JPH053987Y2 - - Google Patents

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JPH053987Y2
JPH053987Y2 JP2612986U JP2612986U JPH053987Y2 JP H053987 Y2 JPH053987 Y2 JP H053987Y2 JP 2612986 U JP2612986 U JP 2612986U JP 2612986 U JP2612986 U JP 2612986U JP H053987 Y2 JPH053987 Y2 JP H053987Y2
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  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、地磁気の影響を無くすように考慮さ
れたゼロフラツクス方式から成るクリツプオン電
流計に係り、特に高感度で操作性を向上させたク
リツプオン電流計の改良に関する技術である。
〈従来の技術〉 従来公知のこの種のクリツプオン電流計として
は、例えば特開昭60−205372号に記載されたもの
がある。第2図はこの地磁気の影響を無くすため
に構成されたクリツプオン電流計の一例を示す構
成説明図、第3図は第2図の原理及び電気的接続
の説明図である。
第2図、第3図において、2は1次導体1を挟
む単線のアモルフアス磁性体から成る可撓性磁束
体、3a,3bは可撓性磁性体2の夫々の端に設
けられ可撓性磁性体2の断面積より大きな断面積
を有する第1の磁性金属部材、第2の磁性金属部
材、4bは第1の磁性金属部材及び第2の磁性金
属部材間に設置されて例えばホール素子等から成
る感磁性素子4aを収納した所定の厚さdの非磁
性金属部材、5は例えば第2の磁性金属部材3b
に巻回されて感磁性素子4aの出力信号に関連し
た電流が流れる2次巻線、6は感磁性素子4aの
出力を増幅してその出力を2次巻線5に出力する
アンプ、7は2次巻線5からの出力を増幅してメ
ータ8に出力するアンプである。
このような構成において、非磁性金属部材4b
と一方の磁性金属部材3aとの間は開口部となつ
ており、この開口部を開口して1次導体1をクリ
ツプした後に閉じて例えばクリツプ錠等を用いた
クリツプ機構から成る固定部材(図省略)で測定
中開口部を固定する。このとき、比較的対向面積
の大きな第1、第2の磁性金属部材3a,3bは
間隙lhを保つて対向し、前記第2の磁性金属部材
3b側に、感磁性素子4aを収納し且つ覆う形で
非磁性金属部材4bの開口部分が組付けられる。
このことから、感磁性素子4aには地磁気が入り
込むことがない。一方、可撓性磁性体2は、前記
間隙lhに対してセルフシールド効果を持つから、
形成される口径lにおいても充分なセルフシール
ド効果を有し、故に外部磁界(地磁気)の影響を
除去することができる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、この従来のクリツプオン電流計は、
可撓性磁性体2に単線のアモルフアス線を用いて
おり、このアモルフアス線は加工技術の点で断面
積を大きくすることはできないので、高感度のク
リツプオン電流計を実現することができない。
又、磁性金属部材3aと非磁性金属部材4bとを
固定する固定部材としてクリツプ機構が大掛りな
固定方法をとらざるを得ず、従つて構造的に小形
化することが難しいという問題がある。
本考案は、この従来技術の問題点に鑑みてなさ
れたものであつて、開口部を簡単に着脱可能なコ
ネクタ構造とし、可撓性磁性体をアモルフアスの
縒線構造としたので小型軽量で操作性に秀れ且つ
高感度のクリツプオン電流計を提供することを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本考案は、アモル
フアス磁性体の縒線で構成した可撓性磁性体と、
該可撓性磁性体の両端付近に設けられこの可撓性
磁性体の断面積より大きな断面積を有する第1の
磁性金属部材及び第2の磁性金属部材と、該第1
の磁性金属部材及び第2の磁性金属部材間に設置
され感磁性素子を収納した所定の厚さの非磁性金
属部材と、前記第1の磁性金属部材或は第2の磁
性金属部材に又はこの第1の磁性金属部材或は第
2の磁性金属部材近傍の前記可撓性磁性体に巻回
され前記感磁性素子の出力信号に間連した電流が
流れる2次巻線と、前記第1の磁性金属部材並び
に第2の磁性金属部材、前記感磁性素子を収納し
た前記非磁性金属部材、前記2次巻線及び前記第
1の磁性金属部材並びに第2の磁性金属部材の両
