JPH0540460Y2 - - Google Patents

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JPH0540460Y2
JPH0540460Y2 JP15507587U JP15507587U JPH0540460Y2 JP H0540460 Y2 JPH0540460 Y2 JP H0540460Y2 JP 15507587 U JP15507587 U JP 15507587U JP 15507587 U JP15507587 U JP 15507587U JP H0540460 Y2 JPH0540460 Y2 JP H0540460Y2
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control
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、負荷駆動回路の接続異常等を検査す
る機能を有した検査機能付負荷制御装置に関す
る。
(従来の技術) 電気機器例えば冷蔵庫においては、負荷として
コンプレツサモータとか除霜ヒータ等各種ヒータ
を備えている。而して、負荷駆動回路において
は、これら負荷を駆動電源たる商用交流電源に対
して制御スイツチを介して接続した構成であり、
その制御スイツチを制御回路によつて適宜開閉制
御することにより、各負荷に駆動電源を与えてこ
れらを駆動制御するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のものでは、メーカー側に
おいて、負荷駆動回路の誤配線とか接続不良とい
つた異常を検査する場合に、別の検査用機器を用
いて検査員が逐一検査しなければならず、検査作
業が面倒でしかも手間がかかり、これが製品のコ
スト高の一つの原因ともなつていた。又、ユーザ
ー側においては、製品が故障したときに故障原因
の調査も極めて難しいという問題があつた。
従つて本考案の目的は、メーカー側及びユーザ
ー側においても、負荷駆動回路の正常・異常を容
易且つ手間を要さずに検査できる検査機能付負荷
制御装置を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、負荷駆動電源ライン及び低電圧の検
査用電源ラインと、負荷を制御スイツチを介して
接続した負荷駆動回路と、この負荷駆動回路に対
して前記負荷駆動電源ラインと検査用電源ライン
とを選択的に接続するように切換える切換スイツ
チと、前記制御スイツチ及びこの切換スイツチを
開閉制御する制御回路とを具備し、この制御回路
は、所定時に検査用電源ラインを負荷駆動回路に
接続するように前記切換スイツチを制御すると共
に前記制御スイツチを開閉制御して前記検査用電
源ラインの電気信号に基づき負荷駆動回路の正
常・異常を判定する構成となつていることを特徴
とするものである。
(作用) 制御回路は、所定時に、切換スイツチを制御し
て検査用電源ラインを負荷駆動回路に接続するか
ら、この負荷駆動回路に制御用電源が与えられ
る。同時にこの制御回路は、制御スイツチを開閉
制御する。ここで負荷駆動回路に誤配線とか接続
不良があつた場合、検査用電源ラインにおける電
気信号に異常がられる。つまり、制御用電源ライ
ンの或る点における例えば電圧が所定値より高か
つたりあるいは低かつたりする。而して、制御回
路は、検査用電源ラインの電気信号に基づき負荷
駆動回路の正常・異常を判定するから、正常・異
常を検査できる。この検査は特別な機器を用いず
しかも自動的に行なうことができ、総じて、負荷
駆動回路の正常・異常を容易に、且つ手間を要す
ることなく検査できる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
まず第1図において、1はモータ、2乃至5は
ヒータであり、これはいずれも負荷たるものであ
る。6はモータ1への通常路に設けた制御スイツ
チたるリレースイツチ、7はヒータ2への通電路
に設けた制御スイツチたるリレースイツチ、8は
ヒータ3乃至5への通電路に設けた制御スイツチ
たるリレースイツチであり、これらをライン9,
10間に図のように接続して負荷駆動回路11が
構成されている。12乃至14は夫々リレースイ
ツチ6乃至8を駆動するリレー駆動回路、15は
駆動電源たる商用交流電源16に接続された駆動
電源ライン、17は低電圧例えばDC5Vの検査用
直流電源VDD18に接続された検査用電源ライン
である。この検査用電源ライン16には分圧抵抗
19を介在させてある。20は連動形のリレース
イツチから成る切換スイツチであり、これは、負
荷駆動回路12に対して駆動電源ライン15を接
続する場合(同図二点鎖線参照)と、検査用電源
ライン17を接続する場合(同図実線参照)とに
切換えられる。21はこの切換スイツチ20を駆
動するリレー駆動回路である。22はマイクロコ
ンピユータ23及びA/D変換器24を有して構
成された制御回路であり、マイクロコンピユータ
23の出力端子R1,R2,R3,R4からの出力によ
り、前記各リレー駆動回路12乃至14及び21
を駆動制御することにより各スイツチ6乃至8及
び切換スイツチ20を制御するようになつてい
る。そしてA/D変圧器24の入力端子Iには、
前記検査用電源ライン17における分圧抵抗のア
ース側の出力点17aから電気信号(電圧信号)
が与えられるようになつており、このA/D変換
器24は、その電圧信号をそのレベルに応じたア
ナロク値に変換してマイクロコンピユータ23に
与えるようになつている。25はマイクロコンピ
ユータ23の出力端子R5からの出力によつて点
灯制御される発光ダイオードから成る異常表示器
である。
さて、上記制御回路22のマイクロコンピユー
タ23は、そのソフトウエア構成によつて、負荷
駆動回路11に対す検査機能を有しており、以
下、これについて第2図を参照して述べる。
今、図示しない電源スイツチによつて電源から
投入されると、マイクロコンピユータ23が初期
化されると共に、そのソフトウエアによつて第2
図に示すフローチヤートに従つて、制御動作を開
始する。まず、第2図のステツプP1に示すよう
に、各リレースイツチ6,7,8を全て開放し、
