JPH0342946B2 - - Google Patents
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- JPH0342946B2 JPH0342946B2 JP1572682A JP1572682A JPH0342946B2 JP H0342946 B2 JPH0342946 B2 JP H0342946B2 JP 1572682 A JP1572682 A JP 1572682A JP 1572682 A JP1572682 A JP 1572682A JP H0342946 B2 JPH0342946 B2 JP H0342946B2
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- gloss
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光沢差をその表面に有する化粧材の製
造方法に関し、詳しくは基材表面にエンボス加工
を施すことのできない樹脂層を形成し、更にその
上にエンボス加工の可能な樹脂層を模様状に設け
てから加熱加圧エンボスを施す方法に関するもの
である。
造方法に関し、詳しくは基材表面にエンボス加工
を施すことのできない樹脂層を形成し、更にその
上にエンボス加工の可能な樹脂層を模様状に設け
てから加熱加圧エンボスを施す方法に関するもの
である。
エンボスプレートやエンボスロール（以下エン
ボス版と称する）を用いて凹凸化粧材を製造する
方法では、エンボスによる凹凸形状は形成される
ものの化粧材の表面の光沢はエンボス版の表面の
光沢によつて決定されてしまい、凹部も凸部も同
じ光沢になつてしまうという欠点を有している。
ボス版と称する）を用いて凹凸化粧材を製造する
方法では、エンボスによる凹凸形状は形成される
ものの化粧材の表面の光沢はエンボス版の表面の
光沢によつて決定されてしまい、凹部も凸部も同
じ光沢になつてしまうという欠点を有している。
一方、凹部と凸部とで光沢に差を持たせたエン
ボス版を製造して化粧材をエンボスすることも考
えられるが、この方法ではエンボス版を製造する
のに多くの工程を必要とし、高価なものとなるこ
とは避けられない。
ボス版を製造して化粧材をエンボスすることも考
えられるが、この方法ではエンボス版を製造する
のに多くの工程を必要とし、高価なものとなるこ
とは避けられない。
本発明は以上のような欠点を解消し、通常用い
られる表面光沢が均一なエンボス版を使用して光
沢差を表面に有する化粧シートを製造する方法を
提供するものである。
られる表面光沢が均一なエンボス版を使用して光
沢差を表面に有する化粧シートを製造する方法を
提供するものである。
次に本発明を図面に従つて詳細に説明する。
まず第１図に示すように、基材１の表面に熱硬
化型樹脂組成物２を塗布してその表面が印刷可能
な程度に半硬化させ、次いでこの表面に熱可塑性
樹脂組成物３を模様状に施し、その後に前記硬化
型樹脂組成物を硬化させる。施された模様は第１
図に示すように極く薄い被膜状態でシート表面と
の間にほとんど高低差の無い場合から、第２図に
示すように盛り上げ印刷されて凸状となる場合ま
でその被膜の厚さを任意に選ぶことができる。
化型樹脂組成物２を塗布してその表面が印刷可能
な程度に半硬化させ、次いでこの表面に熱可塑性
樹脂組成物３を模様状に施し、その後に前記硬化
型樹脂組成物を硬化させる。施された模様は第１
図に示すように極く薄い被膜状態でシート表面と
の間にほとんど高低差の無い場合から、第２図に
示すように盛り上げ印刷されて凸状となる場合ま
でその被膜の厚さを任意に選ぶことができる。
次にその上からエンボス版を使用して加熱加圧
エンボス加工を施す。この時使用するエンボス版
の表面の光沢は熱硬化性樹脂組成物２の層の表面
の光沢とは異なることが必要であり、例えば樹脂
組成物の層の表面の光沢が比較的高い場合には表
面光沢の比較的低いエンボス版を使用し、反対に
樹脂組成物の層の表面の光沢が比較的低い場合に
は表面光沢の比較的高いエンボス版を使用する。
エンボス加工を施す。この時使用するエンボス版
の表面の光沢は熱硬化性樹脂組成物２の層の表面
の光沢とは異なることが必要であり、例えば樹脂
組成物の層の表面の光沢が比較的高い場合には表
面光沢の比較的低いエンボス版を使用し、反対に
樹脂組成物の層の表面の光沢が比較的低い場合に
は表面光沢の比較的高いエンボス版を使用する。
加熱加圧エンボスの結果、模様を施していない
部分すなわち熱硬化性樹脂の層の表面が露出して
いる部分はエンボス版の影響を受けず、樹脂層本
来の光沢を有しており、模様を施した部分はエン
ボス版の表面の光沢や凹凸形状が転移される。従
つて、模様部分と模様の無い部分との間に光沢差
が生じ、第３図に示すように光沢差を表面に有す
る化粧材４が得られる。
部分すなわち熱硬化性樹脂の層の表面が露出して
いる部分はエンボス版の影響を受けず、樹脂層本
来の光沢を有しており、模様を施した部分はエン
ボス版の表面の光沢や凹凸形状が転移される。従
つて、模様部分と模様の無い部分との間に光沢差
が生じ、第３図に示すように光沢差を表面に有す
る化粧材４が得られる。
第３図は均一な光沢のみを有するエンボス版を
用いた場合であるが、均一な光沢と任意の凹凸と
を有するエンボス版を用いると第４図に示すよう
な化粧材４となる。
用いた場合であるが、均一な光沢と任意の凹凸と
を有するエンボス版を用いると第４図に示すよう
な化粧材４となる。
又、第２図に示した様に模様が凸状となつてい
る場合には、第５図に示すような化粧材となる。
基材１としては、紙、合成紙、布、不織布、ポリ
エステルフイルム、塩化ビニルフイルム、アクリ
ルフイルム等の合成樹脂シート、合板等の木質
板、石綿スレート等の無機質板、アルミ板等の金
属板等任意に選択できる。
る場合には、第５図に示すような化粧材となる。
基材１としては、紙、合成紙、布、不織布、ポリ
エステルフイルム、塩化ビニルフイルム、アクリ
ルフイルム等の合成樹脂シート、合板等の木質
板、石綿スレート等の無機質板、アルミ板等の金
属板等任意に選択できる。
熱硬化性樹脂組成物としては、不飽和ポリエス
