JPH053961B2 - - Google Patents

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JPH053961B2
JPH053961B2 JP6959389A JP6959389A JPH053961B2 JP H053961 B2 JPH053961 B2 JP H053961B2 JP 6959389 A JP6959389 A JP 6959389A JP 6959389 A JP6959389 A JP 6959389A JP H053961 B2 JPH053961 B2 JP H053961B2
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JP
Japan
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suction
adhesive
plate
veneer
edge members
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6959389A
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English (en)
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JPH02248201A (ja
Inventor
Toshimichi Nishama
Sunao Aizawa
Masaru Ookawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hashimoto Denki Co Ltd filed Critical Hashimoto Denki Co Ltd
Priority to JP6959389A priority Critical patent/JPH02248201A/ja
Publication of JPH02248201A publication Critical patent/JPH02248201A/ja
Publication of JPH053961B2 publication Critical patent/JPH053961B2/ja
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、接着剤を塗布した芯板または中板
と、接着剤を塗布しない表板または裏板とを、吸
着ヘツドを装着した移載ロボツト等により仕組場
所まで交々移送して、所定の積層数の中間製品に
仕組むようにした単板仕組機において利用される
吸着ヘツド装置に関するものである。
〔従来技術〕
接着剤を塗布した芯板または中板と、接着剤を
塗布しない表板または裏板とを、吸着ヘツドを装
着した移載ロボツト等により仕組場所まで交々移
送して、所定の積層数の中間製品に仕組むように
した単板仕組機は、例えば特開昭63−22601号単
板積層材の自動仕組方法等に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の単板仕組機における吸着ヘツド装置は、
下面の単板吸着部位に装備した吸着端縁部材が、
移載ロボツト等に装着した吸着ヘツドの支持部材
に対して固定されており、接着剤を塗布した芯板
または中板でも、接着剤を塗布しない表板または
裏板でも、総て同一の吸着端縁部材に吸着された
姿態で交々移送されるので、前記芯板及び中板吸
着時に該吸着端縁部材に付着残留している接着剤
によつて、接着剤を全て表面に塗布してはならな
い前記表板や裏板までそれによつて汚染され、後
段接着工程等においてコールドプレスやホツトプ
レス等の加圧部材に中間製品の上面が付着して取
出し作業を不可能にし、掻取作業等の介入によつ
て工程の流れを攪乱するばかりでなく、表板や裏
板の付着により材質を破損する惧れが多分にあつ
たものであるから、本発明は上記吸着ヘツドの吸
着端縁部材に付着残留する接着剤による汚染を完
全に排除すべく、移載ロボツト等に装着した吸着
ヘツドの支持部材に対して固定的に装備した固定
吸着端縁部材と、前記支持部材に対して昇降自在
に装備した可動吸着端縁部材とを、単板吸着部に
並設して、接着剤を塗布した芯板または中板は専
ら前記接着剤が付着残留している固定吸着端縁部
材側か可動吸着端縁部材側の何れか一方に吸着さ
せ、また接着剤を塗布しない表板または裏板は専
ら前記接着剤が全く付着していない可動吸着端縁
部材側か固定吸着端縁部材側の何れか一方に吸着
させて、表板及び裏板の接着剤による汚染を完全
に廻避することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、接着剤を塗
布した芯板または中板と、接着剤を塗布しない表
板または裏板とを、吸着ヘツドを装着した移載ロ
ボツト等により仕組場所まで交々移送して、所定
