JPH0540955A - レンズクリーニングカートリツジ - Google Patents
レンズクリーニングカートリツジInfo
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- JPH0540955A JPH0540955A JP3217820A JP21782091A JPH0540955A JP H0540955 A JPH0540955 A JP H0540955A JP 3217820 A JP3217820 A JP 3217820A JP 21782091 A JP21782091 A JP 21782091A JP H0540955 A JPH0540955 A JP H0540955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- cleaning cartridge
- lens cleaning
- lens
- objective lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/121—Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラシ束に帯電した電荷を放電させて、静電
気による塵埃の付着を防止し、光ディスク装置の静電破
壊を防止することを目的とする。 【構成】 レンズクリーニングカートリッジ10内に対
物レンズをクリーニングするブラシ束11を備え、挿入
動作に伴って出没するとき、ブラシ束11をアース板1
2に摺接させて通電させ、上記アース板12をクリーニ
ングカートリッジの外筐の一部として側面25側にアー
ス板12の端面12cを露出させてアースをとってい
る。
気による塵埃の付着を防止し、光ディスク装置の静電破
壊を防止することを目的とする。 【構成】 レンズクリーニングカートリッジ10内に対
物レンズをクリーニングするブラシ束11を備え、挿入
動作に伴って出没するとき、ブラシ束11をアース板1
2に摺接させて通電させ、上記アース板12をクリーニ
ングカートリッジの外筐の一部として側面25側にアー
ス板12の端面12cを露出させてアースをとってい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置の対物
レンズをクリーニングするレンズクリーニングカートリ
ッジに関するものである。
レンズをクリーニングするレンズクリーニングカートリ
ッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、レーザ光の信号レベ
ルを検知しながら、記録、あるいは再生を行う装置であ
る。このように塵埃は上記光ディスク装置にとって極力
避けなければならないものである。このため、光ディス
ク装置は塵埃対策として塵埃の混入及び付着等が起こら
ない構造にして、さらにエアフィルタを取り付けて光学
系や記憶媒体の表面の正常な空気を供給する方法等が採
られている。上記光学系の中で樹脂剤により成形された
ものが多く用いられている対物レンズは、唯一空気に曝
されている部分になるが、この対物レンズ上にゴミ等が
付着するとレーザ光が散乱されて記録媒体への記録デー
タの書き込み、あるいは記録媒体からの記録データの読
み出しの機能が低下して不具合が生じてしまう。そこ
で、対物レンズのクリーニングが必要になる。この方法
としては、先端に取り付けられたブラシがクリーニング
カートリッジの挿入、排出を繰り返し行いながら、ブラ
シの先端が対物レンズに摺接して対物レンズの塵埃を拭
く方法等がある。
ルを検知しながら、記録、あるいは再生を行う装置であ
る。このように塵埃は上記光ディスク装置にとって極力
避けなければならないものである。このため、光ディス
ク装置は塵埃対策として塵埃の混入及び付着等が起こら
ない構造にして、さらにエアフィルタを取り付けて光学
系や記憶媒体の表面の正常な空気を供給する方法等が採
られている。上記光学系の中で樹脂剤により成形された
ものが多く用いられている対物レンズは、唯一空気に曝
されている部分になるが、この対物レンズ上にゴミ等が
付着するとレーザ光が散乱されて記録媒体への記録デー
タの書き込み、あるいは記録媒体からの記録データの読
み出しの機能が低下して不具合が生じてしまう。そこ
で、対物レンズのクリーニングが必要になる。この方法
としては、先端に取り付けられたブラシがクリーニング
カートリッジの挿入、排出を繰り返し行いながら、ブラ
シの先端が対物レンズに摺接して対物レンズの塵埃を拭
く方法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したク
リーニングカートリッジの利用によるクリーニング方法
では、上記クリーニングに用いるブラシと樹脂剤で成形
した対物レンズの摺接によって静電気が生じる。静電気
が帯電したこのブラシには、新たに塵埃等を吸着や付着
して次回の対物レンズのクリーニングにおいてクリーニ
ング効果を下げて却って汚してしまう虞れがある。ま
た、光ディスク装置は、光ディスク装置内部にこのよう
な帯電した部材が一時的にしても取り込まれることによ
って装置内部の例えば、対物レンズ駆動電気回路等に静
電破壊を起こす可能性が生じて誤動作の原因になる虞れ
がある。
リーニングカートリッジの利用によるクリーニング方法
では、上記クリーニングに用いるブラシと樹脂剤で成形
した対物レンズの摺接によって静電気が生じる。静電気
が帯電したこのブラシには、新たに塵埃等を吸着や付着
して次回の対物レンズのクリーニングにおいてクリーニ
ング効果を下げて却って汚してしまう虞れがある。ま
た、光ディスク装置は、光ディスク装置内部にこのよう
な帯電した部材が一時的にしても取り込まれることによ
って装置内部の例えば、対物レンズ駆動電気回路等に静
電破壊を起こす可能性が生じて誤動作の原因になる虞れ
がある。
【0004】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、簡単
な機構によりクリーニングに用いるブラシの帯電を防止
することのできるレンズクリーニングカートリッジの提
供を目的とするものである。
な機構によりクリーニングに用いるブラシの帯電を防止
することのできるレンズクリーニングカートリッジの提
供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレンズクリ
ーニングカートリッジは、ローディング動作によりディ
スクを光ピックアップの対物レンズに対応させて回転駆
動させるディスクドライブ装置の上記対物レンズをクリ
ーニングするクリーニングカートリッジであって、クリ
ーニングカートリッジ内に、上記対物レンズに摺接する
クリーニング部材を上記挿入動作に伴って出没するよう
に備え、対物レンズを拭くブラシに帯電する静電気をア
ース板に通電させ、上記ディスクカートリッジの上記挿
入動作に伴って上記クリーニングカートリッジの外筐の
一部をなすように露出させた上記アース板でアースをと
ることにより、上述した課題を解決する。
ーニングカートリッジは、ローディング動作によりディ
スクを光ピックアップの対物レンズに対応させて回転駆
動させるディスクドライブ装置の上記対物レンズをクリ
ーニングするクリーニングカートリッジであって、クリ
ーニングカートリッジ内に、上記対物レンズに摺接する
クリーニング部材を上記挿入動作に伴って出没するよう
に備え、対物レンズを拭くブラシに帯電する静電気をア
ース板に通電させ、上記ディスクカートリッジの上記挿
入動作に伴って上記クリーニングカートリッジの外筐の
一部をなすように露出させた上記アース板でアースをと
ることにより、上述した課題を解決する。
【0006】
【作用】本発明に係るレンズクリーニングカートリッジ
は、クリーニング用のブラシをアース板に摺接させて、
さらに上記アース板をレンズクリーニングカートリッジ
の外筐に露出させてアースをとっている。
は、クリーニング用のブラシをアース板に摺接させて、
さらに上記アース板をレンズクリーニングカートリッジ
の外筐に露出させてアースをとっている。
【0007】
【実施例】本発明に係るレンズクリーニングカートリッ
ジにおける実施例について図面を参照しながら説明す
る。
ジにおける実施例について図面を参照しながら説明す
る。
【0008】本発明におけるレンズクリーニングカート
リッジの一実施例について図1を参照しながら説明す
る。ここで、図1は国際標準化機構(ISO)の標準の
ディスクカートリッジにおける3.5インチのディスク
カートリッジと略々同大のクリーニングカートリッジ1
0を示している。このレンズクリーニングカートリッジ
10は、図1に示すクリーニング用のブラシ束11と上
記した標準のディスクカートリッジと略々同形状同寸法
のカートリッジ27とを有して構成している。上記カー
トリッジ27は、ディスクを内部に収納し得る程度の大
きさとなされた方形状をなす上下一対の上ハーフと下ハ
ーフとからなり(図示せず)、これら上ハーフと下ハー
フとが突合わされ結合されて構成されている。
リッジの一実施例について図1を参照しながら説明す
る。ここで、図1は国際標準化機構(ISO)の標準の
ディスクカートリッジにおける3.5インチのディスク
カートリッジと略々同大のクリーニングカートリッジ1