テル系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、
ウレタン系樹脂、ユリアメラミン系樹脂、フエノ
ール系樹脂等公知の樹脂で、紫外線硬化型、電子
線硬化型、酸硬化型等のものが使用できる。
テル系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、
ウレタン系樹脂、ユリアメラミン系樹脂、フエノ
ール系樹脂等公知の樹脂で、紫外線硬化型、電子
線硬化型、酸硬化型等のものが使用できる。
熱可塑性樹脂組成物としては、ポリ塩化ビニル
系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系
樹脂等が使用できる。
系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系
樹脂等が使用できる。
又、基材の表面又は裏面には任意の模様層を形
成しておくことができ、その方法は基材表裏面に
直接に模様を形成しても良いし、表面に模様を有
する他の化粧材を貼合しても良い。この場合に
は、模様層の上に来る基材や樹脂組成物は透明又
は半透明とする必要がある。
成しておくことができ、その方法は基材表裏面に
直接に模様を形成しても良いし、表面に模様を有
する他の化粧材を貼合しても良い。この場合に
は、模様層の上に来る基材や樹脂組成物は透明又
は半透明とする必要がある。
表面に木目模様を形成した40ｇ／m2の紙の該模
様面に透明な不飽和ポリエステル樹脂を30ｇ／m2
塗布し、表面に被膜ができる程度に乾燥させた後
に、ポリ塩化ビニル系樹脂をバインダーとする透
明インキで木目導管溝の模様を施し、次いで前記
不飽和ポリエステル樹脂を硬化させる。
様面に透明な不飽和ポリエステル樹脂を30ｇ／m2
塗布し、表面に被膜ができる程度に乾燥させた後
に、ポリ塩化ビニル系樹脂をバインダーとする透
明インキで木目導管溝の模様を施し、次いで前記
不飽和ポリエステル樹脂を硬化させる。
次に、表面が砂目状でその光沢が60−60°の反
射型光沢度計で10であるエンボスロールで加熱加
圧エンボスして化粧シートを得た。
射型光沢度計で10であるエンボスロールで加熱加
圧エンボスして化粧シートを得た。
以上のような本発明の方法によれば、特別なエ
ンボス版を必要とせずに表面に光沢差を有する化
粧材が得られ、しかもエンボス以前の工程が印刷
手法であるので、下層に模様を形成した場合はそ
の模様と表面の光沢差とを容易に同調させること
ができる。
ンボス版を必要とせずに表面に光沢差を有する化
粧材が得られ、しかもエンボス以前の工程が印刷
手法であるので、下層に模様を形成した場合はそ
の模様と表面の光沢差とを容易に同調させること
ができる。
図面は本発明の方法の一例を示すものであり、
第１図と第２図は基材に硬化型樹脂と熱可塑性樹
脂の模様とを形成した状態を、第３図〜第５図は
その表面にエンボス加工を施した後の状態を示す
各々断面図である。 １……基材、２……硬化型樹脂組成物、３……
熱可塑性樹脂組成物、４……化粧材、５……エン
ボス加工部。
第１図と第２図は基材に硬化型樹脂と熱可塑性樹
脂の模様とを形成した状態を、第３図〜第５図は
その表面にエンボス加工を施した後の状態を示す
各々断面図である。 １……基材、２……硬化型樹脂組成物、３……
熱可塑性樹脂組成物、４……化粧材、５……エン
ボス加工部。
Claims (1)
- １ 基材表面に硬化型樹脂を塗布してその表面が
印刷可能な程度に半硬化させ、次いでその表面に
熱可塑性樹脂組成物を模様状に施した後に前記硬
化型樹脂を硬化させ、次いで前記硬化型樹脂の表
面の光沢とは異なる光沢を有するエンボスロール
で、前記熱可塑性樹脂組成物の模様面のみを、加
熱加圧することを特徴とする化粧材の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1572682A JPS58132556A (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | 化粧材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1572682A JPS58132556A (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | 化粧材の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58132556A JPS58132556A (ja) | 1983-08-06 |
| JPH0342946B2 true JPH0342946B2 (ja) | 1991-06-28 |
Family
ID=11896753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1572682A Granted JPS58132556A (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | 化粧材の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58132556A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6221540A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-29 | 伊藤 嘉英 | プラスチツク板にヘア−ライン等の模様を形成する方法 |
| JP5371195B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2013-12-18 | ハッポー化学工業株式会社 | 艶消し木質調木口材 |
-
1982
- 1982-02-03 JP JP1572682A patent/JPS58132556A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58132556A (ja) | 1983-08-06 |
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