の積層数の中間製品に仕組むようにした単板仕組
機において、 a 移載ロボツト等に装着した吸着ヘツドの支持
部材に対して、固定吸着端縁部材を固定的に装
備したことと、 b 前記支持部材に対して、可動吸着端縁部材を
昇降自在に装備したことと、 c 前記固定及び可動吸着端縁部材を前記吸着ヘ
ツドの単板吸着部位に並設したこと、 から構成されている、単板仕組機における吸着
ヘツド装置である。
〔作用〕
本発明の吸着ヘツド装置は上記のように構成さ
れているので、接着剤を塗布した芯板または中板
の吸着移送時には、可動吸着端縁部材を昇降シリ
ンダー等により上昇側に発動して、固定吸着端縁
部材よりその単板吸着部位を僅かに引き込めてお
いて、直下に到来する接着剤が塗布された芯板や
中板、或いは接着剤が塗布されていない表板また
は裏板の何れか一方を、専ら固定吸着端縁部材の
みに当接させて吸着移送し、また接着剤を塗布し
ない表板または裏板、或いは接着剤が塗布された
芯板や中板の何れか一方の吸着移送時には、前記
可動吸着端縁部材を前記昇降シリンダー等により
下降側に発動して、前記固定吸着端縁部材よりそ
の単板吸着部位を僅かに突出させておいて、直下
に到来する接着剤が塗布されていない表板や裏板
を、専ら可動吸着端縁部材か固定吸着端縁部材の
何れか一方のみに当接させて吸着移送するように
切換動作を行うものである。
従つて前記固定吸着端縁部材か可動吸着端縁部
材の何れか一方には芯板や中板に塗布された接着
剤が付着残留することになるが、前記可動吸着端
縁部材か固定吸着端縁部材の何れか一方には前記
接着剤が塗布されている芯板や中板が全く当接し
ないことになるから、該可動吸着端縁部材か固定
吸着端縁部材の何れか一方には接着剤の付着残留
が全く発生しないので、表板や裏板の吸着移送時
に、その上面を接着剤の付着残留物で汚染するこ
とがないのである。
〔実施例〕
本発明の実施の一例を示す、単板積層材の製造
工程等において利用される単板仕組機の吸着ヘツ
ド装置について詳述すれば、先ず第2〜3図は前
記単板積層材の製造工程における単板仕組機の配
置を例示するものであつて、ロールスプレツダー
5またはこれに類するエアレススプレー、エキス
ツルーダー等の接着剤塗布機によつて、通常その
上面に接着剤が塗布される芯板または中板となる
ベニヤ単板6aと、前記接着剤塗布機の動作を休
止させてフリーパスさせる。接着剤を塗布しない
表板または裏板となるベニヤ単板6bは、交々ロ
ールコンベヤ7aやリングロールコンベヤ7bに
より吸着ヘツド1を装着した移載ロボツト8の吸
着開始場所まで搬送され、そこでストツパー9に
より静止されたまま、ブロアー等の排気装置に排
気口10から連通させた前記吸着ヘツド1によつ
て前記ベニヤ単板6a,6bの吸着移送動作を
交々開始し、次で連続ホツトプレス等に連結され
たスチールベルトコンベヤ11等の上に形成され
た仕組場所で所定の仕組順序に従つて順次これを
移載して中間製品に積層する。この場合の、例え
ば3角程度の短尺方形単板を原材料にした単板積
層材等の中間製品の仕組作業の場合は、芯板また
は中板となる接着剤を塗布したベニヤ単板6a
も、表板または裏板となる接着剤を塗布しないベ
ニヤ単板6bも、共に所定の板間隔Pの階段状の
ずらし重ねに積層されるように、その吸着移送動
作の総てが前記移載ロボツト8のコンピユーター
等にテーチングされている。また前記短尺方形単
板を原材料にした仕組作業の場合は、芯板や中板
の一部を前記移載ロボツト8による手首の旋回動
作で、前記吸着ヘツド1を吸着移送動作の過程で
直角に旋回させて、繊維方向を直交させた中間製
品のクロスバンドに構成することも行われるもの
である。
扨て、前記移載ロボツト8に装着された吸着ヘ
ツド1による、接着剤を塗布した芯板または中板
の吸着動作や、接着剤を塗布しない表板または裏
板の吸着動作は、従来は第3図に例示するような
鋸刃状またはナイフ状に形成した吸着端縁部材1
2の同一個所に吸着されるので、芯板及び中板に
塗布した接着剤の、該吸着端縁部材12に付着し
た残留接着剤によつて、接着剤を全く塗布しては
ならない表板や裏板の上面までが汚染される重大
な不都合があつたものである。またこの場合、前
記吸着端縁部材12を極力接着剤の付着を制御す
るような当接個所の鋭利な鋸刃状やナイフ状に形
成してみても、或いは接着剤が付着し難いとされ
ている弗素樹脂等の不活性材料によつて製作して
みても、接着剤の付着残留の廻避は殆んど一時的
なもので、所詮は雪が下駄に積るように付着残留
する接着剤によつて表板や裏板の汚染が続いてい
たものであるから、本発明装置は第1図に例示す
るように、移載ロボツト8の手首に支持部材2で
連結する吸着ヘツド1の単板吸着部位に、固定吸
着端縁部材3a,3b,3c,3dと可動吸着端
縁部材4a,4b,4c,4dを並設し、且つ前
記可動吸着端縁部材4a,4b,4c,4dを昇
降シリンダー13a,13b等により昇降自在に
