JPH0539350U - 引出付き収納家具 - Google Patents
引出付き収納家具Info
- Publication number
- JPH0539350U JPH0539350U JP2722691U JP2722691U JPH0539350U JP H0539350 U JPH0539350 U JP H0539350U JP 2722691 U JP2722691 U JP 2722691U JP 2722691 U JP2722691 U JP 2722691U JP H0539350 U JPH0539350 U JP H0539350U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- storage furniture
- drawers
- rail portion
- frame body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 引出付き収納家具に関して、その引出の抜き
差し方向に方向性を持たせる。 【構成】 少なくとも相隣接する二面を開放して引出部
7を形成した収納家具本体と、前記引出部7に水平に渡
されその上面もしくは下面に略正方形を呈するよう突出
したレール部10aを形成する枠体10と、側板14,
14’の下端もしくは上端を底面板15より突出させ、
その突出部内縁において前記レール部10aと接して抜
き差し案内される引出9,9,9とを備えた。
差し方向に方向性を持たせる。 【構成】 少なくとも相隣接する二面を開放して引出部
7を形成した収納家具本体と、前記引出部7に水平に渡
されその上面もしくは下面に略正方形を呈するよう突出
したレール部10aを形成する枠体10と、側板14,
14’の下端もしくは上端を底面板15より突出させ、
その突出部内縁において前記レール部10aと接して抜
き差し案内される引出9,9,9とを備えた。
Description
【0001】
本考案は、引出を有する収納家具に関し、特に引出の抜き差し方向を複数有し ている収納家具に関する。
【0002】
従来、この種の引出付き収納家具には、任意の場所に設置して使用するものや キャスタ等を取付けて移動可能にして使用するものがある。また、引出は衣類や 雑貨等の整理用として使用されることが多く、その引出の使用頻度は高いもので ある。
【0003】
しかし、このような収納家具における引出は、決められた一方向から引き出せ るだけであり、前記したような任意の場所に設置して使用するものに対しては、 引出が引き出せる方向を前面に向けなくてはならないため、設置場所に制約がで きてしまう。また、移動可能としたものは、例えば押し入れの中に収納すること が考えられるが、この場合引出側を前面にして収納できないことも多く、引出の 中の物品を取り出すとき、家具全体を押し入れから出さなければならない。
【0004】
この考案は、このような問題に対処し、引出の抜き差し方向に方向性を持たせ た引出付き収納家具を提供するものである。
【0005】
以下、図面を基に本考案の一実施例について説明する。 図1は本考案に係る引出付き収納家具の一実施例を示す。1a,1b,1'a ,1'bは略逆U字状に折曲されたパイプ1,1’により形成される4本の支柱 で、パイプ1,1’は左右両側に相対向して立設され、上部と下部に各一枚ずつ 棚板2,3を水平に螺着して結合されて立体のフレームを形成する。前記支柱1 a,1b,1'a,1'bの各下端には脚輪4が取り付けられており、家具本体を 移動可能としてワゴンとしても使用できるように形成されている。5,5’は、 副支柱で、前記棚板2,3に各先端を嵌合して取り付けられ、家具本体を収納部 6と引出部7とに区画している。
【0006】 収納部6は、前記支柱1a,1bと副支柱5,5’とに囲まれる空間で、図中 では適宜箇所に棚板8を取付け、上部収納部6aと下部収納部6bとを形成して いる。引出部7は、3つの引出9,9,9を保有し、いずれも抜き差し可能とさ れている。
【0007】 ここで引出部7の構成について図2〜図5を用いて詳細に説明する。 10は額縁状に形成された枠体で、引出部7に水平に渡され、プラスチックで 成形されている。枠体10の内周部には、平面略正方形を呈するよう突出したレ ール部10aが成形され、このレール部10aのそれぞれ相対向する突出面で引 出9を案内する。また、枠体10の外周の四端には係合片11が設けられ、更に 係合片11には、その外側に向かって突出するボス部12が設けられている。こ れにより枠体10は、ボス部12を支柱1'a,1'b並びに副支柱5,5’のそ れぞれ適宜箇所に開口した係合孔13に嵌入することにより引出部7に水平に取 り付けられる。
【0008】 引出9は、図4に示す通り左右一対にもうけた側板14,14’に底面板15 ,背面板16及び前面板17を取り付けて形成される。側板14,14’は、下 端を底面板15及び背面板16より下方へ突出させ、この突出部の内縁でレール 部10aと接し、引出9の抜き差しが案内される。この引出9は、枠体10によ って図5のように嵌入されるものであり、内周部の全周にわたって成形されてい るレール部10aによっていずれの方向からでも引出部7内に案内されることと なる。
【0009】 尚、上記実施例は、枠体10の上面に突出した略正方形のレール部10aが引 出9を引出部7に抜き差し案内するものであるが、枠体10のレール部10aを 下面に形成し、引出9を下吊りの状態にして抜き差ししても同様のことであり、 その取付け及び形状に何ら制約はない。
【0010】
以上のように本考案は構成し、少なくとも相隣接する二面を開放して引出部を 形成した収納家具本体と、前記引出部に水平に渡されその上面もしくは下面に略 正方形を呈するよう突出したレール部を形成する枠体と、側板の下端もしくは上 端を底面板より突出させ、その突出部内縁において前記レール部を接して抜き差 し案内される引出とを備えた引出付き収納家具であるので、収納スペースの比較 的少ない場所への収納の際、引出の抜き差し方向を変えられるので、家具全体を 押し入れより出す必要が無くなる。また、設置場所により引出が引き出せなくな ることが無くなり、設置場所の制約が軽減される。
【図1】本考案に係る引出付き収納家具を示す全体斜視
図である。
図である。
【図2】図1における引出部7を拡大した説明図であ
る。
る。
【図3】図2におけるA部の嵌合状態を拡大した説明図
である。
である。
【図4】引出9の組立てを示す分解斜視図である。
【図5】引出9と枠体10の嵌入状態を示す説明図であ
る。
る。
7 引出部 9 引出 10 枠体 10a レール部 14,14’ 側板 15 底面板
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも相隣接する二面を開放して引
出部を形成した収納家具本体と、前記引出部に水平に渡
されその上面もしくは下面に略正方形を呈するよう突出
したレール部を形成する枠体と、側板の下端もしくは上
端を底面板より突出させ、その突出部内縁において前記
レール部を接して抜き差し案内される引出とを備えた引
出付き収納家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991027226U JP2552755Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 引出付き収納家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991027226U JP2552755Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 引出付き収納家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539350U true JPH0539350U (ja) | 1993-05-28 |
JP2552755Y2 JP2552755Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=12215178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991027226U Expired - Fee Related JP2552755Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 引出付き収納家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552755Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812616A (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-24 | 松下電工株式会社 | 抽出装置 |
JPS5966452U (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-04 | 木村寝台工業株式会社 | 床頭台に於ける引出機構 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP1991027226U patent/JP2552755Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812616A (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-24 | 松下電工株式会社 | 抽出装置 |
JPS5966452U (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-04 | 木村寝台工業株式会社 | 床頭台に於ける引出機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2552755Y2 (ja) | 1997-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |