JPH0539199A - バーコード読み取り装置 - Google Patents

バーコード読み取り装置

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JPH0539199A
JPH0539199A JP3215994A JP21599491A JPH0539199A JP H0539199 A JPH0539199 A JP H0539199A JP 3215994 A JP3215994 A JP 3215994A JP 21599491 A JP21599491 A JP 21599491A JP H0539199 A JPH0539199 A JP H0539199A
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JP3215994A
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Ryuji Torii
龍司 鳥居
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーコードに左右方向又は上下方向の位置ず
れが生じたり,バーコードの一部が不鮮明な場合であっ
ても,確実にバーコードを読み取ること。 【構成】 荷物側には,バーコード110,120を上
下方向に2段に分割配置してある。一方,フォークリフ
トのリフトブラケット92には,バーコードリーダ94
をその光軸940が下方向に一定の傾斜角度θを有する
ように装着してある。フォークリフトを前進移動させる
と,バーコードリーダ94の光軸940は,まず下段側
のバーコード110に当たる。更に,フォークリフトを
前進移動させると,バーコードリーダ94の光軸940
は,上段側のバーコード120に当たる。このようにし
て,バーコード110,120から離間した少なくとも
2地点において上下方向の2位置以上の部位でバーコー
ドを読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,フォークリフトにおい
て,荷物管理情報としてのバーコードを読み取るための
バーコード読み取り装置に関する。
【0002】
【従来技術】近年においては,図10に示すごとく,フ
ォークリフト9に設けたバーコードリーダ94に対し
て,荷物管理情報としてのバーコードを与えることによ
り,物流を管理するシステムが提案されている。この荷
物管理情報としては,例えば,品番,棚番,送り先など
がある。上記バーコードリーダ94は,図10及び図1
1に示すごとく,リフトブラケット92の下部側のフォ
ークバー922に取り付けてある。
【0003】具体的には,該フォークバー922には,
図10に示すごとく,バーコードリーダブラケット93
を固定し,該バーコードリーダブラケット93によりバ
ーコードリーダ94をほぼ水平状態に保持している。即
ち,バーコードリーダ94の光軸940がほぼ水平方向
を向くようにしている。また,該バーコードリーダブラ
ケット93は,図11に示すごとく,リフトブラケット
92のフォークバー921,922に掛止した左右一対
のフォーク95間のほぼ中間位置に配設してある。
【0004】そして,フォークリフト9には,コントロ
ーラを搭載してあり,該コントローラにより上記バーコ
ードリーダ94を制御するようにしている。一方,パレ
ット8の側面には,図10〜図12に示すごとく,上記
バーコードリーダ94に対して荷物管理情報としてのバ
ーコード820を与えるための横長のバーコードラベル
82を貼着してある。該バーコードラベル82は,パレ
ット8に設けた左右一対のフォーク差し込み穴81間に
おける,中間位置に配設する。
【0005】そして,フォークリフト9を前進させて,
フォーク95を上記フォーク差し込み穴81に差し込ん
だとき,上記バーコードリーダ94がバーコードラベル
82上のバーコード820を読み取るようにしている。
このようにして,バーコードリーダ94によってバーコ
ード820から読み取られた荷物管理情報は,例えば上
記コントローラに送られ,更に無線でコントローラから
中央制御センターのホストコンピュータへ送信される。
なお,図10において,91はフォークリフト9のマス
ト,80は荷物を示す。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来のバーコ
ード読み取り装置においては,バーコードを読み取るこ
とができないおそれがあった。この点について,図11
及び図12を用いて詳しく説明する。即ち,バーコード
リーダ94においては,高速回転する鏡と拡散用の鏡と
の組合せにより,例えばレーザ光を走査パターンとして
放射する。この走査パターンは,図11において点線に
より示すごとく,広い走査領域を形成する。そして,バ
