JPH0539045Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0539045Y2
JPH0539045Y2 JP2901988U JP2901988U JPH0539045Y2 JP H0539045 Y2 JPH0539045 Y2 JP H0539045Y2 JP 2901988 U JP2901988 U JP 2901988U JP 2901988 U JP2901988 U JP 2901988U JP H0539045 Y2 JPH0539045 Y2 JP H0539045Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boxes
box
conveyor
row
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2901988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01134001U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2901988U priority Critical patent/JPH0539045Y2/ja
Publication of JPH01134001U publication Critical patent/JPH01134001U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0539045Y2 publication Critical patent/JPH0539045Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Closures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数個の箱を並べて接着する複数箱
体の接着装置に関するものである。
〔従来の技術〕
箱を複数個まとめて輸送、保管等を行なうため
に複数の箱を接着する場合、従来は、箱を並べて
その接触面の周囲を粘着テープで貼り合せてい
た。
このような粘着テープによる接着方法では、テ
ープにより接着するための装置(テープシーラ)
が必要であり、また、テープ代もコスト高の要因
となつていた。
そこで、箱の側面に接着剤を塗布して複数個の
箱を接着する方法が既に提案されている(特公昭
58−8978号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記公報に示された接着方法では、縦に一列で
搬送されてきた箱を横向きの一列に並べ変えて接
着する場合に限定され、例えば、箱が横向きで搬
送されてくる場合等には対応できないという問題
点があつた。
また、縦一列で搬送されてきた箱を、その搬送
方向の側方から押出板8によつて押出して横向き
の一列にするので、押出板8が設けられている側
の箱の側面には接着剤を塗布することができず、
しかも、押出した後の箱に接着剤を塗布すること
はできないため、上記方法では、押出板8および
塗布ヘツド14の配置が制約されるという問題も
あつた。さらに、先行する箱が搬送されていると
きに後方の箱を搬送速度よりも高速で押出して接
着するので、確実な接着ができないおそれがあつ
た。
本考案は、上記問題点を除くためになされたも
ので、横向きにして一列で搬送されてきた箱を2
個づつ接着することができ、また、押出手段や接
着剤塗布手段の配置の自由度が高く、しかも、強
固で確実な接着を行なうことができる複数箱体の
接着装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る複数箱体の接着装置は、列数変更
手段によつて、コンベア上を一列で搬送されてく
る箱を、押出し手段によつて少なくとも1つおき
に押出して2列に分岐させるとともに前後の位置
をずらした状態にし、これら2列のうちの一方の
列の箱の他の列に面している側面に、その箱が搬
送されてきたことを検知するセンサからの信号に
よつて接着剤塗布手段を差動させて接着剤を塗布
するとともに、接着される2個のうち先行する箱
をストツパにより停止させた後、これら2個の箱
を並列させ、圧着手段で押圧することにより接着
するものである。
〔作用〕
本考案に係る複数箱体の接着装置では、一列の
箱を2列に分岐し、かつ、前後の位置をずらした
状態にして、一方の列の箱に接着剤を塗布した
後、ストツパで停止させ、並列させてから圧着手
段によつて圧着するので、複数の箱が確実に接着
される。
〔実施例〕
以下、図示実施例により本考案を説明する。第
1図〜第3図は本考案の一実施例に係る複数箱体
の接着装置を示すもので、それぞれ平面図、正面
図および側面図である。図において、2は多数の
箱Bを一列で連続的に搬送する第1のコンベア、
4は第1コンベア2の下流端部に直交するように
配設された第2のコンベアである。6,8は第1
コンベア2の下流端部の上方に設けられた第1の