0を示している。このレンズクリーニングカートリッジ
10は、図1に示すクリーニング用のブラシ束11と上
記した標準のディスクカートリッジと略々同形状同寸法
のカートリッジ27とを有して構成している。上記カー
トリッジ27は、ディスクを内部に収納し得る程度の大
きさとなされた方形状をなす上下一対の上ハーフと下ハ
ーフとからなり(図示せず)、これら上ハーフと下ハー
フとが突合わされ結合されて構成されている。
【0009】本発明に係るレンズクリーニングカートリ
ッジ10は、ローディング動作によりディスクを光ピッ
クアップの対物レンズに対応させて回転駆動させるディ
スクドライブ装置の上記対物レンズをクリーニングする
クリーニングカートリッジであって、このレンズクリー
ニングカートリッジ10内に、上記対物レンズに摺接す
るクリーニング部材を上記挿入動作に伴って出没するよ
うに備え、図1に示す対物レンズを拭くブラシ束11に
帯電する静電気をアース板12に通電させ、上記ディス
クカートリッジの上記挿入動作に伴って上記レンズクリ
ーニングカートリッジ10の外筐の一部をなすように露
出させた上記アース板12でアースをとっている。この
実施例において上記アース板12は、この挿入動作によ
りディスクドライブ装置のローディング部に配設されて
いる逆差し防止を行う逆差し防止ピン50(図4参照)
に接触させることによってアースをとっている。このよ
うにしてアースをとることにより、ブラシ束11に付着
したゴミ等の塵埃を対物レンズに付着させずにクリーニ
ングすることができ、静電気による装置の破壊も防止す
ることができる。
ッジ10は、ローディング動作によりディスクを光ピッ
クアップの対物レンズに対応させて回転駆動させるディ
スクドライブ装置の上記対物レンズをクリーニングする
クリーニングカートリッジであって、このレンズクリー
ニングカートリッジ10内に、上記対物レンズに摺接す
るクリーニング部材を上記挿入動作に伴って出没するよ
うに備え、図1に示す対物レンズを拭くブラシ束11に
帯電する静電気をアース板12に通電させ、上記ディス
クカートリッジの上記挿入動作に伴って上記レンズクリ
ーニングカートリッジ10の外筐の一部をなすように露
出させた上記アース板12でアースをとっている。この
実施例において上記アース板12は、この挿入動作によ
りディスクドライブ装置のローディング部に配設されて
いる逆差し防止を行う逆差し防止ピン50(図4参照)
に接触させることによってアースをとっている。このよ
うにしてアースをとることにより、ブラシ束11に付着
したゴミ等の塵埃を対物レンズに付着させずにクリーニ
ングすることができ、静電気による装置の破壊も防止す
ることができる。
【0010】次に、上記レンズクリーニングカートリッ
ジ10の構造について図1から図4を参照しながら説明
する。回転体であるブラシホルダ13には、ブラシ束1
1が植設されている。このブラシ束11は、未使用時に
レンズクリーニングカートリッジ10内に収納されてい
る。この収納状態を下ハーフ側から見た図が図3に示さ
れている。上記シャッタ部材14には、スライダ15が
ネジ16(図4を参照)により固定され、さらにスライ
ドカム17にも連結されている。上記シャッタ部材14
が開口部19を露出する矢印aの方向に移動させると、
上記ブラシホルダ13が上記シャッタ部材14の開閉動
作に連動回転してレンズクリーニングカートリッジ10
から突出する(図2参照)。このレンズクリーニングカ
ートリッジ10の前面18側の一部破断面図を図2に示
す。この図2は、このブラシ束11が収納状態から開口
部19の外方、すなわちブラシ束11を植設したブラシ
ホルダ13が、矢印cの方向に略々90°回転して突出
させて対物レンズに摺接して表面に付着していた塵埃等
を除去するクリーニング時の状態を示している。
ジ10の構造について図1から図4を参照しながら説明
する。回転体であるブラシホルダ13には、ブラシ束1
1が植設されている。このブラシ束11は、未使用時に
レンズクリーニングカートリッジ10内に収納されてい
る。この収納状態を下ハーフ側から見た図が図3に示さ
れている。上記シャッタ部材14には、スライダ15が
ネジ16(図4を参照)により固定され、さらにスライ
ドカム17にも連結されている。上記シャッタ部材14
が開口部19を露出する矢印aの方向に移動させると、
上記ブラシホルダ13が上記シャッタ部材14の開閉動
作に連動回転してレンズクリーニングカートリッジ10
から突出する(図2参照)。このレンズクリーニングカ
ートリッジ10の前面18側の一部破断面図を図2に示
す。この図2は、このブラシ束11が収納状態から開口
部19の外方、すなわちブラシ束11を植設したブラシ
ホルダ13が、矢印cの方向に略々90°回転して突出
させて対物レンズに摺接して表面に付着していた塵埃等
を除去するクリーニング時の状態を示している。
【0011】上記ブラシホルダ13に回転動作を行わせ
るため、上記ブラシホルダ13は、図示しない支軸中心
から離れた位置に突設した係合ピンを係合凹部(図示せ
ず)に配設して係合させている。また、上記ブラシホル
ダ13には、図1及び図2に示すそれぞれブラシ束11
の収納時と使用時の回転範囲(略々90°)を規制する
ための突起部20、21を突設形成している。また、上
記突起部20、21をそれぞれの位置で係止させるため
に、スライドカム17の中央部には、摺動量が考慮され
た長方形状の開口部22が設けられ、また、スライドカ
ム17は、スライドカム17が突起部21と係止する幅
を考慮して削成し、削成部22を設けている。
るため、上記ブラシホルダ13は、図示しない支軸中心
から離れた位置に突設した係合ピンを係合凹部(図示せ
ず)に配設して係合させている。また、上記ブラシホル
ダ13には、図1及び図2に示すそれぞれブラシ束11
の収納時と使用時の回転範囲(略々90°)を規制する
ための突起部20、21を突設形成している。また、上
記突起部20、21をそれぞれの位置で係止させるため
に、スライドカム17の中央部には、摺動量が考慮され
た長方形状の開口部22が設けられ、また、スライドカ
ム17は、スライドカム17が突起部21と係止する幅
を考慮して削成し、削成部22を設けている。
【0012】また、このレンズクリーニングカートリッ
ジ10を排出する場合、トーションバネ24は、上記ト
ーションバネ24の付勢力により、上記スライドカム1
7が上記シャッタ部材14を閉塞する矢印bの方向に移
動させる。このとき、上記ブラシホルダ13もブラシ束
11を収納する方向に連動回転してレンズクリーニング
カートリッジ10内に収納される。
ジ10を排出する場合、トーションバネ24は、上記ト
ーションバネ24の付勢力により、上記スライドカム1
7が上記シャッタ部材14を閉塞する矢印bの方向に移
動させる。このとき、上記ブラシホルダ13もブラシ束
11を収納する方向に連動回転してレンズクリーニング
カートリッジ10内に収納される。
【0013】また、図2に示すようにブラシ束11は、
ブラシホルダ13を回転する際に樹脂材からなるブラシ
束11に帯電した静電気を除電するためにアース板12
と接触させている。このアース板12との接触によっ
て、帯電していた電荷はアース板12側に通電する。ブ
ラシ束11は、上記アース板12との接触部12a、1
2bを山形に折曲形成してもよい。さらに、このアース
板12はレンズクリーニングカートリッジ10の外筐2
7の一側面25側に設けたスリット26を通して折曲し
た面12cを形成している。このアース板12の面12
cは、上記レンズクリーニングカートリッジ10の側面
25を形成する一部となるように露出している。このア
ース板12の端面12cが、後述する逆差し防止ピン5
0と接触してアースしている。なお、このブラシの回転
動作は、上述した方法に限定するものでなく、その他に
も各種の方法がある。
ブラシホルダ13を回転する際に樹脂材からなるブラシ
束11に帯電した静電気を除電するためにアース板12
と接触させている。このアース板12との接触によっ
て、帯電していた電荷はアース板12側に通電する。ブ
ラシ束11は、上記アース板12との接触部12a、1
2bを山形に折曲形成してもよい。さらに、このアース
板12はレンズクリーニングカートリッジ10の外筐2
7の一側面25側に設けたスリット26を通して折曲し
た面12cを形成している。このアース板12の面12
cは、上記レンズクリーニングカートリッジ10の側面
25を形成する一部となるように露出している。このア
ース板12の端面12cが、後述する逆差し防止ピン5
0と接触してアースしている。なお、このブラシの回転
動作は、上述した方法に限定するものでなく、その他に
も各種の方法がある。
【0014】上記レンズクリーニングカセット10を用
いてクリーニングする対象である光ディスク記録及び/
再生装置の外観斜視図を図3に示す。図6に示す光ディ
スク記録及び/再生装置30は、簡単に説明すると前面
パネル31、上面パネル32、各種制御部等を搭載する
筐体33及びディスクカートリッジを挿入するカートリ
ッジローディング部(図示せず)等で構成されている。
いてクリーニングする対象である光ディスク記録及び/
再生装置の外観斜視図を図3に示す。図6に示す光ディ