ーコードラベル82上のバーコード820を横切ったレ
ーザ光は,反射してスキャナの受光素子により検知され
る。
【0007】このとき,図12に示すごとく,バーコー
ド820におけるバーとスペースとの組合せは,反射光
の強弱のパターンとなる。このパターンを電気的に増幅
し,波形を整形すると,元のバーとスペースとの組合せ
が電気信号として再現される。この電気信号はデジタル
化されてコントローラに入力され,データ形式やエラー
のチェック後,数字や文字のデータに変換される。
【0008】したがって,図11に示すごとく,バーコ
ードリーダ94においては,その性能上バーコードラベ
ル82との距離Lが大きい場合,読み取り範囲Dが大き
くなる反面,小さなバーコードを読み取ることができな
くなる。一方,バーコードラベル82との距離Lが小さ
い場合には,読み取り範囲Dが小さくなる反面,小さな
バーコードを読み取ることができるようになる。そのた
め,バーコードリーダ94とバーコードラベル82との
距離Lを,適宜な範囲に設定している。また,バーコー
ドラベル82の長さBは,上記読み取り範囲D内に入る
ように設定している。
【0009】しかしながら,図11において一点鎖線に
より示すごとく,フォーク95の差し込み状態により,
バーコードリーダ94に対してパレット8の中心が左右
方向に距離Mだけ位置ずれした場合には,バーコードラ
ベル82上のバーコードにも距離Mだけ位置ずれを生ず
る。この不具合は,荷物にバーコードを配設した場合に
おいて,該荷物が位置ずれしたときにも生ずる。
【0010】その結果,バーコードラベル82が上記読
み取り範囲Dの外にはみ出し,バーコード820を読み
取ることができないおそれがある。また,リフトブラケ
ット93の高さが適当でない場合には,バーコードラベ
ル82が上下方向に位置ずれする。そのため,バーコー
ドラベル82が読み取り範囲Dの外にはみ出して,バー
コード820を読み取ることができないおそれがある。
更には,バーコードラベル82の一部に汚れや印刷不備
が生じている場合がある。この場合も,バーコード82
0を正確に読み取ることができないおそれがある。本発
明は,かかる従来の問題点に鑑み,バーコードが左右方
向又は上下方向に位置ずれしたり,バーコードの一部が
不鮮明な場合であっても,確実にバーコードを読み取る
ことができる,バーコード読み取り装置を提供しようと
するものである。
【0011】
【課題の解決手段】本発明は,フォークリフトのリフト
ブラケットに装着され荷物側のバーコードを読み取るた
めのバーコードリーダを有するバーコード読み取り装置
において,上記バーコードリーダは,その光軸が上下方
向に一定の傾斜角度を有するように上記リフトブラケッ
トに装着し,バーコードから離間した少なくとも2地点
において上下方向の2位置以上の部位でバーコードを読
み取るように構成したことを特徴とするバーコード読み
取り装置にある。
【0012】本発明において最も注目すべきことは,バ
ーコードが左右方向又は上下方向に位置ずれしたり,バ
ーコードが不鮮明な場合であっても確実にバーコードリ
ーダを読み取ることができるように,バーコードリーダ
を,その光軸が上下方向に一定の傾斜角度を有するよう
に傾斜配設したことにある。
【0013】ここで,バーコードリーダの傾斜角度を
θ,該バーコードリーダとバーコードラベルとの間の距
離をL,該バーコードリーダとバーコードラベルとの間
の配設高さ位置の差をHとすると,H=L×tanθの
関係が成立する。このとき,傾斜角度を一定とすると,
H=L×C(C:定数)となり,HはLに比例すること
が分かる。したがって,バーコードリーダの光軸は,バ
ーコードリーダとバーコードラベルとの距離が大きい場
合には,バーコードリーダの配設高さ位置から離れた位
置のバーコードラベルに当たる。一方,バーコードリー
ダとバーコードラベルとの距離が小さい場合には,バー
コードリーダの配設高さ位置に近い位置のバーコードラ
ベルに当たる。そのため,上下方向の2位置以上の部位
でバーコードを読み取ることが可能となる。本発明は,
この原理を利用している。
【0014】上記バーコードリーダは,下方に傾斜配設
する場合(図1及び図6参照),上方に傾斜配設する場
合(図4参照)がある。また,バーコードリーダによる
バーコードの読み取り手段としては,コントローラによ
り複数段のバーコードをソフトウエア的に識別処理する
方法(図1及び図4参照)がある。また,超音波センサ
等の距離測定器によりバーコードリーダからバーコード
までの距離を測定しつつ,複数段のバーコードを読み取
る方法(図6参照),データ形式やエラーのチェックを
行いつつ,1つのバーコードラベルにおける複数部位の
バーコードを読み取る方法(図8参照)などがある。
【0015】
【作用及び効果】本発明においては,例えばバーコード
リーダが下方に傾斜している場合には,バーコードリー
