JPH0540647Y2 - - Google Patents

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JPH0540647Y2
JPH0540647Y2 JP14165686U JP14165686U JPH0540647Y2 JP H0540647 Y2 JPH0540647 Y2 JP H0540647Y2 JP 14165686 U JP14165686 U JP 14165686U JP 14165686 U JP14165686 U JP 14165686U JP H0540647 Y2 JPH0540647 Y2 JP H0540647Y2
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accelerator
traction force
electric vehicle
circuit
control device
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電動牽引車のソフトスタート・ソフ
トストツプを可能にする電動車の速度制御装置に
関する。
(従来の技術) 第5図は、従来の電動車の速度制御装置の一例
を示した回路図、第6図は、前記従来例装置の動
作を説明するための波形図である。
第5図において、1はアクセル、2は基準波発
振回路、3はモータ駆動信号発生回路、4はモー
タ駆動回路、5はバツテリ、6はモータである。
アクセル1は、アクセルレバー等の操作量に比
例したアクセル信号(第6図a)を出力する。基
準波発振回路2は、のこぎり状等の基準波形(第
6図b)を出力する回路である。モータ駆動信号
発生回路3は、アクセル1の出力と基準波発振回
路2の出力から、アクセル信号に比例したパルス
幅のモータ駆動信号(第6図c)を出力する回路
である。モータ駆動回路4は、モータ駆動信号発
生回路3の出力に従つて、バツテリ5の電圧をモ
ータ6に断続的に接続する回路である。モータ6
は、電動車の駆動輪を駆動するモータである。こ
のような速度制御装置では、アクセル信号の変化
に応じて、モータ駆動信号のパルス幅を変化させ
て、電動車の走行速度を制御している。
(考案が解決しようとする問題点) このため、電動牽引車、特に、小型・軽量の電
動牽引車に適用した場合には、被牽引車両の荷重
の方が!?かに大きいため、アクセル操作を木目細
かに行わないと、発進・制動時に被牽引車両側で
荷くずれを起こしてしまうという問題点があつ
た。
本考案の目的は、アクセルを急激に加速減速操
作しても、ソフトスタート・ソフトストツプがで
きるようにして、被牽引車両に対して荷くずれ等
を防止した電動車の速度制御装置を提供すること
である。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために本考案による電動車
の速度制御装置は、アクセル操作量に比例するア
クセル信号と基準発振波とから前記アクセル信号
に比例するモータ駆動信号を生成する電動車の速
度制御装置において、被牽引車両の牽引による負
荷状態を検出する牽引力検出器と、前記牽引力検
出器の出力の変化分を演算する微分回路と、前記
アクセル信号を前記微分回路の出力により差動増
幅して前記アクセル信号の変化初期における波形
を滑らかにするように処理するアクセル信号処理
回路とを設けて構成されている。
また、前記牽引力検出器としては、本体にスプ
リングを介して摺動自在に取付けられた牽引用継
手と、前記牽引用継手に設けられたマグネツト
と、前記マグネツトの移動距離を検出するホール
素子とからなる検出器を使用することができる。
(実施例) 以下、図面等を参照して、実施例について本考
案を詳細に説明する。
第1図は、本考案による電動車の速度制御装置
の実施例を示した回路図、第2図は、前記実施例
装置に使用される牽引力検出器を示した断面図、
第3図は、前記牽引力検出器の出力特性を示した
図、第4図は、前記実施例装置の動作を説明する
ための波形図である。
なお、前述の従来例と同様な機能を果たす部分
には、同一の符号を付してあり、さらに、本考案
では、牽引力検出器7と、バツフアアンプ8と、
微分回路9と、オペアンプ10等を付加して構成
されている。
牽引力検出器7は、被牽引車両の牽引による負
荷状態を検出するための検出器である。牽引力検
出センサ7としては、例えば、マグネツトとホー
ル素子を用いたセンサが使用されている。
具体的には、第2図に示すように、固定用ブラ
ケツト71により電動車に固定される本体72
と、先端にピストン部材73が取付けられ、本体
72内を摺動できるように付けられた牽引用継手
74と、牽引用継手74のロツド部に挿入された
リング75とピストン部材73間に挿入された第
1スプリング76と、リング75と本体72間に
挿入された第2スプリング77と、ピストン部材
73のヘツドに取付けられたマグネツト78と、
本体72側にマグネツト78と対面する位置に取
付けられたホール素子79とじゃら構成されてい
る。牽引用継手74に、被牽引車両を接続して第
1スプリング76および第2スプリング77を介
して牽引すれば、被牽引車両の牽引による負荷状
態に応じて、マグネツト78の移動距離が異な
り、牽引力検出器7のPUSH/PULL特性は、第
3図に示すような曲線になる。この特性は、第1
および第2スプリング76,77とホール素子7
9により決定される。
牽引力検出器7の出力は、バツフアアンプ8を