スク記録及び/再生装置30は、簡単に説明すると前面
パネル31、上面パネル32、各種制御部等を搭載する
筐体33及びディスクカートリッジを挿入するカートリ
ッジローディング部(図示せず)等で構成されている。
【0015】本発明のレンズクリーニングカートリッジ
10が、光ディスク記録及び/再生装置30の前面パネ
ル31に防塵対策として設けられた蓋34を挿入に伴い
装置内部に向かって回転させて挿入される。この挿入に
応じて上述したようにローディングを防止して光学ピッ
クアップに取り付けられている対物レンズをクリーニン
グする。レンズクリーニングカートリッジ10は、ロー
ディングを防止していることによりローディング機構に
よる係合がなされない。従って、レンズクリーニングカ
ートリッジ10は排出するためのエジェクトボタン35
を押すことなく、排出される。このようにレンズクリー
ニングカートリッジ10を挿入・排出する出没動作を数
回繰り返し行うことにより、上記ブラシホルダ13に植
設されたブラシ束13で対物レンズのクリーニングが行
われる。
10が、光ディスク記録及び/再生装置30の前面パネ
ル31に防塵対策として設けられた蓋34を挿入に伴い
装置内部に向かって回転させて挿入される。この挿入に
応じて上述したようにローディングを防止して光学ピッ
クアップに取り付けられている対物レンズをクリーニン
グする。レンズクリーニングカートリッジ10は、ロー
ディングを防止していることによりローディング機構に
よる係合がなされない。従って、レンズクリーニングカ
ートリッジ10は排出するためのエジェクトボタン35
を押すことなく、排出される。このようにレンズクリー
ニングカートリッジ10を挿入・排出する出没動作を数
回繰り返し行うことにより、上記ブラシホルダ13に植
設されたブラシ束13で対物レンズのクリーニングが行
われる。
【0016】上記したディスクカートリッジを挿入して
ローディング操作するカートリッジローディング部のカ
ートリッジトレーについて図4を参照しながら説明す
る。上記カートリッジローディング部のカートリッジト
レー40は、レンズクリーニングカートリッジ10を挿
入保持され得るに足る大きさの略々平板状に形成され、
相対向する両側には、上記レンズクリーニングカートリ
ッジ10を保持する断面を略々コ字状をなすカートリッ
ジトレー40に保持部41a、41bが形成されてい
る。
ローディング操作するカートリッジローディング部のカ
ートリッジトレーについて図4を参照しながら説明す
る。上記カートリッジローディング部のカートリッジト
レー40は、レンズクリーニングカートリッジ10を挿
入保持され得るに足る大きさの略々平板状に形成され、
相対向する両側には、上記レンズクリーニングカートリ
ッジ10を保持する断面を略々コ字状をなすカートリッ
ジトレー40に保持部41a、41bが形成されてい
る。
【0017】このカートリッジトレー40の上板部42
には、このカートリッジトレー40に挿入されるレンズ
クリーニングカートリッジ10の上記シャッタ部材14
を開放操作するシャッタ開閉ピン43が設けられたシャ
ッタ開放レバー44が回動可能に取り付けられている。
上記シャッタ開放レバー44は、平面略々L字状として
形成され、その基端側を支点として支軸45によって上
記上板部42の上面42a側の略々中央部に回動可能に
支持されている。このシャッタ開放レバー44の先端側
には、上記シャッタ部材14を開放するシャッタ開閉ピ
ン43が植立されている。このシャッタ開閉ピン43
は、上記上板部42にこのシャッタ開閉ピン43の上記
支軸45を中心とする移動軌跡に沿って穿設されたシャ
ッタ開閉ピンガイド溝46を介して、上記カートリッジ
トレー40の内方向に垂下されている。
には、このカートリッジトレー40に挿入されるレンズ
クリーニングカートリッジ10の上記シャッタ部材14
を開放操作するシャッタ開閉ピン43が設けられたシャ
ッタ開放レバー44が回動可能に取り付けられている。
上記シャッタ開放レバー44は、平面略々L字状として
形成され、その基端側を支点として支軸45によって上
記上板部42の上面42a側の略々中央部に回動可能に
支持されている。このシャッタ開放レバー44の先端側
には、上記シャッタ部材14を開放するシャッタ開閉ピ
ン43が植立されている。このシャッタ開閉ピン43
は、上記上板部42にこのシャッタ開閉ピン43の上記
支軸45を中心とする移動軌跡に沿って穿設されたシャ
ッタ開閉ピンガイド溝46を介して、上記カートリッジ
トレー40の内方向に垂下されている。
【0018】このように回動可能に取り付けられたシャ
ッタ開放レバー44は、第1の引っ張りコイルバネ47
により、矢印dで示す上記シャッタ開閉ピン43をディ
スクカートリッジの挿脱口側に移動させる方向に付勢さ
れるようなされている。
ッタ開放レバー44は、第1の引っ張りコイルバネ47
により、矢印dで示す上記シャッタ開閉ピン43をディ
スクカートリッジの挿脱口側に移動させる方向に付勢さ
れるようなされている。
【0019】また、上記カートリッジトレー40の上板
部42には、このカートリッジトレー40に挿入される
ディスクカートリッジが誤った方向に挿入されることを
防止するための逆差し防止レバー48が回動可能に取り
付けられている。この逆差し防止レバー48は、基端側
を中心として支軸49によって、上記カートリッジトレ
ー40の一方のカートリッジ保持部41の一側縁寄りに
支持され、このカートリッジトレー40の上板部42の
上面42a上を回動可能となされている。この逆差し防
止レバー48の先端側には、この逆差し防止ピン50が
植立されている。この逆差し防止ピン50は、上記カー
トリッジトレー40の一側側に開口した切欠部51を介
して、上記カートリッジトレー40内に垂下されてい
る。
部42には、このカートリッジトレー40に挿入される
ディスクカートリッジが誤った方向に挿入されることを
防止するための逆差し防止レバー48が回動可能に取り
付けられている。この逆差し防止レバー48は、基端側
を中心として支軸49によって、上記カートリッジトレ
ー40の一方のカートリッジ保持部41の一側縁寄りに
支持され、このカートリッジトレー40の上板部42の
上面42a上を回動可能となされている。この逆差し防
止レバー48の先端側には、この逆差し防止ピン50が
植立されている。この逆差し防止ピン50は、上記カー
トリッジトレー40の一側側に開口した切欠部51を介
して、上記カートリッジトレー40内に垂下されてい
る。
【0020】そして、このように構成された逆差し防止
レバー48は、第2の引っ張りコイルバネ52によっ
て、矢印eで示す上記カートリッジトレー40内方向に
移動させる方向に付勢されている。また、逆差し防止レ
バー48において上記カートリッジトレー40内方向の
先端側にローラ53が植立されている。このローラ53
は、このローラ53の溝に上記シャッタ開放レバー44
の他端側44aが摺接するように段部44bを設けてい
る。この逆差し防止ピン50は、レンズクリーニングカ
ートリッジ10が挿入されると、上記シャッタ開放レバ
ー44の他端側44aが摺接によって上記カートリッジ
トレー40の一側側に開口した切欠部51を介して、突
出して上記レンズクリーニングカートリッジ10の側面
25側の上記アース板12の端面12cと接触する機構
になっている。
レバー48は、第2の引っ張りコイルバネ52によっ
て、矢印eで示す上記カートリッジトレー40内方向に
移動させる方向に付勢されている。また、逆差し防止レ
バー48において上記カートリッジトレー40内方向の
先端側にローラ53が植立されている。このローラ53
は、このローラ53の溝に上記シャッタ開放レバー44
の他端側44aが摺接するように段部44bを設けてい
る。この逆差し防止ピン50は、レンズクリーニングカ
ートリッジ10が挿入されると、上記シャッタ開放レバ
ー44の他端側44aが摺接によって上記カートリッジ
トレー40の一側側に開口した切欠部51を介して、突
出して上記レンズクリーニングカートリッジ10の側面
25側の上記アース板12の端面12cと接触する機構
になっている。
【0021】このレンズクリーニングカートリッジ10
は、対物レンズ及びブラッシングするブラシ束11が樹
脂材で構成されているため、クリーニングすることによ
って静電気を発生させてしまう。この静電気による各部
材の帯電を防止するため方法について図5から図7に示
す動作の模式図を参照しながら簡単に説明する。レンズ
クリーニングカートリッジ10を装着するカートリッジ
トレー40は、図5に示すように、この光ディスク記録
及び/又は再生装置に装着される上述のレンズクリーニ
ングカートリッジ10が挿入保持されるコの字形のカー
トリッジトレー40にディスクカートリッジの挿脱口側
から挿入する。このとき、逆差し防止レバー48にかし
められている金属製の逆差し防止ピン50にレンズクリ
ーニングカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜
面54が当接して上記逆差し防止レバー48が支軸49
を中心に矢印fの方向に回動する。この回動動作によっ
て、上記レンズクリーニングカートリッジ10のディス
クカートリッジは、そのまま挿入できる。
は、対物レンズ及びブラッシングするブラシ束11が樹
