JPH0539989A - 熱交換装置 - Google Patents
熱交換装置Info
- Publication number
- JPH0539989A JPH0539989A JP19390291A JP19390291A JPH0539989A JP H0539989 A JPH0539989 A JP H0539989A JP 19390291 A JP19390291 A JP 19390291A JP 19390291 A JP19390291 A JP 19390291A JP H0539989 A JPH0539989 A JP H0539989A
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- JP
- Japan
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- heat transfer
- burner
- pipe
- tube
- pressure
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- Pending
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フロン系冷媒を使用した熱交換装置に関し、
冷媒もれ時の安全をはかる。 【構成】 燃焼ガス伝熱用フィン5を固着した外管2及
び冷媒を封入した内管1からなる作動液体伝熱用チュー
ブ4は外管2の内面の溝3に加圧空気を満たしてある。
そして、外管2には加圧空気の圧力変化を検知する圧力
検知器6を設けている。内管1、または外管2が破れて
溝3の加圧空気が変化すると圧力検知する器6が異常信
号を発してバーナー制御手段8によりバーナー11の燃
焼を停止させる。したがって、冷媒もれによる有毒ガス
の発生を未然に防止できる。
冷媒もれ時の安全をはかる。 【構成】 燃焼ガス伝熱用フィン5を固着した外管2及
び冷媒を封入した内管1からなる作動液体伝熱用チュー
ブ4は外管2の内面の溝3に加圧空気を満たしてある。
そして、外管2には加圧空気の圧力変化を検知する圧力
検知器6を設けている。内管1、または外管2が破れて
溝3の加圧空気が変化すると圧力検知する器6が異常信
号を発してバーナー制御手段8によりバーナー11の燃
焼を停止させる。したがって、冷媒もれによる有毒ガス
の発生を未然に防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼ガス等の高温流体
とフロン系冷媒との熱交換装置に関するものである。
とフロン系冷媒との熱交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の熱交換装置は図3に示す
ようにバーナー11からの高温の燃焼ガスが通過する流
路中に置かれた燃焼ガス伝熱用フィン12と、拡管やろ
う付け等によって前記燃焼ガス伝熱用フィン12に固着
された1重管の作動液体伝熱用チューブ13から構成さ
れていた。
ようにバーナー11からの高温の燃焼ガスが通過する流
路中に置かれた燃焼ガス伝熱用フィン12と、拡管やろ
う付け等によって前記燃焼ガス伝熱用フィン12に固着
された1重管の作動液体伝熱用チューブ13から構成さ
れていた。
【0003】すなわち、高温の燃焼ガス14の熱は、燃
焼ガス伝熱用フィン12によって採熱され、作動液体伝
熱用チューブ13に伝えられ、前記作動液体伝熱用チュ
ーブ13の片側から流入したフロン等の作動液体15を
加熱する。
焼ガス伝熱用フィン12によって採熱され、作動液体伝
熱用チューブ13に伝えられ、前記作動液体伝熱用チュ
ーブ13の片側から流入したフロン等の作動液体15を
加熱する。
【0004】また、図4に示すような熱交換装置はバー
ナー21からの高温の燃焼ガス27が通過する流路中に
置かれた燃焼ガス伝熱用フィン22と、拡管やろう付け
等によって前記燃焼ガス伝熱用フィン22に固着された
外管23と内管24の間に漏洩検知溝25を有する2重
管構造の作動液体伝熱用チューブ26と、前記作動液体
伝熱用チューブ26を構成する外管23の少なくとも一
方の端末部分において漏洩検知溝部分に設けられた漏洩
検知センサー28と、前記センサーからの情報を基にバ
ーナーの燃焼を制御するバーナー制御手段29と、前記
バーナー制御手段によって制御されるバーナー21から
構成されていた。
ナー21からの高温の燃焼ガス27が通過する流路中に
置かれた燃焼ガス伝熱用フィン22と、拡管やろう付け
等によって前記燃焼ガス伝熱用フィン22に固着された
外管23と内管24の間に漏洩検知溝25を有する2重
管構造の作動液体伝熱用チューブ26と、前記作動液体
伝熱用チューブ26を構成する外管23の少なくとも一
方の端末部分において漏洩検知溝部分に設けられた漏洩
検知センサー28と、前記センサーからの情報を基にバ
ーナーの燃焼を制御するバーナー制御手段29と、前記
バーナー制御手段によって制御されるバーナー21から
構成されていた。
【0005】すなわち、高温の燃焼ガス27の熱は、燃
焼ガス伝熱用フィン22によって採熱され、作動液体伝
熱用チューブ25に伝えられ、前記作動液体伝熱用チュ
ーブ25の片側から流入したフロン等の作動液体30を
加熱する。また、万一作動液体伝熱用チューブの内管2
4及び外管23が腐食等により破損した場合は、漏洩検