介して、微分回路9に接続されている。微分回路
9は、コンデンサC、抵抗Rとから構成されてお
り、その出力Vdは、オペアンプ10の反転入力
端子に接続されている。オペアンプ10の非反転
入力端子には、アクセル1の出力Vaccが接続さ
れている。
次に、本考案による電動車の速度制御装置の実
施例の動作を説明する。
アクセル1を操作したときには、そのアクセル
操作量に比例したアクセル信号が出力される(第
4図a)。
一方、アクセル操作により電動車が増速または
減速されても、重量の重い被牽引車両は、一定の
時間遅れをもつて、追従してくる。加速減速が急
激に行われた場合には、牽引力検出器7は、第3
図に示したような特性で出力する。牽引力検出器
7のホール素子79の出力が増速減速時等におい
て急激に変動すると、微分回路9によりその変化
分が演算され(第4図b)、オペアンプ10に入
力される。
オペアンプ10は、アクセル信号Vaccと微分
回路9で演算された微分信号Vdとを差動増幅し
て、アクセル信号Vaccの変化初期の波形が滑ら
かなるように信号処理を行い、処理されたアクセ
ル信号Vacc′を出力する(第4図c)。一方、ア
クセル信号が一定のときには、そのままVacc=
Vacc′の信号が出力される。つまり、被牽引車両
が加速度を受けるようなアクセルの変動が生じた
場合のみ、微分回路9の出力によりオペアンプ1
0でアクセル信号が処理される。
従つて、この補正されたアクセル信号Vacc′と
基準波発振器2からののこぎり波により(第4図
d)、モータ駆動信号発生回路3でモータ駆動信
号(第4図e)を生成すれば、急激な発進制動時
には、パルス幅を狭くすることができ、ソフトに
スタート・ストツプができる。なお、第4図d,
eは、理解を容易にするために、時間軸方向に拡
大して示してある。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、本考案によれば、
牽引力の急激な変化を検出して、アクセル信号を
牽引力の変化分により差動増幅処理するので、ア
クセル信号の変化初期時の波形を滑らかにでき、
ソフトスタート・ソフトストツプが可能になつ
た。
また、アクセルが急激に変化した場合にのみ、
作用するので、違和感がなく、急激な加速度を生
じない。
さらに、本考案に使用される牽引力検出器の構造
によれば、そのスプリングにメカニカルバツフア
の役割を合わせ持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による電動車の速度制御装置
の実施例を示した回路図、第2図は、前記実施例
装置に使用される牽引力検出器を示した断面図、
第3図は、前記牽引力検出器の出力特性を示した
図、第4図は、前記実施例装置の動作を説明する
ための波形図である。 第5図は、従来の電動車の速度制御装置の一例
を示した回路図、第6図は、前記従来例装置の動
作を説明するための波形図である。 1……アクセル、2……基準波発振回路、3…
…モータ駆動信号発生回路、4……モータ駆動回
路、5……バツテリ、6……モータ、7……牽引
力検出器、71……固定用ブラケツト、72……
本体、73……ピストン部材、74……牽引用継
手、75……リング、76……第1スプリング、
77……第2スプリング、78……マグネツト、
79……ホール素子、8……バツフアアンプ、9
……微分回路、10……オペアンプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アクセル操作量に比例するアクセル信号と基
    準発振波とから前記アクセル信号に比例するモ
    ータ駆動信号を生成する電動車の速度制御装置
    において、被牽引車両の牽引による負荷状態を
    検出する牽引力検出器と、前記牽引力検出器の
    出力の変化分を演算する微分回路と、前記アク
    セル信号を前記微分回路の出力により差動増幅
    して前記アクセル信号の変化初期時における波
    形を滑らかにする処理を行うアクセル信号処理
    回路とを設けて構成したことを特徴とする電動
    車の速度制御装置。 (2) 前記牽引力増幅器は、本体にスプリングを介
    して摺動自在に取付けられた牽引用継手と、前
    記牽引用継手に設けられたマグネツトと、前記
    マグネツトの移動距離を検出するホール素子と
    から構成したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の電動車の速度制御装置。
JP14165686U 1986-09-16 1986-09-16 Expired - Lifetime JPH0540647Y2 (ja)

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JP14165686U JPH0540647Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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JPS6348304U JPS6348304U (ja) 1988-04-01
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JPS6348304U (ja) 1988-04-01

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