脂材で構成されているため、クリーニングすることによ
って静電気を発生させてしまう。この静電気による各部
材の帯電を防止するため方法について図5から図7に示
す動作の模式図を参照しながら簡単に説明する。レンズ
クリーニングカートリッジ10を装着するカートリッジ
トレー40は、図5に示すように、この光ディスク記録
及び/又は再生装置に装着される上述のレンズクリーニ
ングカートリッジ10が挿入保持されるコの字形のカー
トリッジトレー40にディスクカートリッジの挿脱口側
から挿入する。このとき、逆差し防止レバー48にかし
められている金属製の逆差し防止ピン50にレンズクリ
ーニングカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜
面54が当接して上記逆差し防止レバー48が支軸49
を中心に矢印fの方向に回動する。この回動動作によっ
て、上記レンズクリーニングカートリッジ10のディス
クカートリッジは、そのまま挿入できる。
【0022】さらに、上記レンズクリーニングカートリ
ッジ10の背面55側を押し込むことによってシャッタ
開放レバー44の先端にかしめられているシャッタ開閉
ピン43に衝合当接する。このとき、上記レンズクリー
ニングカートリッジ10のスライダ15が摺接しなが
ら、上記シャッタ開放レバー44が上記カートリッジト
レー40の挿脱口側に対向する内面56側に向かって、
すなわち矢印dの方向へ回動する。
ッジ10の背面55側を押し込むことによってシャッタ
開放レバー44の先端にかしめられているシャッタ開閉
ピン43に衝合当接する。このとき、上記レンズクリー
ニングカートリッジ10のスライダ15が摺接しなが
ら、上記シャッタ開放レバー44が上記カートリッジト
レー40の挿脱口側に対向する内面56側に向かって、
すなわち矢印dの方向へ回動する。
【0023】そして、カートリッジトレー40の最奥部
である上記挿脱口側に対向する内面56と接触して、図
7Aに示すレンズクリーニングカートリッジ10を挿入
した後の状態になる。このとき、図7Bに示すように側
面図は、前述した通りクリーニングするためのブラシ束
11が下ハーフ側の面57から対物レンズに向けて突出
することを示している。この状態で例えば、上記レンズ
クリーニングカートリッジ10を押し込んでいる手を放
した場合、引っ張りコイルバネ47と前述したレンズク
リーニングカートリッジ10内に配設されているトーシ
ョンバネ24の付勢力によって上記引っ張りコイルバネ
47が、上記カートリッジトレー40から上記挿脱口側
へ排出するように摺動する。図6は、それぞれ図5の挿
入開始以後の状態、あるいは図7に示すクリーニング以
後の排出途中の状態を示している。このとき、上記逆差
し防止レバー48にかしめられているローラ53は、上
記シャッタ開放レバー44との接触がなくなる。この逆
差し防止レバー48は、図6Aに示す矢印gの方向に上
記引っ張りコイルバネ52により戻される。この戻しに
より、逆差し防止ピン50は、レンズクリーニングカー
トリッジ10の一側面25側の前記アース板12の端面
12cと接触する。図6Bに示す側面図は、特に排出時
のクリーニングによる帯電した電荷を上記逆差し防止ピ
ン50と上記アース板12の端面12cとを接触させる
ことによってレンズクリーニングカートリッジ10から
光ディスク記録及び再生装置側にアースされることを示
している。
である上記挿脱口側に対向する内面56と接触して、図
7Aに示すレンズクリーニングカートリッジ10を挿入
した後の状態になる。このとき、図7Bに示すように側
面図は、前述した通りクリーニングするためのブラシ束
11が下ハーフ側の面57から対物レンズに向けて突出
することを示している。この状態で例えば、上記レンズ
クリーニングカートリッジ10を押し込んでいる手を放
した場合、引っ張りコイルバネ47と前述したレンズク
リーニングカートリッジ10内に配設されているトーシ
ョンバネ24の付勢力によって上記引っ張りコイルバネ
47が、上記カートリッジトレー40から上記挿脱口側
へ排出するように摺動する。図6は、それぞれ図5の挿
入開始以後の状態、あるいは図7に示すクリーニング以
後の排出途中の状態を示している。このとき、上記逆差
し防止レバー48にかしめられているローラ53は、上
記シャッタ開放レバー44との接触がなくなる。この逆
差し防止レバー48は、図6Aに示す矢印gの方向に上
記引っ張りコイルバネ52により戻される。この戻しに
より、逆差し防止ピン50は、レンズクリーニングカー
トリッジ10の一側面25側の前記アース板12の端面
12cと接触する。図6Bに示す側面図は、特に排出時
のクリーニングによる帯電した電荷を上記逆差し防止ピ
ン50と上記アース板12の端面12cとを接触させる
ことによってレンズクリーニングカートリッジ10から
光ディスク記録及び再生装置側にアースされることを示
している。
【0024】レンズクリーニングカートリッジ10の一
側面25側は、スリット状に穿設した孔26を通して折
曲して端部12cを形成し、レンズクリーニングカート
リッジ10の一側面25と同一面になるようしている。
このように図2に示したブラシ束11は、対物レンズを
摺接してクリーニングした後に生じるブラシ束11に帯
電した電荷を上記アース板12との接触により上記アー
ス板12に通電する。また、このアース板12の端部1
2cを介してカートリッジトレー40に配設されている
金属製の逆差し防止ピン50との接触により、上記レン
ズクリーニングカートリッジ10に帯電した電荷が光デ
ィスク装置に通電し除去される。図示しないが上記カー
トリッジトレー40を介して光ディスク装置は、この電
荷を逃がして、すなわち放電してアースを取ることがで
きる。
側面25側は、スリット状に穿設した孔26を通して折
曲して端部12cを形成し、レンズクリーニングカート
リッジ10の一側面25と同一面になるようしている。
このように図2に示したブラシ束11は、対物レンズを
摺接してクリーニングした後に生じるブラシ束11に帯
電した電荷を上記アース板12との接触により上記アー
ス板12に通電する。また、このアース板12の端部1
2cを介してカートリッジトレー40に配設されている
金属製の逆差し防止ピン50との接触により、上記レン
ズクリーニングカートリッジ10に帯電した電荷が光デ
ィスク装置に通電し除去される。図示しないが上記カー
トリッジトレー40を介して光ディスク装置は、この電
荷を逃がして、すなわち放電してアースを取ることがで
きる。
【0025】なお、静電気に対する対策は、上記端部1
2cを介してアースを取る方法に限定されるものでな
く、上記アース板12をレンズクリーニングカートリッ
ジ10の例えば図5に示す上ハーフ側の面58の金属製
の板金59と接続させてこの板金59を介してアースを
とってもよい。
2cを介してアースを取る方法に限定されるものでな
く、上記アース板12をレンズクリーニングカートリッ
ジ10の例えば図5に示す上ハーフ側の面58の金属製
の板金59と接続させてこの板金59を介してアースを
とってもよい。
【0026】図8Aに示すブラシホルダ13とスライド
カム17の要部拡大図では、ブラシホルダ13が上記ス
ライドカム17に設けられた開口部22に突起部20を
挿入してブラシ束13を収納するときを示しており、図
8Bが示すように削成部23の端部23aで突起部21
を押圧し、さらにスライドカム17の下面17aで当接
させながら、ブラシ束11が上記スライダカム17と同
じ水平位置までブラシホルダ13を回転させて収納して
いる。また、突起部20は開口部22の端部21bで停
止位置を規制してもよい。このとき、シャッタ部材14
は、閉塞状態になるよう摺動されている。
カム17の要部拡大図では、ブラシホルダ13が上記ス
ライドカム17に設けられた開口部22に突起部20を
挿入してブラシ束13を収納するときを示しており、図
8Bが示すように削成部23の端部23aで突起部21
を押圧し、さらにスライドカム17の下面17aで当接
させながら、ブラシ束11が上記スライダカム17と同
じ水平位置までブラシホルダ13を回転させて収納して
いる。また、突起部20は開口部22の端部21bで停
止位置を規制してもよい。このとき、シャッタ部材14
は、閉塞状態になるよう摺動されている。
【0027】また、図8Bに示すブラシホルダ13とス
ライドカム17の要部拡大図では、ブラシ束11の使用
時にあたり上述した場合と逆に、すなわちブラシホルダ
13が上記スライドカム17に設けられた開口部22に
突起部20を挿入してブラシ束11を突出させるときを
示しており、図8Aが示すように開口部22の端部21
aで突起部20を押圧し、さらにスライドカム17の下
面17aで当接させながら、ブラシ束11が上記スライ
ダカム17に対して垂下する位置までブラシホルダ13
を回転させている。また、上記突起部21は削成部23
の端部23aで停止位置を規制してもよい。このとき、
シャッタ部材14を開放状態になるよう摺動されてい
る。このように構成してブラシ束11をアース板12に
摺接させてブラシ束に帯電した電荷を放電することによ
り、対物レンズに付着した塵埃等を効果的にクリーニン
グすると共に、静電気による破壊等による対物レンズの