知溝25に導かれた燃焼ガス及び作動液体を漏洩検知セ
ンサー28が検知し、バーナー制御手段29が燃焼を停
止させることにより、作動液体が燃焼ガスに触れて熱分
解することによる有毒ガスの発生を防止する。
焼ガス伝熱用フィン22によって採熱され、作動液体伝
熱用チューブ25に伝えられ、前記作動液体伝熱用チュ
ーブ25の片側から流入したフロン等の作動液体30を
加熱する。また、万一作動液体伝熱用チューブの内管2
4及び外管23が腐食等により破損した場合は、漏洩検
知溝25に導かれた燃焼ガス及び作動液体を漏洩検知セ
ンサー28が検知し、バーナー制御手段29が燃焼を停
止させることにより、作動液体が燃焼ガスに触れて熱分
解することによる有毒ガスの発生を防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では次のような問題があった。
の構成では次のような問題があった。
【0007】すなわち、図3の熱交換装置では、1重の
作動液体伝熱用チューブ13が腐食等で破れた場合に、
フロン等の作動液体15が直接に高温の燃焼ガス14に
接触して熱分解して有毒ガスの発生につながり、安全上
好ましくない。
作動液体伝熱用チューブ13が腐食等で破れた場合に、
フロン等の作動液体15が直接に高温の燃焼ガス14に
接触して熱分解して有毒ガスの発生につながり、安全上
好ましくない。
【0008】また、図4に示す熱交換装置では、漏洩検
知センサー28として外管23が破損したことを検知す
る燃焼ガス検知センサーと内管が破損したことを検知す
る作動流体検知センサーの2種類が必要であり構成が複
雑となる。さらに微小の破損を検知するためには高感度
のセンサーが必要になるという課題があった。
知センサー28として外管23が破損したことを検知す
る燃焼ガス検知センサーと内管が破損したことを検知す
る作動流体検知センサーの2種類が必要であり構成が複
雑となる。さらに微小の破損を検知するためには高感度
のセンサーが必要になるという課題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、簡単
な構成のセンサーにより安全な熱交換装置の提供を目的
としたものである。
な構成のセンサーにより安全な熱交換装置の提供を目的
としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、複数の燃焼ガス伝熱用フィンと、前記フィン
と固着された外管及び外管に嵌挿した内管を有し、かつ
内管と外管の間に加圧空気を満たした2重管構造の作動
液体伝熱用チューブと、前記チューブの加圧空気の圧力
を検知する圧力検知器と、前記フィンを加熱するバーナ
ーと、前記圧力検知器が異常信号を発したときにバーナ
ーの燃焼を停止させるバーナー制御手段を設けた構成で
ある。
するため、複数の燃焼ガス伝熱用フィンと、前記フィン
と固着された外管及び外管に嵌挿した内管を有し、かつ
内管と外管の間に加圧空気を満たした2重管構造の作動
液体伝熱用チューブと、前記チューブの加圧空気の圧力
を検知する圧力検知器と、前記フィンを加熱するバーナ
ーと、前記圧力検知器が異常信号を発したときにバーナ
ーの燃焼を停止させるバーナー制御手段を設けた構成で
ある。
【0011】
【作用】本発明は上記構成によって、作動液体伝熱用チ
ューブの内管及び外管が腐食等により破損した場合は、
作動液体伝熱用チューブの加圧空気が外に放出し、圧力
が低下するので、チューブの圧力を検知する圧力検知器
が異常を検知し、バーナー制御手段が燃焼を停止させ
る。
ューブの内管及び外管が腐食等により破損した場合は、
作動液体伝熱用チューブの加圧空気が外に放出し、圧力
が低下するので、チューブの圧力を検知する圧力検知器
が異常を検知し、バーナー制御手段が燃焼を停止させ
る。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図1、及び図2を参照
して説明する。図1は、本発明の熱交換装置の要部切欠
の斜視図であり、図2は図1の作動液体伝熱用チューブ
の要部切欠斜視図である。図1、図2において1は内
管、2は内管1の外壁に密着し内管と熱交換関係を有し
管の内壁に両端が密閉され加圧空気で満たされた溝3を
内面に有する外管、4は内管1と外管2と溝3から構成
される2重管構造の作動液体伝熱用チューブ、5は作動
液体伝熱用チューブ4に拡管やろう付けや鉛ディップ処
理によって固着された複数枚の燃焼ガス伝熱用フィンで
ある。そして前記作動液体伝熱用チューブ4の溝3の圧
力を検知する圧力検知器6は外管2を貫通して溝3の圧
力をうけるように設けられている。なお、溝内の空気の
圧力P1は、設置最低温度条件で冷媒の最大圧力Pma
x以上に設定し、圧力検知器6は溝3内の圧力が検知圧
力P2>P1となったときに以上信号を発する。11は
バーナーで、燃焼室7に取り付けられた熱交換器を加熱
する。8は圧力検知器6からの信号を受けてバーナー1
1の燃焼を制御するバーナー制御手段である。
して説明する。図1は、本発明の熱交換装置の要部切欠
の斜視図であり、図2は図1の作動液体伝熱用チューブ
の要部切欠斜視図である。図1、図2において1は内
管、2は内管1の外壁に密着し内管と熱交換関係を有し
管の内壁に両端が密閉され加圧空気で満たされた溝3を
内面に有する外管、4は内管1と外管2と溝3から構成
