JPH0540375Y2 - - Google Patents

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JPH0540375Y2
JPH0540375Y2 JP1988113419U JP11341988U JPH0540375Y2 JP H0540375 Y2 JPH0540375 Y2 JP H0540375Y2 JP 1988113419 U JP1988113419 U JP 1988113419U JP 11341988 U JP11341988 U JP 11341988U JP H0540375 Y2 JPH0540375 Y2 JP H0540375Y2
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JP
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valve
closing
knob
valves
valve opening
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、例えば車両用シートのランバーサ
ポート部,サイドサポート部およびサイサポート
部などの調整を、内蔵したエアバツグによつて行
なうエア式調整機構に利用するのに好適なバルブ
スイツチに関するものである。 (従来の技術) 従来、上記のようなバルブスイツチとしては、
例えば、昭和58年8月 日産自動車(株)発行「サー
ビス周報486号」の第−53頁に記載された構造
のバルブスイツチがあつた。 このバルブスイツチは、シートのランバーサポ
ート部,サイドサポート部およびサイサポート部
に内蔵されたエアバツグのエア量を調整するそれ
ぞれの操作ノブと、前記各操作ノブの操作で開く
それぞれのバルブとを備えた構造を有するもので
あつて、このバルブスイツチは、各操作ノブをオ
ン操作することによつて、エアポンプが作動し且
つバルブが開いてそれぞれのエアバツグにエアを
充填し、各操作ノブをオフ操作することによつ
て、前記バルブが開いてそれぞれのエアバツグ内
のエアを排出し、各エアマツトのエアの充填量を
調整する作用をなすものである。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来のバルブスイツチで
は、シートの各部に内蔵したエアバツグごとに操
作ノブを必要とするため、操作ノブの数に比例し
てスイツチ自体が大型化し、取付けスペースの少
ない車両用のシートでは取付け場所が限定され、
操作性を損なうという課題を有していた。 (考案の目的) そこでこの考案は、広い取付けスペースを必要
とせず、操作性の良好な適宜の位置に取付けるこ
とが可能であるバルブスイツチを提供することを
目的としている。
【考案の構成】
(課題を解決するための手段) この考案に係るバルブスイツチは、回動および
揺動可能にした操作ノブと、複数の出力側エア通
路と、前記複数の出力側エア通路をそれぞれ開閉
する各バルブと、前記各バルブにそれぞれ連通し
た共通の入力側エア通路と、前記各バルブを開閉
するバルブ開閉用凸部を有していて前記操作ノブ
の回動により所定のバルブ位置へ前記バルブ開閉
用凸部が回動され且つ前記操作ノブの揺動で前記
バルブ開閉用凸部がバルブ開閉方向に動くロツド
とを備えると共に、前記操作ノブの揺動方向を検
出して前記入力側エア通路内を正圧状態または負
圧状態にするエアポンプを作動させる揺動方向検
出手段を備えた構成を特徴としており、このよう
な構成を従来の課題を解決するための手段とした
ものである。 (作用) この考案に係るバルブスイツチは、上記の構成
としたことにより、所定のバルブ位置を選ぶため
に操作ノブを回動させると、ロツドのバルブ開閉
用凸部を所定のバルブ位置へ回動させ、前記操作
ノブを揺動させると、バルブ開閉方向にロツドが
動いて所定のバルブをバルブ開閉用凸部によつて
“開”状態にし、入力側エア通路と出力側エア通
路とを連通させる。このとき、前記操作ノブの揺
動方向を揺動方向検出手段によつて検出するた
め、この検出によつてエアポンプを作動させて入
力側エア通路内を正圧状態または負圧状態にさ
せ、例えばシートの各部に内蔵した複数のエアバ
ツグへのそれぞれのエアの充填または吸引を行な
い、各エアバツグのエアの充填量を調整する。 (実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図〜第11図は、この考案に係るバルブス
イツチの一実施例を示す図であつて、第1図にお
いて、1はバルブスイツチである。 このバルブスイツチ1は、スイツチケース2の
上部に回動および揺動可能に設けた操作ノブ3
と、3箇所の出力側エア通路4a,4b,4c
と、前記出力側エア通路4a,4b,4cを上部
スイツチベース5内でそれぞれ開閉する各バルブ
6a,6b,6cと、前記各バルブ6a,6b,
6cにそれぞれ連通した入力側エア通路7と、前