エアシリンダおよび第2のエアシリンダであり、
これら両エアシリンダ6,8のロツド10,12
の下方には、それぞれ、押出しプレート14,1
6が固定されている。各エアシリンダ6,8が作
動してロツド10,12が進退動すると、押出し
プレート14,16はそれぞれに固定されたスリ
ーブ15,17を介してガイドロツド18,20
に案内され、第1コンベア2と直交する方向、す
なわち第2コンベア4の進行方向に進退動して、
第1コンベア2上の箱Bを2列に分岐させつつ第
2コンベア4上に乗り移らせる。
第1エアシリンダ6の押出しプレート14は、
第2コンベア4方向を向いた正面部14aとこれ
に直交する側面部14bとから成るL字状をな
し、また、第2エアシリンダ8の押出しプレート
16は、第2コンベア4方向を向いた1枚のプレ
ートから成つている。
第1コンベア2の未満には、このコンベア2上
を搬送されてきた箱Bを停止させる停止板2が固
定されている。この停止板22の上方には、第1
のセンサ24が設けられており、第1コンベア2
上を搬送される箱Bが、第1エアシリンダ6の押
出しプレート14の位置に達したことを検知し
て、このシリンダ6を作動させる。また、第1コ
ンベア2の側部の第2エアシリンダ8に対応する
位置には、第2のセンサ26が設けられており、
このセンサ26からの信号によつて第2エアシリ
ンダ8が作動される。
第2コンベア4は箱Bを2列で搬送できるよう
になつており、上記第1エアシリンダ6によつて
第1コンベア2から第2コンベア4上に移された
箱Bは第1の列4a上を、第2エアシリンダ8に
よつて第2コンベア4上に移された箱Bは第2の
列4b上を搬送される。
第2コンベア4の第1列4a側の側部には、糊
吹き装置28がコンベア4上に向けて配設されて
おり、この装置28に隣接して設けられたセンサ
30a,30bによつて所定の箱B(本実施例で
は、第1列4a上の箱Bが通過した後それに続い
て第2列4b上を搬送される箱B)が前面に達し
たことを検知したときに、その信号によつて作動
されて第2列4b上の箱Bの第1列4a側の側面
に糊付けを行なう。
第2コンベア4の下流側には、このコンベア4
上に出没可能なストツパ32が設けられている
(上記第1図と第4図および第5図を参照)。スト
ツパ32は断面L字状のプレート34とこれを昇
降させるシリンダ35とから成つており、L字状
プレート34の垂直部34aを第2コンベア4上
に突出させた時に、このコンベア4上を搬送され
てきた箱Bを停止させ、コンベア4面より下方に
没した時には、その箱Bを通過させるようになつ
ている。
ストツパ32によつて箱Bが停止される位置の
第1列4a側の側部には、箱Bの側面を支持する
支持プレート36が固定されている。また、その
向かい側すなわち第2列4bの側部には、圧着シ
リンダ38が配設されている。圧着シリンダ38
のロツド40には、押圧プレート42が取付けら
れており、シリンダ38が作動されると、押圧プ
レート42は第2コンベア4の第2列4b上に前
進され、この第2列4b上の箱Bを第1列4a側
へ向けて押圧する。上記支持プレート36上およ
び圧着シリンダ38上には、それぞれセンサ3
7,39が設けられており、センサ37によつて
第1列の箱Bがストツパ32に達したことを、そ
して、センサ39によつて第2列の箱Bがストツ
パ32に達したことを確認した後圧着シリンダ3
8を作動させる。なお、上記支持プレート36お
よび押圧プレート42の先端部は僅かに外方へ折
り曲げられており、第2コンベア4上を搬送され
る箱Bが干渉しないようになつている。
第2コンベア4の上記ストツパ32よりさらに
下流側の両側には、圧着シリンダ38によつて接
着された箱Bをより確実に接着するため圧着ベル
ト44,45が設けられている。両圧力着ベルト
44,45は、それぞれ、上下流の2つのローラ
46,48に掛け回されて第1図の矢印A方向に
走行する。両圧着ベルト44,45のコンベア4
側の部分は、内側に配設された多数の支持ローラ
50によつて支持されて内側に撓まないようにな
つている。一方の圧着ベルト45(第1図上方)
の取付けフレーム52は、その下部の2ケ所が、
チエーン53で連結された(第5図参照)2本の
スクリユー軸54,56に螺合されており(第6
図参照)、駆動側スクリユー軸54を回転させる
ことによりその圧着ベルト45を移動して、他方
の圧着ベルト44との間隔を調整することができ
る。上記取付フレーム52には、スクリユー軸5
4,56に螺合されている部分の両側2ケ所にス
リーブ58が固定され(第4図参照)、これらス
リーブ58がガイドロツド60、62に摺動自在
に嵌合され、圧着ベルト45を移動する際には、
これらガイドロツド60,62に案内される。
また、上記圧着シリンダ38も同一の取付フレ
ーム52上に固定されおり、圧着ベルト44,4
5の間隔を変更する場合には、圧着シリンダ38
の位置も同時に変更される。
次に、上記構成に係る複数箱体の接着装置の作
動について説明する。第1コンベア2は多数の箱
Bを横向きの状態で連続的に搬送する。第1およ
び第2シリンダ6,8はともにロツド10,12
を突出させた状態、すなわち押出しプレート1
4,16が第1コンベア2の側部へ移動している
状態にあり、先頭の箱Bは停止板22の位置迄前
進する。この箱Bを第1センサ24が検知して第
1シリンダ6を作動させ、上記先頭の箱Bを第2
コンベア4の第1列4a上に乗り移らせる。
第1シリンダ6をそのまま停止させておくと、
2番目の箱Bは第1シリンダ6に固定された押出
しプレート14の側面部14bに当たる迄前進す
る。この時、第2センサ26がこの箱Bを検知し
て第2シリンダを作動させ、2番目の箱Bは第2
コンベア4の第2列4b上に乗り移される。
第1の箱Bと第2の箱Bとは、第2コンベア4
の第1列4aと第2列4bとに分けられ、前後し
て前進し、第1の箱Bがセンサ30a,30b間
を通過し、続いて第2の箱Bがセンサ30a,3
0b間に達したときに糊吹き装置28を作動さ
せ、第2の箱Bのコンベア第1列4a側に向いて
いる側面に糊を吹き付ける。
その間、第1の箱Bはさらに前方を進んでスト
ツパ32によつて停止される。糊が吹き付けられ
た第2の箱Bも先頭の箱Bに続いてストツパ32
の位置に達して停止し、2つの箱Bはコンベア4
上の同位置に並ぶ。第1の箱Bおよび後続の第2
の箱Bがストツパ32に達したことを、センサ3
7,39がそれぞれ確認し圧着シリンダ38を作
動させる。すると、第2の箱Bはコンベア第2列
4b上で第1列4a側へ向けて押圧され、第1の
箱Bは支持プレート36によつて支持されている
ので、第2の箱Bの糊の付いた側面が第1の箱B
の向かい合う側面に押し付けられ、2つの箱Bは
接着される。
その後、圧着シリンダ38が後退し、ストツパ
32が下降すると、接着された2つの箱Bは再び
コンベア4によつて搬送され、両圧着ベルト4
4,45間に進入する。両圧着ベルト44,45
のコンベア4側の部分の間隔は、接着された2つ
の箱Bの幅とほぼ等しいか僅かに小さくなつてお
り、また、その部分ではベルト44,45がコン
ベア4と同方向に進行しているので、両ベルト4
4,45間に進入した2つの箱Bは、両側からベ
ルト44,45によつて圧迫されつつ前進してよ
り強固に接着される。
以上のように一列で搬送されてきた箱を2列に
分岐し、かつ、前後にずらした状態にした後、一
方の箱に接着剤を塗布し、横に並べ両側から押圧
して接着するので、粘着テープ等を必要とするこ
となく、2個の箱を強固な接着力により接着する
ことができる。また、横向きで搬送されてきた箱
を縦方向に向きを変えて接着することができる。
第7図は第2の実施例を絞めろもので、コンベ
ア104上を縦一列で搬送された箱Bを、列数変
更手段106によつて2列に分岐させ、接着剤塗
布手段128によつて糊付けした後、2列の箱B
をストツパ132によつて停止した位置で並列さ
せ、圧着手段138により押圧して接着する。本
実施例では、接着される2個の箱Bのうち先行す
る箱Bをそのまま進行させ、この箱Bの通過をセ
ンサ130によつて検知し、ストツパ132によ
つて停止している間に糊を吹き付けるとともに、
第2の箱Bを同じコンベア104上の他の列に移
動させ、上記第1の箱Bと並んでストツパ132
により停止した後圧着手段を作動させる。
この実施例では、同一コンベア104上で箱B
の方向を変えることなく2つの箱Bを接着するこ
とができる。
第8図は第3の実施例を示すもので、コンベア
204上を横向きに一列で搬送される箱Bを2個
づつ接着するものである。本実施例では、第1番
目の箱Bはそのままコンベア204上を前進さ
せ、2番目の箱Bを列数変更手段206によつて
コンベア204外へ押し出す。この2番目の箱B
が送られてきたことをセンサ230によつて、検
知して接着剤塗布手段228を作動させる。その
後、並列手段264によつて、ストツパ232の
前に停止している第1の箱Bを、第2番目の箱B
と同様にコンベア204外に押し出して2つの箱
Bを並べ、圧着手段238により押圧して接着す
る。
上記第1および第2の実施例では、2列に分岐
され、かつ前後に位置がずれている2つの箱は、
先行する箱がストツパで停止している間に後続の
箱がコンベアによつて搬送されることにより並列
するが、本実施例では、シリダ等の並列手段26
4によつて2個の箱を並列させるようにしてい
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、一列で搬送
された箱を2列に分岐させ、かつ、前後の位置を
ずらした状態にし、一方の列の箱を側面に接着剤
を塗布した後、各列の箱を並列させて圧着するよ
うにしたので、横向き一列の状態で搬送されてき
た箱を2個づつ接着することができ、また、箱が
縦向きで搬送されてきた場合に適した構成にする
こともできる。しかも、2個の箱を強固に接着す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る複数箱体の接
着装置の全体を示す平面図、第2図は両コンベア
の交差部の正面図、第3図は側面図、第4図は圧
着シリンダ部の横断面図、第5図は圧着ベルト部