駆動電気回路等への影響も軽減でき誤動作を防止でき
る。
ライドカム17の要部拡大図では、ブラシ束11の使用
時にあたり上述した場合と逆に、すなわちブラシホルダ
13が上記スライドカム17に設けられた開口部22に
突起部20を挿入してブラシ束11を突出させるときを
示しており、図8Aが示すように開口部22の端部21
aで突起部20を押圧し、さらにスライドカム17の下
面17aで当接させながら、ブラシ束11が上記スライ
ダカム17に対して垂下する位置までブラシホルダ13
を回転させている。また、上記突起部21は削成部23
の端部23aで停止位置を規制してもよい。このとき、
シャッタ部材14を開放状態になるよう摺動されてい
る。このように構成してブラシ束11をアース板12に
摺接させてブラシ束に帯電した電荷を放電することによ
り、対物レンズに付着した塵埃等を効果的にクリーニン
グすると共に、静電気による破壊等による対物レンズの
駆動電気回路等への影響も軽減でき誤動作を防止でき
る。
【0028】次に、本発明に係るレンズクリーニングカ
ートリッジ10において例えば国際標準化機構(IS
O)の標準のディスクカートリッジと略々同形状同寸法
のカートリッジに、上記対物レンズに摺接するクリーニ
ング部材を上記挿入動作に伴って出没するようにしても
ローディングを防止して、光ディスク装置の破壊を防止
するためのレンズクリーニングカートリッジ10の形状
について図面を参照しながら説明する。
ートリッジ10において例えば国際標準化機構(IS
O)の標準のディスクカートリッジと略々同形状同寸法
のカートリッジに、上記対物レンズに摺接するクリーニ
ング部材を上記挿入動作に伴って出没するようにしても
ローディングを防止して、光ディスク装置の破壊を防止
するためのレンズクリーニングカートリッジ10の形状
について図面を参照しながら説明する。
【0029】上記トリガレバー60による検出動作を阻
止する形状としては、図9に示すようにレンズクリーニ
ングカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜面5
4をさらに切欠して成る形状が挙げられる。このとき、
レンズクリーニングカートリッジ10の背面55側を押
圧してローディングブロックのカートリッジトレー40
に沿って挿入しても、トリガレバー60の当接面54に
沿ったトリガレバー60のの移動量に比してディスクカ
ートリッジのローディングを検出するトリガレバー60
の押圧方向への移動量を抑えてトリガレバー60の回転
(矢印h方向)をしない、あるいは回転を不十分な状態
に規制される。この誤挿入防止用切欠部の傾斜面54は
仮想線が示す従来の誤挿入防止用切欠部の傾斜面54a
よりも大きくカットした形状にすることで実現してい
る。このようにレンズクリーニングカートリッジ10
は、完全に押し込んでもローディングされず最外周側に
位置しても対物レンズをクリーニングすることができ
る。
止する形状としては、図9に示すようにレンズクリーニ
ングカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜面5
4をさらに切欠して成る形状が挙げられる。このとき、
レンズクリーニングカートリッジ10の背面55側を押
圧してローディングブロックのカートリッジトレー40
に沿って挿入しても、トリガレバー60の当接面54に
沿ったトリガレバー60のの移動量に比してディスクカ
ートリッジのローディングを検出するトリガレバー60
の押圧方向への移動量を抑えてトリガレバー60の回転
(矢印h方向)をしない、あるいは回転を不十分な状態
に規制される。この誤挿入防止用切欠部の傾斜面54は
仮想線が示す従来の誤挿入防止用切欠部の傾斜面54a
よりも大きくカットした形状にすることで実現してい
る。このようにレンズクリーニングカートリッジ10
は、完全に押し込んでもローディングされず最外周側に
位置しても対物レンズをクリーニングすることができ
る。
【0030】この誤挿入防止用切欠部の傾斜面54を大
幅にカットすることによって、上記カートリッジトレー
40の挿脱口側に対向した面56の位置にまでレンズク
リーニングカートリッジ10を押し込んでも、トリガレ
バー60は誤挿入防止用切欠部の傾斜面12上を上記カ
ートリッジトレー50の面72の方向に摺動する。この
誤挿入防止用切欠部の傾斜面54の大幅なカットは、こ
の面54上の摺動量を大きくすることにより、トリガ戻
しバネ57の回転も抑えられローディングを検出するト
リガをかからなくさせている。なお、シャッタ開閉ピン
43は、上記シャッタ開閉ピン43を係合するために切
欠いた係合部58に係合されている。このように、ロー
ディング動作を防止した状態でディスクカートリッジの
外周側に位置する対物レンズのクリーニングを行うこと
ができる。
幅にカットすることによって、上記カートリッジトレー
40の挿脱口側に対向した面56の位置にまでレンズク
リーニングカートリッジ10を押し込んでも、トリガレ
バー60は誤挿入防止用切欠部の傾斜面12上を上記カ
ートリッジトレー50の面72の方向に摺動する。この
誤挿入防止用切欠部の傾斜面54の大幅なカットは、こ
の面54上の摺動量を大きくすることにより、トリガ戻
しバネ57の回転も抑えられローディングを検出するト
リガをかからなくさせている。なお、シャッタ開閉ピン
43は、上記シャッタ開閉ピン43を係合するために切
欠いた係合部58に係合されている。このように、ロー
ディング動作を防止した状態でディスクカートリッジの
外周側に位置する対物レンズのクリーニングを行うこと
ができる。
【0031】次に、図5に示される上ハーフの面58側
から見た上面図を参照しながら説明すると、このレンズ
クリーニングカートリッジ10の上ハーフ面58側は、
上記レンズクリーニングカートリッジ10の外形形状に
合わせた例えば金属製の板金59で覆われて4点をネジ
61a〜61dで螺合係止している。
から見た上面図を参照しながら説明すると、このレンズ
クリーニングカートリッジ10の上ハーフ面58側は、
上記レンズクリーニングカートリッジ10の外形形状に
合わせた例えば金属製の板金59で覆われて4点をネジ
61a〜61dで螺合係止している。
【0032】また、図2に示すようにこのレンズクリー
ニングカートリッジ10の下ハーフ面57には、光ディ
スクの信号記録面の一部を内外周に亘って外方に臨ませ
ると同様に対物レンズ(図示せず)のクリーニング用の
ブラシ束11を出し入れするための開口部19が開設さ
れている。この開口部19は、図1に示すレンズクリー
ニングカートリッジ10の一側面25側と他側面62側
の左右方向野中央部に位置している。上記開口部19
は、上記レンズクリーニングカートリッジ10の前面1
8側より中央部に亘る長穴として形成されている(図示
せず)。また、上記レンズクリーニングカートリッジ1
0はレンズクリーニングのため矢印方向に挿入させて上
記レンズクリーニングカートリッジ10を出没したと
き、上記レンズクリーニングカートリッジ10に設けら
れた開口部19が開放状態あるいは閉塞状態となるよう
にシャッタ部材14が移動操作される。
ニングカートリッジ10の下ハーフ面57には、光ディ
スクの信号記録面の一部を内外周に亘って外方に臨ませ
ると同様に対物レンズ(図示せず)のクリーニング用の
ブラシ束11を出し入れするための開口部19が開設さ
れている。この開口部19は、図1に示すレンズクリー
ニングカートリッジ10の一側面25側と他側面62側
の左右方向野中央部に位置している。上記開口部19
は、上記レンズクリーニングカートリッジ10の前面1
8側より中央部に亘る長穴として形成されている(図示
せず)。また、上記レンズクリーニングカートリッジ1
0はレンズクリーニングのため矢印方向に挿入させて上
記レンズクリーニングカートリッジ10を出没したと
き、上記レンズクリーニングカートリッジ10に設けら
れた開口部19が開放状態あるいは閉塞状態となるよう
にシャッタ部材14が移動操作される。
【0033】開口部19の開放状態において上記ブラシ
束11が現れて対物レンズをクリーニングするようにな
っている(図2参照)。上記ブラシ束11は、回転体で
あるブラシホルダ13に植設されている。上記ブラシホ
ルダ13は、上記レンズクリーニングカートリッジ10
の挿入時に矢印cの方向に略々90°回転してブラシ束
11を突出させ、排出時にまた略々90°上記方向と逆
に回転してブラシ束11を収納する。
束11が現れて対物レンズをクリーニングするようにな
っている(図2参照)。上記ブラシ束11は、回転体で
あるブラシホルダ13に植設されている。上記ブラシホ
ルダ13は、上記レンズクリーニングカートリッジ10
の挿入時に矢印cの方向に略々90°回転してブラシ束
11を突出させ、排出時にまた略々90°上記方向と逆
に回転してブラシ束11を収納する。
【0034】光ディスク記録及び/又は再生装置の光学
系には、小型軽量で操作を容易にするため、レーザ発光
部とヘッド部(共に図示せず)を分離して駆動する方法
がある。ところが、分離して用いるため光学系が空気に
曝されて塵埃等が光学系の部品に付着して汚してしま
う。この塵埃等のゴミが付着することにより、光ディス
ク記録及び/又は再生装置が誤動作する場合があり、こ
の防塵対策として分離して用いている上記レーザ発光部
