JPH053992Y2 - - Google Patents

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JPH053992Y2
JPH053992Y2 JP2782886U JP2782886U JPH053992Y2 JP H053992 Y2 JPH053992 Y2 JP H053992Y2 JP 2782886 U JP2782886 U JP 2782886U JP 2782886 U JP2782886 U JP 2782886U JP H053992 Y2 JPH053992 Y2 JP H053992Y2
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JP
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hall element
socket
magnet
inspection
electromagnet
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホール単体素子又はホールIC等の
ホール素子の性能をチエツクするための検査装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にホール単体素子又はホールIC等のホー
ル素子の性能チエツクは、これに磁石を近付ける
ことによつて行うが、従来はこの検査を以下に述
べるようにしている。
すなわち、検査しようとするホール素子を、テ
ーブル等の上面に設けたソケツトに、当該ホール
素子における各リード線がソケツトにおける接続
端子に接触するようにして装着し、次いでこのホ
ール素子の上面に、アーム又はリンク等によつて
構成された機械的構成のトランスフアー機構に取
付けた磁石を近付けることによつて行つている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、ホール素子の性能検査は、当該ホール
素子がこれに所定の磁束密度を与えたとき作動す
るか否かによつて判別するもので、ホール素子の
上面に前記のように磁石を近付ける場合、ホール
素子に対する磁石の距離が変化すると、ホール素
子に対して付与する磁石密度が変動するから、ホ
ール素子の性能検査にバラ付きが発生することに
なる。
従つて、前記のように磁石をホール素子に近付
けるためのトランスフアー機構としては、ホール
素子に対する磁石の距離を正確に保持できるよう
に頑丈で、且つガタ付きのない精度の高いものに
しなければならないから、可成り大型で且つ高価
になるのである。
また、前記従来の検査装置では、トランスフア
ー機構に取付けた磁石を、ホール素子の検査に際
してはソケツトに装着したホール素子の上面に位
置するように移動し、ホール素子をソケツトに対
して装着したりソケツトから取り外したりする場
合に際してはソケツトの上部から離れるように移
動しなければならず、この移動に可成りの時間を
必要とするから、ホール素子の一個当たりの検査
時間が長くなつて検査の速度が遅く、前記のよう
に磁石を支持移動するトランスフアー機構が高価
になることと相埃つて、検査に要するコストが嵩
むのであつた。
本考案は、この問題を解消することを目的とす
るものである。
〔問題を解決するための手段〕
このため本考案は、ホール素子を着脱自在に装
着するソケツトと、前記ホール素子に近付けた磁
石とから成るホール素子の検査装置において、前
記ソケツトには、磁石の挿入用孔を当該ソケツト
におけるホール素子装着部に開口するように設
け、該挿入用孔内に、前記磁石を当該磁石が前記
ホール素子の片面に近接するように挿入したもの
である。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、ホール素子をソケツト
におけるホール素子装着部に対して装着すること
によつて、このホール素子を磁石に近付けること
ができることになるから、磁石を不動することが
できると共に、磁石とホール素子との間の距離が
一定値に自動的に設定できるものである。
従つて本考案によると、前記従来のように磁石
を支持移動するためのトランスフアー機構を要せ
ず、検査装置の構造を著しく簡略化できる共に、
ホール素子と磁石との間隔距離は不変であるか
ら、ホール素子に付与する磁束密度を一定に維持
できて、検査の確実製を向上できるのであり、し
かも、ホール素子をソケツトに対して装着したり
ソケツトから取り外したりする場合に際して、前
記のように磁石を移動させる必要がなく、ホール
素子のソケツトに対する装着・取り外しに要する
時間を短縮できて、検査の速度を向上できるか
ら、前記のように構造が簡単であることと相埃つ
て、検査に要するコストを低減できる効果を有す
る。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、図において符号1は、基台板2の上部に支持
板3を複数本のステー4を介して固着して成る支
持台を示し、該支持台1における支持板3の上面
には、ホール素子6を装着するためのソケツト5
が固着されている。
このソケツト5の上面には、ホール素子6を当
該ホール素子6における各リード線6aがソケツ
ト5における各接続端子5aに各々接触するよう
に着脱自在に装着するためのホール素子装着部7
を備えており、且つ、このソケツト5及び前記支
持板3には、そのホール素子装着部7に開口する
磁石挿入孔8が穿設されている。
9は、上下方向に延びる棒状の鉄心10に電磁
コイル11を巻設して成る電磁石を示し、該電磁
石9を、前記支持台1における基台板2と支持板
3との間に配設して、その鉄心10の下端部のね
じ部10aを、前記支持台1における基台板2に
対してソケツト12にて締結することによつて取
付けし、且つ、この電磁石9における鉄心10の
上端部10bを、前記磁石挿入孔8内に当該上端
部10bが前記ソケツト5に装着したホール素子
6の下面に近接するようにして挿入する。
この構成において、支持台1における支持板3
の上面に固着したソケツト5のホール素子装着部
7にホール素子6を装着することにより、このホ
ール素子6の下面は、電磁石9における鉄心10
の上端部10bに対して近接すると共に、ホール
素子6と鉄心10の上端部10bとの間の距離が
自動的に設定されることになるから、この状態
で、電磁石9における電磁コイル11に通電する
ことにより、ホール素子6に対して所定の磁束密
度を付与できて、ホール素子6が所定の磁束密度
で作動するか否かを正確にチエツクすることがで
きるのである。
このようにしてソケツト5に装着したホール素
子6の性能検査が終了すると、検査の終わつてホ
ール素子6をソケツト5から取り外し、次のホー
ル素子6をソケツト5に装着するようにすれば良
く、ホール素子のソケツトへの装着及びソケツト
からの取り外しが、電磁石9とは無関係に、つま
り電磁石9を移動することなく容易にできるので
ある。
なお、前記実施例は、磁石として電磁石9を使
用した場合を示したが、永久磁石を使用しても良
いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断正
面図、第2図は第1図の−視平面図である。 1……支持台、2……基台板、3……支持板、
5……ソケツト、6……ホール素子、7……ホー
ル素子装着部、8……磁石挿入用孔、9……電磁
石、10……鉄心、11……電磁コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホール素子を着脱自在に装着するソケツトと、
    前記ホール素子に近付けた磁石とから成るホール
    素子の検査装置において、前記ソケツトには、磁
    石の挿入用孔を当該ソケツトにおけるホール素子
    装着部に開口するように設け、該挿入用孔内に、
    前記磁石を当該磁石が前記ホール素子の片面に近
    接するように挿入したことを特徴とするホール素
    子の検査装置。
JP2782886U 1986-02-27 1986-02-27 Expired - Lifetime JPH053992Y2 (ja)

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JP2782886U JPH053992Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JP2782886U JPH053992Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JPS62140472U JPS62140472U (ja) 1987-09-04
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