の横断面図、第6図は圧着ベルト部の第1図上方
から見た側面図、第7図および第8図はそれぞれ
異なる実施例の概略平面図である。 B……箱、4……コンベア、6,8……エアシ
リンダ(列数変更手段)、28……糊吹き装置
(接着剤塗布手段)、30a,30b……糊吹き装
置を作動させるセンサ、32……ストツパ、38
……圧着シリンダ(圧着手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベア上を一列で搬送されてくる箱を、押出
    し手段によつて少なくとも1つおきに押出して2
    列に分岐し、かつ、前後の位置をずらした状態に
    する列数変更手段と、一方の列の箱の他方の列に
    面している側面に接着剤を塗布する接着剤塗布手
    段と、接着剤を塗布される箱が搬送されてきたこ
    とを検知し、その信号によつて上記接着剤塗布手
    段を作動させるセンサと、接着される箱のうち先
    行する箱を停止させるストツパと、2列の箱を並
    列させる並列手段と、並列した2個の箱を押圧し
    て圧着する圧着手段とを備えた複数箱体の接着装
    置。
JP2901988U 1988-03-04 1988-03-04 Expired - Lifetime JPH0539045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2901988U JPH0539045Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2901988U JPH0539045Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01134001U JPH01134001U (ja) 1989-09-12
JPH0539045Y2 true JPH0539045Y2 (ja) 1993-10-04

Family

ID=31252859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2901988U Expired - Lifetime JPH0539045Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0539045Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01134001U (ja) 1989-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI59751B (fi) Wellpapp samt foerfarande och apparatur foer framstaellning av densamma
CN1020691C (zh) 稳定立方形(香烟)包装件形状的设备
JPH09509389A (ja) パッケージ計測システムおよび集積装置
US6435332B1 (en) Conveyor module for simultaneous translation and rotation of products
US20040251112A1 (en) Conveying device for conveying stock on pallets or the like with change of direction
US20130081360A1 (en) Corner protector placement system and method and related pallet wrapping system and method
JPS6014966A (ja) 糊付装置
JPH0539045Y2 (ja)
EP0824457B1 (en) Label applying apparatus
JPH04112123A (ja) テープ貼付装置用自動移送装置
JPH07503445A (ja) 印刷製品によって形成されたうろこ状流れを移送する装置
US20190169924A1 (en) Method and device for sealing insulated glass blanks
US7331164B2 (en) Apparatus for strapping a packaged item
JP4592863B2 (ja) ラベル角貼り機におけるラベル貼付け物体案内装置
JPS6317728B2 (ja)
JPS58135022A (ja) 取扱物の中心合せ装置
JP2680700B2 (ja) 包装装置
JPH066005Y2 (ja) 海苔の搬送包装装置
JP5709392B2 (ja) 板状部材のラベル貼付装置
JPS6240983Y2 (ja)
JPS6026012Y2 (ja) パネル搬送装置
JPH0557708A (ja) 板体の接着方法
JPS584530U (ja) 容器搬送経路の分岐装置
JPH054281B2 (ja)
SU1576452A1 (ru) Конвейер