と上記ヘッド部は使用時以外に空気中に曝されないよう
に上記ヘッド部を摺動係合して一体的に収納することが
望まれる。この収納位置は、例えば上記光ディスク記録
及び/又は再生装置に固定された上記レーザ発光部の位
置にあたり、ディスクカートリッジをローディングした
際にディスクカートリッジの最外周の位置になる。
系には、小型軽量で操作を容易にするため、レーザ発光
部とヘッド部(共に図示せず)を分離して駆動する方法
がある。ところが、分離して用いるため光学系が空気に
曝されて塵埃等が光学系の部品に付着して汚してしま
う。この塵埃等のゴミが付着することにより、光ディス
ク記録及び/又は再生装置が誤動作する場合があり、こ
の防塵対策として分離して用いている上記レーザ発光部
と上記ヘッド部は使用時以外に空気中に曝されないよう
に上記ヘッド部を摺動係合して一体的に収納することが
望まれる。この収納位置は、例えば上記光ディスク記録
及び/又は再生装置に固定された上記レーザ発光部の位
置にあたり、ディスクカートリッジをローディングした
際にディスクカートリッジの最外周の位置になる。
【0035】従って、レンズクリーニングカートリッジ
10は、クリーニングする対象である対物レンズの位
置、すなわちディスクカートリッジの最外周の位置まで
このローディングブロックのカートリッジトレー40
(図9参照)に沿ってこのカートリッジトレー40の挿
脱口側に対向する最奥の面56まで押し込む必要があ
る。このとき、トリガレバー60が押し込まれて上記光
ディスク記録及び/又は再生装置30がローディング状
態になる虞れがある。このようにレンズクリーニングカ
ートリッジ10がローディング状態になるとレンズクリ
ーニングカートリッジ10の取り出しが不能となった
り、装置の光学系の電気回路等を静電破壊する等の不具
合が生じてしまう。
10は、クリーニングする対象である対物レンズの位
置、すなわちディスクカートリッジの最外周の位置まで
このローディングブロックのカートリッジトレー40
(図9参照)に沿ってこのカートリッジトレー40の挿
脱口側に対向する最奥の面56まで押し込む必要があ
る。このとき、トリガレバー60が押し込まれて上記光
ディスク記録及び/又は再生装置30がローディング状
態になる虞れがある。このようにレンズクリーニングカ
ートリッジ10がローディング状態になるとレンズクリ
ーニングカートリッジ10の取り出しが不能となった
り、装置の光学系の電気回路等を静電破壊する等の不具
合が生じてしまう。
【0036】これを防止するために、レンズクリーニン
グカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜面54
をさらにカットした形状にしている。これによって、ト
リガレバー60はトリガ戻しレバー57の回転を回避し
ている。そして、シャッタ部材14の摺動動作に応じて
上記スライドカム17を介して連動させながら、上記レ
ンズクリーニングカートリッジ10のローディングが防
止される。単に、このレンズクリーニングカートリッジ
を挿入・排出する出没動作を数回繰り返し行うことによ
り、上記ブラシホルダ13に植設させたブラシ束11で
摺接して対物レンズのクリーニングが行われる。
グカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜面54
をさらにカットした形状にしている。これによって、ト
リガレバー60はトリガ戻しレバー57の回転を回避し
ている。そして、シャッタ部材14の摺動動作に応じて
上記スライドカム17を介して連動させながら、上記レ
ンズクリーニングカートリッジ10のローディングが防
止される。単に、このレンズクリーニングカートリッジ
を挿入・排出する出没動作を数回繰り返し行うことによ
り、上記ブラシホルダ13に植設させたブラシ束11で
摺接して対物レンズのクリーニングが行われる。
【0037】また、上述したようにローディングを検出
するトリガレバー60の回転を抑える形状は上述に限定
されるものでなく、図10に示す上記誤挿入防止用切欠
部の傾斜面54は、上記トリガレバー60と当接する面
を切欠状に2つの面54b、54cにして上記トリガレ
バー60の移動量が大きい反面、トリガ戻しレバー57
の矢印h方向の回転を不十分にすることによっても、ロ
ーディングを防止することができる。
するトリガレバー60の回転を抑える形状は上述に限定
されるものでなく、図10に示す上記誤挿入防止用切欠
部の傾斜面54は、上記トリガレバー60と当接する面
を切欠状に2つの面54b、54cにして上記トリガレ
バー60の移動量が大きい反面、トリガ戻しレバー57
の矢印h方向の回転を不十分にすることによっても、ロ
ーディングを防止することができる。
【0038】このように構成してレンズクリーニングカ
ートリッジの外筐の一部としてアース板を露出形成し、
このアース板を介してブラシ束に帯電した電荷を放電す
ることにより、ブラシの帯電を防止して静電気による対
物レンズへの塵埃の付着を防止させる。また、静電気に
よる破壊等による対物レンズの駆動電気回路等への影響
も軽減でき誤動作を防止できる。さらに、挿入・排出動
作を数回繰り返し行うことにより、対物レンズのクリー
ニングが簡単に行うことができる。
ートリッジの外筐の一部としてアース板を露出形成し、
このアース板を介してブラシ束に帯電した電荷を放電す
ることにより、ブラシの帯電を防止して静電気による対
物レンズへの塵埃の付着を防止させる。また、静電気に
よる破壊等による対物レンズの駆動電気回路等への影響
も軽減でき誤動作を防止できる。さらに、挿入・排出動
作を数回繰り返し行うことにより、対物レンズのクリー
ニングが簡単に行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のレンズクリーニングカートリッジによれば、クリー
ニング用のブラシがアース板に摺接し、上記アース板を
このレンズクリーニングカートリッジの外筐に露出させ
ることにより、常に上記ブラシの帯電を防止させること
ができ、対物レンズへの静電気による塵埃の付着を抑え
ることができる。また、光ディスク装置の静電破壊も避
けることができる。
明のレンズクリーニングカートリッジによれば、クリー
ニング用のブラシがアース板に摺接し、上記アース板を
このレンズクリーニングカートリッジの外筐に露出させ
ることにより、常に上記ブラシの帯電を防止させること
ができ、対物レンズへの静電気による塵埃の付着を抑え
ることができる。また、光ディスク装置の静電破壊も避
けることができる。
【図1】図1に示したレンズクリーニングカートリッジ
の内の下ハーフ面から見た図である。
の内の下ハーフ面から見た図である。
【図2】図1に示したレンズクリーニングカートリッジ
の側面の一部破断面を示した図である。
の側面の一部破断面を示した図である。
【図3】光ディスク記録及び/再生装置の外観斜視図で
ある。
ある。
【図4】図6に内蔵しているカートリッジトレーとレン
ズクリーニングカートリッジの構成を示す斜視図であ
る。
ズクリーニングカートリッジの構成を示す斜視図であ
る。
【図5】図7に示した示すカートリッジトレーとレンズ
クリーニングカートリッジの上面図及び側面図である。
クリーニングカートリッジの上面図及び側面図である。
【図6】Aは、カートリッジトレーとレンズクリーニン
グカートリッジの挿入途中の状態における上面図であ
り、Bは上記状態の側面図である。
グカートリッジの挿入途中の状態における上面図であ
り、Bは上記状態の側面図である。
【図7】Aは、カートリッジトレーとレンズクリーニン
グカートリッジのローディング時と同じ位置での上面図
であり、Bは上記状態での側面図である。
グカートリッジのローディング時と同じ位置での上面図
であり、Bは上記状態での側面図である。
【図8】Aは、図1に示したレンズクリーニングカート
リッジにおいてブラシホルダがシャッタを閉めた状態で
の要部拡大図であり、Bはブラシホルダがシャッタを開
けた状態での要部拡大図である。
リッジにおいてブラシホルダがシャッタを閉めた状態で
の要部拡大図であり、Bはブラシホルダがシャッタを開
けた状態での要部拡大図である。
【図9】レンズクリーニングカートリッジのローディン
グを防止する形状に関し、ローディングブロックのカー
トリッジトレーに挿入した状態を示す図である。
グを防止する形状に関し、ローディングブロックのカー
トリッジトレーに挿入した状態を示す図である。
【図10】図9に示したレンズクリーニングカートリッ
ジの形状に関する変形例である。
ジの形状に関する変形例である。
10・・・・・・・・・・・・レンズクリーニングカー
トリッジ 11・・・・・・・・・・・・ブラシ束 12・・・・・・・・・・・・アース板 12c・・・・・・・・・・・アース板の端面 13・・・・・・・・・・・・ブラシホルダ
トリッジ 11・・・・・・・・・・・・ブラシ束 12・・・・・・・・・・・・アース板 12c・・・・・・・・・・・アース板の端面 13・・・・・・・・・・・・ブラシホルダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】次に、上記レンズクリーニングカートリッ
ジ10の構造について図1から図4を参照しながら説明
