JPH04112123A - テープ貼付装置用自動移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、箱の本体と蓋との合わせ目に粘着性テープを
貼り付けて荷造りするテープ貼付装置に関し、特にこの
装置に箱を自動的に移送するテープ貼付装置用自動移送
装置に関する。

（従来の技術） 例えば魚市場では、発泡スチロールの箱（トロ箱）に魚
を氷詰めして出荷している。つけもの、野菜、果実等の
輸送にもこの箱は使用されている。この出荷作業におい
て、作業員は発泡スチロールの箱本体と蓋（一般には平
板状である）との合せ目に粘着性テープを手作業にて貼
り付けていた。そこでこの作業を能率的に行なうため、
特開平２−１３５６９号公報において開示されているよ
うな機械的にテープの張り付けを行なう装置が開発され
効果をあげている。

（発明が解決しようとする課題） 上記のようなテープ貼付装置においては、装置の回転台
に箱を載置すれば、テープ貼付作業はすべて自動的にな
されるが、作業の終了した箱の移送およびテープ貼付作
業すべき次の箱を回転台に載置する作業は人手にたよら
ざるを得す、したがって、少なくとも一人の作業員をこ
れらの作業にあてることが要求される。

本発明は、以上のような課題を解決し、テープ貼付装置
への箱の搬入とテープ貼付装置がらの搬出を自動的に行
なうことにより、テープ貼付作業の無人化を可能とし、
作業効率の改善および作業の低コスト化を図ることを目
的とする。

（課題を解決するための手段） この目的を達成させるために、本発明は次のような構成
としている。

すなわち、架台上部に設けられた、一方向に被封かん箱
を移送するための複数のローラと、前記ローラの最下流
端に設けられた、移送されてきた被封かん箱を制止する
ガイドストッパと、 前記被封かん箱が前記ガイドストッパに当接したときを
感知するリミットスイッチと、前記ガイドストッパに対
し少くとも被封かん箱の中間階を置いて上流に位置し、
ローラの移送面から出没自在に設けたストッパと、前記
リミットスイッチからの信号により起動する、前記ロー
ラの移送方向に対し直交する方向に伸縮するピストンロ
ッドを備えたエアシリンダおよび前記エアシリンダを、
そのピストンロッドの伸縮方向に移動させるロッドレス
シリンダとからなる押圧移送手段とからなる。

（作　用） コンベア等により移送されてきた被封かん箱は移送装置
の架台上部に設けられたローラを移動してきて、前記箱
の一側部がガイドストッパに当接して制止する。このと
き、このガイドストッパに設けられたリミットスイッチ
をこの箱の側部が押してこのスイッチをＯＮする。する
と、ロッドレスシリンダが作動して箱をコンペアとの移
送方向に対して直交する方向すなわちローラの長平方向
に押圧し、一定の距離をテープ貼付装置の方に移送する
。つづいて、このロッドレスシリンダの上部に一体的に
設けられたエアシリンダが所定距離伸長して箱をテープ
貼付装置の回転台上に載置する。この開広の被封かん箱
はストッパで停止されている。このとき、この回転台上
にあったテープ貼付作業済みの箱をところ天式に次のロ
ーラ装置へと移送するものである。

エアシリンダおよびロッドレスシリンダが元の位置に戻
ると、これを適宜検知手段で検知し、その信号によりス
トッパをローラの移送面から引込め、ストッパで停止さ
れていた次の被封かん箱をガイドストッパまで移送する
。

（実施例） 第１図において、Ａは自動移送装置で、その右側にはテ
ープ貼付装置Ｂ、さらにその右側には搬出用ローラ装置
Ｄ、そして自動移送装置Ａの手前には搬入用ローラ装置
Ｃを配置する。

第２図および第３図により自動移送装［Ａの構成につい
て説明する。架台ｌの上面には駆動ローラを含む複数本
のローラ２をテープ貼付装置Ｂにたいし直角方向に軸着
する。架台１の両梁部材３，３に上部桁部材４を装架し
、この上部桁部材−４の上に長手方向に押圧移送手段５
のロッドレスシリンダ６の固定部７を取付ける。

この固定部７には可動部８が長手方向に移動可能に取付
けられている。

ロッドレスシリンダ６の可動部８にはエアシリンダ９を
固定するための固定部材１０を固着する。固定部材１０
は、側面からみて略コの字状の形状で、ローラ２間を通
過してその上方に延びている。そして、下部平板材１０
ａと上部平板材１０ｂとは平行になっており、それらの
一端部は縦板材１０ｃにより溶接で連結されている。ま
た、三角形状の補強板１０ｄはその２辺を上部平板材１
０ｂと縦板材１０ｃに溶接されている。更に台形状の補
強板１０ｅはその斜辺を除く他の３辺を下部平板材１０
ａ　、縦板材１０ｃおよび上部平板材１０ｂにそれぞれ
溶接して取付けられている。

上部平板材１０ｂ上に取付けたエアシリンダ９は、公知
の構造を備えており、シリンダ本体１０、ロッド１１、
ロッド頭部１２、スライドシャフト１３およびボールネ
ジ１３ａ等から構成される。

