JPH0540821U - 光電式エンコーダ - Google Patents

光電式エンコーダ

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JPH0540821U
JPH0540821U JP9161691U JP9161691U JPH0540821U JP H0540821 U JPH0540821 U JP H0540821U JP 9161691 U JP9161691 U JP 9161691U JP 9161691 U JP9161691 U JP 9161691U JP H0540821 U JPH0540821 U JP H0540821U
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JP
Japan
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light emitting
emitting element
holder
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light
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JP9161691U
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基勝 今井
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 符号板に光を照射する発光素子の発する熱の
ために、発光素子自体の温度が上昇して、発光素子の光
量が変動したり、寿命が短くなるのを抑えた光電式エン
コーダを提供する。 【構成】 発光素子14の射出光をレンズ13でコリメ
ートして符号板16に当たるようにし、回転軸20と共
に符号板16が回転したときに得られる光信号を光セン
サ17で読み取る。このとき、発光素子14の金属製外
枠14aを熱伝導性に優れた金属製のホルダー12に当
接して保持し、発光素子14の発する熱をホルダー12
に伝導して放熱する。ホルダー12は表面積が大きいの
で、発光素子14からホルダー12に伝導した熱はホル
ダー12内にこもることなく、空気中に放熱される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光電式のエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の装置は、発光素子を装置本体と電気的に絶縁するために、発光素 子の金属製外枠を樹脂スリーブを介して金属製のホルダーに保持して、装置本体 に取り付ける構成であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の如き従来の技術においては、発光素子の金属製外枠を樹脂スリーブを介 してホルダーに保持する構成になっていたので、発光素子の発する熱が放出され ず、発光素子自体の温度が上昇してしまうので、発光素子の射出光の光量が変動 して光信号が不安定になったり、発光素子の寿命が短くなるという問題点があっ た。
【0004】 本考案はこの様な従来の問題点に鑑みてなされたもので、発光素子の光量の変 動が少なく、発光素子の寿命が長い光電式エンコーダを提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点解決の為に、本考案の光電式エンコーダは、符号板16を照明する 発光素子14の金属製外枠14aを、装置本体10と電気的に絶縁した金属製の ホルダー12に当接して保持し、装置本体10に取り付ける構成となっている。
【0006】
【作用】
本考案においては、発光素子の金属製外枠を、熱伝導性の優れた金属製のホル ダーに当接して保持する構成となっており、発光素子が光を照射するときに発す る熱はホルダーに伝導して空気中に放出されるので、発光素子の温度上昇を軽減 することができ、発光素子の射出光の光量の変動や、発光素子の短命化を抑える ことができる。また、金属製のホルダーは装置本体とは電気的に絶縁されている ので、発光素子も装置本体とは絶縁状態にあり、発光素子が破壊されることもな い。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の実施例の光電式ロータリエンコーダの部分断面図である。なお 、断面は符号板16を照明する光学系の光軸を含む面で切ったものである。 周縁部四箇所に円柱状の雌ねじ部11a、11b、11c、11d(11c、 11dは不図示)を有する段付円板状の支持部材11と、支持部材11の中心に 設けられた孔(不図示)にベアリングを介して案内されて回転する回転軸20と 、回転軸20の一端に回転軸と同軸に固定されたリング状の符号板16と、支持 部材11と符号板16との間で支持部材11上に設けられたセンサ保持台18と 、センサ保持台18上に符号板16とわずかな隙間を有して設置された光センサ 17と、周囲四箇所に取り付けねじ15a、15b、15c、15d(15c、 15dは不図示)のための貫通孔を形成した円板状の基板19a、19b、19 cと、基板19aと基板19bとの間に介挿された取り付けねじ案内部材21a 、21b、21c、21d(21c、21dは不図示)と、から装置本体10を 形成する。後で詳述するホルダー12は、支持部材11の雌ねじ部11a、11 b、11c、11d上端面に当接する基板19cと基板19bとの間に配設され ている。また、基板19a、19b、19c、取り付けねじ案内部材21a、2 1b、21c、21d及びホルダー12は、取り付けねじ15a、15b、15 c、15dによって支持部材11に固定されている。
