JPH0540284Y2 - - Google Patents

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JPH0540284Y2
JPH0540284Y2 JP1986138675U JP13867586U JPH0540284Y2 JP H0540284 Y2 JPH0540284 Y2 JP H0540284Y2 JP 1986138675 U JP1986138675 U JP 1986138675U JP 13867586 U JP13867586 U JP 13867586U JP H0540284 Y2 JPH0540284 Y2 JP H0540284Y2
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JP
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exhaust
bearing
support shaft
case
shaft
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JP1986138675U
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の排気ブレーキ装置の改良に関
する。
(従来の技術) 自動車の制動性を確保するのに、排気管路の一
部に排気シヤツタを設け、排気の流れを遮断する
ことにより、背圧を高めてエンジンブレーキを効
かすようにした排気ブレーキ装置が知られてい
る。
排気シヤツタは高温の排気にさらされるため
に、運転条件によつては排気シヤツタの支持軸と
軸受との間でステイツク現象が生じ、引きシヤツ
タが円滑に作動しなくなるということがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来、このように高温の排気に直接的にさらさ
れる部分を冷却するために、例えば本出願人によ
る実開昭57−191824号公報にもあるように、エン
ジン冷却水を利用して、排気切換弁の回転軸部分
を冷却して、常に良好な作動性を確保するように
した装置がある。
しかし、この場合にはエンジン冷却水の一部を
利用して冷却するので構造が複雑化するのは避け
られず、とくに排気管路の比較的下流側に設置さ
れる排気シヤツタ装置に適用しようとすると、そ
れだけ冷却水の配管も複雑となつてしまう。
本考案はこのような問題を解決するためのもの
で、排気シヤツタの支持軸の放熱性を高めて、温
度上昇を抑制して、常時良好な作動性を確保する
ようにした排気ブレーキ装置を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、排気管路の途中に介装されるケース
の排気通路部分に臨むように軸受ブツシユを嵌合
する軸穴を設け、この軸穴に嵌合した軸受ブツシ
ユと、このブツシユに対して回動自由に嵌合する
支持軸を介して排気シヤツタを取り付けた排気ブ
レーキ装置において、前記ケースの支持軸の軸受
部周囲に、放熱用の冷却フインを形成すると共
に、前記排気シヤツタを支持する支持軸の軸端頭
部を前記ブツシユの排気通路側端面と排気通路と
の間の軸穴部分に所定の狭い間隙をあけて嵌合
し、かつ軸受ボス部の根元部分に位置してケース
の外側に凹部を形成した。
(作用) 排気シヤツタをブツシユに支持する支持軸の軸
端頭部と軸受穴とを嵌合してあるためブツシユの
端面が排気ガスに直接晒されることがなく、また
軸受ボス部根元に設けた凹部によりケース排気通
路部分の壁面から軸受ボス部へと向かう熱の流路
が制約されることから、軸受ボス部及びブツシユ
へと伝わる熱量が最小限に抑えられる。一方、軸
受部の周囲に形成した冷却フインによりこの部分
に伝わつて来た熱は積極的に周囲の大気へと放出
される。これにより支持軸や軸受ブツシユの温度
上昇及びこれに原因するステイツク現象が回避さ
れる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図示するように排気管路1A,1Bの途中に介
装される短筒状のケース2に、軸線と直行する支
持軸3に、円盤状の排気シヤツタ4が固着され
る。
支持軸3はケース2の軸受ボス部6に形成した
軸穴7に嵌合したブツシユ(軸受)8に回転自由
に支持される。支持軸3は3A,3Bと2分割さ
れた状態で、それぞれの軸端頭部9により排気シ
ヤツタ4の対向部を固定している。
ブツシユ8を固定するために、ケース2の外側
からプレート10が取付けられ、支持軸3の外部
への突出部に、排気シヤツタ4を開閉するための
レバー11が連結される。なお、レバー11は図
示しないエアシリンダ等に連結され、制動時に排
気シヤツタ4を閉じる。
このような排気ブレーキ装置において、前記ケ
ース2の軸受ボス部6の周囲には、放熱用の冷却
フイン12が所定の間隔をもつて複雑形成され
る。
なお、軸端頭部9の外周は軸穴7に所定の狭い
間隙をもつて挿入され、軸受ブツシユ8が直接的
に排気にさらされることのないようにしている。
また、軸受ボス部6の根元部分に排気してケー
ス2の外側には凹部13が形成され、ケース2か
ら軸受部分への伝熱を抑制している。
このように構成されているので、直接的に高温
排気に接触する排気シヤツタ4やケース2の内周
から、支持軸3に向けて熱が伝達されるが、軸受
部分の周囲に放熱用の冷却フイン12があるため
に、ブツシユ8や支持軸3からの熱が逃げ、軸受
部分の温度上昇が抑制される。
このようにして支持軸3やブツシユ8の温度が
低下すると、高温時に発生するステイツク(固着
現象)が防止され、支持軸3にレバー11を介し
て駆動力か伝達されると円滑に回転作動し、排気
シヤツタ4を応答よく開閉することができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、排気シヤツタを
支持する支持軸の軸端頭部と軸受穴との嵌合構造
及び軸受ボス部に形成した凹部の形状に基づき、
ケースの排気通路部分から軸受部分へと伝えられ
る熱量を最小限に抑制すると共に、軸受部の周囲
に形成した冷却フインにより積極的に放熱を促す
ようにしたので、支持軸や軸受ブツシユの温度上
昇とこれに原因するステイツク現象を回避して、
排気シヤツタの円滑な作動性を確保できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す断面図である。 1A,1B……排気管路、2……ケース、3,
3A,3B……支持軸、4……排気シヤツタ、8
……ブツシユ、9……軸端頭部、12……冷却フ
イン、13……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気管路の途中に介装されるケースの排気通路
    部分に臨むように軸受ブツシユを嵌合する軸穴を
    設け、この軸穴に嵌合した軸受ブツシユと、この
    ブツシユに対して回動自由に嵌合する支持軸を介
    して排気シヤツタを取り付けた排気ブレーキ装置
    において、前記ケースの支持軸の軸受部周囲に、
    放熱用の冷却フインを形成すると共に、前記排気
    シヤツタを支持する支持軸の軸端頭部を前記ブツ
    シユの排気通路側端面と排気通路との間の軸穴部
    分に所定の狭い間隙をあけて嵌合し、かつ軸受ボ
    ス部の根元部分に位置してケースの外側に凹部を
    形成したことを特徴とする排気ブレーキ装置。
JP1986138675U 1986-09-10 1986-09-10 Expired - Lifetime JPH0540284Y2 (ja)

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JPS6345038U JPS6345038U (ja) 1988-03-26
JPH0540284Y2 true JPH0540284Y2 (ja) 1993-10-13

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