そして次のステツプP2で示すように、切換スイ
ツチ20を第1図の実線で示すような検査用電源
ライン17側への切換状態とする。これにより、
負荷駆動回路12に対して検査用電源ライン17
が接続される。この状態では、各リレースイツチ
6乃至8が開放しているので、この検査用電源ラ
イン17の出力点17aにおける電圧レベルは検
査用電圧VDDの電圧となつている。而して、次の
ステツプP3では、このステツプP3の実行回数に
応じて各リレースイツチ6,7,8を択一して閉
成する。つまり、このステツプP3の実行が第1
回目であるときにはリレースイツチ6を閉成す
る。これにて、検査用電源ライン17の出力端1
7aから出力される電圧信号は変化する。その電
圧値は、分圧抵抗19とモータ1との分圧比で決
定され、その分圧比に応じた電圧がA/D変換器
24を与えられる。A/D変換器24はその電圧
をそのレベルに応じたデジタル値に変換してマイ
クロコンピユータ23に与える。マイクロコンピ
ユータ23は、ステツプP4で示すように、予め
保有した基準データとそのデジタル値(電圧信号
レベル)とを比較し、デジタル値がその基準デー
タの範囲内にあるか否かつまりリレースイツチ6
を含んだ回路が正常であるか否かを判断する。正
常であれば、ステツプP5に移行して各リレース
イツチ6,7,8にについての開閉制御が終了し
たか否かを判断し、他のリレースイツチ7,8に
ついて閉成制御が済んでいなければ、ステツプ
P3に戻る。斯様にして、各リレースイツチ6,
7,8を順次択一して閉成させ、そのときの検査
用電源ライン17の出力点17aにおける電圧信
号をもつて各回路の正常・異常を判定する。ここ
で、各リレースイツチ6,7,8のいずれかを閉
成した状態において、ステツプP4で異常が判断
されればステツプP6に移行して、異常表示器2
5を点灯させて、この検査を終了する。即ち、通
常の負荷制御にはいることなく回路動作はこの状
態で停止する。又、ステツプP4において異常が
判断されなければ、このステツプP4及びステツ
プP5を経てステツプP7に移行し、切換スイツチ
20を、負荷駆動回路12に対して駆動電源ライ
ン15を接続するように(第1図二点鎖線参照)、
切換制御する。これにて、各負荷(モータ1、ヒ
ータ2、ヒータ3乃至5)が通常の制御形態で制
御される。上述の検査制御は低電圧の検査用電源
VDD18によつてなされるもので、消費電力が少
なくて済み、且つ、誤配線、接続不良等の異常を
判定した場合は、低電圧の段階で回路動作は停止
するので、安全性を確保し得る。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば、異常表示器25を数字表示器から
構成して、コード化した数字により、故障箇所あ
るいは故障原因を表示するようにしてもよい。
又、負荷駆動回路に対する検査時期は、電源投入
時に限らず、検査開始用スイツチ等を設けて、適
宜時期にそのスイツチを操作することにより行な
うようにしてもよい。さらに制御スイツチとして
は、半導体から成るスイツチング素子であつても
よい。
その他、本考案は、要旨を逸脱しない範囲内で
種々変更して実施できる。
[考案の効果] 本考案は、以上の記述にて明らかなように、負
荷駆動電源ライン及び低電圧の検査用電源ライン
と、負荷を制御スイツチを介して接続した負荷駆
動回路と、この負荷駆動回路に対して前記負荷駆
動電源ラインと検査用電源ラインとを選択的に接
続するように切換える切換スイツチと、前記制御
スイツチ及びこの切換スイツチを開閉制御する制
御回路とを具備し、この制御回路は、所定時に検
査用電源ラインを負荷駆動回路に接続するように
前記切換スイツチを制御すると共に前記制御スイ
ツチを開閉制御して前記検査用電源ラインの電気
信号に基づき負荷駆動回路の正常・異常を判定す
る構成となつていることを特徴とする検査機能付
負荷制御装置であり、これにより、負荷駆動回路
に対する誤配線とか接続不良の検査を、別の機器
を用いず、自動的に且つ安全に行なうことができ
て検査の容易化及び迅速化を大いに図ることがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
ブロツクを含んだ電気回路図、第2図は検査実行
内容を示すフローチヤートである。 図中、1はモータ(負荷)、2乃至5はヒータ
(負荷)、6乃至8はリレースイツチ(制御スイツ
チ)、15は駆動電源ライン、17は検査用電源
ライン、22は制御回路、23はマイクロコンピ
ユータ、24はA/D変換器、25は異常表示器
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負荷駆動電源ライン及び低電圧の検査用電源ラ
    インと、負荷を制御スイツチを介して接続した負
    荷駆動回路と、この負荷駆動回路に対して前記負
    荷駆動電源ラインと検査用電源ラインとを選択的
    に接続するように切換える切換スイツチと、前記
    制御スイツチ及びこの切換スイツチを開閉制御す
    る制御回路とを具備し、この制御回路は、所定時
    に検査用電源ラインを負荷駆動回路に接続するよ
    うに前記切換スイツチを制御すると共に前記制御
    スイツチを開閉制御して前記検査用電源ラインの
    電気信号に基づき負荷駆動回路の正常・異常を判
    定する構成となつていることを特徴とする検査機
    能付負荷制御装置。
JP15507587U 1987-10-09 1987-10-09 Expired - Lifetime JPH0540460Y2 (ja)

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JP15507587U JPH0540460Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

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JPH0159876U JPH0159876U (ja) 1989-04-14
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