【0008】 ホルダー12は、発光素子14の金属製外枠14aが嵌合する貫通孔を有し、 この貫通孔に発光素子14の金属製外枠14aがはめ込まれ、発光素子14のつ ば部が貫通孔の縁に当接する。ホルダー12の周縁部四箇所には、ねじ貫通孔1 2a、12b、12c、12d(12c、12dは不図示)が設けられている。 ねじ貫通孔12a、12b、12c、12dの内面及び上下端面は、電気的に絶 縁性のテフロンでコーティングされている。また、ホルダー12には発光素子1 4の前方に円筒状のレンズ保持部12eが設けられており、発光素子14と符号 板16との間に、発光素子14の射出光をコリメートするレンズ13が保持され ている。基板19cにはホルダー12のレンズ保持部12eの外径にほぼ等しい 円形の孔が設けてあり、レンズ保持部12eは、基板19cを貫通して符号板1 6の直前でレンズ13を保持している。
【0009】 上記の如く構成された本実施例の光電式ロータリエンコーダは、発光素子14 の射出光をレンズ13でコリメートして符号板16の符号に当たるようにし、回 転軸20と共に符号板16が回転したときに得られる光信号を光センサ17で読 み取るようにしたものである。 このとき、発光素子14の金属製外枠14aを熱伝導性に優れた金属製のホル ダー12に当接して保持し、発光素子14の発する熱をホルダー12に伝導して 放熱する。ホルダー12は表面積が大きいので、発光素子14からホルダーに伝 導した熱はホルダー内にこもることなく、空気中に放熱される。また、ホルダー 12は装置本体10と絶縁状態にあるので、樹脂スリーブを介して発光素子の金 属製外枠をホルダーに保持したときと同様に、発光素子14と装置本体10との 絶縁状態が保たれており、偶発的な電流が発光素子14に流れて、発光素子14 が破壊されることはない。
【0010】 本実施例では、光電式のロータリエンコーダを用いているが、本考案は光電式 リニヤエンコーダに用いることもできる。また、ホルダーと装置本体とを電気的 に絶縁するためのコーティングにテフロンを使用しているが、他の絶縁性材料を 用いてコーティングをしてもよい。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、発光素子の金属製外枠を金属製のホルダーに当 接して保持する構成になっており、発光素子の発する熱はホルダーを伝導して放 出されるので、発光素子の温度上昇による光量の変動や素子の短命化を抑えるこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の部分断面図である。
【符号の説明】
10 装置本体 11 支持部材 11a、11b 雌ねじ部 12 ホルダー 12a、12b ねじ貫通孔 12e レンズ保持部 13 レンズ 14 発光素子 14a 発光素子の金属製外枠 15a、15b 取り付けねじ 16 符号板 17 光センサ 18 センサ保持台 19a、19b、19c 基板 20 回転軸 21a、21b 取り付けねじ案内部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号板を照明する発光素子の金属製外枠
    を、装置本体と電気的に絶縁した金属製のホルダーに保
    持して装置本体に取り付けたことを特徴とする光電式エ
    ンコーダ。
JP9161691U 1991-11-08 1991-11-08 光電式エンコーダ Pending JPH0540821U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9161691U JPH0540821U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 光電式エンコーダ

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JP9161691U JPH0540821U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 光電式エンコーダ

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JPH0540821U true JPH0540821U (ja) 1993-06-01

Family

ID=14031510

Family Applications (1)

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JP9161691U Pending JPH0540821U (ja) 1991-11-08 1991-11-08 光電式エンコーダ

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JP (1) JPH0540821U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020104A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Dr Johannes Heidenhain Gmbh 測長装置
KR101321883B1 (ko) * 2012-02-02 2013-10-28 재단법인 포항지능로봇연구소 광학 인코더
EP2344847B1 (de) * 2008-10-31 2018-05-16 Dr. Johannes Heidenhain GmbH Längenmesseinrichtung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020104A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Dr Johannes Heidenhain Gmbh 測長装置
EP2344847B1 (de) * 2008-10-31 2018-05-16 Dr. Johannes Heidenhain GmbH Längenmesseinrichtung
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