記各バルブ6a,6b,6cを開閉するバルブ開
閉用凸部8a,8b,8cを有していて前記操作
ノブ3の回動に従つて所定のバルブ位置に前記バ
ルブ開閉用凸部8a,8b,8cをそれぞれ回動
させ且つ前記操作ノブ3の揺動によつて各バルブ
開閉用凸部8a,8b,8cを下方向に動かして
各バルブ6a,6b,6cのそれぞれの開閉を行
なうロツド9と、前記操作ノブ3の図中左右方向
の揺動を検出して後述するエアポンプ24を駆動
させて前記入力側エア通路7内を正圧状態または
負圧状態にさせるために上部スイツチベース5上
に設けた揺動方向検出手段としての正圧用接点1
0aおよび負圧圧用接点10bを備えた構造をな
すものである。 前記操作ノブ3は、第3図にも示すように、ス
イツチケース2に回動可能に嵌着したノブベース
3aと、前記ノブベース3aに揺動可能に挟持さ
れた操作ノブ部3bとを備えた構造を有するもの
であり、前記操作ノブ部3bを回動させると、ノ
ブベース3aによつて第3図に示す範囲内で回動
が可能であり、操作ノブ部3bを揺動させると、
当該操作ノブ部3bが第2図で示す範囲内で揺動
することが可能である。また、前記操作ノブ部3
bの裏面には、前記ロツド9の先端部9aがリタ
ーンスプリング11の付勢によつて当接するV字
溝12を備え、このV字溝12は、操作ノブ3を
揺動させることによつて、第7図に示すように、
当該V字溝12の形状に従つてロツド9を下方向
に動かす。さらに、前記ノブベース3aの貫通穴
部分には、第12図にも示すように、ロツド9の
突起部9a,9bが上下方向に摺動可能に嵌合す
る突状溝部3c,3cを備え、この突状溝部3
c,3cは、操作ノブ3を回動させると、ノブベ
ース3aの回動に従つて突起部9b,9bを回動
させることによつてロツド9を回動させ、操作ノ
ブ3の揺動によつてロツド9が下方向に動くと、
このロツド9の動きをガイドする。 前記各バルブ6a,6b,6cは、第4図にも
示すように、スプリング13a,13b,13c
の付勢によつて上部スイツチベース5のロツド穴
5a内に突出する動力伝達ロツド部14a,14
b,14cを備え、バルブケース15a,15
b,15c内にそれぞれ収納されている。また、
前記各バルブケース15a,15b,15cに
は、前述した出力側エア通路4a,4b,4c
と、前記出力側エア通路4a,4b,4cが接続
する出力室16a,16b,16cと、前記入力
側エア通路7が接続する入力室17a,17b,
17cとを備え、前記バルブ6a,6b,6cの
動力伝達ロツド部14a,14b,14cに対す
るロツド9のバルブ開閉用凸部8a,8b,8c
の下方向の動きによる各押動によつて、出力室1
6a,16b,16cと入力室17a,17b,
17cとをそれぞれ連通させる。なお、前記バル
ブ開閉用凸部8a,8b,8cは、第8図にも示
すように、各バルブ6a,6b,6cの動力伝達
ロツド部14a,14b,14cを1箇所毎に押
動することを可能にする角度で設けてある。 前記各接点10a,10bは、第6図および第
11図にも示すように、操作ノブ3の揺動方向に
よつて選択的に下方向に動くスライドピン20,
21の押動により電源22を通電させ、この通電
によつてモータ23を正回転または逆回転させ
る。そして、前記モータ23は、第10図に示す
エアポンプ24を駆動しており、このエアポンプ
24の回転方向によつてエア供給またはエア吸引
が行なわれ、接続する入力側エア通路7内を正圧
状態または負圧状態にする。 前記各出力側エア通路4a,4b,4cは、第
10図に示すように、シート25内のランバーサ
ポート部用エアバツグ25a,サイドサポート部
用エアバツグ25b,サイサポート用エアバツグ
25cにそれぞれ接続している。 前記入力側エア通路7は、第4図にも示すよう
に、下部スイツチベース26内に形成してあり、
接続穴7aを介してポンプ24と接続している。 次に、上記した構成のバルブスイツチ1の作動
について説明する。 操作ノブ3を回動させると、ノブベース3aが
回動すると共に、ノブベース3aの突状溝部3
c,3cに嵌合するロツド9の突起部9b,9b
によつて当該ロツド9も回動し、第8図に示すよ
うな所定のバルブ位置にロツド9のバルブ当接凸
部8a,8b,8cのいずれかを合わせることが
可能になる。 そして、上記の位置で操作ノブ3を揺動させる
と、第7図に示すように、操作ノブ部3bのV字
溝12の形状に従つてロツド9の先端部9aの当
接位置が移動し、第9図に示すように、ロツド9
の全体がノブベース3aの突状溝部3c,3cに
ガイドされて図中下方向に動く。そのため、所定
のバルブ位置、例えばバルブ6aの場合には、ロ
ツド9のバルブ開閉用凸部8aがバルブ6aの動
力伝達ロツド部14aに当接し、バルブ6aの動
力伝達ロツド部14aを図中左方向に移動させ
て、バルブ6aを“開”状態にする。したがつ
て、バルブケース15a内の入力室17aと出力
室16aとを連通させ、入力側エア通路7と出力
