JPH0539972U - 立体感を有する印刷物 - Google Patents

立体感を有する印刷物

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JPH0539972U
JPH0539972U JP8382791U JP8382791U JPH0539972U JP H0539972 U JPH0539972 U JP H0539972U JP 8382791 U JP8382791 U JP 8382791U JP 8382791 U JP8382791 U JP 8382791U JP H0539972 U JPH0539972 U JP H0539972U
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JP
Japan
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pattern
printed matter
dimensional effect
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design
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Pending
Application number
JP8382791U
Other languages
English (en)
Inventor
敏郎 宇野
Original Assignee
キングプリンテイング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鋭角的な立ち上がりを有し、充分なる立体感を
有し、且つ鮮明な図柄が形成された印刷物を開発するこ
と。 【構成】予め別途に図柄を作成し、これを基材上に貼付
接着すること。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は立体感を有する印刷物に関し、特に立体感を有する図柄が極めて鮮明 な印刷物を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
立体感を有する印刷物としては従来、次の2つの手段が知られている。 1.所定の基材上に所望する図柄を印刷し、インキが乾燥しない間にその上に透 明な粉末状樹脂を撒布し、この粉末状樹脂を溶融せしめて、所望する図柄に盛り 上がりを形成して、立体感を付与する手段。
【0003】 2.発泡性インキを用いて基材上に所望する図柄を印刷し、印刷後このインキを 発泡させて図柄を隆起させ、立体感を付与する手段。 である。
【0004】 しかし乍ら、これら従来の2つの手段に於いては夫々次のような難点がある。 即ち上記1の手段に於いては、盛り上がりが少なく、立体感に乏しい。粉末状樹 脂を撒布して、未乾燥インキ上に接着せしめ、これを溶融するため、盛り上がり を大きくすることは実質的に不可能であって、どうしても十分な立体感が付与で きない。加えて、粉末状の溶融むらが生じ、図柄の鮮明度が低下する。
【0005】 又、上記2の手段に於いては、発泡性インキを発泡せしめているので、盛り上 がった(発泡した)図柄の端部が丸みをおび、鋭角的な切り立った図柄が形成で きない。このために図柄自体が全体としてぼやけて見える難点がある。更に加え て発泡が均一に行い難く、どうしても発泡むらが生じ、図柄の表面が不均一とな って鮮明性に欠ける難点がある。更に上記2の手段について若干説明すると、図 1に示す通り、基材(1)上に形成された発泡図柄(2)はどうしても図柄の端 部(3)が丸みをおび、立体感が全体としてぼやけてしまうものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、この種立体感を有する印刷物の上記従来技 術の欠点を解消することである。更に詳しくは鋭角的な立ち上がりを有し、充分 なる立体感を有し、鮮明な図柄を基材上に形成した印刷物を開発することである 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題は予め所定の図柄を別途作成し、これを基材に貼付接着することによ って解決される。
【0008】
【考案の作用】
本考案に於いては図2に示す通り、基材上に予め所定の図柄(4)を別途作成 し、この図柄(4)を基材(5)上に貼付接着しているので、その図柄の端部( 6)は極めて鋭角的になっており、しかも予め図柄(4)を別途作成しているの で希望する厚み(立体感)の図柄を形成することが出来る。又、発泡させるもの ではないので発泡に基づく難点も全く生じない。
【0009】 本考案に於いて使用する基材としては特に限定されず、各種フィルムやシート をはじめ、その他紙、合成紙、アルミホイル、板等が使用される。この基材の厚 みや材質等も何ら限定されず、使用目的に応じて適宜の材質や厚みのものが選択 使用される。この基材には予め通常の印刷を施しておいても良く、又施さなくて も構わない。
【0010】 本考案に於いて形成する立体感ある図柄は、基材全面に或いはその一部に形成 しても構わない。又基材上に予め通常の印刷を施した場合には、その印刷物と立 体感ある図柄とを組み合わせて特定の部分を強調するようにすることもできる。
【0011】 立体感のある図柄の材質、作成方法や、これを基材に貼付接着する手段自体は 特に限定されず、所定の図柄が作成できる手段であるかぎり、或いは貼付接着で きる手段であるかぎり何ら限定されるものではない。
【0012】
【実施例】
予め乳白色のポリエステルフィルム(厚さ180μ:1300×2000mm )に等身大のカラー写真の人物像を平板印刷した。一方10cm角、厚さ5mm の文字を、複数個上記印刷物の印刷面の下部に並べるようにして常温硬化型の接 着剤を介して貼付した。文字の立体感を鮮明に強調した宣伝効果の高い印刷物が えられた。
【0013】
【考案の効果】
本考案は極めて簡単な手段により、鋭角的な立ち上がりを有し、しかも所望す る立体感のある図柄を鮮明に基材上に形成でき、その産業上の効果は極めて大き い。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】
【0016】図1は従来の立体感のある印刷物の形成方
法を説明するための説明図である。
【0017】
【図2】
【0018】図2は本考案の立体感ある印刷物の1例を
示す図面である。 1…………基材 2…………発泡図柄 3…………図柄の端部 4…………図柄 5…………基材 6…………図柄の端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め所定の図柄を別途作成し、これを基材
    に貼付接着してなることを特徴とする立体感を有する印
    刷物。
JP8382791U 1991-09-17 1991-09-17 立体感を有する印刷物 Pending JPH0539972U (ja)

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JP8382791U JPH0539972U (ja) 1991-09-17 1991-09-17 立体感を有する印刷物

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JPH0539972U true JPH0539972U (ja) 1993-05-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6432057U (ja) * 1987-08-21 1989-02-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6432057U (ja) * 1987-08-21 1989-02-28

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