JPH0539908Y2 - - Google Patents

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JPH0539908Y2
JPH0539908Y2 JP1987110535U JP11053587U JPH0539908Y2 JP H0539908 Y2 JPH0539908 Y2 JP H0539908Y2 JP 1987110535 U JP1987110535 U JP 1987110535U JP 11053587 U JP11053587 U JP 11053587U JP H0539908 Y2 JPH0539908 Y2 JP H0539908Y2
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bag
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sheet
opening
lid
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JP1987110535U
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野] 本考案は、書類整理袋に関するもので、特に柔
軟な合成樹脂シートから成る袋であつて、この袋
の一辺に見出しを具備する書類整理袋に関するも
のである。
また、本考案は、書類整理袋の開口部の開口端
縁全域を二重の袋状部とすることにより、この袋
状部が見出し収容部として機能するとともに開口
部端縁の補強機能を具備させることにより耐久性
の向上を図り、且、使い勝手を向上させようとす
るものである。
[従来技術及びその問題点] 書類整理袋の袋としては、すでに、第7図に示
すものが知られている。このものは、ある程度の
厚みのある透明合成樹脂のシートから構成され、
一辺開放の袋1となるとともにこの袋の開口辺1
1の隣りの辺に沿つて見出し2を収容するための
袋状部12を形成したものである。
この従来のものでは、袋1内に書類そのまま収
容することにより、書類が整理出来るとともに、
袋状部12に収容書類の区分を記載しておけば袋
1毎に書類を簡単に整理できる。
また、ある程度の厚みのあるシートによつて袋
1が構成されていることから、開口辺11の端縁
が損傷しにくいという利点がある。
ところが、この従来のものの場合、比較的高価
なものとなるとともに収容できる書類の枚数が比
較的少いという問題がある。袋1を構成するシー
トの厚さが比較的厚いものであるから、構成素材
自体の材料費が嵩むからである。又、収容書類の
枚数が増えた場合において、構成シートが比較的
厚いことから、収容された書類の厚みに倣つて変
形し難いからである。
[技術的課題] 本考案は、このような、『合成樹脂シート製の
一辺開放の矩形状の袋1で、この袋1の周縁の一
辺に沿つて見出し2を収容するための袋状部12
を形成した書類整理袋』において、安価に製作で
きるようにするとともに多数枚の書類を収容でき
るようにするため、袋1を構成するシートの厚さ
を薄く設定しても開放部の強度が十分に確保でき
るようにすることをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は『開口辺11の一方の構成シート
を延長させてこの開口部から袋1内に挿入できる
大きさの蓋部13を構成すると共に蓋部13と開
口辺11との境界部に複数の折り目18,18を
設け、開口辺11の他方の構成シートの延長部を
表面側に折り返すとともにその端縁を全域に亙つ
て接合して、前記接合部と開口辺11の端縁との
間に両側に開放する袋状部12を形成し、袋1を
構成する合成樹脂シートを比較的薄い材料によつ
て構成した』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
使用に際しては、見出し2に所望の内容表示を
記載して、袋状部12に前記見出し2を挿入し、
書類を開口辺11から袋1内に収容する。
袋1は、全体としては従来のものに比べて柔軟
なものとなり、書類を多数枚収容した場合におい
ても、表裏の構成シートは、収容した書類の厚さ
に倣つて変形し易い、特に、開口辺11以外の他
の三辺の近傍における構成シートが既述の従来の
ものに比べて大幅に変形し易いものとなる。
袋1を構成するシートが薄くなつたことからこ
れに応じて開口辺11の部分の端縁の強度が低く
なるが、開口辺11の一方の開放端縁には袋状部
12が形成されているから、この部分は二重とな
り、一重のものに比べて強度が倍加する。又、他
方の開放端縁には、蓋部13が延長形成されてい
るから、開放端縁がそのまま構成シートの端縁に
なつたものに比べて強度は向上する。構成シート
の端縁がそのまま開口辺11の端縁とはならず、
しかも、書類の出入れの際に最も損傷し易い蓋部
13の端縁には開口辺11を開放するための張力
が作用しないからである。
このように、開口辺11の表面側及び裏面側の
部分が、比較的薄い合成樹脂シートの切断端縁と
なるものではなく補強されたものとなる。
さらに、蓋部13は、開口部から袋1内に挿入
できる大きさに構成されると共にこの蓋部13と
開口辺11との境界部に複数の折り目18,18
を設けているから、袋1内に蓋部13を挿入する
と、収容された書類の脱出を防止できるとと共
に、蓋部の折り込み位置を変えることによつて収
容された書類の枚数に応じて蓋部13の折り込み
度合を調節できる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
袋1を構成する合成樹脂シートは比較的薄いも
のとなるので、従来の比較的厚いシートを使用す
るものに比べて、材料費が安価になるからその分
書類整理袋が安価に製作できる。
比較的薄いシートから構成される書類整理袋で
あつても、最も損傷し易い開口辺11の部分の強
度が高くなるから、全体としての耐久性が十分に
高くなる。