端付近の可撓性磁性体を収納し嵌合部分で着脱可
能として開口部を形成するコネクタと、を具備し
たものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を第1図の本考案の具体的
一実施例を示すクリツプオン電流計の部分構造図
に基づき説明する。尚、以下の図面において、第
2図乃至第3図と重複する部分は同一番号を付し
てその説明は省略する。
第1図において、20はアルモフアスの縒線で
構成した可撓性磁性体、30a,30bは可撓性
磁性体20の両端付近に設けられこの可撓性磁性
体20の断面積より大きな断面積を有する第1の
磁性金属部材及び第2の磁性金属部材、9aは例
えば第1の磁性金属部材30aとこの第1の磁性
金属部材30aの端付近の可撓性磁性体20を収
納する例えばワンタツチ式のメスコネクタ、9b
はメスコネクタ9bが例えばワンタツチで嵌合可
能なオスコネクタである。このオスコネクタ9b
は第2の磁性金属部材30bと、この第2の磁性
金属部材30bと、感磁性素子4aを収納した非
金属部材4bと、この図では第2の磁性金属部材
30bに近接し可撓性磁性体20に巻回された2
次巻線と、第2の磁性金属部材30bの端付近の
可撓性磁性体20とを収納する。
尚、この第1図において、コネクタの位置関係
(オス・メスの関係)や2次巻線6の取付関係等
はこれに限定されるものではなく、例えば、2次
巻線6の位置は第2図のようにしてもよいし第1
の磁性金属部材30a側に設けるようにしてもよ
いことはいうまでもない。
このように構成すると、アモルフアスの全体の
断面積を大きくすることができるので、単線だけ
のものに比べて感磁性素子に加わる磁束を大きく
でき、且つアモルフアスを縒線とするためコネク
タとの磁気的結合設計が容易となり、高感度のク
リツプオン電流計を実現することができる。又、
コネクタを用いた構造なので小形化することがで
きる。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に本考案を説明した
ように、可撓性に富んだアモルフアス磁性体の縒
線を使用し且つコネクタを用いた本考案のクリツ
プオン電流計によれば、感磁性体素子に加わる磁
束を従来のクリツプオン電流計に比べて大幅に大
きくできるので高感度で任意形状のものを容易に
製作することができる。又、コネクタを用いてい
るのでその嵌合部分での開口部を形成するための
着脱が容易となり取扱い易いクリツプオン電流計
を簡単に実現することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図の本考案の具体的一実施例を示すクリツ
プオン電流計の部分構造図、第2図は従来のクリ
ツプオン電流計の一例を示す構成説明図、第3図
は第2図の原理及び電気的接続の説明図である。 1……1次導体、2,20……可撓性磁束体、
3a,30a……第1の磁性金属部材、3b,3
0b……第2の磁性金属部材、4a……感磁性素
子、4b……非磁性金属部材、5……2次巻線、
6,7……アンプ、8……メータ、9a……メス
コネクタ、9b……オスコネクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アモルフアス磁性体の縒線で構成した可撓性磁
    性体と、該可撓性磁性体の両端付近に設けられこ
    の可撓性磁性体の断面積より大きな断面積を有す
    る第1の磁性金属部材及び第2の磁性金属部材
    と、該第1の磁性金属部材及び第2の磁性金属部
    材間に設置され感磁性素子を収納した所定の厚さ
    の非磁性金属部材と、前記第1の磁性金属部材或
    は第2の磁性金属部材に又はこの第1の磁性金属
    部材或は第2の磁性金属部材近傍の前記可撓性磁
    性体に巻回され前記感磁性素子の出力信号に間連
    した電流が流れる2次巻線と、前記第1の磁性金
    属部材並びに第2の磁性金属部材、前記感磁性素
    子を収納した前記非磁性金属部材、前記2次巻線
    及び前記第1の磁性金属部材並びに第2の磁性金
    属部材の両端付近の可撓性磁性体を収納し嵌合部
    分で着脱可能として開口部を形成するコネクタ
    と、を具備したことを特徴とするクリツプオン電
    流計。
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JPS62140368U JPS62140368U (ja) 1987-09-04
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