ダとバーコードとが一定距離だけ離れているとき,バー
コードリーダの光軸は,バーコードの下部に当たる。そ
こで,該バーコードリーダにより,まずバーコードの下
部を読み取る。更に,フォークリフトを前進移動させ
て,バーコードリーダをバーコードに徐々に近づける。
このとき,バーコードリーダの光軸は,徐々に上方へ移
動し,バーコードの上部に当たるようになる。そこで,
該バーコードリーダにより,次にバーコードの上部を読
み取る。なお,バーコードリーダを上方に傾斜させた場
合には,フォークリフトの前進移動に伴って,上方から
下方へ順次バーコードを読み取ることとなる。このよう
にして,上下方向の2位置以上の部位でバーコードを読
み取る。
【0016】そのため,バーコードが上下方向に位置ず
れしたり,バーコードの一部が不鮮明な場合であって
も,確実にバーコードを読み取ることができる。また,
このように上下方向に読み取ることから,バーコードを
上下方向に複数段に分割配置することが可能となる。こ
の場合,バーコードは,分割した分だけその左右方向の
長さが短くなる。そのため,バーコードが左右方向に位
置ずれした場合であっても,確実にバーコードを読み取
ることができるようになる。それ故,本発明によれば,
バーコードに左右方向又は上下方向の位置ずれが生じた
り,バーコードの一部が不鮮明な場合であっても,確実
にバーコードを読み取ることが可能な,バーコード読み
取り装置を提供することができる。
【0017】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかるバーコード読み取り装置につ
き,図1〜図3を用いて説明する。本例においては,バ
ーコードを上下方向に複数段に分割配置している。本例
装置は,図1に示すごとく,フォークリフトのリフトブ
ラケット92に装着され荷物80側のバーコード11
0,120を読み取るためのバーコードリーダ94を有
する。該バーコードリーダ94は,その光軸が上下方向
に一定の傾斜角度θを有するようにリフトブラケット9
2に装着し,バーコード110,120から離間した少
なくとも2地点において上下方向の2位置以上の部位で
バーコード110,120を読み取るように構成してあ
る。
【0018】上記バーコード110,120は,図3に
示すごとく,1つのバーコードを前半部分と後半部分と
に分けて,その前半部分をバーコード110として表示
し,その後半部分をバーコード120として表示したも
のである。該バーコード110は,バーコードラベル1
1に印刷形成してある。また,バーコード120は,バ
ーコードラベル12に印刷形成してある。
【0019】したがって,これらのバーコードラベル1
1,12の左右方向の長さは,従来のバーコードラベル
82(図10参照)の長さBの半分の長さB/2となっ
ている。また,これらのバーコードラベル11,12の
幅は,従来のバーコードラベル82の幅Aと同一幅とな
っている。そして,該バーコードラベル11は,パレッ
ト8の側面における下段側に貼着してある。また,バー
コードラベル12は,パレット8の側面における上段側
に貼着してある。
【0020】上記バーコードリーダ94は,バーコード
リーダブラケット21を介して,リフトブラケット92
の下部側のフォークバー922に,下方にθだけ傾斜さ
せて取り付けてある。この傾斜角度θの大きさは,バー
コードリーダ94の読み取り性能,及びその取り付け高
さ位置などを考慮して設定する。そして,バーコードリ
ーダ94を制御するためのコントローラ(図示略)に
は,上記2つのバーコード110,120の表示内容の
違いにより,両者のバーコード110,120を識別す
るように,プログラミングしてある。その他は,前記従
来例と同様である。
【0021】本例装置は,上記のように構成されている
ので,次の作用効果を呈する。即ち,バーコードリーダ
94によってバーコード110,120を読み取るに当
たっては,フォークリフトを前進させてパレット8のフ
ォーク差し込み穴81内にフォークを差し込んでいく
(図10参照)。そして,図1に示すごとく,バーコー
ドリーダ94とバーコード110,120との距離がL
1となったとき,該バーコードリーダ94の光軸940
は,下段側のバーコードラベル11に当たる。そこで,
該バーコードリーダ94により,まず下段側のバーコー
ドラベル11に表示したバーコード110を読み取る。
バーコードリーダ94によって読み取られたバーコード
110は,データ形式やエラーチェックの後,コントロ
ーラ内のメモリに一時記憶される。
【0022】更に,フォークリフトを前進移動させて,
図2に示すごとくバーコードリーダ94とバーコード1
10,120との距離がL2となったとき,該バーコー
ドリーダ94の光軸940は,上方へ移動し,上段側の
バーコードラベル12に当たるようになる。そこで,該