開口辺11以外の他の三辺の近傍における構成
シートが既述の従来のものに比べて大幅に変形し
易いものとなるから、同一寸法の書類整理袋であ
つても、従来のものに比べて書類の収容枚数が増
える。
蓋部13を袋1内に折り込んで書類の脱出を防
止できると共に書類の収容枚数に応じて蓋部13
の折り込み度合を調節できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第6図に基
いて説明する。
図に示す実施例のものは、一枚のシートを第3
図のように裁断した後、所要箇所を溶着したもの
である。
このため、この実施例では、前記裁断状態にお
ける合成樹脂シートは、完成状態において表面シ
ートAとなる第1矩形部14と、これに続き且完
成状態において裏面シートBとなる同一形状の第
2矩形部15と、前記第1矩形部14の両側辺か
ら延長させた溶着用舌片16,16と、第2矩形
部15の先端片から延長させた蓋部13と、前記
14の先端辺にから延長させた袋状部12のため
の延長片17とからなる。
上記のように構成されたシートを第4図に示す
ように、まず延長片17を第1矩形部14の先端
辺から表面側に折り返して延長片17の端縁を第
1矩形部14の対向面に溶着すると、両端が開放
した中空の扁平な筒状部となり袋状部12が形成
される。
次いで、溶着用舌片16,16を裏面側に折り
返してこれらの端縁を第2矩形部15の表面部に
溶着すると、第5図の如く、両側辺がこれら溶着
用舌片16,16によつて閉鎖されたものとな
る。これにより、袋状部12を形成した開口辺1
1以外の部分が閉じた袋となる。
この実施例のものでは、袋1内の書類が収容さ
れた状態において、開口辺11以外の各辺の近傍
が収容書類の増加とともに、第6図のように湾曲
することとなるが、溶着用舌片16,16の溶着
部Mは、袋1の両側縁から表面シートAの中央部
側に入り込んだ部分となるから、前記湾曲によつ
て袋1の周縁部に張力が作用しても、この溶着部
が剥れ難いものとなる。
さらに、この実施例では、蓋部13の第2矩形
部15に続く部分には、第2矩形部15の先端辺
に平行な複数の折り目18,18を形成してある
から、また、蓋部13の両側縁先端部をカツト部
として開口から袋1内に挿入可能としているか
ら、第2図の如く、蓋部13を袋1内に折り込む
ことが可能となると共に、書類の収容枚数に応じ
て蓋部13の折り込み度合を調節できる。
尚、上記実施例のものでは、開口辺11を矩形
状の袋1の長辺に位置するようにしたが、これを
袋1の短辺に位置させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の斜視図、第2図は蓋部
13を折り込んだ状態の断面図、第3図は素材シ
ートの展開図、第4図は延長辺17を溶着した状
態の説明図、第5図は第1図のY−Y断面図、第
6図は書類収容状態の横断面図、第7図は従来例
の説明図であり、図中、 1……袋、11……開口辺、12……袋状部、
13……蓋部、2……見出し。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂シート製の一辺開放の矩形状の袋1
    で、この袋1の周縁の一辺に沿つて見出し2を収
    容するための袋状部12を形成した書類整理袋に
    おいて、開口辺11の一方の構成シートを延長さ
    せてこの開口部から袋1内に挿入できる大きさの
    蓋部13を構成すると共に蓋部13と開口辺11
    との境界部に複数の折り目18,18を設け、開
    口辺11の他方の構成シートの延長部を表面側に
    折り返すとともにその端縁を全域に亙つて接合し
    て、前記接合部と開口辺11の端縁との間に両側
    に開放する袋状部12を形成し、袋1を構成する
    合成樹脂シートを比較的薄い材料によつて構成し
    た書類整理袋。
JP1987110535U 1987-07-18 1987-07-18 Expired - Lifetime JPH0539908Y2 (ja)

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JP1987110535U JPH0539908Y2 (ja) 1987-07-18 1987-07-18

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Publication Number Publication Date
JPS6416379U JPS6416379U (ja) 1989-01-26
JPH0539908Y2 true JPH0539908Y2 (ja) 1993-10-08

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ID=31347785

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563677B2 (ja) * 1973-08-14 1981-01-26
JPS6220870B2 (ja) * 1981-11-27 1987-05-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563677U (ja) * 1979-06-23 1981-01-13
JPH0234064Y2 (ja) * 1985-07-24 1990-09-12

Patent Citations (2)

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JPS563677B2 (ja) * 1973-08-14 1981-01-26
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JPS6416379U (ja) 1989-01-26

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