架台１の上部に、ガイドストッパ１４をローラ２と平行
に取付金具１５を介してボルト等により取付ける。取付
金具１５の中央部には長孔１４ａを穿設し、被封かん箱
Ｗの大きさによってガイドスト・ツバ１４の位置を調節
できるようにする。このガイドストッパ１４はローラ装
置Ｃから移送されてきた被封かん箱Ｗを所定位置に停止
するとともに、抑圧移送手段５によって箱Ｗをテープ貼
付装置Ｂに移送するときのガイドの役目を果すものであ
る。

また、ガイドストッパ１４の中央部には、リミットスイ
ッチ１６を取付け、被封かん箱Ｗがガイドストッパ１４
に当接したとき、スイッチ１６をＯＮして押圧移送手段
５を作動させるようにする。

自動移送装置Ａとローラ装置Ｃとの間にストッパ】７を
設け、装置Ａ上の被封かん箱Ｗをテープ貼付装置Ｂに移
送し、押圧移送手段５が始動の位置に戻ったときのみス
トッパ１７を下方に引き込み、次の箱Ｗを装置Ａ上に移
送できるようにする。箱Ｗがストッパ１７の上を通過す
るとストッパ１７が再度上方に突出し、次の箱が押圧移
送手段５のローラ２に移動するのを阻止する。

ストッパ１７を出没自在に設ける手段としては、押圧移
送手段５が元の位置に戻ったとき、これを適宜の検知手
段で検知し、その検知信号により作動するエアシリンダ
と連結する構成などがある。

次に作用について説明する。

ベルトコンベア等（図示なし）によってローラ装置Ｃ上
に移送されてきた被封かん箱Ｆは自動移送装置への直前
に突出したストッパ１７により一時停止される。押圧移
送手段５が図面上左端、すなわち始動の位置にあること
が確認されると、ストッパ１７が下方に引き込まれ、箱
Ｗは自動移送装置Ａのローラ２上を移動しガイドストッ
パ１４に当接する。箱Ｗがストッパ１７の上を通過し終
るとストッパ１７は再度上方に突出して次の箱の移動を
阻止する。

箱Ｗがガイドストッパ１４に当接したとき、同時にガイ
ドストッパ１４の中央部に取付けられたリミットスイッ
チ１６に接触して、押圧移送手段５の操作が開始する。

ロッドレスシリンダ６の可動部８がエアシリンダ９とと
もに図面上右方向に移動しながら、ロッド頭部１２によ
って箱Ｗをテープ貼付装置Ｂ方向に所定距離だけ押圧移
動し、その後エアシリンダ９のロッド１１が伸長して、
テープ貼付装置Ｂの回転台上に載置する。第４図および
第５図がこのときの状態を図示している。このとき、前
記回転台上において、既にテープ貼付作業の終了した箱
Ｗは押圧移送手段５により移送されてきた箱Ｗによって
ところ大成にローラ装置Ｂの上に移送される。

そしてこの箱Ｗはローラ装置Ｂの右側に接続されたベル
トコンベア等（図示なし）により所望の場所に運ばれる
。なお、ローラ装置ＣおよびＤはモータによって常時ま
たは断続的に回転させて良いし、またはローラ装置に傾
斜を与えることにより箱の自重により移動するようにし
てもよい。

（発明の効果） 本発明は前記構成からなるものであるから、テープ貼付
装置への被封かん箱の移動を自動的に行いつるものであ
り、テープ貼付作業を無人化で行うことができ、かつ、
直角方向へ方向転換しながら移送する構造であるので、
ラインに容易に挿入して利用できるというメリットがあ
り、またエアシリンダとスピンドレスシリンダとの組合
わせにより小規模にもかかわらず、ストロークを太き（
とることができ、迅速性が期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例の平面配置図、第２図は本
発明による実施例の平面図、第３図はその側面図、第４
図は被封かん箱をテープ貼付装置上に載置した状態を示
す平面図、第５図はその側面図である。 Ａ・・・自動移送装置、　Ｂ・・・テープ貼付装置、Ｃ
・・・搬入用ローラ装置、 Ｄ・・・搬出用ローラ装置、 １・・・架台、２・・・ローラ、５・・・押圧移送手段
、６・・・ロッドルスシリンダ、 ９・・・エアシリンダ、　１４・・・ガイドストッパ１
６・・・リミットスイッチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）架台上部に設けられた、一方向に被封かん箱を移
   送するための複数のローラと、 前記ローラの最下流端に設けられた、移送 されてきた被封かん箱を制止するガイドス トッパと、 前記被封かん箱が前記ガイドストッパに当 接したときを感知するリミットスイッチと、前記ガイド
   ストッパに対し少くとも被封か ん箱の巾間隔を置いて上流に位置し、ローラの移送面か
   ら出没自在に設けたストッパと、前記リミットスイッチ
   からの信号により起 動する、前記ローラの移送方向に対し直交する方向に伸
   縮するピストンロッドを備えたエアシリンダおよび前記
   エアシリンダを、そのピストンロッドの伸縮方向に移動
   させるロッドレスシリンダとからなる押圧移送手段と からなることを特徴とするテープ貼付装置用自動移送装
   置。