バーコードリーダ94により,上段側のバーコードラベ
ル12に表示したバーコード120を読み取る。
【0023】このとき,上記コントローラにおいては,
新たに読み取ったバーコード120を前に読み取ったバ
ーコード110と比較する。そして,両者のバーコード
110,120が異なるものであることを識別する。そ
こで,コントローラは,後者のバーコード120をデー
タ形式やエラーチェックの後,メモリ内に取り込む。
【0024】これらのバーコード110,120は,2
分割してあるため,従来のバーコードと比較して左右方
向の長さが半分となっている。そのため,バーコード1
10,120は,左右方向に位置ずれしていても,確実
にバーコードリーダ94の読み取り範囲内に入る。した
がって,バーコードリーダ94は,バーコード110,
120を確実に読み取る。
【0025】そして,コントローラ内においては,前に
一時記憶しておいたメモリの内容と,後に記憶させたメ
モリの内容とを,1つのバーコードのデータに合成す
る。そして,合成されたバーコードのデータは,荷物管
理情報として無線でコントローラから中央制御センサー
のホストコンピュータへ送信される。このように,本例
装置によれば,バーコード110,120に左右方向の
位置ずれが生じた場合であっても,確実にバーコード1
10,120を読み取ることができる。
【0026】実施例2 本例のバーコード読み取り装置につき,図4及び図5を
用いて説明する。前記実施例1がバーコードリーダ94
を下方に傾斜させているのに対して,本例においてはバ
ーコードリーダ94を上方に傾斜させている。また,前
記実施例1においてはパレット8にバーコードラベル1
1,12を配置しているのに対して,本例においては荷
物80にバーコードラベル11,12を配置している。
【0027】上記バーコードリーダ94は,図4に示す
ごとく,バーコードリーダブラケット22を介して,リ
フトブラケット92の下部側のフォークバー922に,
上方にθだけ傾斜させて取り付けてある。上記バーコー
ドラベル11は,上段側に配置してある。また,バーコ
ードラベル12は,下段側に配置してある。即ち,本例
においては,バーコードラベル11,12の配置が前記
実施例1とは逆になっている。その他は,前記実施例1
と同様である。
【0028】本例装置は,上記のように構成されている
ので,次の作用効果を呈する。即ち,図4に示すごと
く,バーコードリーダ94とバーコード110,120
との距離がL1のとき,バーコードリーダ94の光軸9
40は,上段側のバーコードラベル11に当たる。そこ
で,該バーコードリーダ94は,まず上段側のバーコー
ドラベル11に表示したバーコード110を読み取る。
【0029】そして,図5に示すごとく,バーコードリ
ーダ94とバーコード110,120との距離がL2と
なったとき,バーコードリーダ94の光軸940は,下
段側のバーコードラベル12に当たる。そこで,該バー
コードリーダ94は,次に下段側のバーコードラベル1
2に表示したバーコード120を読み取る。その他の作
用効果は,前記実施例1と同様である。
【0030】実施例3 本例のバーコード読み取り装置につき,図6及び図7を
用いて説明する。前記実施例1及び実施例2がコントロ
ーラによりソフトウエア的に複数段のバーコード11
0,120を識別しているのに対して,本例においては
超音波センサ3を用いて距離計測を行いつつ,バーコー
ド110,120の識別を行っている。
【0031】即ち,バーコードリーダブラケット21に
は,バーコードリーダ94の前面位置に合わせて,超音
波センサ3を取り付けてある。該超音波センサ3は,コ
ントローラに電気的に接続してある。また,コントロー
ラは,超音波センサ3とバーコード110,120との
距離が一定値L1,L2となったとき,バーコードリー
ダ94に制御信号を発するようにプログラミングしてあ
る。その他は,前記実施例1と同様である。
【0032】本例装置は,上記のように構成されている
ので,次の作用効果を呈する。即ち,図6に示すごと
く,超音波センサ3とバーコードラベル11,12との
距離がL1のとき,該超音波センサ3からの信号を受け
て,コントローラがバーコードリーダ94に制御信号を
発する。そして,バーコードリーダ94により,まず下
段側のバーコードラベル11に表示したバーコード11
0の読み取りを行う。
【0033】また,超音波センサ3とバーコードラベル
11,12との距離がL2となったとき,該超音波セン
サ3からの信号を受けて,コントローラがバーコードリ
ーダ94に再び制御信号を発する。そして,バーコード
リーダ94により,次に上段側のバーコードラベル12
に表示したバーコード120の読み取りを行う。その他
の作用効果は,前記実施例1と同様である。
【0034】実施例4 本例のバーコード読み取り装置につき,図8及び図9を