する。回転体であるブラシホルダ13には、ブラシ束1
1が植設されている。このブラシ束11は、未使用時に
レンズクリーニングカートリッジ10内に収納されてい
る。この収納状態を上ハーフ側から見た図が図3に示さ
れている。上記シャッタ部材14には、スライダ15が
ネジ16(図4を参照)により固定され、さらにスライ
ドカム17にも連結されている。上記シャッタ部材14
が開口部19を露出する矢印aの方向に移動させると、
上記ブラシホルダ13が上記シャッタ部材14の開閉動
作に連動回転してレンズクリーニングカートリッジ10
から突出する(図2参照)。このレンズクリーニングカ
ートリッジ10の前面18側の一部破断面図を図2に示
す。この図2は、このブラシ束11が収納状態から開口
部19の外方、すなわちブラシ束11を植設したブラシ
ホルダ13が、矢印cの方向に略々90°回転して突出
させて対物レンズに摺接して表面に付着していた塵埃等
を除去するクリーニング時の状態を示している。
ジ10の構造について図1から図4を参照しながら説明
する。回転体であるブラシホルダ13には、ブラシ束1
1が植設されている。このブラシ束11は、未使用時に
レンズクリーニングカートリッジ10内に収納されてい
る。この収納状態を上ハーフ側から見た図が図3に示さ
れている。上記シャッタ部材14には、スライダ15が
ネジ16(図4を参照)により固定され、さらにスライ
ドカム17にも連結されている。上記シャッタ部材14
が開口部19を露出する矢印aの方向に移動させると、
上記ブラシホルダ13が上記シャッタ部材14の開閉動
作に連動回転してレンズクリーニングカートリッジ10
から突出する(図2参照)。このレンズクリーニングカ
ートリッジ10の前面18側の一部破断面図を図2に示
す。この図2は、このブラシ束11が収納状態から開口
部19の外方、すなわちブラシ束11を植設したブラシ
ホルダ13が、矢印cの方向に略々90°回転して突出
させて対物レンズに摺接して表面に付着していた塵埃等
を除去するクリーニング時の状態を示している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】上記レンズクリーニングカートリッジ10
を用いてクリーニングする対象である光ディスク記録及
び/再生装置の外観斜視図を図3に示す。図3に示す光
ディスク記録及び/再生装置30は、簡単に説明すると
前面パネル31、上面パネル32、各種制御部等を搭載
する筐体33及びディスクカートリッジを挿入するカー
トリッジローディング部(図示せず)等で構成されてい
る。
を用いてクリーニングする対象である光ディスク記録及
び/再生装置の外観斜視図を図3に示す。図3に示す光
ディスク記録及び/再生装置30は、簡単に説明すると
前面パネル31、上面パネル32、各種制御部等を搭載
する筐体33及びディスクカートリッジを挿入するカー
トリッジローディング部(図示せず)等で構成されてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明のレンズクリーニングカートリッジ
10が、光ディスク記録及び/再生装置30の前面パネ
ル31に防塵対策として設けられた蓋34を挿入に伴い
装置内部に向かって回転させて挿入される。この挿入に
応じて上述したようにローディングを防止して光学ピッ
クアップに取り付けられている対物レンズをクリーニン
グする。レンズクリーニングカートリッジ10は、ロー
ディングを防止していることによりローディング機構に
よる係合がなされない。従って、レンズクリーニングカ
ートリッジ10は排出するためのエジェクトボタン35
をおすことなく、排出される。このようにレンズクリー
ニングカートリッジ10を挿入・排出する出没動作を数
回繰り返し行うことにより、上記ブラシホルダ13に植
設されたブラシ束11で対物レンズのクリーニングが行
われる。
10が、光ディスク記録及び/再生装置30の前面パネ
ル31に防塵対策として設けられた蓋34を挿入に伴い
装置内部に向かって回転させて挿入される。この挿入に
応じて上述したようにローディングを防止して光学ピッ
クアップに取り付けられている対物レンズをクリーニン
グする。レンズクリーニングカートリッジ10は、ロー
ディングを防止していることによりローディング機構に
よる係合がなされない。従って、レンズクリーニングカ
ートリッジ10は排出するためのエジェクトボタン35
をおすことなく、排出される。このようにレンズクリー
ニングカートリッジ10を挿入・排出する出没動作を数
回繰り返し行うことにより、上記ブラシホルダ13に植
設されたブラシ束11で対物レンズのクリーニングが行
われる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】そして、このように構成された逆差し防止
レバー48は、第2の引っ張りコイルバネ52によっ
て、矢印eで示す上記カートリッジトレー40内方向に
移動させる方向に付勢されている。また、逆差し防止レ
バー48において上記カートリッジトレー40内方向の
先端側にローラ53が植立されている。シャッタ開放レ
バー54は、このローラ53の側面に上記シャッタ開放
レバー44の他端側44aが摺接するように段部44b
を設けている。この逆差し防止ピン50は、レンズクリ
ーニングカートリッジ10が挿入されると、上記シャッ
タ開放レバー44の他端側44aが摺接によって上記カ
ートリッジトレー40の一側側に開口した切欠部51を
介して、突出して上記レンズクリーニングカートリッジ
10の側面25側の上記アース板12の端面12cと接
触する機構になっている。
レバー48は、第2の引っ張りコイルバネ52によっ
て、矢印eで示す上記カートリッジトレー40内方向に
移動させる方向に付勢されている。また、逆差し防止レ
バー48において上記カートリッジトレー40内方向の
先端側にローラ53が植立されている。シャッタ開放レ
バー54は、このローラ53の側面に上記シャッタ開放
レバー44の他端側44aが摺接するように段部44b
を設けている。この逆差し防止ピン50は、レンズクリ
ーニングカートリッジ10が挿入されると、上記シャッ
タ開放レバー44の他端側44aが摺接によって上記カ
ートリッジトレー40の一側側に開口した切欠部51を
介して、突出して上記レンズクリーニングカートリッジ
10の側面25側の上記アース板12の端面12cと接
触する機構になっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】上記トリガレバー60による検出動作を阻
止する形状としては、図9に示すようにレンズクリーニ
ングカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜面5
4をさらに切欠して成る形状が挙げられる。このとき、
レンズクリーニングカートリッジ10の背面55側を押
圧してローディングブロックのカートリッジトレー40
に沿って挿入しても、トリガレバー60に当接する傾斜
面54に沿ったトリガレバー60の移動量に比してディ
スクカートリッジのローディングを検出するトリガレバ
ー60の押圧方向への移動量を抑えてトリガレバー60
の回転(矢印h方向)をしない、あるいは回転を不十分
な状態に規制される。この誤挿入防止用切欠部の傾斜面
54を仮想線が示す従来の誤挿入防止用切欠部の傾斜面
54aよりも大きくカットした形状にすることで実現し
ている。このようにレンズクリーニングカートリッジ1
0は、完全に押し込んでもローデイングされず最外周側
に位置しても対物レンズをクリーニングすることができ
る。
止する形状としては、図9に示すようにレンズクリーニ
ングカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜面5
4をさらに切欠して成る形状が挙げられる。このとき、
レンズクリーニングカートリッジ10の背面55側を押
圧してローディングブロックのカートリッジトレー40
に沿って挿入しても、トリガレバー60に当接する傾斜
面54に沿ったトリガレバー60の移動量に比してディ
スクカートリッジのローディングを検出するトリガレバ
ー60の押圧方向への移動量を抑えてトリガレバー60
の回転(矢印h方向)をしない、あるいは回転を不十分
な状態に規制される。この誤挿入防止用切欠部の傾斜面
54を仮想線が示す従来の誤挿入防止用切欠部の傾斜面
54aよりも大きくカットした形状にすることで実現し
ている。このようにレンズクリーニングカートリッジ1
0は、完全に押し込んでもローデイングされず最外周側
に位置しても対物レンズをクリーニングすることができ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】この誤挿入防止用切欠部の傾斜面54を大
幅にカットすることによって、上記カートリッジトレー
40の挿脱口側に対向した面56の位置にまでレンズク
リーニングカートリッジ10を押し込んでも、トリガレ
バー60は誤挿入防止用切欠部の傾斜面54上を摺動し
てもこの摺動に対する矢印h方向への回転量が抑えられ
ることになる。この誤挿入防止用切欠部の傾斜面54の
大幅なカットは、この面54上の摺動量を小さくするこ
とにより、トリガ戻しバネ57の回転も抑えられローデ
