JPH0539772U - イコライザを備えたロボツトガン装置 - Google Patents

イコライザを備えたロボツトガン装置

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JPH0539772U
JPH0539772U JP9768491U JP9768491U JPH0539772U JP H0539772 U JPH0539772 U JP H0539772U JP 9768491 U JP9768491 U JP 9768491U JP 9768491 U JP9768491 U JP 9768491U JP H0539772 U JPH0539772 U JP H0539772U
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照三 山口
勝二 田辺
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小原株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体シリンダ内の流体圧力を制御することに
よりガン本体の重量に起因するワ―クに加わる力を相殺
し、ワ―クの変形を防止し得るイコライザを備えたロボ
ットガン装置を提供しようとするものである。 【構成】 マニピュレ―タア―ム1又はガン本体2にガ
ンの傾斜角度を検知する角度検出器8が配置され、該角
度検出器によるガンの傾斜角度に対応してイコライザの
流体シリンダ3への流体供給圧が調節されるようしたイ
コライザを備えたロボットガン装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体シリンダ型イコライザを備えたロボットガン装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の流体シリンダ型イコライザを備えたロボットガン装置を図3を 用いて説明する。図において31はマニピュレ―タア―ムであり、その先端部に はガン本体32のイコライズ用の流体シリンダ33が取付けられると共にガン本 体32をガイドする軸34用の貫通孔35が形成されている。ガン本体32は通 常のガンと同様に加圧シリンダ36を備えていると共に前記流体シリンダ33の ピストンロッド37と前記ガイド軸34が固着されている。
【0003】 そして、前記流体シリンダ33の後室38に圧力流体を供給しガン本体32を マニピュレ―タア―ム31に対して前進した位置でマニピュレ―タを操作して、 ワ―ク39に対するガン本体32の位置決めを行う。そして、加圧シリンダ36 によって溶接加圧操作が始まるとき、前記流体シリンダ33の後室38の圧力流 体を抜き去れば、ガン本体32はフロ―ティング状態となり、本来のイコライジ ング作用が行われるのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようなものであると、ガン本体32を傾斜状態で使用する際,該ガン本 体32の重量が+又は―に影響して所望のイコライジング作用が行われずワ―ク に悪影響を及ぼす、という問題がある。
【0005】 本考案は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする ところは、流体シリンダ内の流体圧力を制御することによりガン本体の重量に起 因するワ―クに加わる力を相殺し、ワ―クの変形を防止し得るイコライザを備え たロボットガン装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるイコライザを備えたロボットガン 装置は、マニピュレ―タア―ム又はガン本体にガンの傾斜角度を検知する角度検 出器を配置し、該角度検出器によるガンの傾斜角度に対応してイコライザの流体 シリンダへの流体供給圧を調節するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記のように構成されたイコライザを備えたロボットガン装置であるので、ガ ン本体が傾斜して使用されるとき、ガン本体の重量に起因するワ―クに加わる力 は流体シリンダ内の流体圧力を制御することにより相殺される。
【0008】
【実施例】
図1および図2を参照して本考案の実施例について説明をする。 図1は本考案に係るイコライザを備えたロボットガン装置の側面図であり、1 はマニピュレ―タア―ムであって、その先端部にはガン本体2のイコライズ用の 流体シリンダ3が取付けられると共にガン本体2をガイドする軸4用の貫通孔5 が形成されている。そして、ガン本体2は通常のガンと同様に加圧シリンダ6を 備えていると共に該ガン本体2には前記流体シリンダ3のピストンロッド7と前 記ガイド軸4が固着されている。
【0009】 また、前記ガン本体2の後部で加圧シリンダ6の下方には、該ガンの傾斜角度 を検知する角度検出器8が配置されている。この角度検出器8はガンの傾斜角度 を検知するものであるので、当該位置に限らず溶接作業に邪魔にならない位置で あるならば、例えばマニピュレ―タア―ム1に設けてもよい。
【0010】 なお、図1において、9は加圧ロッド、10はア―ム、11,12は溶接電極 、13はワ―ク、Wはガン本体2の重量、θはガン本体2の傾斜角度である。
【0011】 また、図2において、14は電磁切換弁、15は流体圧力制御弁、16は流体 圧力源、17は制御器、18は流体シリンダ3の後室、19は流体シリンダ3の 前室である。
【0012】 以上のような構成からなる実施例において、流体シリンダ3の後室18に圧力 流体を供給しガン本体2をマニピュレ―タア―ム1に対して前進した位置でマニ ピュレ―タを操作して、ワ―ク13に対するガン本体2の位置決めを行い、ガン 本体2は図1の状態となる。この時点で角度検出器8は、ガン本体2が水平線の 対してθだけ傾斜していることを検知する。
【0013】 前記角度検出器8からの傾斜角度θは制御器17においてWL=Wsinθの 演算を行い、その値に相当する流体圧を流体シリンダ3の前室19に送るように 流体圧力制御弁15を制御する。また、電磁切換弁14は、前記傾斜角度が正の 場合には、図示のように流体シリンダ3の前室19にガン本体2の重量に起因す るワ―ク13に加わる力を相殺する流体圧を制御供給し、傾斜角度が負の場合に は、流体シリンダ3の後室18に流体圧を制御供給するように切換えられる。
【0014】 そして、上記のように、流体シリンダ3の一方の室に、ガン本体2の重量に起 因するワ―ク13に加わる力を相殺する流体圧を制御供給した状態で溶接作業が 行われるので、該溶接作業時にワ―ク13に対してガン本体2の重量に起因する 外力が余分に加わることがない。
【0015】
【考案の効果】
本考案に係るイコライザを備えたロボットガン装置は、マニピュレ―タア―ム 又はガン本体にガンの傾斜角度を検知する角度検出器を配置し、該角度検出器に よるガンの傾斜角度に対応してイコライザの流体シリンダへの流体供給圧を調節 するようにしたので、ガン本体を如何なる傾斜角度で使用しても溶接作業時にワ ―クに対してガン本体の重量に起因する力が加わることがなく、ワ―クに変形が 充分に防止されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るイコライザを備えたロボットガン
装置の側面図である。
【図2】本考案に用いられる制御系の概略説明図であ
る。
【図3】従来例のイコライザを備えたロボットガン装置
の側面図である。
【符号の説明】
1 マニピュレ―タア―ム 2 ガン本体 3 流体シリンダ 8 角度検出器 14 切換弁 15 流体圧力制御弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体シリンダ型イコライザを備えたロボ
    ットガン装置において、マニピュレ―タア―ム又はガン
    本体にガンの傾斜角度を検知する角度検出器を配置し、
    該角度検出器によるガンの傾斜角度に対応してイコライ
    ザの流体シリンダへの流体供給圧を調節するようにした
    ことを特徴とするイコライザを備えたロボットガン装
    置。
JP9768491U 1991-11-01 1991-11-01 イコライザを備えたロボットガン装置 Expired - Lifetime JP2509293Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219577A (ja) * 2001-01-23 2002-08-06 Honda Motor Co Ltd 抵抗溶接装置および抵抗溶接方法
JP2012006031A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Obara Group株式会社 溶接機のイコライズ装置

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JP2509293Y2 (ja) 1996-08-28

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