用いて説明する。前記実施例1〜実施例3が上下方向に
2段に分割配置したバーコード110,120を読み取
るようにしていたのに対して,本例は1段のバーコード
820を読みとるようにしている。上記バーコード82
0は,前記従来例に示したものと同様のものである。ま
た,バーコードリーダ94を制御するためのコントロー
ラには,単一のバーコードを読み取るように,プログラ
ミングしてある。その他は,前記実施例1と同様であ
る。
【0035】本例装置は,上記のように構成されている
ので,次の作用効果を呈する。即ち,図8に示すごと
く,フォークリフトを前進移動させて,バーコードリー
ダ94とバーコード820との距離がL1となったと
き,バーコードリーダ94の光軸940は,バーコード
ラベル82の略中央部に当たる。ところが,該バーコー
ドラベル82の一部に汚れや印刷不備が生じている場合
には,バーコードラベル82に表示したバーコード82
0の一部が不鮮明となっている。
【0036】このとき,コントローラは,データ形式や
エラーチェックによりバーコード820の異常を検出す
る。そのため,該コントローラは,該バーコード820
のデータを取り込まない。そこで,フォークリフトを更
に前進移動させる。これにより,バーコード820の読
み取り位置が上方へ徐々に移動する。そして,図9に示
すごとく,バーコードリーダ94とバーコード820と
の距離がL2となったとき,バーコードリーダ94の光
軸940は,正常なバーコード820に当たる。そこ
で,コントローラは,データ形式やエラーチェックの
後,バーコード820のデータを取り込む。
【0037】このように,本例装置によれば,バーコー
ド820の一部が不鮮明な場合であっても,確実にバー
コード820を読み取ることができる。また,上下方向
の2以上の部位でバーコード820を読み取るため,該
バーコード820が上下方向に位置ずれしている場合で
あっても,確実にバーコード820を読み取ることがで
きる。その他の作用効果は,前記実施例1と同様であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかるバーコード読み取り装置の概
略を説明するための側面図。
【図2】実施例1のバーコード読み取り装置の作用を説
明するための側面図。
【図3】実施例1のバーコードを配置したパレットの要
部正面図。
【図4】実施例2にかかるバーコード読み取り装置の概
略を説明するための側面図。
【図5】実施例2のバーコード読み取り装置の作用を説
明するための側面図。
【図6】実施例3にかかるバーコード読み取り装置の概
略を説明するための側面図。
【図7】実施例3のバーコード読み取り装置の作用を説
明するための側面図。
【図8】実施例4にかかるバーコード読み取り装置の概
略を説明するための側面図。
【図9】実施例4のバーコード読み取り装置の作用を説
明するための側面図。
【図10】従来のバーコード読み取り装置の概略を説明
するための側面図。
【図11】従来のバーコード読み取り装置の作用を説明
するための平面図。
【図12】従来のバーコードを配置したパレットの要部
正面図。
【符号の説明】
11,12,82...バーコードラベル, 110,120,820...バーコード, 21,22...バーコードリーダブラケット, 3...超音波センサ, 8...パレット, 80...荷物, 92...リフトブラケット, 94...バーコードリーダ, 940...光軸, θ...傾斜角度,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトのリフトブラケットに装
    着され荷物側のバーコードを読み取るためのバーコード
    リーダを有するバーコード読み取り装置において,上記
    バーコードリーダは,その光軸が上下方向に一定の傾斜
    角度を有するように上記リフトブラケットに装着し,バ
    ーコードから離間した少なくとも2地点において上下方
    向の2位置以上の部位でバーコードを読み取るように構
    成したことを特徴とするバーコード読み取り装置。
JP3215994A 1991-08-01 1991-08-01 バーコード読み取り装置 Pending JPH0539199A (ja)

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JP3215994A JPH0539199A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 バーコード読み取り装置

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Cited By (5)

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