イングを検出するトリガをかからなくさせている。な
お、シャッタ開閉ピン43は、上記シャッタ開閉ピン4
3を係合するために切欠いた係合部58に係合されてい
る。このように、ローデイング動作を防止した状態でデ
ィスクカートリッジの外周側に位置する対物レンズのク
リーニングを行うことができる。
幅にカットすることによって、上記カートリッジトレー
40の挿脱口側に対向した面56の位置にまでレンズク
リーニングカートリッジ10を押し込んでも、トリガレ
バー60は誤挿入防止用切欠部の傾斜面54上を摺動し
てもこの摺動に対する矢印h方向への回転量が抑えられ
ることになる。この誤挿入防止用切欠部の傾斜面54の
大幅なカットは、この面54上の摺動量を小さくするこ
とにより、トリガ戻しバネ57の回転も抑えられローデ
イングを検出するトリガをかからなくさせている。な
お、シャッタ開閉ピン43は、上記シャッタ開閉ピン4
3を係合するために切欠いた係合部58に係合されてい
る。このように、ローデイング動作を防止した状態でデ
ィスクカートリッジの外周側に位置する対物レンズのク
リーニングを行うことができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、図7に示すようにこのレンズクリー
ニングカートリッジ10の下ハーフ面67には、光ディ
スクの信号記録面の一部を内外周に亘って外方に臨ませ
ると同様に対物レンズ(図示せず)のクリーニング用の
ブラシ束11を出し入れするための開口部19が開設さ
れている。この開口部19は、図1に示すレンズクリー
ニングカートリッジ10の一側面25側と他側面62側
の左右方向の中央部に位置している。上記開口部19
は、上記レンズクリーニングカートリッジ10の前面1
8側より中央部に亘る長穴として形成されている(図示
せず)。また、上記レンズクリーニングカートリッジ1
0は例えば光デイスク記録及び/再生装置30にレンズ
クリーニングのため上記レンズクリーニングカートリッ
ジ10を出没したとき、図1に示す上記レンズクリーニ
ングカートリッジ10に設けられた開口部19が開放状
態あるいは閉塞状態となるようにシャッタ部材14が移
動操作される。
ニングカートリッジ10の下ハーフ面67には、光ディ
スクの信号記録面の一部を内外周に亘って外方に臨ませ
ると同様に対物レンズ(図示せず)のクリーニング用の
ブラシ束11を出し入れするための開口部19が開設さ
れている。この開口部19は、図1に示すレンズクリー
ニングカートリッジ10の一側面25側と他側面62側
の左右方向の中央部に位置している。上記開口部19
は、上記レンズクリーニングカートリッジ10の前面1
8側より中央部に亘る長穴として形成されている(図示
せず)。また、上記レンズクリーニングカートリッジ1
0は例えば光デイスク記録及び/再生装置30にレンズ
クリーニングのため上記レンズクリーニングカートリッ
ジ10を出没したとき、図1に示す上記レンズクリーニ
ングカートリッジ10に設けられた開口部19が開放状
態あるいは閉塞状態となるようにシャッタ部材14が移
動操作される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】これを防止するために、レンズクリーニン
グカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜面54
をさらにカットした形状にしている。これによって、ト
リガレバー60はトリガ戻しバネ57の回転を回避して
いる。そして、シャッタ部材14の摺動動作に応じて上
記スライドカム17を介して連動させながら、上記レン
ズクリーニングカートリッジ10のローディングが防止
される。単に、このレンズクリーニングカートリッジを
挿入・排出する出没動作を数回繰り返し行うことによ
り、上記ブラシホルダ13に植設させたブラシ束11で
摺接して対物レンズのクリーニングが行われる。
グカートリッジ10の誤挿入防止用切欠部の傾斜面54
をさらにカットした形状にしている。これによって、ト
リガレバー60はトリガ戻しバネ57の回転を回避して
いる。そして、シャッタ部材14の摺動動作に応じて上
記スライドカム17を介して連動させながら、上記レン
ズクリーニングカートリッジ10のローディングが防止
される。単に、このレンズクリーニングカートリッジを
挿入・排出する出没動作を数回繰り返し行うことによ
り、上記ブラシホルダ13に植設させたブラシ束11で
摺接して対物レンズのクリーニングが行われる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】また、上述したようにローディングを検出
するトリガレバー60の回転を抑える形状は上述に限定
されるものでなく、図10に示す上記誤挿入防止用切欠
部の傾斜面54は、上記トリガレバー60と当接する面
を切欠状に2つの面54b、54cにして上記トリガレ
バー60の移動量を小さくし、トリガ戻しバネ57の矢
印h方向の回転を不十分にすることによっても、ローデ
ィングを防止することができる。
するトリガレバー60の回転を抑える形状は上述に限定
されるものでなく、図10に示す上記誤挿入防止用切欠
部の傾斜面54は、上記トリガレバー60と当接する面
を切欠状に2つの面54b、54cにして上記トリガレ
バー60の移動量を小さくし、トリガ戻しバネ57の矢
印h方向の回転を不十分にすることによっても、ローデ
ィングを防止することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】図1に示したレンズクリーニングカートリッジ
の内の上ハーフ面から見た図である。
の内の上ハーフ面から見た図である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】図3に内蔵しているカートリッジトレーとレン
ズクリーニングカートリッジの構成を示す斜視図であ
る。
ズクリーニングカートリッジの構成を示す斜視図であ
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】図4に示した示すカートリッジトレーとレンズ
クリーニングカートリッジの上面図及び側面図である。
クリーニングカートリッジの上面図及び側面図である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
Claims (1)
- 【請求項1】 ローディング動作によりディスクを光ピ
ックアップの対物レンズに対応させて回転駆動させるデ
ィスクドライブ装置の上記対物レンズをクリーニングす
るクリーニングカートリッジであって、 クリーニングカートリッジ内に、上記対物レンズに摺接
するクリーニング部材を上記挿入動作に伴って出没する
ように備え、対物レンズを拭くブラシに帯電する静電気
をアース板に通電させ、上記ディスクカートリッジの上
記挿入動作に伴って上記クリーニングカートリッジの外
筐の一部をなすように露出させた上記アース板でアース
をとることを特徴とするレンズクリーニングカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217820A JPH0540955A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | レンズクリーニングカートリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217820A JPH0540955A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | レンズクリーニングカートリツジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540955A true JPH0540955A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16710260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3217820A Withdrawn JPH0540955A (ja) | 1991-08-03 | 1991-08-03 | レンズクリーニングカートリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540955A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0770994A3 (en) * | 1995-10-27 | 1997-10-22 | Sharp Kk | Plate for cleaning a lens |
-
1991
- 1991-08-03 JP JP3217820A patent/JPH0540955A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0770994A3 (en) * | 1995-10-27 | 1997-10-22 | Sharp Kk | Plate for cleaning a lens |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |