａが形成さ
れ、この開口部６ａの内部に接地パターン１０が
形成される。端子６と接地パターン１０との間に
は間〓が形成され、端子６と接地パターン１０と
は電気的に絶縁している。接地パターン１０は、
図示しないスルーホールを介してプリント配線基
板７の裏面に形成された接地ラインと接続してい
る。
端子６のほぼ中央部に円形の開口部６ａが形成さ
れ、この開口部６ａの内部に接地パターン１０が
形成される。端子６と接地パターン１０との間に
は間〓が形成され、端子６と接地パターン１０と
は電気的に絶縁している。接地パターン１０は、
図示しないスルーホールを介してプリント配線基
板７の裏面に形成された接地ラインと接続してい
る。
第６図はICカードのモジユール基板４を内蔵
した部分の断面構造を示す。プリント配線基板７
に形成された端子６及び接地パターン１０は、上
フイルム２の開口部２ａに露出し、接地パターン
１０は開口部２ａのほぼ中央部に位置する。そし
て、開口部２ａの大きさが人間の指に比べて十分
小さいので、このICカード本体１を持つたとき
に、指１１は先ず開口部２ａの中央部の接地パタ
ーン１０と接触する。したがつて、静電気は接地
パターン１０へ流れ、端子６に接続されたLSI８
は静電気による破壊から保護される。
した部分の断面構造を示す。プリント配線基板７
に形成された端子６及び接地パターン１０は、上
フイルム２の開口部２ａに露出し、接地パターン
１０は開口部２ａのほぼ中央部に位置する。そし
て、開口部２ａの大きさが人間の指に比べて十分
小さいので、このICカード本体１を持つたとき
に、指１１は先ず開口部２ａの中央部の接地パタ
ーン１０と接触する。したがつて、静電気は接地
パターン１０へ流れ、端子６に接続されたLSI８
は静電気による破壊から保護される。
第７図はこのICカードから情報を読み取るカ
ード読み取り装置のピンの構成を示し、ピン１２
の先端部１２ａは中心部が凹面状である。そし
て、このピン１２を介してICカードから情報を
読み取るときは、第８図に示すように、ピン１２
は端子６のみと接触し、接地パターン１０とピン
１２とは接触しない。
ード読み取り装置のピンの構成を示し、ピン１２
の先端部１２ａは中心部が凹面状である。そし
て、このピン１２を介してICカードから情報を
読み取るときは、第８図に示すように、ピン１２
は端子６のみと接触し、接地パターン１０とピン
１２とは接触しない。
＜効果＞
本考案においては、ICカードの端子のほぼ中
央部に接地端子を形成したので、ICカードを持
つ手の指が先ずこの接地端子に触れることから、
LSIを静電気による破壊から確実に保護すること
ができる。さらに、パターンの形状のみで対応で
きるので、ICカードのコストアツプにはならな
い。
央部に接地端子を形成したので、ICカードを持
つ手の指が先ずこの接地端子に触れることから、
LSIを静電気による破壊から確実に保護すること
ができる。さらに、パターンの形状のみで対応で
きるので、ICカードのコストアツプにはならな
い。
第１図は本考案実施例の構成を示す平面図、第
２図は本考案実施例のICカードの平面構成を示
す図、第３図は本考案実施例のICカードの断面
構造を示す図、第４図は本考案実施例のモジユー
ル基板の平面構成を示す図、第５図は本考案実施
例のモジユール基板の側面構成を示す図、第６図
は本考案実施例の断面構成を示す図、第７図は本
考案実施例のカード読み取り装置のピンの形状を
示す図、第８図は本考案実施例のカード読み取り
装置のピンの断面形状を示す図、第９図は従来例
の端子の構成を示す図、第１０図は従来例のIC
カードの部分断面構造を示す図、第１１図は従来
例のICカードの部分平面構成を示す図である。 １……ICカード本体、６……外部接続用端子、
８……LSIチツプ、１０……接地パターン。
２図は本考案実施例のICカードの平面構成を示
す図、第３図は本考案実施例のICカードの断面
構造を示す図、第４図は本考案実施例のモジユー
ル基板の平面構成を示す図、第５図は本考案実施
例のモジユール基板の側面構成を示す図、第６図
は本考案実施例の断面構成を示す図、第７図は本
考案実施例のカード読み取り装置のピンの形状を
示す図、第８図は本考案実施例のカード読み取り
装置のピンの断面形状を示す図、第９図は従来例
の端子の構成を示す図、第１０図は従来例のIC
カードの部分断面構造を示す図、第１１図は従来
例のICカードの部分平面構成を示す図である。 １……ICカード本体、６……外部接続用端子、
８……LSIチツプ、１０……接地パターン。
Claims (1)
- LSIを内蔵し、外被を構成するフイルムに複数
個の開口部を設け、それぞれが前記LSI端子に接
続され、かつ、前記開口部を通じて外部に露出し
た外部接続用端子が形成されたICカードにおい
て、前記各外部接続用端子の前記フイルムの開口
部を通じて露出している面の略中央部に相当する
位置に、接地端子がその外部接続用端子とは絶縁
された状態で形成されていることを特徴とする
ICカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12436285U JPH0541029Y2 (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12436285U JPH0541029Y2 (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6233476U JPS6233476U (ja) | 1987-02-27 |
| JPH0541029Y2 true JPH0541029Y2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=31016303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12436285U Expired - Lifetime JPH0541029Y2 (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0727183Y2 (ja) * | 1988-03-28 | 1995-06-21 | 大日本印刷株式会社 | メモリカード |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP12436285U patent/JPH0541029Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6233476U (ja) | 1987-02-27 |
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