側エア通路4aとを連通させることになる。 このとき、操作ノブ3の揺動方向が正圧側の場
合には、操作ノブ3の揺動によつてスライドピン
20が下方向に移動し、正圧用接点10aを電源
22と導通させてモータ23を正回転させる。そ
のため、エアポンプ24は正圧方向に駆動される
ので、入力側エア通路7内が正圧状態になり、シ
ート25のランバサポート部用エアバツグ25a
内にエアを充填する。 また、操作ノブ3の揺動方向が負圧側の場合に
は、操作ノブ3の揺動によつてスライドピン21
が下方向に移動し、負圧用接点10bを電源22
と導通させてモータ23を逆回転させる。そのた
め、エアポンプ24は負圧方向に駆動されるの
で、入力側エア通路7内が負圧状態になり、シー
ト25のランバーサポート部用エアバツグ25a
内のエアを吸引する。なお、他の各バルブ6b,
6cについてもそれぞれ同様に作動させ、エアマ
ツト25b,25cのエアの充填量を調整するこ
とができる。 したがつて、1つの操作ノブ3によつて各エア
バツグ25a,25b,25cのエアの充填量の
調整をそれぞれ別個に行なうことが可能になり、
複数の機能を1つにまとめることが可能になる。 なお、上記した実施例では、3個のバルブ6
a,6b,6cを備えたバルブスイツチ1を例に
挙げて説明したが、バルブの数は3個に限定され
るものではない。
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係るバル
ブスイツチは、回動および揺動可能にした操作ノ
ブと、複数の出力側エア通路と前記複数の出力側
エア通路をそれぞれ開閉する各バルブと、前記各
バルブにそれぞれ連通した共通の入力側エア通路
と、前記各バルブを開閉するバルブ開閉用凸部を
有していて前記操作ノブの回動により所定のバル
ブ位置へ前記バルブ開閉用凸部が回動され且つ前
記操作ノブの揺動で前記バルブ開閉用凸部がバル
ブ開閉方向に動くロツドとを備えると共に、前記
操作ノブの揺動方向を検出して前記入力側エア通
路内を正圧状態または負圧状態にするエアポンプ
を作動させる揺動方向検出手段を備えた構成とし
たことにより、複数のバルブの開閉操作を一つの
操作ノブによつてそれぞれ個々に行なうことが可
能になるため、バルブスイツチを小型化すること
ができ、取付け場所が限定されずに操作性の良好
となる適宜の位置に取付けることが可能になると
いう優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るバルブスイツチの一実
施例による構造を示す垂直断面図、第2図はバル
ブスイツチの外観形状を示す正面図、第3図は第
2図の平面図、第4図は第1図のA−A線断面
図、第5図は第2図の左側面図、第6図は第3図
のB−B線部分断面図、第7図はロツドの動きを
示す説明図、第8図は第4図のロツド部分を示す
拡大図、第9図は第1図のロツド部分を示す拡大
図、第10図は車両用シートのエア式調整機構の
接続構成を示す説明図、第11図はバルブスイツ
チの回路構成を示す説明図、第12図は第1図の
C−C線部分断面図である。 1……バルブスイツチ、3……操作ノブ、4
a,4b,4c……出力側エア通路、6a,6
b,6c……バルブ、7……入力側エア通路、8
a,8b,8c……バルブ開閉用凸部、9……ロ
ツド、10a,10b……揺動方向検出手段、2
4……エアポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動および揺動可能にした操作ノブと、複数の
    出力側エア通路と、前記複数の出力側エア通路を
    それぞれ開閉する各バルブと、前記各バルブにそ
    れぞれ連通した共通の入力側エア通路と、前記各
    バルブを開閉するバルブ開閉用凸部を有していて
    前記操作ノブの回動により所定のバルブ位置へ前
    記バルブ開閉用凸部が回動され且つ前記操作ノブ
    の揺動で前記バルブ開閉用凸部がバルブ開閉方向
    に動くロツドとを備えると共に、前記操作ノブの
    揺動方向を検出して前記入力側エア通路内を正圧
    状態または負圧状態にするエアポンプを作動させ
    る揺動方向検出手段を備えたことを特徴とするバ
    ルブスイツチ。
JP1988113419U 1988-08-31 1988-08-31 Expired - Lifetime JPH0540375Y2 (ja)

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JP1988113419U JPH0540375Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31

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JPH0234878U JPH0234878U (ja) 1990-03-06
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