される2重管構造の作動液体伝熱用チューブ、5は作動
液体伝熱用チューブ4に拡管やろう付けや鉛ディップ処
理によって固着された複数枚の燃焼ガス伝熱用フィンで
ある。そして前記作動液体伝熱用チューブ4の溝3の圧
力を検知する圧力検知器6は外管2を貫通して溝3の圧
力をうけるように設けられている。なお、溝内の空気の
圧力P1は、設置最低温度条件で冷媒の最大圧力Pma
x以上に設定し、圧力検知器6は溝3内の圧力が検知圧
力P2>P1となったときに以上信号を発する。11は
バーナーで、燃焼室7に取り付けられた熱交換器を加熱
する。8は圧力検知器6からの信号を受けてバーナー1
1の燃焼を制御するバーナー制御手段である。
【0013】上記構成において、バーナー11で発生し
た高温の燃焼ガス9の熱は、燃焼ガス伝熱用フィン5に
よって採熱され、作動液体伝熱用チューブ4に伝えら
れ、チューブ内のフロン等の作動液体10を加熱する。
ここで燃焼ガス9中のSOx、NOx、水蒸気により作
動液体伝熱用チューブ4の外管2が腐食され孔が開いた
場合や内管1に孔が開いた場合には、溝3中の加圧空気
が管外に放出し溝内の空気の圧力P1が低下して圧力検
知器6の設定圧力P2より小さくなるので、圧力検知器
6が異常を検知し、その信号を受けたバーナー制御手段
8がバーナー11の燃焼を停止させる事により有毒ガス
の発生を防止する。
た高温の燃焼ガス9の熱は、燃焼ガス伝熱用フィン5に
よって採熱され、作動液体伝熱用チューブ4に伝えら
れ、チューブ内のフロン等の作動液体10を加熱する。
ここで燃焼ガス9中のSOx、NOx、水蒸気により作
動液体伝熱用チューブ4の外管2が腐食され孔が開いた
場合や内管1に孔が開いた場合には、溝3中の加圧空気
が管外に放出し溝内の空気の圧力P1が低下して圧力検
知器6の設定圧力P2より小さくなるので、圧力検知器
6が異常を検知し、その信号を受けたバーナー制御手段
8がバーナー11の燃焼を停止させる事により有毒ガス
の発生を防止する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の熱交換装置
は、作動液体伝熱用チューブとして内管と外管の間に、
加圧空気を有する二重管構造のチューブを使用し、前記
空気圧を検知する圧力検知器を設け、かつこの圧力検知
器の信号を受けてバーナーの燃焼を停止させるバーナー
制御手段を有するものであるから、作動液体伝熱用チュ
ーブが破損し、作動液体が漏れた場合の有毒ガスの発生
を未然に防止し安全を確保することができる。
は、作動液体伝熱用チューブとして内管と外管の間に、
加圧空気を有する二重管構造のチューブを使用し、前記
空気圧を検知する圧力検知器を設け、かつこの圧力検知
器の信号を受けてバーナーの燃焼を停止させるバーナー
制御手段を有するものであるから、作動液体伝熱用チュ
ーブが破損し、作動液体が漏れた場合の有毒ガスの発生
を未然に防止し安全を確保することができる。
【図1】本発明熱交換装置の一実施例における要部切欠
斜視図
斜視図
【図2】同装置の作動液体伝熱用チューブの要部切欠斜
視図
視図
【図3】従来の熱交換器における要部切欠斜視図
【図4】従来の他の熱交換器における要部切欠斜視図
1 内管 2 外管 4 作動液体伝熱用チューブ 5 燃焼ガス伝熱用フィン 6 圧力検知器 8 バーナー制御手段 10 作動液体 11 バーナー
Claims (1)
- 【請求項1】複数の燃焼ガス伝熱用フィンと、前記フィ
ンを固着した外管及び内管を有し、かつ内管と外管の間
に加圧空気が満たされた2重管構造の作動液体伝熱用チ
ューブと、前記チューブの加圧空気の圧力を検知する圧
力検知器と、前記フィンを加熱するバーナーと、前記圧
力検知器が異常信号を発したときにバーナーの燃焼を停
止させるバーナー制御手段からなる熱交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19390291A JPH0539989A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19390291A JPH0539989A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 熱交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539989A true JPH0539989A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16315645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19390291A Pending JPH0539989A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 熱交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539989A (ja) |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP19390291A patent/JPH0539989A/ja active Pending
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