装備して、例えば接着剤を塗布した芯板または中
板となるベニヤ単板6aの吸着移送時には、前記
可動吸着端縁部材4a,4b,4c,4dの昇降
シリンダー13a,13b等を上昇側に発動し
て、該可動吸着端縁部材4a,4b,4c,4d
の単板吸着部位を前記固定吸着端縁部材3a,3
b,3c,3dの単板吸着部位よりも僅かに引込
めておいて、直下に到来する接着剤が塗布された
芯板や中板を、専ら固定吸着端縁部材3a,3
b,3c,3dのみに当接させて吸着移送し、ま
た例えば接着剤を塗布しない表板または裏板とな
るベニヤ単板6bの吸着移送時には、前記可動吸
着端縁部材4a,4b,4c,4dの昇降シリン
ダー13a,13b等を下降側に発動して、該可
動吸着端縁部材4a,4b,4c,4dの単板吸
着部位を前記固定吸着端縁部材3a,3b,3
c,3dの単板吸着部位より僅かに突出させてお
いて、直下に到来する接着剤が塗布されていない
表板や裏板を、専ら可動吸着端縁部材4a,4
b,4c,4dのみに当接させて吸着移送するよ
うに構成したものである。
尚、前記可動吸着端縁部材4a,4b,4c,
4dを昇降自在に装備する手段は、上記実施例の
他にも該可動吸着端縁部材4a,4b,4c,4
dを旋回または擺動させてもよく、要するに固定
吸着端縁部材3a,3b,3c,3d側の単板吸
着部位に対して、可動吸着端縁部材4a,4b,
4c,4d側の単板吸着部位に高低差を付与し得
る手段であればよいのである。
〔発明の効果〕
本発明は以上に詳述したように、移載ロボツト
等に装着した吸着ヘツドの支持部材に対して固定
的に装備した固定吸着端縁部材と、前記支持部材
に対して昇降自在に装備した可動吸着端縁部材と
を、単板吸着部位に並設して、接着剤を塗布した
芯板または中板は専ら前記接着剤が付着残留して
いる固定吸着端縁部材側か可動吸着端縁部材側の
何れか一方に吸着させ、また接着剤を塗布しない
表板または裏板は専ら前記接着剤が全く付着して
いない可動吸着端縁部材側か固定吸着端縁部材側
の何れか一方に吸着させるように構成したもので
あるから、本発明による時は従来装置のような、
接着剤を全く表面に塗布してはならない表板や裏
板を、芯板や中板の残留接着剤を汚染して、後段
接着工程等において惹起していた、コールドプレ
スやホツトプレス等の加圧部材に中間製品の上面
が付着して取出し作業を不可能にし、掻取り作業
等の介入によつて工程の流れを攪乱するばかりで
なく、表板や裏板の付着により材質を破損する惧
れが多分にあつたものを悉く払拭し得たものであ
り、工程の安定化、能率化と製品品質の向上に著
しく寄与し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の吸着ヘツドの縦断側面図、第
2図は単板仕組機を例示した平面図、第3図は同
じく第2図A−A線の縦断正面図である。 1……吸着ヘツド、2……支持部材、3a,3
b,3c,3d……固定吸着端縁部材、4a,4
b,4c,4d……可動吸着端縁部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接着剤を塗布した芯板または中板と、接着剤
    を塗布しない表板または裏板とを、吸着ヘツドを
    装着した移載ロボツト等により仕組場所まで交々
    移送して、所定の積層数の中間製品に仕組むよう
    にした単板仕組機において、移載ロボツト等に装
    着した吸着ヘツド1の支持部材2に対して固定的
    に装備した固定吸着端縁部材3a,3b,3c,
    3dと、前記支持部材2に対して昇降自在に装備
    した可動吸着端縁部材4a,4b,4c,4dと
    を前記吸着ヘツド1の単板吸着部位に並設したこ
    とを特徴とする単板仕組機における吸着ヘツド装
    置。 2 支持部材2に対して昇降自在に装備した可動
    吸着端縁部材4a,4b,4c,4dを上昇側に
    発動して、前記支持部材2に対して固定的に装備
    した固定吸着端縁部材3a,3b,3c,3dの
    みに接着剤を塗布した芯板または中板、或いは接
    着剤を塗布しない表板または裏板の何れか一方を
    吸着するようにした請求項1記載の単板仕組機に
    おける吸着ヘツド装置。 3 支持部材2に対して昇降自在に装備した可動
    吸着端縁部材4a,4b,4c,4dを下降側に
    発動して、該可動吸着端縁部材4a,4b,4
    c,4dのみに接着剤を塗布しない表板または裏
    板、或いは接着剤を塗布した芯板または中板の何
    れか一方を吸着するようにした請求項1記載の単
    板仕組機における吸着ヘツド装置。
JP6959389A 1989-03-22 1989-03-22 単板仕組機における吸着ヘッド装置 Granted JPH02248201A (ja)

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